こんにちは。おきゃんママこと加藤ひとみです。
今日はですね、長く続けて分かることだけど
気づいた時には手遅れになりかねない、ちょっと怖い話を。
長年、美容のコンサルティングを行ってきた身として
率直にお伝えしたいと思います。
お肌の悩みの裏には、必ず原因があるのでございます。
どんな美容法であれ、淡々と継続していると
それが習慣になって当たり前になるので、
ある日突然、え?どうしてこんなことに?
と驚いても、原因がその長年の習慣にあるとは意外と気付きにくかったりする。
結構あるある話なので、これからお伝えする内容に心当たりがある方は
ぜひ、これを機会に見直してみてください。
●誤算その1
<年齢にしては深すぎる口の横の深いシワ>
◆考えられる原因
↓
数ヵ月から数年にわたって行ってきた、口周りの強いマッサージ
一時期流行った、骨を感じるくらいまで圧を加える強いマッサージ。
法令線を伸ばすように、口角から斜め上方向に強いマッサージを行った結果、
口横の皮膚が重なったようなひどい法令線を作った人を何人もみてきました。
このマッサージ法は結構長い期間ブームになりましたよね。
やっているときは、直後に顔がすっきりしてみえるので
(一時的にリンパの流れがよくなるため)
効果があるような気がするのです。そしてハマってしまいます。
でも、繰り返し皮膚を強く引っ張ることで、確実に皮膚は伸びていきます。
伸びた皮膚は行き場を失い、口の横で重なるしかないのであります。
☆改善策
↓
今すぐマッサージの類を一切やめること。
とはいえ、真皮まで及ぶ深いシワの場合は、
完全には改善できません!
真皮の線維が断裂した場合は無理なのです。
私が以前お見かけした方は、口の横が二つ折り(ひだが重なった状態)
になっていました。
そこまでいくまでに早めに悪い習慣を見直しましょう。
●ほうれい線に強いマッサージは逆効果!ほうれい線の正しい消し方
●誤算その2
<どんなにこってりした化粧品で保湿しても
お昼過ぎには顔がカピカピになるくらい乾燥する>
◆考えられる原因
↓
化粧品に含まれている合成界面活性剤
体調不良以外ではもう、合成界面活性剤の悪さとしか考えられませんね。
これはもう何度もお伝えしているので
こちらで詳しく話しませんが、
化粧品に含まれている合成界面活性剤は洗剤と同じと思ってよいです。
特にクレンジング剤に含まれているものは、台所洗剤と同じ成分です。
洗顔類でなくても、高級ブランドの化粧品は
合成界面活性剤と合成ポリマーが何種類も入っていることが多いものです。
ぜひ全成分を参照してみてください。
値段が高ければ肌を美しくする、というのはもう神話ですね。
☆改善策
↓
肌のバリアを壊す合成界面活性剤と合成ポリマーが
完全無配合の化粧品に切り替える(ケミカル絶ち)
年齢重ねてもシワが目立たない肌になるには、ケミカル断ちしかありません。
肌が乾燥するイコール、シワが量産されている状態と思って間違いない。
ケミカル断ちをしてしばらくすると肌のキメが揃ってきます。
これは肌の角質が整ってバリア機能が回復してきたことを意味します。
ケミカル断ちってなに?
ケミカル断ちに挑戦したいんだけど、何からやっていいか分からない
という方は、
「ケミカル断ち専門無料メールレッスン」~肌のたるみ改善をサポートする
を読んでみてください。
●誤算その3
<熱心にお手入れしているのに肌がくすんできた>
◆考えられる原因は2つ
↓
・紫外線対策が不十分
・肌への継続的な刺激
日がサンサンと降り注いでいるのに、日傘をささずに歩く女性、
特に都会ではとても多いですよね。
若い人は肌に過信があるのか、焼けてもすぐに戻る、というのは10代のうちだけ。
20代過ぎると日焼け止めを塗っているから大丈夫とは安心はできない。
30代なかばから顔中に小さなシミが目立つようになり
それがどんどん濃く大きくなって、
はて、紫外線対策してるのに、何でだろう?と不思議に思う。
以前の紫外線によるダメージが目に見えてくるのは
10年たってから、というのはよくあることなのです。
あと、美肌オタクのような方、いますよね。
お肌が気になって気になって、何かしらいじりたくて仕方がない、という人。
(30代の頃のわたしです)
そういう人は、毎日肌にいいこと(と信じている)をしないと気が済まない。
洗顔と普通の手入れだけでは一日が終わった気がしない。
肌が温かく、かっかとほてるぐらいに何かをすると
あ~今日も一日終わった・・・と安心して寝られる。
ここまでいくと中毒ともいえる。
パック、マッサージ、ピーリング、叩いたり、冷やしたり、温めたり…
なにかしていると肌が綺麗になると思い込んでいるのでしょう。
お肌というのは、ある程度自由にのびのび、放置ぐらいの方が良いのです。
ある意味子育てと同じなのかも。
口の出しすぎ手の出しすぎは害でしかない。
でも、そういう人にそれを指摘すると、
「私はあまりお手入れできてない」
「もっとしないと肌は綺麗にならない、こんなんじゃ不十分」
とかなんとかおっしゃるのです。
しばらく肌を刺激せず、化粧品も最小限にして治癒力を引き出していけば
くすみが取れてくるものなのですけどね。
美肌オタクは、良い方に転べば、とっても美しい肌になれますが
方向性を間違えると、悪影響でしかないのです。
先ほど子育て、と言いましたが、植物でも同じこと。
根腐れをおこしてしまいます。
お肌の根腐れは、根が深く、結果的にひどい敏感肌に陥ってしまいます。
☆改善策
↓
過度な肌の手入れを止める、というか「肌のことを考えるのをやめる」。
とかくこういう方は、肌のことが一日中頭から離れない。
鏡をみては不足を思う。
もっとあれをしなくちゃ、手入れが足りないから肌が綺麗にならならないのだ、と思い込んでいる。
少しリラックスしてお肌を見つめましょう。
ほとんど手入れをしていないデコルテ周りの皮膚が美しいように
紫外線対策さえしっかりしておけば、
肌は放っておいても自分で美しくなるものです。
それでは、今日も元気にお過ごし下さい!(^^)
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