↑「乾燥肌」を改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
乾燥の季節には、保湿重視のファンデーションが必須です。
特に乾燥した時期ではなくても、肌をとことん潤してくれるファンデーションは肌荒れを防止しツヤツヤのお肌を維持するために欠かせない存在ですね。
また、女性にとっては、メイクの仕上がりがキレイかどうかは大きな問題でもあります。とくにベースのファンデーションがキレイに仕上がると、その日1日を気持ち良く過ごせるものです。
逆にファンデーションのノリが悪かったり、時間が経ったあとのファンデーションが乾燥でカピカピになっていたりすると、テンションが下がってしまいます。
肌が乾燥するこの季節、肌をしっかりと保湿してキレイをキープしてくれるファンデーションはどんなものでしょうか?また、乾燥肌でも乾かない保湿ファンデーションを選ぶためには、どうすればいいのでしょうか?
今回は、肌の乾燥を防いで保湿してくれるファンデーションのおすすめ品とメイクのコツ、メイク後もずっと潤いを維持する方法をご紹介します!
目次
1.保湿ファンデーションは美肌つくりに必須
ファンデーションの役割は、肌をキレイに見せるだけではありません。肌を乾燥や紫外線などの外的要因から守り、肌の美しさを維持するためのものでもあります。
しかし、乾燥肌の人にとって、冬の時期は悩みが多いものですよね。肌はカサカサするし、ファンデーションを塗ると肌がゴワゴワした感じでノリが悪いし……。
ファンデーションを塗ったあとの肌がシワっぽくなってしまったりして、メイクをする際のテンションも下がってしまいます。
自分の肌に合う保湿力の高いファンデーションは、なかなか見つからないと悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。
2.しっかりと保湿してくれるファンデーションはこう選ぶ!
ファンデーションを塗ったあとの肌がカサつく、シワっぽくなる、メイクがすぐ取れる、といった乾燥肌の場合は、肌を徹底的に保湿してくれるファンデーションを選ぶことで症状を軽減することができます。
肌が乾燥する場合のファンデーションの選び方のポイントは、3つあります。
●しっとりタイプのファンデーションを選ぶ
●肌に負担の軽いファンデーションを選ぶ
●落としやすいファンデーションを選ぶ
各ポイントについて詳しく解説します。
2-1.しっとりタイプのファンデーションを選ぶ
肌が乾燥すると、メイク崩れが気になるものですが、「崩れないタイプ」のファンデーションは、どちらかというと汗や皮脂に強いものが多く、肌の乾燥を招きます。
肌の乾燥が気になる場合は、「しっとりタイプ」のファンデーションを選ぶのがおすすめです。美容成分がたっぷりと配合されたものなら、肌を保湿しつつ肌の色を整えてくれるので、乾燥肌でもキレイに仕上がります。
ファンデーションのタイプでは、クリームファンデーションが一番保湿力は高いといわれていますが、リキッドファンデーションやパウダーファンデーションでも、肌にうるおいを与えてくれるファンデーションはあります。
サンプルなどを使用してみて、肌の乾燥が気にならないかどうか使用感をチェックしつつファンデーションを選ぶといいでしょう。
2-2.肌に負担の軽いファンデーションを選ぶ
肌が乾燥しているということは、肌のバリア機能が低下していると考えられます。肌のバリア機能が正常に働いていれば、肌の水分や脂質が外に逃げることはなく、肌に留まるため、肌が乾燥することはないからです。
肌のバリア機能が低下しているということは、肌が外部からの刺激を受けやすい状態にあるということです。ですから、ファンデーションを選ぶ際には、保湿効果だけでなく、肌への負担が軽いかどうかという点も考慮するようにしましょう。
2-3.落としやすいファンデーションを選ぶ
ウォータープルーフなどの落ちにくいファンデーションだと、洗浄力の高いクレンジング剤でないと落とすことができません。洗浄力の高いクレンジング剤を使用すれば、肌に必要なうるおいをすべて奪ってしまいます。
肌の乾燥で悩まされている場合は、通常のクレンジング剤でも簡単に落ちるような、落としやすいファンデーションを選ぶのがおすすめです。
3.保湿重視のおすすめのファンデーション
肌の乾燥が気になる場合は、しっとりタイプで肌への負担が軽く、落としやすいファンデーションを選びましょう。
この3つのポイントをクリアした、保湿重視の人におすすめのファンデーションをご紹介しますので、ファンデーション選びで悩んでいる方は参考にしてみてください。
3-1.セリフ(Selif) UVファンデーション
セリフ クリーミータッチUVファンデーション SPF50+・PA++++
合成界面活性剤、合成ポリマー、シリコン、パラベンなど、肌に負担となる成分を使わずにつくられたクリームタイプのファンデーション。
SPF50+、PA++++と、高い紫外線防止効果を持ちながら、紫外線吸収剤は無配合なので、バリア機能が低下した肌にもやさしいのが特長です。
スクワランやホホバ種子オイル、オリーブオイルといった保湿成分が配合されていますので、うるおいが持続します。
● 公式サイト
3-2. MiMC(エムアイエムシー) ミネラルクリーミーファンデーション
美容液バームに天然ミネラルパウダーを溶かしたクレンジング不要のクリーミーファンデーション。プロポリスエキスや植物美容エキス配合で、肌を保湿しつつメイクが可能です。
SPF20、PA++で、日常紫外線もカットしてくれます。
※2024年5月時点で販売終了しております。
3-3.オンリーミネラル アクアリフトBBクリーム
石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、パラベン、エタノール、鉱物油を使用せずにつくられたBBクリーム。1本で日焼け止め、化粧下地、ファンデーション、美容液、フィニッシングパウダーの5役をこなす多機能リキッドファンデーションです。
美容成分が95%と保湿力が高いので、乾燥が気になる肌もしっとりと仕上げてくれます。
● 公式サイト
3-4.ヴァントルテ 美容液ミネラルリキッドファンデーション
石油系界面活性剤、シリコン、紫外線吸収剤、鉱物油、タール色素、合成香料無配合の肌にやさしいフミネラルリキッドァンデーション。保湿力が高く、乾燥によるシワを防ぎます。
コラーゲンやプラセンタ、ヒアルロン酸、スクワラン、セラミドなどの保湿成分が配合されていますから、しっとりとした仕上がりに。SPF25、PA++で、日常紫外線を防ぎます。
● 公式サイト
3-5.エトヴォス クリーミィタップミネラルファンデーション
界面活性剤・シリコン・鉱物油・紫外線吸収剤・タルクを使用せずにつくられた、クレンジングフリーのファンデーション。マルラオイルやアルガンオイル、グルコシルセラミドなどを保湿成分に配合し、肌を乾燥から守ります。
SPF42、PA+++と高紫外線防止効果を持ちながら、みずみずしいツヤ肌に仕上げます。
● 公式サイト
4.乾燥肌にありがちなファンデーションを克服しよう
秋冬の肌が乾燥しやすい時期には、なかなか自分の肌に合う保湿力の高いファンデーションを探すのは難しいものです。肌が乾燥しやすい時期に多い、ファンデーションにまつわる悩みをまとめてみました。
4-1.ファンデーションのノリが悪い
ファンデーションの仕上がりを決めるのが、肌のキメです。きちんと保湿されたうるおいのある肌は、ファンデーションのノリが良く、キレイな仕上がりが持続します。
しかし、肌が乾燥していると、肌のキメが乱れます。そのため、ファンデーションのノリが悪くなって、肌の上でファンデーションがゴワゴワしたように見えます。
4-2.ファンデーションがすぐ落ちる
肌が乾燥していると、ファンデーションを塗っても持ちが悪くなります。メイクをキレイに仕上げたと思っても、数時間も経つとファンデーションが落ちてしまって、すっぴん状態の肌になってしまうこともしばしばです。
4-3.シワっぽくなる
ファンデーションを塗ってすぐの時点では気にならなくても、時間が経過すると、なんだかシワっぽい仕上がりになってしまうということもあります。目尻やほうれい線部分はとくに乾燥しやすいために、きちんと保湿したつもりでも、シワが目立つことが少なくありません。
4-4.ファンデーションで肌の乾燥が悪化する
すっぴんだととくに気にならないのに、ファンデーションを塗ると肌のカサカサが目立ったり、肌が突っ張った感じになったりして乾燥が悪化したように感じる人もいます。
とくにパウダーファンデーションだと、ファンデーションに肌のうるおいを奪われてしまうことがしばしばみられます。リキッドファンデーションでも、崩れにくいタイプのものは、肌を乾燥させてしまうことが少なくありません。
5.肌の乾燥を防ぐためのベースづくりのコツ
いくら保湿力の高いファンデーションを使っても、もともとの肌が乾燥していては、ファンデーションの仕上がりは満足のいくものとはなりません。
ファンデーションのキレイな仕上がりを目指すなら、まずはベースとなる肌を整えることが大切です。
5-1.洗顔後は、しっかりと保湿して
洗顔後は、メイクをする前にしっかりと保湿ケアをしましょう。化粧水でたっぷりと肌に水分を与え、その後、美容液と乳液、もしくはクリームを肌に塗布します。
化粧水は肌にきちんと浸透してから、美容液、乳液(クリーム)を塗るようにしてください。化粧水が肌の上に残っているのに、美容液や乳液(クリーム)を塗ると、化粧水に美容液や乳液などが混ざってしまいます。
そうすると、肌に十分に水分が浸透しないので、化粧水をきちんと浸透させてから、美容液→乳液、もしくはクリームを塗布していくようにしましょう。
5-2.乾燥が気になる部分は、オイルなどを重ねづけてして
目元や口元など、乾燥が気になる部分は、美容オイルなどを重ねづけすると、肌の乾燥を防ぐことができます。
オイルの量が多すぎると、ファンデーションが崩れやすくなるので、少量を丁寧になじませるようにしてください。
肌の潤いを保ち、肌を柔らかく保つ高純度のピュアスクワランオイルに、ハリ・ツヤをサポートするコエンザイムQ10を配合した美容オイル。年齢が気になるお肌のお助けアイテムです。
5-3.洗顔は素早く済ませる
乾燥肌の人の場合、洗い過ぎは肌の乾燥を悪化させます。洗顔は、洗顔料をしっかりと泡立てて、素早く済ませるのがコツです。
皮脂の分泌の多いTゾーンやメイク残りが起きやすい目元などは少していねいに洗いますが、頬などは全体的に泡を広げる感じでササッと済ませて構いません。
洗顔後は、ていねいにぬるま湯か水で洗い流しましょう。
メイクを落とす際のクレンジングも、できれば肌にやさしい乳液タイプかクリームタイプをチョイスするのがおすすめです。ポイントメイクは先に専用のリムーバーで落とし、その後にクレンジング剤を顔全体に伸ばして、軽くマッサージします。
クレンジング剤を長時間、肌の上にのせたままにしないようにしましょう。全体的にマッサージするようにメイクをなじませたら、ぬるま湯か水ですすいでください。
6.肌を乾燥させないファンデーションの塗り方のコツ
ファンデーションの塗り方でも、メイクの仕上がりは変わります。保湿力の高いファンデーションを使って、効果的に乾燥対策を行うコツをご紹介していきますので、ぜひメイク時の参考にしてくださいね。
6-1.ファンデーションの前には化粧下地を使おう
乾燥肌の人でメイクのノリが悪い人、メイクの持ちが悪い人は、化粧下地を必ず使うようにおすすめします。化粧下地を使うことで、ファンデーションを肌に密着させて、ファンデーションの仕上がり・持ちを良くすることができるからです。
化粧下地にはオイルコントロール効果のあるものや、化粧崩れを防止するもの、保湿効果のあるものなどいろんな種類がありますが、肌の乾燥を防ぐためには肌を保湿するタイプの化粧下地を選ぶようにしましょう。
化粧下地は、塗り過ぎてもファンデーションが崩れる原因となりますから、薄くムラなく伸ばすのがコツです。肌をこすることのないように、ソフトタッチで伸ばしていってください。
6-2.保湿効果を高めるためにファンデーションにオイルをプラス
リキッドファンデーションを使う場合は、ファンデーションに美容オイルを数滴プラスして塗ると、しっとりとした仕上がりになります。
とくにエアコンの効いた室内で1日中過ごす場合は、肌のうるおいが奪われやすいので、ファンデーションに美容オイルを混ぜてから塗るようにすると、保湿力を高めることができますよ。
オイルをプラスしたファンデーションは、薄く肌の上に伸ばしましょう。厚塗りしてしまうと、シワを目立たせたり、ファンデーションのヨレなどの原因になったりするので、薄く塗るのがキレイに仕上げるコツです。
6-3.仕上げのパウダーは薄づけがおすすめ
リキッドファンデーションやクリームファンデーションを使う場合は、パウダーで仕上げます。このパウダーの量が多いと、せっかく保湿系のファンデーションを使っても、肌が乾燥します。
仕上げのパウダーは薄くつけるようにしてください。パウダーはブラシに取ったら、手の甲で余分な粉を落とし、顔の輪郭やTゾーンを中心にササッとのせます。メイクが崩れやすい目元にも少量のせましょう。
最近はパウダーの代わりになるセッティングスプレーもあるので、メイクの仕上げはパウダーを使わずにセッティングスプレーをシュシュッとひと吹きするのもおすすめです。
7.まとめ
肌が乾燥しやすいこの季節は、メイクがうまく仕上がらないという悩みを抱える人が少なくありません。まずは肌を十分に保湿し、保湿力の高いファンデーションを使用して、肌を乾燥から守りましょう。
ファンデーションにこだわるだけで、しっとりツヤのある肌に仕上げることができますよ。
なお、ファンデーションを美しく装うためには、日ごろのスキンケアが大切です。『 乾燥肌に効果的なスキンケアおすすめ品|ツルすべ素肌を維持する方法 』を併せて参考になさってください。
最新情報をお届けします
Twitter で若見えラボをフォローしよう!
Follow @tarrumi