↑美肌になる方法(YouTube動画でも解説しています)
スキンケアの基本ともいえる保湿。でも、どうして保湿ケアが大事なのかご存じですか?
肌を保湿しないとどんなことになるのか、また保湿することにどんなメリットがあるのか、これらの点を理解しておくことは大切なことです。
なぜなら、保湿の重要性を知っていることで、保湿ケアに対する取り組みが変わってくるからです。ここでは、保湿が大切な理由と正しい保湿ケアのやり方などについて解説いたします。
ぜひ最後まで読んで、若々しい肌づくりの参考にしていただければ幸いです。
1.保湿は美肌を保つためにかかせない
いつまでも若々しい肌を保つためには、乾燥肌であるかどうかに関わりなく保湿が大切です。保湿ケアが大切といえるのは、次の2つの理由によります。
①肌のバリア機能を正常に保つため
②肌のターンオーバーを正常に保つため
それぞれ分かりやすく解説します。
1-1.肌のバリア機能を正常に保つため
肌の表面部分には、外部からの刺激や異物から皮膚を守るためにバリア機能が備えられています。
バリア機能が正常に機能すると、紫外線などの影響から肌は守られますし、肌内部の潤いが外部に逃げていかないように守られます。
このバリア機能は、肌がしっかりと潤いを保っていることで正常に機能します。しかし、肌が乾燥すると、角層に隙間ができてしまいますから、バリア機能の働きが低下してしまうのです。
バリア機能が低下すると、シワやくすみ、シミ、たるみなどの肌の老化の原因となります。
1-2.肌のターンオーバーを正常に保つため
肌にはターンオーバーという肌の生まれ変わりの周期があります。この周期には個人差がありますが、一般的には健康な肌の人で28日周期が目安です。
肌が乾燥すると、肌のターンオーバーの周期は乱れます。早くなりすぎて、未熟な細胞が肌表面に出てしまうこともあれば、肌のターンオーバーが低下して、古い角質が肌表面に長くとどまってしまうこともあります。
肌のターンオーバーが乱れると、肌荒れやさまざまな肌トラブルの原因となりますから、美肌づくりのためには肌のターンオーバーを正常に保つことが大切です。
肌のターンオーバーを正常に保つためには、肌の乾燥を防ぐことが欠かせません。このような理由からも、肌の保湿は大切です。
2.保湿にまつわる勘違い
「保湿はきちんとしているつもり」「保湿ケアについては、自分は問題ないと思う」という人でも、実は保湿のやり方に問題があることもあります。
自分の保湿の仕方は正しいのか、いま一度確認してみるようにおすすめします。保湿に関する間違った考え方・やり方の例を挙げていきますので、思い当たる点がないかチェックしてみてください。
2-1.脂性肌なので化粧水のみでお手入れしている
脂性肌の人の中には、洗顔後そのままでも皮脂が出てくるため、「ベタつくのがイヤ」などの理由で乳液などは省いてしまっている人がいるかと思います。
特に夏場の暑い時期などは、ベタつきなどが気になりますよね。しかし、洗顔後は化粧水のみというお手入れは、どんな肌質でもNG。脂性肌の人であったとしても、きちんと美容液や乳液で肌を保湿することは大切です。
脂性肌の人の中には、しつこいニキビや肌のテカリで悩まされている人も少なくありません。しかし、そのような原因が肌の乾燥にあることもしばしばです。
肌がベタつくからと保湿を怠っていると、肌は水分量が減るので肌が乾燥します。そうすると、その乾燥から肌を守るために、皮脂が過剰に分泌されるようになります。
結果として、余計にテカリやニキビなどのトラブルが起きやすくなるのです。
脂性肌だからと敢えて控えていた保湿ケアをしっかりとやることで、逆に肌のテカリなどが落ち着いたということはよくある話。脂性肌であったとしても、保湿をしっかりとやることは大切です。
2-2.シートマスクをつけたまま寝ている
手軽に肌を保湿できると人気のシートマスク。美容成分をたっぷり含んだシートでパックすれば、肌はしっとり潤い肌になりますよね。
シートマスク自体は、肌を保湿するために便利なアイテムですが、問題は使い方。シートマスクを使う人の中には、シートマスクを肌にのせたまま寝てしまう人もいるようです。
また、「長時間放置した方が肌に美容成分がしっかりと浸透して潤うのでは?」と考える人もいます。
シートマスクは肌にのせたまま長時間放置していると、当然乾いてきます。シートが乾くと、今度は肌の水分がシートに吸収されてしまうんです。結果として、肌が乾燥します。
シートマスクを利用する場合は、パッケージに記載されている放置時間を守ってください。シートマスクをしたまま寝るのは、肌の乾燥の原因になるので注意しましょう。
2-3.乾燥肌なので、クリームはたっぷり塗っている
乾燥肌のお助けアイテムである保湿クリーム。もちろん、クリーム自体を使うのはいいことですが、たっぷり塗る必要はありません。
肌に必要なのは、まず水分。化粧水をたっぷりと肌に浸透させた後に、美容液などでさらに保湿します。その上で、クリームや乳液を塗りましょう。
最後に塗る乳液やクリームは、たっぷりと塗る必要はありません。たっぷり塗ってしまうと、メイク崩れなどの原因にもなります。乾燥が気になる部分のみに重ねづけして、後は薄くムラなく肌に伸ばすようにしてください。
2-4.美容液は肌の調子が悪いときにのみ使っている
ここぞというときに持っておくと心強い「美容液」。美容成分が凝縮された美容液は、化粧水や乳液などと比べて価格も少し高めです。
そのため、高級美容液を買って、肌の調子が悪いときのレスキューアイテムとして使っている人もいるようです。
しかし、美容液は毎日使うことで効果を発揮できるもの。時々使っても、美容液が本来持つ保湿力を実感することはできません。
無理して高級美容液を購入して時々使用するよりは、少し値段が安い美容液を選んで、毎日使う方が肌にはいいんです。
3.正しい保湿ケアの方法
洗顔後の肌は、放っておくと乾燥してしまうので、すぐに保湿ケアを行いましょう。正しい保湿ケアの方法を説明しますので、ぜひお試しください。
3-1.洗顔後、すぐに化粧水を浸透させる
洗顔後はすぐに肌の乾燥が始まります。正しい保湿ケアは、肌が乾燥する前に潤いを与えること。洗顔後は、保湿成分がしっかりと含まれた化粧水で、すぐに保湿してください。
化粧水の量ですが、少なすぎると、肌に十分に潤いを与えることができません。500円玉大くらいの量を目安に、肌に丁寧に浸透させます。
化粧水はたっぷり与えるのがいいと言われることもありますが、肌に浸透できる化粧水の量には限りがあります。
多く使っても、肌に浸透できない分は蒸発するだけですので、多く使えばいいというわけでもないという点を思いに留めておきましょう。
3-2.化粧水を浸透させた後に美容液を使う
美容液は、化粧水が肌にきちんと浸透したのを確かめた上で浸透させましょう。化粧水が肌にまだ浸透していないのに美容液を使うと、化粧水と美容液とが混じり合ってしまい、肌に浸透しにくくなってしまいます。
化粧水が肌に浸透したのを確かめた上で、美容液は塗布していきましょう。
美容液は省略する人も少なくありませんが、美容液は美容成分が濃縮して配合されているアイテムです。化粧水には水分が多く、乳液やクリームは油分が多いですが、美容液には保湿成分などの美容成分が多く入っています。
肌を保湿するという観点から考えると、保湿成分が高濃度で配合された美容液の使用が欠かせません。
3-3.乳液やクリームで仕上げる
スキンケアの仕上げは、必ず乳液やクリームで仕上げてください。脂性肌の人も乳液を薄く肌表面に伸ばして、与えた潤い成分を逃さないようにしましょう。
乾燥肌の人や秋や冬などの乾燥が気になる季節は、クリームを使って肌の潤いを守ってください。美容オイルなどをプラスするのもおすすめです。
乾燥が気になる部分は、重ねづけすると、保湿力を高めることができます。
4.本当の意味で潤う基礎化粧品を使って
肌のスキンケアに欠かせない基礎化粧品ですが、潤ったように見えて、実は本当の意味で肌に潤いを与えていないものが多くあるのをご存じですか?
多くの基礎化粧品に含まれている合成界面活性剤。これは、油分と水分とを乳化させる際に使用されているものですが、肌バリアを壊すものです。
合成界面活性剤が配合された化粧品を使用していくと、肌バリアはダメージを受けて、穴空き状態になります。この空いた穴を埋めるために合成ポリマーが配合されますが、これも肌には負担になる成分。
これらの成分が配合されている基礎化粧品を使い続けていると、一見肌が潤っているかに見えるものの、実際には肌の状態はどんどんと悪化してしまいます。
無添加と謳っている基礎化粧品の中にも、合成界面活性剤や合成ポリマーが使用されたものが多く出回っているので油断はできません。
肌のためには、本当の意味で肌に潤いを与えてくれる、肌にやさしい成分でつくられた基礎化粧品を選ぶことが大切です。
4-1.肌が本来持つ潤う力を高めてくれる基礎化粧品
合成界面活性剤や合成ポリマーを使用しない、肌の潤う力を引き出してくれる基礎化粧品がSelif(セリフ)です。
使い続けるうちに肌が元気になるセリフの基礎化粧品3点をご紹介します。
■化粧水
爽やかな使い心地のエッセンスチャージローションは、うるおいをもたらしながらも、肌への優しさにこだわって作られています。カサカサお肌がしっとりと生まれ変わっていく使い心地です。
■美容液
深いうるおいがお肌をバリアする、パーフェクトモイスチャライジングセラム。優しく肌を守りながら、自肌のうるおいバリアを育てることができます。
■クリーム
肌の潤いをサポートする高濃度センチペタクンニンガミー配合。翌朝の洗顔時の手触りで肌の潤いが感じられるフェイスクリームです。
4-2.肌の潤いサポートには美容オイルも有効
乾燥が気になる目元や口元、頬などには、美容オイルを使うのもおすすめです。美容オイルは純度が高いものだと、酸化や油やけの心配がないので、日中でも安心して使えます。
日中でも使える美容オイルはこちら。
5.潤わないのは洗顔方法に原因がある
肌を保湿しているのに潤わないという場合は、洗顔方法に問題があることがあります。
以下に挙げる中で、当てはまる点があれば洗顔方法を見直しましょう。
・汚れはしっかり落としたいので、毎日ダブル洗顔している
・汚れがしっかり落ちるオイルクレンジングが好き
・スッキリした洗い上がりが好きで、皮脂をよく落とすタイプの洗顔料を使っている
・皮脂を落とすために、少し熱めのお湯ですすいでいる
・洗顔料を肌にのせたら、丁寧に時間をかけて洗うようにしている
これらは一時期美容のために良しとしていた時代がありました。しかし、保湿の観点からいえば、いずれも間違っています。
当てはまる点がありますか?もしも当てはまる点があれば、洗顔時に潤いを奪いすぎており、それが肌の乾燥の原因になっている可能性があります。早速、洗顔方法を見直しましょう。
5-1.洗顔は落としすぎないことが大切
肌の潤いをキープするためには、洗顔時に落としすぎないことが大切です。洗浄力の高い洗顔料を使ったり、熱いお湯で洗顔したりすることは、肌の必要な潤いまで奪ってしまうので注意しましょう。
しっとりとして潤い肌を目指すためには、次のことを守ってください。
・洗顔料は洗浄力が強すぎないものを選ぶ
・オイルクレンジングは肌の潤いを奪うので、極力避ける
・水、もしくはぬるめのお湯ですすぐ
・洗顔料はよく泡立てて使う
・洗顔料はTゾーンなどからのせ、目の周りなどは最後にササッと洗う
・洗顔料はすすぎ残しがないように丁寧にすすぐ
メイク汚れは、クレンジング剤で丁寧に落とした後に、洗顔料で洗い流すときちんと落ちます。ぬるま湯を使って洗い流すと、皮脂やメイク汚れも落ちやすくなります。
洗顔料のすすぎ残しは肌に負担となります。洗顔後はていねいにすすいで、すすぎ残しがないようにしましょう。
5-2.肌に潤いを残して、しっとりと洗い上げてくれる洗顔アイテム
セリフのクレンジングミルクと洗顔ソープは、汚れをきちんと落としつつ、しっとりと洗い上げてくれます。肌に必要な潤いを残すので、洗い上がりがつっぱりません。
もちろん、合成界面活性剤は使用せずにつくられています。
■ミルククレンジング
●洗顔ソープ
6.まとめ
肌を保湿することの大切さについてお話しました。スキンケアの基本は保湿です。肌のバリア機能を高め、肌のターンオーバーを正常に保つためには保湿が欠かせません。
いつまでも若々しい美肌を保つために、保湿ケアに力を入れてみましょう。そうすることで、肌のキメが整い、メイクのノリが良くなるはずです。また、5年後、10年後の肌に違いがみられるようになるでしょう。
なお、体の中から潤い美肌をつくるには、インナーケアがお勧め。不足したコラーゲンを補うために『 コラーゲンサプリおすすめランキング|モチ肌サプリの比較と効果的な飲み方 』を併せて参考になさってください。
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