↑「乾燥肌」を改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
「鼻の乾燥が気になる」「鼻が皮むけしていて、治らない」などといった悩みを抱えていますか?鼻は顔の中央にあるものなので、肌トラブルがあると隠すことができずに困ってしまいますよね。
しかも、カサカサしたり、皮むけしたりしていると、その部分にファンデーションが入り込んでしまって、余計に目立ってしまいます。
では、どうして鼻が乾燥したり、皮むけしたりするのでしょうか?鼻のトラブルでお悩みの方のために、ここでは原因と対処方法を解説していきます。
目次
1.鼻の乾燥は原因別の対処法で改善できる
鼻のカサカサや皮むけといったトラブルは、珍しいことではありません。意外と悩んでいる人は少なくないんですよ。
鼻のカサカサ、皮むけといったトラブルは、秋冬の乾燥が気になる季節のみに見られる人もいれば、一年を通して見られる人もいます。
1-1.鼻乾燥は正しく改善する
鼻の周りが乾燥する原因には色々あるので、まずはしっかりと原因を見極めましょう。それぞれの対処法を実践すれば、必ず辛い症状から解放されます!
まずは、どうしてそのようなトラブルが起きてしまうのか、原因をみていきましょう。
2.鼻のカサカサ、皮むけの原因
鼻のトラブルの対処方法を考える前に知りたいのが、カサカサや皮むけなどのトラブルが起きる原因です。
鼻がカサカサしたり、皮むけしたりする原因は、何にあるのでしょうか?主な原因をご紹介していきます。
2-1.保湿が足りていない
鼻がカサカサしてしまう原因として、まず挙げられるのが肌の乾燥です。
「え?保湿なら、ちゃんとやっているつもりだけど……」という人もいるかもしれません。しかし、保湿ケアをきちんとしているつもりでも、実はしっかりと保湿ができていないということはよくあります。
保湿が不十分だと、肌は当然乾燥しますから、鼻がカサカサしたり、皮むけしてしまったりするものです。
ベタつくのにカサカサしてしまう原因は?
なかには、鼻を触るとベタついているのに、皮むけしてしまうという人もいるのではないでしょうか。そういう人の場合は皮脂が分泌されているわけですから、乾燥による皮むけではないと思われがちです。
しかし、この場合も肌の乾燥が鼻のベタつきと皮むけの原因と考えられます。鼻がベタついているということは、皮脂が過剰に分泌されているということです。つまり、肌の水分と油分の関係がアンバランスになっている状態にあります。
どうしてこういうことが起きるかというと、それは肌の水分が足りないから。肌を潤す水分の量が足りないので、肌を乾燥から守るために皮脂が余分に分泌されるのです。
ですから、「鼻がベタついているのに皮がむける」「オイリー肌なのに、鼻がカサカサする」という場合も、やはり肌の乾燥に原因があるということです。
2-2.鼻のかみすぎ
風邪を引いたり、花粉症だったりして鼻をかみすぎてしまうと、鼻の皮がむけたり、鼻がカサカサしたりします。これは単純に、ティッシュで鼻を摩擦してしまうからです。
また、ティッシュに鼻の潤いが吸い取られてしまうという点も、鼻のカサカサ、皮むけの原因になります。
2-3.お手入れのしすぎ
良かれと思ってやっていることが、実は鼻の乾燥を招いていることもあります。例えば、鼻の黒ずみや角栓が気になるからといって、頻繁に剥がすタイプの毛穴パックをやったり、ピーリングをやったりすると、それは肌表面の角質を傷つける原因となります。
結果として、鼻の乾燥を招き、カサカサ、皮むけを引き起こします。
さらに、鼻の皮脂が気になるからと頻繁にあぶらとり紙を使うと、それも乾燥の原因となります。また、鼻をかむのと一緒で肌を摩擦してしまいますから、摩擦によって鼻のカサカサ、皮むけなどのトラブルを招いてしまいます。
2-4.鼻を触りすぎている
クセでついつい鼻を触ってしまうという人も、それが原因で鼻が皮むけを起こすことがあります。
例えば、鼻に詰まった角栓が気になるために手で押し出すクセがある人、鼻を高くしたいという気持ちから頻繁に鼻をつまむ習慣がある人などは要注意です。
そのようなクセがあると、鼻の皮膚に常に刺激を与えてしまっているために、鼻の皮むけ、カサカサなどのトラブルを起こしやすくなります。
3.辛い鼻の乾燥の改善法
鼻のカサカサ、皮むけなどのトラブルの原因をご紹介しましたが、思い当たる点はありましたか?「これが自分に当てはまる」という点がありましたら、今から対策を講じて悩みを解決しましょう!
3-1.潤いが足りていない乾燥鼻の改善法
「皮脂の分泌量は多いのに、鼻がカサカサする」「しっかりと保湿しているつもりだけど、鼻が皮むけする」というような場合は、乾燥が原因なので保湿に力を入れましょう。
しっかりと保湿して、肌のキメが整えば、鼻の乾燥も治まりますし、皮脂の過剰分泌も落ち着くはずです。
3-2.鼻のかみすぎによる乾燥の改善法
鼻のかみすぎが原因の場合は、できるだけ鼻をかまないのがベストです。しかし、花粉症などで鼻が止まらないような場合は、鼻をかまないのは無理ですよね。
できる対策としては、肌にやさしい柔らかいタイプのティッシュを使うこと。また、病院に通ってできるだけ早く鼻を止めることが挙げられます。
また、鼻のかみすぎによるカサカサ、皮むけが見られる場合は、肌が傷ついた状態にあるので、しっかりと保湿してあげることも大切です。
こちらの記事でご紹介するケアを参考に、正しい保湿ケアのやり方をマスターしてください。
3-3.お手入れのしすぎによる乾燥の改善法
お手入れのしすぎによる鼻の乾燥から、カサカサ、皮むけが起きている場合は、まずは毛穴パック、ピーリングなどのお手入れをお休みしましょう。
洗い過ぎも良くないので、正しい洗顔方法、スキンケア方法を学んで、丁寧に肌をケアしてみてください。徐々に、カサカサ、皮むけが改善されるはずです。
あぶらとり紙を使う習慣がある場合は、どうしても気になるときだけ、あぶらとり紙で軽く抑えて皮脂を取るようにしましょう。あぶらとり紙を鼻に当てて、ギュッと抑えるのはNGです。
また、あぶらとり紙は午前1回、午後1回など、使用する回数は1日に数回程度にしてください。
3-4.鼻を触りすぎが原因の改善法
この場合は、鼻を触るのをやめましょう。もしも角栓が気になる場合は、洗顔方法やスキンケア方法を見直して、角栓ができにくい鼻を目指してください。
角栓ができるということは、きちんと汚れが落とせていないということも原因として挙げられますが、鼻の水分量が少ないために皮脂が過剰に分泌されているということも考えられます。
落とすケアよりも保湿ケアに力を入れることで、症状が改善されることも少なくありません。
4.鼻の乾燥、皮むけを防ぐためには洗顔を見直そう
鼻の乾燥、皮脂の過剰分泌などを防ぐためには、洗顔方法を見直しましょう。
また、鼻のかみすぎや触りすぎ、お手入れのしすぎなどのために、肌にダメージがある人も、ここでご紹介する正しい洗顔方法を実践してみてください。
4-1.乾燥によるカサカサ、皮むけを防ぐ正しい洗顔方法
洗顔する際は、まずは手を洗って、清潔な手で洗顔していきます。
1.ぬるま湯、もしくは水で顔をすすぐ
2.手に洗顔料を取って、ぬるま湯や水を足して、しっかりと泡立てる
3.ホイップ状になるまでしっかりと泡立てたら、顔に洗顔料をのせていく
4.皮脂の分泌量が多いTゾーンから洗っていく
5.Tゾーンの後は、Uゾーン、頬を洗う
6.最後に乾燥しやすい目元・口元を洗う
7.ぬるま湯、もしくは水で丁寧に洗い流す
8.清潔なタオルを顔全体にあて、水分を吸収させる
乾燥を招かない正しい洗顔のポイント
正しい洗顔のポイントは、洗顔料をよく泡立てることです。これはよく言われることなので、知識として持っている人は多いと思いますが、守れている人は多くはないようです。
どうして泡立てることが必要なのかというと、まずしっかりと泡立てることで、泡が肌と手のひらとの間でクッションの役目をしてくれるからです。
逆に泡立ちが不十分だと、洗顔時に手のひらが肌に直接触れます。つまり、肌を摩擦してしまうのです。
他の理由として、しっかりと細かい泡を立てることで、泡が毛穴の汚れまでもきちんと浮かして落としてくれるという点が挙げられます。
泡立ちが不十分だと、泡の大きさが大きく毛穴の汚れまでは落とせません。そのため、毛穴に角栓などができやすくなります。
このような理由から、洗顔料はしっかりと泡立てることが大切です。泡立てネットを使えば、簡単に細かな泡を立てることができますよ。
4-2.洗浄力が強すぎるものはNG!やさしい洗顔料で洗って
汚れを落とすことだけを考えてしまうと、洗浄力の強い洗い上がりがスッキリとした洗顔料を選びがちです。しかし、洗浄力が強い洗顔料で顔を洗うと、肌が乾燥します。そのため、カサカサ、皮むけの鼻の原因になります。
また、肌が乾燥するために、肌を守ろうとして皮脂の分泌が促されるため、鼻のテカりや毛穴に角栓ができる原因になります。
細かい泡で丁寧に洗えば、肌の汚れは落とせるので、洗浄力の強いものではなく、細やかな泡が立つ肌にやさしい洗顔料を選ぶようにしましょう。
洗った後が突っ張らない肌にやさしい洗顔料
肌に負担を与えるものを極力省いてつくられたSelif(セリフ)の洗顔石けんは、きめ細かい豊かな泡立ちが特徴の石けんです。洗い上がりもしっとりして、突っ張りません。
それでいて、余分な皮脂や毛穴汚れはきちんと落としてくれるので、鼻周りの乾燥に悩む方にもおすすめです。
合成界面活性剤不使用のクレンジング
スキンケアを見直すなら、クレンジング剤からとよく言われます。普通の洗顔料では落ちないようなメイク汚れも落としてくれるクレンジング剤は、肌の角層にダメージを与える合成界面活性剤が使用されていることがほとんどです。
その合成界面活性剤を使わずにつくられたのが、セリフのクレンジングミルクです。毛穴の汚れ、メイク汚れはきちんと落とすのに、肌には驚くほどやさしいクレンジング剤です。
5.保湿対策は徹底的に
鼻の乾燥を抑えるためには、保湿対策を徹底しましょう。保湿力の高い基礎化粧品をそろえることももちろん大切ですが、それだけでは不十分です。
本当の意味での潤い肌になりたければ、肌の力を引き出してくれるような基礎化粧品を選びましょう。
また、肌のバリア機能にダメージを与える合成界面活性剤が入ったようなアイテムは、肌の負担となり、鼻の乾燥の原因となります。
摩擦などによるダメージを受けた肌には特に負担になりますから、肌に負担を与える成分が入っていない基礎化粧品をそろえるようにおすすめします。
5-1.肌にやさしい合成界面活性剤不使用の基礎化粧品
セリフの基礎化粧品は合成界面活性剤不使用なので、使い続けることで肌本来の潤う力を引き出すことができます。潤いが持続しますので、使い続けることで乾燥しない、潤い肌に導かれると好評です。
6.鼻が乾燥しているときのメイクは?
鼻が乾燥しているときは、ファンデーションを塗ると、鼻のカサカサや皮むけが目立つので、メイクはしない方が望ましいといえます。
とはいえ、仕事などの関係でメイクが必要になることはありますよね。そのような場合のメイクのポイントをご紹介します。
6-1.クリームタイプのファンデーションを使う
鼻がカサカサしているときは、パウダーファンデーションはカサカサを目立たせてしまいますからNGです。また、リキッドタイプのファンデーションも粉が多く含まれているため、仕上がりが美しくなりあません。
クリームタイプのファンデーションだと、肌をしっとりと仕上げてくれるので、鼻の乾燥が気になるときにおすすめです。
セリフ クリーミータッチUVファンデーション SPF50+・PA++++
コンパクトケースに入った使いやすいUVクリームファンデーション。合成界面活性剤、紫外線吸収剤、パラベン、合成香料不使用で乾燥肌に優しい。
6-2.リキッドタイプのファンデーションしかない場合
もしもクリームタイプのファンデーションが手元にない場合は、リキッドタイプのファンデーションに美容液や美容オイルを少量足して使いましょう。そうすることで肌の乾燥を防いで、皮むけを落ち着かせてくれますよ。
こくのある美容液なので、乾燥から肌を守ります。
日中も使えるオイルなので、日焼けを気にせずファンデーションに混ぜて使えます。
7.まとめ
鼻のカサカサ、皮むけなどのトラブルのほとんどは、乾燥や摩擦が原因です。トラブル解決のためには、できるだけ鼻を摩擦しないようにするとともに保湿ケアをしっかりとやることが欠かせません。
こちらでご紹介した洗顔方法をマスターし、保湿ケアを見直すことで症状は徐々に改善されてくるはずです。鼻の皮むけなどのトラブルでお悩みの方は、ぜひこちらの記事を参考に、トラブル解消を目指してくださいね!
なお、鼻の乾燥とともに目元の乾燥が気になる方は、『 目元の乾燥はシワの危険!即、潤いをチャージして保つ方法 』を併せて参考になさってください。
↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)
最新情報をお届けします
Twitter で若見えラボをフォローしよう!
Follow @tarrumi