↑「肌のざらつき」を改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
お肌というのは本来なめらかなもの。それなのに肌にざらつきを感じてしまうのは、お肌にトラブルが起こっているからです。
部位によっては10代から悩む人もいますが、多くのケースでざらつきが深刻化してくるのは、ターンオーバーがとても遅くなる30代後半くらいから。ざらつきにはお肌の老化も関係しているのですね。
体質だからと諦める前に、しっかりとお肌のざらつき対策をしてみて下さい。今回は、肌のざらつきに悩む大人の女性のために、肌のざらつきの原因や対策方法についてお話ししていきます。
触れた指がなめらかにすべるような、本来のお肌を取り戻していきましょう!
目次
1.諦めないで!肌のざらつきは対策次第でなめらかになる
一度ざらついてしまうと、なかなか治ってくれないお肌。肌のざらつきはとってもしつこいので、もしかしたらもう元には戻らないのでは?と不安になることもありますよね。
確かに今まで通りの生活で何も対策をしないとなれば、肌のざらつきの改善は難しいです。それどころか、ざらつきのある範囲が広がってきたり、悪化してしまうことも。
でも望みは十分にあります。あなたは肌をざらつきを作ってしまうこれまで通りの生活と、なめらかな素肌で明るく過ごす生活、どちらを選びますか?
1-1.肌のざらつきは部位によって原因が違う
肌のざらつきは、顔をはじめ全身に現れる可能性があるものです。手の先や足首まで、ざらつきに悩む方もいるんですよね。
中でも特に多くの女性がざらつきを気にしている部位は
・顔
・デコルテ
・背中
・二の腕
です。
次に、肘下や膝下、脇の下、お尻のお肌まで続きます。
あなたの悩みはどの部分でしょうか?それぞれの部位に出来る症状は、同じようなざらつきに見えて実は全く原因の違うものだったりもします。
原因が違えば対策も違ってきますので、それぞれの部位に適した対策をとることが、改善の糸口になりますよ。
1-2.適切な対策をとれば肌のざらつき改善は可能!
肌がざらつく原因は、それぞれの肌の状態や部位によって違います。だからこそ、なかなか改善できなかったりするんですよね。
でも適切な対策をとることができれば、十分に改善するはずです。私自身、お肌のざらつきが気になっていたこともありましたが、症状に合った対策をとることで、なめらかな手触りが戻りました。
なめらかなお肌を諦めなくても大丈夫です。お肌の状態をよく見て、対策をしていきましょう。
2.肌がざらつく主な原因は毛穴と乾燥にあった
それでは、肌がざらついてしまう主な原因についてお話ししていきます。あなたの肌のざらつきは、何が原因で起こっているのでしょうか。まずはしっかり観察してみて下さい。
2-1.肌のざらつきの原因①毛穴にフタができている
毛穴にフタができて盛り上がり、肌にざらつきが生まれてしまうケースがあります。特にターンオーバーが遅れてしまう30代以上の女性に多い症状です。ターンオーバーが遅れると毛穴周りに古い角質がたまり、毛穴をふさぎやすい状態に。
こうなると毛穴の清潔も保てなくなりますから、炎症などの二次的なトラブルも起きやすくなります。
顔やデコルテなどに現れやすい症状ですが、腕やお尻、背中など全身に現れることもあります。
2-2.肌のざらつきの原因②角栓がつまっている
毛穴の角栓づまりを気にしている女性はとても多いのではないでしょうか。
顔にはとても現れやすい症状ですね。お肌の見た目も良くないですし、とても気になるざらつきトラブルです。
角栓づまりは、皮脂や汚れ、化粧品、古くなった角質が毛穴にたまることによって生まれます。
皮脂が多い10代~20代だけではなく、肌のターンオーバーが遅れている30代以上の年齢肌にも角栓のつまりによるざらつきが起こります。
角栓がつまっていると見た目でわかったり、触れてみると毛羽だった感じがすることがありませんか?これが悪化すると毛穴づまりを起こしますが、無理に角栓を取ろうとすればざらつきはさらに悪化していくばかりです。
2-3.肌のざらつきの原因③ニキビダニの増えすぎ
誰のお肌にも、ニキビダニが住んでいます。ダニがいるなんて言うと驚いてしまうかもしれませんね。
でも人間は余分な皮脂を食べてくれるニキビダニと共存していて、美肌を保つことができるのです。どんな美女のお肌にもいますから、あまり怖がらないで下さいね。
ニキビダニは毛穴に1~6匹で住んでいて、夜寝ている間に出てきたり繁殖したりします。体調が0.2~0.3mmなので、肉眼で見ることはできませんが、肌の組織をとって顕微鏡で確認することはできます。
本来は人と上手に共存しているのですが、肌バランスが崩れてニキビダニが崩れてしまうと大変。毛穴にニキビダニの排泄物がつまってしまうことで、ニキビが腫れ上がったり、毛穴がざらつく原因にもなります。
顔に多いので顔ダニとも呼ばれますが、デコルテや胸元にも増えることがあります。自分ではわかりませんが、しっかりと調べてくれる皮膚科でしたら、ニキビダニが多いかどうか、確認してくれるでしょう。
2-4.肌のざらつきの原因④肌の乾燥
肌が乾燥すると、表皮の一番上の部分の組織がめくれ上がって毛羽立ったようになります。とても硬くなるため、乾燥がひどいとお肌にはざらつきを感じるように。
さらに肌の乾燥はターンオーバーを遅らせますから、乾燥したお肌を放っておけば毛穴づまりなどの症状を引き起こして、ますます肌のざらつきは本格化していくでしょう。
たっぷりの保湿を、しておきたいですね。
乾燥による肌のざらつきは、顔や腕、脚に現れやすいです。
2-5.肌のざらつきの原因⑤皮膚の病気
皮膚の疾患が原因で、肌にざらつきができることもあります。皮膚に疾患がある場合は、自力での改善は難しくなりますので、良い皮膚科を探して受診するようにして下さい。
視診だけではなくしっかりと原因を調べた上で、対処してくれる皮膚科を選ぶとよいでしょう。
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
気になるざらつきで代表的なものは、主に二の腕から肩を中心にできる毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)です。これは毛穴に角質が充満して盛り上がってしまうことで、ざらつきが生まれている状態。鮫肌とも呼ばれていますね。
太ももや頬に症状が現れている方もいて、ひどくなると胸の脇や腰、お尻周りにも症状が広がります。
年齢肌による毛穴のざらつきと違い、遺伝性の要因もあるとされているこの鮫肌。子どもの頃や思春期などから悩み始めることも少なくないでしょう。中年期に入ると落ち着くことも多いようです。
この記事の最後には毛孔性苔癬、鮫肌のざらつきの解決策についてもお話ししていきますので、気になる方は参考にしてみて下さいね。
マラセチア毛包炎・脂漏性皮膚炎
マラセチア菌というカビが繁殖しすぎてしまうと、やがてニキビのようなブツブツがたくさんできるようになります。カビがたくさんあると思うと、ちょっと怖いですね。
肌にざらつきができるほど、細かくてたくさんできるのが特徴です。
コメドやニキビと間違えやすいですが、皮膚科で検査を行うことでマラセチア菌が原因かどうか調べることができます。
脂漏性皮膚炎も、このマラセチア菌が深く関わっていると言われています。
マラセチア毛包炎は顔よりも、デコルテや胸、背中に多くできやすいのが特徴ですが、脂漏性皮膚炎は顔にも現れます。
3.肌のざらつきを改善する方法
肌のざらつきに皮膚の病気や遺伝的な体質がひそんでいる場合は、医療機関での治療が必要になるでしょう。
ですがそれ以外の肌のざらつきは毛穴トラブルがほとんど。毛穴周りを健やかにすることで、肌のざらつきは改善していく可能性がとっても高いです。
それでは、その具体的な方法についてお伝えしていきたいと思います。
3-1.ターンオーバーを整えれば肌のざらつきは改善できる
ターンオーバーという言葉をご存知ですか?
私たちのお肌は、皮膚の奥深くで生まれ、古くなるにつれて表面へと上がってきて、最後にははがれ落ちていきます。そうして、無限に続く生まれ変わりのサイクルがお肌を常に新しく保っているんです。
このターンオーバーこそが、ざらつき肌の改善の鍵。ここからはターンオーバーを整えて、肌をなめらかにする方法についてご説明していきます。
年齢肌がざらつくのはターンオーバーが遅れるから
30代、40代、50代と、年齢を重ねるほどになぜ、お肌がざらつきがちになってしまうのでしょうか。それは年齢と共に、ターンオーバーの速度は遅くなっていくからです。
20代の頃は約1ヶ月で正常にターンオーバーしていたお肌。30代に入ると40日、40代で55日、50代になると75日かかるようになってしまいます。こんなに遅れてしまうのですから、大切なお肌はボロボロになりがち。
年齢肌では古い角質がスムーズに排出されないので、毛穴周りに角質がたまって肌にざらつきができてしまいます。
それではどうしたら、ターンオーバーを整えて肌のざらつきを改善することができるのでしょうか。
3時間の良質な睡眠が肌のざらつきをなくす
ターンオーバーを整える秘密は、眠っている時間にありました。私たちは睡眠中に成長ホルモンを分泌しているのですが、その成長ホルモンこそがターンオーバー、つまりお肌の生まれ変わりを促進してくれるのです。
この成長ホルモンが多く分泌されるのは、睡眠に入ってから3時間と言われています。この3時間の質を高めることが、ターンオーバー促進の鍵となります。
・眠る前にスマホやPCを使わない
・寝る3時間前までは食事をとらない
・夜は照明を暗めにしておく
・夜はリラックスタイムにする
・体内時計を整えて、朝はしっかりと日光を目に入れる
もちろん寝不足はいけません。ぐっすりと眠って、お肌を入れかえて下さいね。
運動で血のめぐりを良くする
ターンオーバーをするためには、たっぷりの栄養素と酸素を肌細胞へと運ぶことが必用です。その栄養や酸素を運ぶのは血液。血流が悪いとターンオーバーが遅れがちになります。
運動や筋肉は血流をアップしてくれますから、適度な運動を取り入れてお肌に必要な栄養を届けてあげましょう。
食事がターンオーバーを整える
ターンオーバーを整えるためには、食べ物から栄養をたっぷりとることも大切です。
・タンパク質(肉、魚、大豆、乳製品、卵など)
・ビタミンB群(魚介類、レバー、大豆製品、乳製品など)
・ビタミンA(ニンジン、レバー、かぼちゃなどの緑黄色野菜など)
・ビタミンC(野菜、フルーツ、緑茶など)
・ビタミンE(アーモンド、ナッツ類、かぼちゃ、うなぎなどの魚介類など)
・亜鉛(かき、かになどの魚介類、納豆、牛肉、玄米、卵など)
バランス良く、食事をとることは美肌の基本でもあります。美味しく食べて、健康なお肌を作りましょう。
肌バリアを整えるスキンケアでなめらか素肌になれる
お肌は生まれてから何十年も使い続けますよね。生命のない物質なら、何十年も待たずにすぐに壊れてしまうところです。それなのにお肌をずっと使い続けていられるのは、なぜだかわかりますか?
生命を持って生きている私たちの肌には本来、健康で美しくあろうとする力がはたらき続けています。その力が余すところなく発揮されるのは、何よりも自然体のお肌。
あらゆるケミカル成分でスキンケア過剰になったお肌では、残念ながら表面のバリアがすっかり傷ついています。
私たちの肌はバリアの中で守られながら育まれますから、ケミカル成分で傷ついたお肌は上手に再生することができません。ケミカル成分を使わなければ、肌のざらつきも上手に回復して、なめらかに整いやすくなるのです。
ざらつきや肌荒れを治したいと、化粧品を使わずに肌本来の力を取り戻す、肌断食を行う女性もいらっしゃいますね。
ですが肌断食は肌の回復までにとても時間がかかり、回復中に乾燥による老化が進んだり肌荒れするリスクをともなうのも事実。
そこで私が推奨するのは、肌バリアを傷つけない化粧品でのスキンケアです。バリア機能を本当に守ってくれる化粧品はとても少ないのが現実ですが、「無添加」という売り文句に惑わされずにしっかりと成分を確かめて化粧品を選んで下さい。
ざらつきが気になるお肌には、肌バリアをおぎなうヒト型セラミドや、お肌を整えるうるおい成分たっぷりのクリームがおすすめ。
selif(セリフ)のプレミアムエナジークリームなら、肌バリアを守りながらお肌を整えることができます。
ざらつき改善にはターンオーバーにかかる時間だけ、日数がかかりますが、ケミカル成分をやめることで、肌そのものがざらつきやトラブルを起こしにくくなります。
根本からお肌を整えたい、時間がかかっても本気で美肌体質になりたいという方には、合成界面活性剤などの刺激成分を排除したケミカル断ちがおすすめです。
3-2.クリニックで肌のざらつきを改善できる
・セルフケアでの対策では不安
・もっと早く肌のざらつきを治したい
という方には、美容外科クリニックや皮膚科クリニックでの治療も有効でしょう。
クリニックで行われるざらつきの治療方法には、
・毛穴レーザー治療
・光治療
・ピーリング
が行われるのが一般的です。こうした治療にはダウンタイムもほとんどありませんから、気軽に施術を受ける女性も多いです。
ただし多くの場合、繰り返し施術を受けることになりますから、コストがかかってしまうのは仕方がないですね。
3-3.石けんで肌のざらつきを改善する
先程、肌に住んでいるニキビダニについてお話ししました。ニキビダニは人と共存していますから、全くいなくなれば肌トラブルを起こします。ですが増えすぎたニキビダニは毛穴づまりとざらつきの元。
皮膚科でニキビダニが多すぎると診断を受けたら、ある程度ニキビダニを減らしていくことで肌のざらつきが改善します。その方法のひとつに、石けんがあります。
ニキビダニ専用石けんでざらつきを改善する
お肌のニキビダニを確認したら、ニキビダニ専用の、AIDソープという石けんを使うという方法もあります。
AIDソープそのものは脱脂力が強いため、大人の肌にはうるおいをプラスしたMOKU AIDソープがおすすめ。
ニキビダニによる毛穴づまりがひどい方は、ニキビダニを減らすことで肌のざらつきをおさえることが望めます。
ただし、ニキビダニを殺すという石けんだけあって、お肌への刺激は強くなっています。症状が落ち着いてきたら、その後は必ず肌に優しい石けんに切りかえて下さいね。
普段使いのざらつき対策には肌バリアを守る石けんが最適
洗顔料やボディーソープ、石けんは脱脂力が強くて、無添加でもかなりの肌バリアを奪います。そのため、毎日体を綺麗にするためのお風呂が肌を乾燥させて、ざらつきを作ってしまうことに。
脱脂力の高い石けんも問題ですが、ボディーソープや洗顔料に含まれる合成界面活性剤もまた、肌バリアを奪ってガサガサに乾燥させてしまいます。
ざらつきの原因はお風呂で体を洗うことだった!というケースはとっても多いんです。
ですから普段使いの洗顔料や石けんは、できるだけ刺激の少ないものを選んで使いたいですね。
肌バリアを壊さない化粧品ブランドselif(セリフ)からは、お肌を守りながらすっきり汚れを落としてくれる洗顔石けんも出ています。
洗い上がりがしっとりしていて、お肌を傷めないと人気のリラックスソープ。お顔だけではなく、ざらつきが気になる傷んだお肌への使用もおすすめですよ。
4.リスク大!肌にNGなざらつき改善スキンケア
綺麗になりたくて行っているスキンケアの中には、肌のざらつきの原因になったり、ざらつきを悪化させるものもあります。
ついやってしまいがちなNGスキンケア。あなたも行っていませんか?
4-1.スクラブやピーリングは肌バリアを破壊する
肌のざらつきが気になる時、ついやってしまいがちなのは強引に角質をはがすスキンケア。肌のざらつきを改善するためのスキンケアとして、とてもポピュラーな方法でもあります。
強引にざらつきはがす方法としては、
・セルフピーリング
・スクラブ洗顔
などがあります。
確かにこの方法で肌のざらつきが一時的に解決することもあるでしょう。ですが肌バリアを壊したり、肌を傷つけてしまうのがこうしたスキンケアです。
一時的に良くなったように思えますが、肌は荒れた状態ですからまたすぐにざらつきは戻ってきます。そしてますます、ざらつきやすい肌状態になっていくため、完治することのない負のループに突入していくことに。
ざらつきは悪化していきますから、スクラブやセルフピーリングでの改善はおすすめできません。
4-2.カミソリ、毛抜きでの脱毛はNG
腕、脚や脇の下など、セルフ脱毛を繰り返していると、毛穴を傷つけたりばい菌がはいったりして、肌にざらつきが現れることがあります。
カミソリは肌の表面ごと削ってしまいますし、お風呂に置きっ放しのカミソリには菌がたくさん。脱毛用のワックスやムースなども、肌への負担がとても大きいです。
一番問題なのは、毛抜きで1本1本丁寧に抜いている人。この方法はとても毛穴を傷めやすく、肌のざらつきが酷くなります。
セルフ除毛をする時は、肌を傷つけない女性用の電動シェーバーを使うと良いでしょう。電動シェーバーだと残り毛が気になるという場合は、脱毛サロンや医療機関などで永久脱毛を考えるのもひとつの方法です。
5.肌のざらつきを感じたらお風呂は30分以内に出ること
毎日のお風呂、どのくらいの時間入っていますか?体を温めてくれるお風呂は健康にも良くて、湯船にゆっくりとつかることが推奨されていますよね。日本人はやっぱり、体に良いお風呂が大好きです。
でもそのお風呂やシャワータイムが、肌のざらつきにつながってしまうことも。それは一体どうしてなのでしょうか。
5-1.毛穴がふやけるとふさがることがある
バスルームに30分以上いるという方は、長風呂による肌のざらつきに気をつけましょう。湯船につかる場合も、シャワーだけで済ます場合も同様です。
長い時間湿度の高いバスルームでお湯を浴びていると、次第に毛穴周りがふやけていきます。これは横浜の名医と呼ばれる皮膚科医の先生がおっしゃっていたことですが、肌がふやけすぎてしまうことで、毛穴にフタができ、ざらつきが生まれることがあるのだそう。
30分以上のバスタイムは、毛穴づまりの原因になって肌のざらつきや吹き出物などのトラブルを起こします。お風呂の時間が長いかな?と心当たりのある方は、バスタイムを短めにして肌のざらつきを改善しましょう。
5-2.熱いお湯が肌バリアを破壊する
私たちの皮脂は、天然のクリームとも呼ばれていて、肌を守るバリア機能として重要な役割を持っています。
この皮脂がお湯によって溶け出す温度は、34度。つまり暖かいシャワーや湯船のお湯で、大切な皮脂は体から流れ出てしまうことになります。
暖かいお風呂は体にいいですが、毎日熱いお風呂で長風呂をすると肌が乾燥してざらつきが目立ち始めます。
お風呂に入る時は皮脂を奪いすぎないように、熱すぎる湯船やシャワーの温度に気をつけて、長風呂を避けるようにしましょう。
6.肌をなめらかにする脱毛の可能性
二の腕などのざらつきが気になる、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)や毛穴づまりが原因のざらつきは、毛穴の治療にも効果的なフラクショナルレーザーで改善することがあります。
ですが効果は一時的と言われていて、残念ながら肌のざらつきの再発を防げるものではありません。
最近では、毛根を根本から破壊する医療脱毛による、毛孔性苔癬の治療を試みている医院もあります。本当に脱毛で肌のざらつきが改善するのでしょうか?どのような仕組みになっているのか、見ていきましょう。
6-1.医療脱毛で手足のざらざらが改善する可能性もある
二の腕のざらつきなど、体のあらゆる部位に現れる鮫肌のような毛孔性苔癬は毛穴づまりによって起こっているもの。
そこで医療用のレーザー脱毛で毛根を破壊します。毛根が壊れることで毛穴づまりなどが解消して、肌のざらつきが改善することもあるのだそうです。
誰でも改善するというわけではないようですが、肌を傷めてしまうセルフ脱毛をしなくて済むようになります。毛孔性苔癬の診断を受けている方は、気になる部位の医療脱毛を行って損はないでしょう。
7.まとめ
お肌のざらつきには色々な原因がありましたが、ターンオーバーが遅れることで起こる毛穴トラブルが原因であることがとても多いです。
特にターンオーバーが遅れやすい年齢肌では、お肌はざらつきがち。ターンオーバーの遅れには加齢だけではなく生活習慣も深く関係していますから、毎日の習慣を見直してお肌のざらつきをどんどん撃退していきましょう。
どうか肌本来の健やかさを取り戻して、なめらかなお肌ですごして下さいね。あなたの美肌作りを心から応援しています。
なお、ストレスが原因で肌にざらつきを感じる場合も多いです。最近ストレスがたまっていると自覚のある方は、『 ストレスが肌荒れを引き起こす!今すぐ対策して肌荒れを改善する方法 』を参考になさってください。
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