↑美肌になる方法(YouTube動画でも解説しています)
気を付けていたつもりなのに、うっかり日焼けしてしまうことってありますよね。日焼けした後の肌は、赤くなったり、ヒリヒリしたり、人によっては水疱ができてしまったりすることも…。
できれば日焼けは避けたいものですが、もしも日焼けしてしまったなら、しっかりとケアをしましょう。正しいケアをしておかないと、肌の乾燥やくすみ、シミなどのトラブルに見舞われてしまうからです。
ここでは、日焼け後の正しいケアの仕方をご紹介しますので、ぜひお役立てください。
目次
1.日焼け後はケアが肝心!その理由とは?
日焼けした肌は、「しばらくすれば元の肌に戻るから」と、特別なケアはしていないという人も少なからずいます。しかし、日焼けした後に正しいケアをするかどうかは、とても大切なことです。
1-1.日焼け後は、軽くやけどをした状態と同じ
日焼けした後の肌は、軽くやけどをした状態といえます。なので、肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりするのです。
やけどと同様、そのまま放置していると、症状が悪化する恐れがありますし、ヒリヒリなどが長く続いてしまうこともあります。ですから、日焼け後は、きちんとケアをする必要があるのです。
1-2.ケアしないと、シミなどの原因になることも
紫外線の影響でシミができるということは、ほとんどの人が知っていると思います。しかし、紫外線を浴びたら必ずしもシミができるというわけではなく、ケア次第ではシミの生成を防ぐこともできるんです
というのは、シミが定着するまでには少し時間がかり、シミが定着する前に適切なケアすれば、シミをつくらせずにすむことも可能だからです。逆に、日焼け後に適切なケアを怠れば、シミができてしまう可能性が高くなります。
72時間以内のケアが大事
美肌を保つためには、日焼け後の72時間が勝負といわれています。日焼け後の72時間以内に、適切なケアをすれば、日焼けによるダメージを最小限に抑え、シミなどを予防することができるんです。
2.うっかり日焼け。やるべきケアとは?
では、うっかり日焼けをしてしまった場合にやるべきケアには、どんなものがあるのでしょうか?日焼けした後の正しいケアの方法をみていきましょう。
2-1.まずは、冷やす
日焼けした後の肌は、赤くなったり、ヒリヒリしたりしますよね。なので、最初にやるべきケアは、炎症を鎮めること。冷たいタオルを炎症部分にあてて、ほてりが引くまで冷やしましょう。
日焼けはレジャーなどのほか、うっかり焼けなど予期せぬ場合もあるもの。タオルではすぐにぬるくなるので、氷を直接入れて使えるこんな氷嚢(ひょうのう)が家に一つあると便利ですね。
2-2.次にやるのは、保湿ケア
次にやりたいのは、保湿ケアです。日焼けした後の肌は水分が失われた状態。なので、しっかりと保湿することも、美肌を保つためには大切なことです。
2-3.水疱ができたら皮膚科へ
日焼け後に肌を冷やしたものの、水疱(水ぶくれ)ができてしまったという場合は、皮膚科を受診しましょう。水疱は適切にケアしないと、後で残ってしまうことがあります。
3.日焼け後は、とにかく冷やそう
先ほどお伝えしましたように、日焼けした後の肌のケアとして一番にやるべきなのは、冷やすことです。日焼けした後は、徹底的に冷やしてください。
3-1.冷やしたタオルを使って冷却
水で濡らしたタオルで保冷剤をくるんであてるようにすると、手軽に日焼けした部分を冷やすことができます。赤くなっていても、冷たいタオルでしばらく冷やすと、赤みが引いていきますよ。
保冷剤がない場合は、ビニール袋に氷を少し入れて、タオルでくるんであてるといいでしょう。氷を使う場合は、凍傷になる恐れがありますので、氷は直接肌に触れないように気を付けましょう。先ほどご紹介した氷嚢も便利です。
日焼け後の炎症が治まるまで、冷やしてくださいね。
3-2.日焼けした後のお風呂はNG?
日焼けした後は、患部を温めるのはNGです。ですから、日焼けした当日は、できれば水シャワーを浴びるなどしてすませるのがおすすめです。
水シャワーが難しいなら、温度をぬるめに設定して軽くシャワーを浴びてもいいでしょう。とはいっても、湯船に浸かるのはNGです。
3-3.鎮静作用のある成分が配合されているパックを使っても◎
鎮静作用(消炎作用)のある成分が配合されているパックをあらかじめ冷蔵庫で冷やしておき、日焼けした肌に使用してもいいでしょう。
・グリチルリチン酸2K
・グリチルリチン酸ジカリウム
・グリチルリチン酸ステアリル
上記成分は消炎成分の代表例です。肌の炎症を落ち着かせてくれるので、応急処置としてはおすすめです。
4.日焼けの後は保湿が大事
肌をしっかりと冷やしてクールダウンしたら、次にやりたいのは保湿ケアです。日焼け後の肌は、水分が失われて乾燥しやすい状態です。なので、しっかりと保湿してあげることが大切です。
4-1.保湿ケアを怠ると、どうなる?
日焼け後の保湿ケアを怠ると、肌が乾燥します。肌のバリア機能がダメージを受けていることによるものですから、しっかりと保湿ケアをして肌の回復に努めることが大切です。
また、日焼け後に保湿ケアをやっておくことで、肌のターンオーバーを促すこともできますから、シミやくすみの防止にも役立ちます。さらに、乾燥した肌はシワができやすいので、肌の老化を予防するという観点からも保湿ケアは必須といえます。
4-2.美白ケアは、肌が落ち着いてから
日焼けの後は、「とにかく美白ケアを」と、美白ケアを重点的にやる人は少なくありません。しかし、いきなり美白ケアをやってしまうと、紫外線によるダメージを受けた肌は悲鳴を上げてしまうこともあります。美白ケアをやるなら、肌の炎症が落ち着いてからにしましょう。
5.日焼け後におすすめのスキンケアアイテム
日焼け後の肌は、とてもデリケートです。なので、保湿しようとしてリッチな保湿クリームなどを使ってしまうと、かゆみや赤みなどの肌トラブルの原因になることも少なくありません。
日焼け後の肌は、合成界面活性剤などの入っていない肌にやさしいスキンケアアイテムを使うのがおすすめです。合成界面活性剤は、肌のバリア機能にダメージを与えます。
そのため、合成界面活性剤の入っているスキンケアアイテムは、一時的に潤いを与えるものの、使い続けると肌の潤う力を失わせてしまうのです。
特に日焼け後の肌にとっては、合成界面活性剤の入っているスキンケアアイテムは肌への負担が大きいので使用しないようにしたいものです。
5-1.合成界面活性剤無配合の肌に安心のスキンケアアイテム
合成界面活性剤を使用していない、肌にやさしいスキンケアアイテムを探している人にピッタリなのが、肌のバリア機能を傷つけるケミカルなどを使用せずにつくられた化粧品ブランド「Selif(セリフ)」です。
セリフのスキンケアアイテムは、合成界面活性剤や合成ポリマー、シリコン、合成香料、着色料、パラベンなどを一切使用せずにつくられています。なので、日焼け後のデリケートな肌をしっかりと保湿してくれるんです。
使い続けるうちに、肌が本来の持つ潤う力を発揮できるようになっていきますので、「肌質が変わった」「肌のハリが出てきた」といった声も多く聞かれます。
5-2.日焼け後の肌を潤してくれるアイテム
日焼け後のデリケートな肌をやさしく潤してくれるのが、セリフのスキンケアセットです。
肌にしっかりと潤いを与えたいなら、シートパックでスペシャルケアをしても。シートパックは、冷蔵庫で冷やしておいて日焼け後の肌に使用するのもおすすめですよ。
シワができやすい首元まで一緒にケアできるシートパックです。
5-3.日焼け後のスキンケアはとにかくやさしく
日焼け後の肌は、とにかく刺激を与えないようにやさしくケアしましょう。ゴシゴシ洗顔がNGであることはもちろんのこと、パンパンと力を入れてパッティングしてしまうと、肌には負担になります。
いつも以上にやさしく丁寧にケアをするようにしてください。
6.皮膚科での日焼けケアとは?
日焼け後の肌をしっかりと冷やしたのに、「水泡ができてしまった」という場合は、放置せずにできるだけ早く皮膚科を受診しましょう。放置すると、症状が悪化するだけでなく、跡が残ってしまうこともあります。
跡に残ってしまったら、なかなか消すことはできませんので、「水疱ができた」「ヒリヒリが治まらない」という場合は、早めに皮膚科に行くようにしてください。
6-1.皮膚科で処方される薬
皮膚科では、やけどの治療と同じでステロイド外用薬が処方されます。また、やけどによる炎症による細菌感染を防ぐために、必要に応じて抗生物質の内服薬や軟膏が処方されることもあります。
7.ダメージを少なくするためにはUV対策を!
日焼けした後のアフターケアについてご紹介してきましたが、日焼けによるダメージを最小限に抑えるためには、UV対策を講じることが必須です。
日頃から実践したいUV対策をご紹介しますので、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。
7-1.できるだけ紫外線を浴びないようにする
まずやりたいのは、紫外線をできるだけ浴びないようにすることです。UV対策というと、日焼け止めを塗っておけば大丈夫と考えている人もいますが、それは間違い。できるだけ肌に紫外線を直接浴びることのないようにしましょう。
外出するときは日傘・帽子を使用する
外出するときは、必ず日傘や帽子を利用してください。そうすることで、上からの降り注ぐ紫外線を浴びないようにすることができます。曇り空でも紫外線は降り注いでいますので、曇った日でも日傘・帽子を使うようにしましょう。
衣類はUV対策アイテムを利用する
最近では、UVカット効果のあるカーディガンやパーカー、シャツなどが出回っています。そのようなアイテムを使用することで、肌に浴びる紫外線の量を減らすことができます。
カーテンなどにもこだわって
外でのUV対策には気を使っても、室内だと無防備になりがちです。しかし、室内でも窓ガラスを通して紫外線は入ってきています。
特にUVAは外で浴びる紫外線量の約80%が入ってきているともいわれています。UVAは真皮にまで達する紫外線ですので、浴び続けるとシミやシワ、たるみの原因になります。
室内での紫外線を防ぐためには、UVカット効果のあるカーテンなどを利用するのがおすすめです。
7-2.日焼け止めを塗る
紫外線対策として真っ先に思いつくのが、日焼け止めだと思います。ただし、市販の日焼け止めの多くは紫外線吸収剤が使用されていて、肌への刺激が強いのが難点です。
肌のためには、紫外線吸収剤の配合されていない日焼け止めを選んでください。
紫外線吸収剤不使用の日焼け止め
セリフのUVプロテクターベースエッセンスは、紫外線吸収剤不使用のノンケミカル処方。「日焼け止めなのに、肌が乾燥しない」「使用感が心地よい」と好評の日焼け止めです。
セリフ UVプロテクターベースエッセンス SPF24・PA++
7-3.ファンデーションもUV対策アイテムを
UV効果を高めたければ、ファンデーションもUV対策アイテムを使用しましょう。
紫外線吸収剤を使っていない肌にやさしいUVファンデーション
紫外線吸収剤、合成界面活性剤、合成ポリマー、シリコン、パラベン無配合のUVファンデーション・パウダーです
セリフ クリーミータッチUVファンデーション SPF50+・PA++++
SPF50+、PA++++なのに、肌にやさしいクリーミィタッチのファンデーション
セリフ UVベールスノーパウダー SPF50+・PA++++
同じくSPF50+、PA++++と高い紫外線防止効果を持ちながら、肌にやさしい使用感のルースパウダー。
8.内側からできるケア
外側からのケアに加えて、内側からも肌をケアしてあげると、日焼けによるダメージをより早く回復させることができます。
8-1.日焼けした後に食べたい食べ物
日焼けした後は、肌の回復や美白に効果が期待できる栄養素を取りましょう。
・ビタミンA(うなぎ、レバー、ニンジン、トマト、カボチャ、ブロッコリーなど)
・ビタミンB群(レバー、豚肉、カツオ、大豆・大豆製品など)
・ビタミンC(パセリ、キャベツ、イチゴ、キウイ、アセロラ、オレンジ、グレープフルーツなど)
・ビタミンE(アーモンド、ゴマ、アボカド、大豆・大豆製品、オリーブオイルなど)
8-2.飲む日焼け止めを利用しても
内側からできるUV対策として注目されている「飲む日焼け止め」ですが、日焼けした肌の回復を高めるためにも利用できます。
とはいえ、飲む日焼け止めを飲んでいればケアは十分というわけではないので、あくまでも補助的な役割として使うようにしましょう。
9.まとめ
日焼けはできるだけしないようにしたいものです。しかし、もしも日焼けしてしまったという場合は、早めに正しいケアをすることで日焼けによるダメージを最小限にすることができます。
まずは冷やす、そしてしっかりと保湿する、を徹底してください。そうすることで、肌の回復を早めることができますよ。
なお、日焼け後にすぐ対処することは大切ですが、日ごろから肌に良い食事をしておくと、急なトラブルも最小限に抑えることができます。『 美肌によい食材|ランキングTOP10~カラダの中から綺麗を目指そう 』を併せて参考になさってください。
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