↑「二重アゴ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
「なんだか顔が大きくなってきた」と、悩む女性のお話しをよく聞きます。皆さん、年齢を重ねるにつれて、顔の大きさが増してくるのだそう。
特に40代くらいになると、体型もコントロールしにくくなってきたけれど、顔はもっと痩せられないと実感している女性が多いようです。
顔太りは老け顔症状のひとつ。まん丸なムーンフェイスに見えるだけではなく、たるんでブルドッグのように見えたり、おばさんっぽい印象を与えたりします。
特に顔の下半分が大きくなる症状なら、老け顔要注意!だけどそんな顔太りもスッキリ小顔にしてくれるメソッドがあります。
たくさんの方がびっくりするほど効果があったというこのメソッドで、キュッと引き締まった小顔を手に入れましょう。
1.顔が痩せれば驚くほど若返る
繰り返される小顔ブームの中、私たち女性はずっと小顔に憧れてきました。でも、若い頃と大人になってからの顔の大きさの悩みには違いがあるようです。
顔が大きくなることで老けたような気がする、顔痩せして若さを取り戻したいという場合は、老化していく過程の大人の悩みかもしれません。
1-1.若者世代の小顔はトップへの憧れ
10代、20代の頃、女子たちは写真を撮る時に競って小顔見せを目指しましたよね。若者と呼ばれる世代でも、キュッと引き締まった小顔は憧れの対象でした。
言わば、小顔の女性はタレントやモデル、アイドルのような特別な存在に近い位置にあったのです。実際に間近で見るモデルさんたちは驚くほど顔が小さいです。
でも顔が小さくなくても、美人だったり可愛かったりする女性はたくさんいます。
若い頃の小顔への熱望は、テレビタレントのような憧れの存在を夢見るものでもあったんですね。
1-2.大人になってからの大顔は老け顔のもと
大人にとっての大顔の悩みは、若い頃とは少し違ってきます。
年齢顔を放っておくと、引き締まっていたフェイスラインがだんだんとぼやけて膨らんでくるので、一気に老けた印象になってしまうのです。
老化による顔の膨張はたるみと密接な関係にあって、老け顔を作ります。下向きの力が働いてしまうからです。
鏡の前に立ってみて下さい。両手の中指から手のひらの中心で優しく顔を挟んで、ほんの少しだけ斜め外側に引き上げると、顔が若々しく変化しませんか?
これと同じように、顔が痩せれば下向きの力が弱くなります。
顔痩せによって目元やほうれい線周り、フェイスラインのたるみがキュッと引き上がりますから、驚くほど若返って見えるようになりますよ。
2.顔が痩せない理由
顔を小さくしたいと思った時、顔痩せを目指してダイエットをしたりしますよね。でも体重を減らしたのに、どうしても顔がやせない!と悩むことってありませんか?
体は洋服で隠せますが、顔は常に外に出ている部分。顔が大きいと、体は痩せていても太って見られがちです。それなのに、顔が痩せないのはとても辛いこと。
ダイエットを続ければ続けるほど、体は痩せてしまいますが、顔はパンパンということもよくあります。そうなるとダイエットが行きすぎて、女性の魅力を失ってしまうことにも。
でもどうしてそんなことが起こるのでしょうか?その理由を見ていきましょう。
2-1.骨格のせいで顔が大きい
もともと生まれ持っている骨格が大きいと、顔が痩せても小顔にはなりませんよね。
こちらは遺伝的なものでもあり、骨を削るなど整形外科の力を使わないと改善が難しいものでもあります。
もちろん、このケースでは年齢と共に大きくなっていくことはありません。
むしろ頭蓋骨は年齢と共に縮んでいきますから、これから少し小さくなるかもと期待をしても良いかもしれませんね。
あまりそのことにとらわれすぎないで下さい。それぞれに個性は違っても、持って生まれた自分の魅力があるのです。
「ない」ということにとらわれる思いは、自分の魅力を半減させてしまいます。自分の魅力を見失わずにいることこそが、あなたを一番美しく輝かせてくれますよ。
2-2.丸顔である
顔が痩せないと悩んでいる女性の中には、丸顔の人も多いようです。
顔の形が面長な人、逆三角の人よりも、丸顔は太って見えやすいのです。
こちらも骨格に関係しているため、いくら顔痩せを頑張っても、顔が小さくならないと感じることも。
そんな丸顔さんは、写真に写る時などに他の人よりもふっくらとして見えますから、自分では過剰に顔の大きさを気にしてしまうんですよね。
でも実は、丸顔はとても魅力的だったりします。本人が思っているより、ずっとチャーミングで素敵なんですよ。特に男性から見れば、丸顔はチャームポイントの1つになりえるでしょう。
それでも顔痩せをしたい場合、あご周りの引き締めに集中してみて下さい。あご周りがすっきりすることで、顔が小さく引き締まって見えます。
2-3.むくみがとれない
顔がパンパンに膨らんでしまうことの原因のひとつに、むくみがあります。顔がむくみやすい人は、いくらダイエットをしても顔が痩せて見えません。
特に病気の症状ではない場合、むくみを引き起こしているのは血流不足です。
血液が水分を全身に回しているのですが、血管から水分が過剰にしみ出して回収できず、そこにたまってしまうことでむくみが起こります。
むくみを放っておけばたるみやセルライトの原因になって、さらに顔が大きくなってしまうことに。顔痩せのためには、ダイエットよりもむくみ改善にとりくみましょう。
2-4.顔のセルライトがたまっている
脚やお腹など、ボディーの様々なところにひそむ固いセルライト。とても頑固でダイエットをしてもなくならない脂肪として、女性たちを困らせています。
ダイエットの大敵でもあるこのセルライトが、実は顔にもできやすいってご存知でしょうか。
顔を押してみて、奥の方がゴリゴリとしていたらそれはセルライトかもしれません。セルライトは脂肪組織の周りに無数の線維が絡みついて、脂肪がでこぼこと固まってしまっているもの。
内臓脂肪は落ちやすいのですが、こうした皮下脂肪はとても落ちにくいです。それこそが、ダイエットでボディーは痩せたのに顔は痩せない!という悩みの原因。
顔痩せしたいという方は、食事制限でのダイエットを繰り返していることが多いですが、特にこうしたダイエットを少しでも繰り返している方は、顔に頑固なセルライトがたまっている可能性が高いです。
2-5.顔の筋力不足でたるみがでている
年齢を重ねるうちに顔が大きくなってきたと悩んでいる方の多くが、顔の筋力を失っています。
加齢や表情筋を使わない生活で顔のたるみが現れて、脂肪がどんどん下がることによって、顔の下がふくらんでくるのです。
特に顔の下半分に脂肪がついて、あごの下までぷっくりと丸くなっていくことに。
年齢を重ねた人の二重あごは、肥満だけが原因ではありません。たるみができることで、顔が痩せていても二重あごはできてしまうのです。
表情筋をあまり使っていないという方は、顔の筋力不足でたるみが加速している可能性があります。日常生活でしっかりと顔を運動させているか、見直してみましょう。
3.美容にNG な顔痩せ方法
顔痩せの方法、いくつか思い浮かびますか?皆さん綺麗になりたくて、顔痩せする方法を探しています。
それなのに小顔になれると噂されている方法の中には、実は美容にとって逆効果になってしまうものがあるんです。
3-1.顔痩せリンパマッサージはたるみの原因に
今、即効で小顔になれると噂されているのが顔痩せのためのリンパマッサージです。
すごく効果があると、かなり注目を集めている方法ですね。試したことがある方もいるのではないでしょうか。
この小顔リンパマッサージ、エステでプロが行えば一時的に高い効果が現れます。ですが巷で噂のセルフマッサージの場合、大きなリスクをともなうのが現実です。
顔痩せしたくて、セルフリンパマッサージを試したという女性の話を聞いたことがあります。
小顔リンパマッサージではかなり力を入れて、ひっぱるように顔のリンパを流していきます。マッサージ直後は、一時的ではありますがなんとなく顔がすっきりしたように感じるのだそう。
リンパが流れやすくなりますから、むくみが解消して顔が痩せたように見えるのです。
この方法はリンパを流すにはとても効果的。セルフリンパマッサージをした女性は、一時的にでも顔痩せできるのが嬉しくて、何度もこのマッサージを繰り返したそうです。
ですが、この方法には大きな落とし穴がありました。女性はその後、顔のたるみに悩まされることになってしまったのです。
注目を集めているセルフでの小顔リンパマッサージでは、リンパを押し流すために顔の皮膚を強く引っ張ります。
だけど皮膚ってとても伸びやすいもの。そして一度伸びてしまうと、元に戻るにはとても長い時間がかかります。
皮膚がのびれば、皮がゆるんでたるみができますよね。セルフでのリンパマッサージによってできたたるみは、なかなか元に戻りません!
さらに摩擦によって皮膚が傷んでしまうことも、たるみの原因に。顔痩せしたいけれど老けたくない、という女性は気をつけて下さいね。
3-2.小顔矯正は危険?
小顔ブームが起こった時に、整体の手業を使った小顔矯正がメディアでもたくさん取り上げられました。
その施術は、手で頭蓋骨を押して頭蓋骨やそのすき間を縮め、小顔にするという方法です。
現在も小顔矯正専門の整体院などもあり、小顔になりたいと憧れる女性が集まっているようですね。
しかしこうした施術によって、頭蓋骨が小さくなったり縮んだりすることはありません。
頭蓋骨が小さくなるという医学的根拠はなく、多くの小顔矯正院が行政処分を受けているのが実情です。
間違ったやり方で頭蓋骨を押すと、吐き気やめまいが起こったり、様々な健康被害を起こすことも。危険がともないますので、そうした医院を選ぶ時は慎重に行って下さいね。
3-3.温シャワーでの顔痩せ法は老化を招く
顔の血流を良くしてむくみを解消するために、熱いシャワーを顔に浴びようという顔痩せ方法が存在します。
確かに顔の温度を上げて冷えをとることで、むくみやセルライトの予防ができるでしょう。
しかし顔の皮膚はとても繊細です。30℃以上のお湯を浴びると皮膚は激しく乾燥しますから、この方法はNG。
ガサガサ肌、しわ、たるみなどの老化トラブルを招きますから、美容のために顔痩せしたいという方は行わない方がよいでしょう。
また、ニキビ肌の方も注意が必要です。顔にシャワーを直接浴びるのは肌負担が大きく、ニキビなどの吹き出物も出やすくなってしまいます。
4.本当に顔痩せする方法は?
どうしたら顔痩せして小顔を手に入れることができるのでしょうか?
その方法をご紹介します。
4-1.むくみとたるみは絶対に撃退する!
年を重ねるごとにちょっとずつ大きくなっていったなら、加齢による大顔。3年前よりも顔が大きくなったな、という方は喜んで下さい。
このタイプの方は顔痩せメソッドで改善できるのですから。
まず第1に、むくみをあなどらないで下さいね。慢性的なむくみは解消すれば顔痩せできるというものではありません。むくんだ状態が続くことで、脂肪はどんどんセルライトの塊になって、顔にたまっていくのです。
普段から絶対にむくませないこと。顔痩せのためにはこれがとても重要です。
・冷え
・塩分のとりすぎ
・カリウム不足
・アルコールの摂取
・姿勢
・顔や体の運動不足
・筋力不足
カリウムは塩分を排出して、むくみを効果的に解消して、顔痩せ効果をもたらしてくれます。
サプリメントなどで摂りすぎると、高カリウム血症や胃痛を起こすことがありますので、食事から上手に摂取してみて下さい。
わかめ 7400mg
ほしひじき 6400mg
パセリ 3600mg
あおさ 3200mg
大豆 1800mg
バナナ 1300m
その他、芋類、ほうれん草、とうもろこし、かぼちゃ、たけのこなどもカリウムを摂りやすい顔痩せ食材です。とうもろこし茶で手軽にカリウムをとるのも良いですね。
顔の下の方が大きくなってきたという方は、顔のたるみも大きな原因になっています。
むくみ、たるみの解消が顔痩せの絶対条件。目に見えた効果が得られますから、頑張って解消してみて下さいね。
4-2.表情筋を鍛えればむくみとたるみは解消できる!
顔のむくみ、たるみ、その両方をとっても効果的に、そして安全に撃退できる方法があります。それは表情筋を鍛える方法。
筋肉はポンプの役割をして、体中に血や水分を巡らせています。
この機能が弱ってしまうと、余分にためこんだ水分を押し戻せなくなって、むくみ、たるみが進行してしまうんですよね。
衰えてしまった表情筋を鍛え直して、むくまない、たるまない痩せ顔を実現しましょう。
4-3.運動も顔痩せ効果大!
全身の運動をすることでも、顔痩せ効果が期待できます。
顔だけなかなか痩せないという方は、食事制限でのダイエットでは体に脂肪が足りなくなるくらいにならないと、顔は理想通りに痩せていきません。
ですが有酸素運動、筋トレなら、どちらも顔痩せに効果絶大です。
ちょっと運動不足かな?という方は、毎日の生活にちょっとした運動タイムを取り入れることもおすすめですよ。
5.顔が痩せる簡単メソッド
それでは、顔痩せできるメソッドを実践していきましょう。
筋肉がつくまでには時間がかかりますが、トレーニングをするだけでも血流がアップして顔周りをすっきりとさせてくれます。2週間くらいでかなり効果を実感できるようになりますよ。
表情筋がしっかりとつけば、さらなる顔痩せ効果が期待できますから、楽しく続けてみて下さいね。
5-1.リフトアップでフェイスラインをすっきりさせるメソッド
このトレーニングでは、頬のたるみを引き上げることでフェイスラインをすっきりとさせます。大きな筋肉を鍛えますから、顔全体の血流もアップして顔痩せにもとても効果的です。
1、口を軽くとがらせましょう。
2、上のはぐきをむき出すようにして、頬の上部分にぐっと力を入れます。
※頬は真上に向かって引き上げて下さい。
時間・・・頬上げ30秒 → 鼻の下のばし5秒間
1セットを1日1回、毎日行いましょう。
5-2.あごの筋肉を鍛えてフェイスラインをすっきりさせるメソッド
次のトレーニングでは、あごを支えている翼突筋(よくとつきん)を鍛えます。
この部分の筋肉は鍛えにくく、衰えてしまうと耳前の脂肪がフェイスラインへ落ちてりんかくがぼやけてしまいます。
リンパ節にも近い筋肉ですから、しっかりと鍛えてすっきり小顔を目指しましょう。
1、口角を限界まで片方に寄せて、5秒キープします。
2、反対も同様に片側に寄せて、5秒間キープします。
回数・・・2セット 1日1回
あごの骨のラインがしっかり出るまで、口を横に寄せるのがポイントです。
2セットを1日1回、毎日行って下さい。
5-3.むくみ解消して顔痩せする体操
このトレーニングでは、顔のむくみをすっきり解消して顔痩せを目指します。
な~の~い~う~え~お~体操
- 思いきりの笑顔を作って下さい。目の下にほっぺがくっついたことを鏡で確認して下さいね。頬に意識を集中しましょう。
- 頬に意識が集まったら、口角を上げて「な~」 と発音します。
口角が上方向に向くよう、気をつけましょう。
- 次に「の~」 と発音していきます。
頬上部を緊張させて、口角が上がっていることを意識して下さい。
④「な~の~い~う~え~お~」 と頬上部、口角横に意識を向けたまま、繰りかえします。これを1分間行って下さい。
「な~の~い~う~え~お~」すべての言葉で、しっかりと口角を上げましょう。笑顔で行うことがポイントです。
●注意点
口は固定しないで、一言一言、口角を上げながらしっかりと口を動かすこと。
な~の~い~う~え~お~体操では、頬の筋肉が鍛えられていきます。
6.正しいリンパマッサージで顔痩せする
顔の筋肉を鍛えることで、顔全体の血流がアップしてむくみも自然とすっきりしていくでしょう。さらにむくみを改善したい方は、優しいリンパマッサージでさっとリンパを流すのも良いでしょう。
6-1.顔のむくみ解消マッサージの手順1
- マッサージクリームやオイルをたっぷりと手に取ります
- 人差し指から薬指の3本の指で、左鎖骨の凹みを押さえます
- 外側へ向かって優しく流して下さい
- 余裕があったら、手首まで流しましょう
6-2.顔のむくみ解消マッサージの手順2
- マッサージオイルやクリームをたっぷりと手にとって、鎖骨を3秒間押します
- 耳たぶの裏側にある柔らかい凹みを、3秒間優しく押します
- そのまま首筋へ向かっ、て優しく流してください
流行の小顔マッサージでは強く皮膚をひっぱりますが、この方法ではなでる程度に、優しくリンパを流していきます。
この方法で十分に効果がありますから、肌の負担にならないようにマッサージをしていって下さいね。
7.まとめ
顔がだんだんと大きくなっていくその大きな原因は、むくみの蓄積とたるみでした。メソッドをすることで簡単に顔痩せを目指せます。
顔が痩せればフェイスラインやほうれい線周りもスッキリして、とても若返りますから、ぜひチャレンジしてみて下さいね。
ただし、頑固なむくみがあるという場合は体の不調のサインであることも。おかしいな?と思ったら医療機関を受診して下さい。
女性の体はとてもむくみやすいですから、しっかり顔と体を動かして、健康的な美しさを手に入れて他の人と差をつけましょう。
どうか健やかで、活き活きとした毎日を送れますように。
なお、特に顔の下半分が大きく二重あごになっている場合は、『 たった5分!二重あごを即!解消する4つの引き締めエクササイズ 』を併せて参考になさってください。
最新情報をお届けします
Twitter で若見えラボをフォローしよう!
Follow @tarrumi