↑「目元のシワ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
あなたは今、ニコッと笑うたびに刻まれる目尻のしわが気になっていませんか?女性の美しさは笑顔で引き立ちます。けれど年々増える目尻のしわは老けてみえるので嫌で嫌で仕方ない。笑っても目だけは笑わないようにしている人もいます。
そんな方はぜひ、私がおすすめする目尻のしわの改善法を実践ください。たった4つのコツのみで、しわが気にならなくなります。目尻の組織が薄いと皮膚が折れやすくなるので、まずは目尻を部分的に厚くします。そのために目尻の筋トレをします。
それから、乾燥するとしわは深くなるので、保湿を徹底的に行います。皮膚が薄く乾燥しやすい目尻は、保湿しないとしわが増えます。しわが出来たかな?と思ったら保湿を重点的に行います。目尻がふっくらと整っていきます。保湿の方法も詳しくお伝えします。
それプラス、皮膚にダメージを与える紫外線も効果的にカットしていきます。街を歩いてみると、UV対策が万全ではない方を多く目にします。日焼け止めだけでは不十分。こちらも要チェックです。
この3つのコツを同時に実践すると、目尻のしわが気にならなくなるはずです。笑顔をつくってもしわが気にならないことが大きな目標です!もう一つのステップは、しわがピン!と一瞬で伸びる機能性ファンデーションの助けを借りること。見た目に今すぐ楽になることも重要なのです。
この記事では、目尻のしわを消したい!と悩んでいる人のために、自力で目尻のしわをスッキリと改善する4つのコツを分かりやすくご紹介いたします。
目次
1.目尻のしわはコツを覚えれば3か月で改善できる
目尻のしわは悩みが深いですが、大丈夫!コツさえ覚えれば約3か月程度で改善できます。
皮膚が薄い部分はちょっとした表情で折れやすい。同じ場所が繰り返し折れることで、最初は浅い小さなしわが、次第に深くなります。そして、表情をつくらなくてもはっきりと分かる定着しわとなってしまいます。
目尻の筋肉を鍛えれば、目尻の組織が部分的に厚くなり、しわができにくくなります。厚い場所は折れにくいからです。深いしわは浅くなり、浅いしわはほとんど目立たなくなります。
1-1.目尻の筋トレを中心としたメソッドでしわ改善
これから実践頂くことは、筋トレを中心としたメソッドです。筋肉は約3か月で生まれ変わるので、3か月毎日実践ください。とても簡単な方法ですので、だれでもできるはずです。自信を持って思い切り笑える自分を目指しましょう。
2.目尻にしわができる大きな原因は3つある
目尻にしわができる主な原因は3つあります。詳しく解説します。
2-1.頭皮のたるみが原因で目尻にしわができる
頭皮のたるみが原因で目尻にしわができるってご存知でしたか?顔と頭皮の皮膚は1枚の皮でつながっています。顔と同様、年齢ともに頭皮にもたるみが発生します。
たるんだ頭皮が顔に押し寄せると・・・目尻にも皮膚がかぶさってくることになります。目尻に皮膚があまると、しわとなって折り込まれてしまうのですね。
2-2.加齢により皮膚の弾力が減少して目尻にしわができる
年齢重ねて皮膚に弾力がなくなると、目尻にしわができやすくなります。
皮膚の真皮層には、皮膚の弾力の元となる成分、コラーゲンやエラスチンチン、ヒアルロン酸が存在しています。これらを生み出すのは、線維芽細胞(せんいがさいぼう)という細胞ですが、加齢とともに生成する力が弱まっていき、結果として皮膚に弾力が無くなっていきます。
皮膚が弾力を失えば、繰り返し折れやすい目尻の皮膚は、しわが入りやすく、そして元に戻りにくくなります。これが目尻にしわが定着する原因です。
2-3.目の周りの筋肉の衰えで目尻にしわができる
目の周りには眼輪筋(がんりんきん)という目の周りを取り囲んでいる筋肉があります。この筋肉が弱って薄くなると、目尻の組織自体の厚さが減り、目尻にしわができやすくなります。
眼輪筋が弱る理由は、筋線維自体の加齢もありますが、最も大きな理由は、目の周りの運動不足です。目の周りは、まばたきでよく動かしているのに、運動不足?と不思議な気がしますね。
私たちは1日14,000回以上のまばたきをしていますが、実は、まばたきの運動では眼輪筋はほんの少ししか使わていません。日常のまばたき程度では、筋肉の強さを維持できないので、筋肉の若さを維持するには、積極的な目の周りのエクササイズが必要となります。
3.目尻のしわを改善する4つの簡単ステップ
ここまで、目尻のしわの原因をみてまいりました。それでは目尻のしわを消すにはどうしたら良いのでしょうか?これから説明する4つのステップを実践すれば、しわの改善効果を実感できるでしょう。方法はいたって簡単!詳しく解説いたします。
3-1.目の周りの筋肉を鍛えて目尻を厚くし、シワを刻ませないようにする
目の周りの筋肉を鍛えて強くすると、組織に厚みが出来、しわが入りにくくなります。また、現在あるしわも薄くなっていきます。先ほど、目尻の組織が薄くなることで、皮膚が折れやすくなるとお伝えしましたね。厚い部分は折れにくいのです。
目の周りには眼輪筋(がんりんきん)という目の周りを取り囲んでいる筋肉があります。
眼輪筋の動きを確認してみよう
ここで、眼輪筋を実際に確認してみましょう。まず、両目の目尻のしわがある部分に、人差し指を置いてみてください。そして交互にウインクをしてみてください。
しわの真下が動いていますね。目尻に置いている人差し指に、筋肉の動きが伝わると思います。これが眼輪筋です。この筋肉をしっかりと鍛えると、目尻の組織が厚くなり、皮膚が折れ曲がりにくくなります。
例えば、薄いダンボールは折れ曲がりやすいけど、厚いダンボールは折れ曲がりにくいですよね。それと同じことで、目尻の組織が薄ければ薄いほど、しわが入りやすくなります。
目の周りの筋肉をしっかりと鍛えれば、目尻のしわが改善されていきます。今のしわを消すために、また将来のしわを防ぐためにも、眼輪筋をしっかりと鍛えましょう。
目の周りを鍛える方法
それでは、目の周りを鍛える方法をご説明します。
①舌を上下の歯で軽く噛んだまま、片目をつぶってウィンクする。これを踏切の信号機のように繰り返します。
回数・・・1秒に右と左のまばたき。左右30回
トレーニングのコツ・・・まばたきの際、目はぎゅっとつぶる必要はありません。目尻にしわができない程度の力加減がよいです。このトレーニングで目じりのシワが浮き出るのが気になる方は、目じりに指を置いてシワを防いでトレーニングなさってください。
1日1回、いつやってもOK!
1日1回、両目をパチパチするだけで、目尻下の眼輪筋がしっかりと鍛えられます。右左のまばたきを1秒で行ってください。早く感じる場合は、片目1秒でも大丈夫です。
朝のメイク前がもっとも良いタイミング。筋肉が動くことで目回りの毛細血管が刺激され血行が促されるので、まぶたのむくみも同時に解消できます。
また眼輪筋を動かすと頭部の筋肉(前頭筋や後頭筋)も刺激されるため、頭皮のたるみが原因の目尻のしわにも有効です。
3-2.目尻の皮膚を保湿して、ちりめんじわの段階で食い止める
目尻のしわは、2章の原因の項目でお伝えした、真皮の弾力不足も原因ですが、皮膚の一番上の角質層を保湿すると、細かいちりめんじわの段階で大きなしわに移行することを防ぐことができます。
特に目尻は皮膚が薄くてとてもデリケート。角質層に蓄える水分も少ないので、保湿を怠るとすぐにしわっぽくなりがちです。朝晩保湿効果のある専用のアイクリームでのお手入れが有効です。
アイクリームは5,000円以上のものを使う
それではどんなアイクリームが目尻のしわに良いのか?ですが、お値段が5,000円以上のものをおすすめします。アイクリームの目的は、デリケートな目元のしっかりと保湿すること。目に近い部分に使うので、品質の良いものを使いましょう。
目の周りの保湿だけでしたらドラッグストアの安価なものでも良いのですが、アンチエイジング効果の高いものを求めるなら、ある程度のお値段がするものを使うことをおすすめします。
高額な商品が良いとは限りませんが、化粧品の原料の高さはそのままお値段に反映されます。安価なものは、原料がかなり安くなっているはずですので、目尻のしわに悩む方は、ある程度のレベル(5000円以上)のアイクリームがお勧めします。
目尻のしわに効果がおすすめアイクリーム
私がお勧めする目尻のしわが消えるアイクリームはこちら
シャネル サブリマージュ ラ クレーム ユー 定価 18,500円(税別)
目尻のしわに塗ると、すぐに皮膚がふっくらとしてしわがのびます。クリームを塗っている間はふっくら感が持続します。
合成界面活性剤が配合されていないアイクリームを選べば、しわができにくくなる
本当にしわができにくい肌をめざすなら、肌バリアを壊さない化粧品、すなわち合成界面活性剤が配合していないものがおすすめです。塗ってすぐに効果が出るアイクリームは、配合されている合成界面活性剤が肌のバリアを壊して、角質層に穴をあけ水分や有効成分を入れ込んでいます。
肌にはもともと外部から体内部を守る「バリア機能」というものがあります。お風呂に入っても体の中に水が入っていかないのは、皮膚に幾重ものバリアの機能があるからです。
こちらは、皮膚のバリア機能の説明図です。皮膚には表面の皮脂膜による1次バリアと、角質層の細胞間脂質による2次バリアがあります。これらの強固のバリアで、肌の水分が外に出ていかないようにしています。また外部から異物が入り込まないように守っています。
化粧品の合成界面活性剤を配合する目的の一つに、このバリアを壊して、化粧品成分を内部に入れ込む、というものがあります。
水が入ると皮膚が一時的にふっくらするのですが、合成界面活性剤入りの化粧品を長期的に使うと、肌のバリアが壊れますので、逆に皮膚の水分が逃げやすくなり、乾燥を招く可能性があります。
ただ、しわを伸ばす効果はとても高いですので、先ほどご紹介したシャネルのアイクリームは、短期的に使用するぶんには問題はありません。昨今の化粧品には、ある意味、合成界面活性剤や肌の表面をツヤ良くみせる合成ポリマーは欠かせないものなのでしょう。
しかし本当にしわができにくい丈夫な肌をつくるには、効果が出るまで時間がかかっても、肌にとっては本当はよくない成分を使っていないものを使う方が良いです。
私は、本当に肌バリアを壊さないコスメが欲しくて試行錯誤しましたが、なかなか自分で納得できるコスメに出会えず、結局、納得いく成分だけで化粧品を作ってしまいました。機能性無添加コスメ「Selif(セリフ)」です。
肌バリアを壊す合成界面活性剤、合成ポリマー、紫外線吸収剤だけでなく、パラベン、合成香料、着色料、シリコンなど肌にとって負担になる成分を一切使用していない機能性無添加コスメです。どんな化粧品を使ったらいいのか迷う方は、「Selif(セリフ)がどうして肌バリアを壊さないのか?」をご覧ください。
化粧品を選ぶ際には、外箱の配合成分表に合成界面活性剤の表記が無いかしっかりと確認することが大切。合成界面活性剤が配合されていれば、その化粧品は避けた方がいいでしょう。
合成界面活性剤の表示名リスト
化粧品の成分名を見ただけでは、どれが合成界面活性剤かは分かりにくいと思います。合成界面活性剤の成分名をリストにしましたので、化粧品選びの参考になさってください。
<合成界面活性剤の成分名> ※ クリックすると表示されます。
3-3.紫外線から目尻を守ってしわを防ぐ
目尻のしわを改善するには、皮膚の弾力を奪い乾燥させる紫外線から肌を徹底的に守ることが大切です。
UVA(紫外線A波)が目尻にしわをつくる
UVA(紫外線A波)は波長が長いため、皮膚の深い層、真皮まで到達します。真皮層にまで届いたUVAは、活性酸素を発生させてコラーゲンやエラスチンなどの皮膚の弾力のもととなる線維を変性させ、しわやたるみを引き起こします。UVAは、全紫外線の約95%を占めます。
UVAは奥深くに到達し、しわをつくる(目尻やおでこの横しわ、ほうれい線など)
一方、残り約5%のUVBは、UVAより強いエネルギーを持ちます。UVBが主に表皮にダメージを与え、やけどのような症状を引き起こし(サンバーン)、表皮の基底層のメラノサイトを刺激して、大量のメラニン色素を生成させます。ターンオーバーにより排出できないメラニン色素は、肌にしみをつくります。
日焼け止めは肌に負担の少ない紫外線散乱剤のタイプがおすすめ
日焼け止めには、大きく分けて「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。目尻のしわに悩む方は、肌に負担がない紫外線散乱剤の日焼け止めをおすすめします。
「紫外線吸収剤」は、皮膚の表面で紫外線を吸収し、化学的に熱エネルギーに変えて放出する働きがあります。高い紫外線防止効果があり、他の成分との親和性が高いので、肌に良く伸びて使用感は良いのですが、肌表面で化学変化を起こすため、肌への負担が高くなります。
人により熱感やかゆみ、赤みがでてしまう場合があるので、デリケートな目元には特に慎重に使う必要があります。
●紫外線吸収剤の代表的な成分名
紫外線吸収剤の代表的な成分としては、以下の5種類があります。紫外線吸収剤入り日焼け止め製品の約75%に配合されています。
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル)
・オキシベンゾン-3
・ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
これらが配合されていれば、その商品は「紫外線吸収剤」を使用した日焼け止めだと分かります。
●紫外線散乱剤のメリットとデメリット
「紫外線散乱剤」は、肌の表面に細かい粒子を敷き詰めることで、紫外線を跳ね返す作用があります。メリットは、紫外線吸収剤のように化学変化を起こさないので、敏感肌の人も比較的安心して使えることです。
ただし、デメリットもあります。細かい粒子が光を反射して、肌が白浮きしやすいことです。それさえ気にならなければ、紫外線散乱剤のものを選ぶことをおすすめいたします。
●紫外線散乱剤として使われている主な成分
紫外線散乱剤として使われる主な成分名は、以下の2種類です。
・酸化チタン
・酸化亜鉛
多くの製品に「ノンケミカル」と表示されています。紫外線吸収剤のように化学変化を起こさないため、時間経過により効果の減少が少なく日焼け止め効果が長持ちします。
目尻を守るしっかり守るサングラスがおすすめ
また日差しの強い日は、日焼け止めだけでは不十分です。帽子や日傘で紫外線を防ぎましょう。特に目の周りを日差しから防御するサングラスがお勧めです。
サングラスは、目尻までカバーできる横幅が広いタイプがお勧め。現在は、色がそれほど濃くなくても、紫外線カット率の高いサングラスが沢山売られています。
3-4.目尻のしわを消すファンデーションを使う
しわを目の前から今すぐ無くしたいと思うこともあるでしょう。目の周りの筋肉を鍛えたり肌の保湿をすることは、効果が出るまで少し時間がかかることがあります。その場合は、まずは目尻のしわを目立たせないために、しわ消し専用の化粧下地やファンデーションが有効です。
目尻のしわの部分に塗って、3~5分程度乾かすだけで、目尻のしわが消え、目元の印象が若返ります。また目の下のたるみも目立たなくなります。秘密はフィルム状の膜です。メーカーにより成分も効果も違いますので、色々試してみるものよいと思います。
4.目尻のしわのまとめ
目尻のしわの改善方法をまとめましたが、いかがでしょうか?基本的に、目尻のしわは悪いものではありません。目尻にしわがあるのは表情豊かな証拠です。たとえ、目尻に少々しわがあっても、思い切って笑える明るい人が私は好きです。
目尻のしわは、陰険に見える眉間の縦じわとは違い、決して人に悪い印象を与えるものではありません。そうはいっても気になるのが女心。日ごろから目尻の皮膚をしっかりと保湿しつつ、ぜひ筋トレも実践ください。必ず、手ごたえを掴んで頂けると思います。
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