顎のしわ(梅干し・縦シワ)改善メソッドでスッキリ口元美人になる!

↑「あごのシワ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)

顎に梅干しのようなしわや、縦しわができると、口元の若さが失われたようでとても気になるものです。

また、顎から口はよく動かす部分だけに、注目が集まりやすいのも事実。特に笑ったり口をすぼめたりしたときに、顎に梅干しじわや縦じわがでやすくなります。悪化すると口を閉じただけでしわができるようになってしまいます。

顎のしわはどうやったら改善できるのでしょうか?このままひどくなるのはなんとしても避けたいものですね。

でも大丈夫です。顎から口のしわを改善する方法があります。この記事では、顎の梅干し状のしわや縦しわの原因と改善法について詳しく解説しています。顎のしわが気になる!という方はぜひ参考にしてください。

↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)

1.顎のしわはタイプに合わせた改善法を実践する

あごが綺麗な女性の画像

顎にできるしわには色々なタイプがあります。まずは自分が悩んでいる顎のしわの原因をつかんで改善法を実施しましょう。

原因が分かると、より効果が出やすくなります。

1-1.顎のしわは梅干し状とたてシワ状の2種類

一口に「顎のしわ」といっても色々あります。主なものに、「梅干しじわ」と「縦じわ」があります。

顎の梅干しじわに悩む女性の画像
「顎の梅干しじわ」の例

ほうれい線の画像
「顎の縦じわ」の例

これらは頑固に見えるしわですが、美容医療に頼らなくても実は自分で改善することができるしわなんです。しわができた原因は何か確認しコツを正しくつかんで改善法を実践すると、悩みのしわは改善していきます。

それでは、顎にできる「梅干ししわ」と「縦じわ」の原因と改善法についてみてまいりましょう。

2.顎の梅干ししわの原因と改善法

顎のできる梅干しじわの画像

まずは顎にできる梅干しのようなしわの原因をみていきます。その後に改善法についてお伝えします。

2-1.梅干ししわの原因

下唇の下にできる梅干しの表面のようなシワを、俗に「梅干しじわ」と言ったりします。口に力を入れると顎の皮膚が顎の中央に集まり、誰でもしわが出来やすくなるものです。

ただ、特別口に力を入れたわけでもないのに、普段から梅干ししわが目立つと悩みになってしまいますね。梅干しじわの原因をみてみましょう。

オトガイ筋の過度な緊張で梅干しじわができる

顎に梅干しシワができる主な原因は、顎の形や歯並びにあることが多いです。下顎が上顎に比べて後ろに下がっている場合は、下唇の真下にあるオトガイ筋という筋肉が常に緊張を強いられ、その結果、梅干ししわができてしまうのです。

また歯並びが悪く噛み合わせがうまくいかない場合も、食事のたびに下顎に力が入りやすく、その結果、オトガイ筋の負担が増してしまうことになります。筋肉のコリが発生することで、梅干しのように顎の皮膚にぼこぼこしたしわができてしまうのです。

2-2.梅干ししわの改善法

それでは梅干しじわを改善する方法はなんでしょうか?顎の梅干しじわの原因が顎や歯並びが原因となる場合、根本解決には矯正歯科治療が必要となります。

しかし、大人になってからの歯科治療は矯正期間が長くなるだけでなく日常生活でも不便なことが増えるので、躊躇する方も多いでしょう。

口の周りにはオトガイ筋以外に、多くの筋肉があります。それらの筋肉を鍛えたりストレッチすることで、顎の形や歯並びの悪さによる口元の負担をある程度カバーできるようになります。

具体的には口周りを取り囲んでいる「口輪筋」を鍛えて、口を動かしやすくすることです。オトガイ筋をサポートすることで、オトガイ筋の負担を減らすことができます。

口輪筋の画像
口輪筋(こうりんきん)

そこで、次に梅干しじわに効果的な口周りの筋肉、口輪筋を鍛える方法をご紹介します。とても簡単な方法です。これを毎日実践するとオトガイ筋をしっかりと支えてくれるようになります。

また、梅干しじわを物理的に引き伸ばして解消するストレッチ法もお伝えします。

梅干しじわの改善法

①口輪筋を鍛える

②梅干しじわをストレッチする

梅干しじわに悩んでいる方は、下記に説明する梅干しじわの改善法を2つとも実践ください。1つだけやるよりしっかりと相乗効果が出てまいります。

口輪筋を鍛える

1、上のくちびると下のくちびるを押し合う。10秒キープ

 ほうれい線の改善トレーニング画像1

2、表側にくちびるを思い切りだす。5秒キープ

 ほうれい線の改善トレーニング画像2

3、次は内側にくちびるを思い切り巻き込む。5秒キープ

ほうれい線の改善トレーニング画像3 

回数・・・2セット 1日1回

こちらの動画のタイトルは「ほうれい線を消すトレーニング」となっていますが、顎下のしわにも効果があります。

トレーニングのコツは、上唇と下唇を垂直にしっかりと押し合い、口周りの筋肉を緊張させること。口輪筋をしっかりと鍛えましょう。

口輪筋を鍛えると、梅干しじわの解消だけでなく頬の脂肪が下に落ちるのを防ぐことができます。頬が下がると顔がたるんで見えるので、梅干しじわ以上に顔を老けて見せてしまいます。

また、このトレーニングは口横から顎にかけてしっかりと引き締めると同時に、顎周りのたるみとむくみまで解消することができます。大体1ヶ月くらいで、梅干しじわに効果がでてまいります。3ヶ月続ければ完璧!頑張りましょう!

梅干ししわをストレッチする

次は物理的に梅干ししわを引き伸ばす効果がある「割りばしエクサイズ」の方法です。

下の画像のように割りばしを1本、横にして口に挟むだけで、顎の梅干ししわをしっかりストレッチできます。

顎のしわのストレッチ画像

口に割りばしをくわえ、このまま1分間キープします。その際、梅干しのしわができやすいピンクの部分をしっかりと引き伸ばすようにします。

このとき、口の両端が割りばしの上側から見えるようにします。顎の梅干しじわの改善効果と、口角をしっかりと上げて口元を美しくする効果、ダブルのメリットのあるエクササイズです。

3.顎の縦しわの原因と改善法

若いほうれい線の画像

さて、これまでは、顎にできる梅干しじわの原因と改善法についてお伝えしてまいりました。次に顎にできる「縦じわの原因と改善法」についてお伝えします。

3-1.顎の縦しわの原因

顎に縦しわができる原因は、ほとんどがたるみによるものです。口周りがたるんだ結果、口から顎にかけて縦のしわができてしまうのです。

口周りにたるみを引き起こす原因としては、「口輪筋の衰え」、「皮膚の弾力不足」、「頬のたるみ」があります。それぞれ細かく見てまいりましょう。

口輪筋の衰え

梅干しじわの説明でも出てまいりましたが、基本的に口周りの筋肉である口輪筋が衰えてゆるむと、口周りにはてきめんしわができやすくなります。口輪筋がゆるむと口の両端が下がり、口横からあごにかけて負担が生じるからです。

その結果、口の横から顎にかけて縦しわができやすくなります。

皮膚の弾力不足

年齢重ねると皮膚は弾力を失います。弾力がなくなることで顎周りにしわができやすくなります。

皮膚は上から表皮、真皮、皮下組織の順で構成されています。特に真皮は、皮膚の本体ともいえる部分で、肌の張りや弾力の源となっています。加齢とともにコラーゲンを生成する線維芽細胞(せんいがさいぼう)の力が衰えることで皮膚の弾力を失なっていくのです。

また真皮の下の皮下組織の脂肪が若いころより減ることで、さらに顎にしわができやすくなってしまうのですね。

頬のたるみ

頬は顔の中でもっとも脂肪が多い部分なので、頬が重力で下がると、ダイレクトに口から顎にかけて皮膚が押し寄せる形になります。頬がたるんでしまう原因は、頬を支えている筋肉の衰えです。

頬には沢山の筋肉がありますが、その中でも頬を釣り上げている大頬骨筋と小頬骨筋が顎の縦じわを改善する鍵となります。

3-2.顎の縦しわの改善法

顎の縦じわの原因を上げてまいりました。顎の縦じわを改善するには、口周りの筋肉を鍛えることと頬の筋肉を鍛えることが最重要課題だということが分かりますね。

また、顎のしわに限らず、しわというのは、最初は浅いしわでもだんだんと深くなる傾向があります。同じところが繰り返し折れることで定着してしまうからです。

縦のしわの部分を毎日ストレッチすることも顎のしわ改善には必要です。

それでは、顎の縦しわにの改善に効果的な方法を3つお伝えします。

顎の縦しわの改善法

①口輪筋を鍛える

②フェイスラインをストレッチする

③口に空気を入れて回す

顎の縦しわに悩んでいる方は3つすべて実践することでしっかり効果が出てまいります。

①口輪筋を鍛える

こちらは梅干しじわと同じ口輪筋トレーニングとなります。

1、上のくちびると下のくちびるを押し合う。10秒キープ

 ほうれい線の改善トレーニング画像1

2、表側にくちびるを思い切りだす。5秒キープ

 ほうれい線の改善トレーニング画像2

3、次は内側にくちびるを思い切り巻き込む。5秒キープ

ほうれい線の改善トレーニング画像3 

回数・・・2セット 1日1回

 トレーニングのコツ・・・上唇と下唇を垂直に押し合い、口周りの筋肉をしっかり緊張させましょう

②フェイスラインをストレッチする

1、口角を限界まで片方に寄せる。5秒キープ

顔のたるみ改善トレーニング画像1

2、反対も同様に。口角を限界まで片方に寄せる。5秒キープ

顔のたるみ改善トレーニング画像2

回数・・・2セット 1日1回

こちらの動画は「フェイスラインのリフトアップ」となっていますが、顎のしわにも効果的です。

口を限界まで端に寄せることで、顎のしわをしっかりと引き伸ばすことができます。しわの定着を防ぐだけでなく、しわの改善も期待できます。

フェイスラインをストレッチするコツ
■ あごの骨のラインがしっかり出るまで、口を横に移動する

フェイスラインをつくっているのはアゴ骨です。このアゴ骨の上にたくさんのお肉が乗っかることで顎の下がたるんでしわっぽく見えるようになります。

外側翼突筋の画像
翼突筋(よくとつきん)

両耳の下側にある翼突筋(よくとつきん)は内と外と2枚重なった筋肉で、ものを食べる時に使う咀嚼筋(そしゃくきん)の一種です。翼突筋は深い場所にあるインナーマッスルで衰えやすく、また鍛えるのが難しい筋肉でもあります。

翼突筋が衰えると耳前のお肉がフェイスラインの方向へたるみとなって現れ、そのたるみが顎下に移行し、それが「顎のしわやたるみ」となるわけです。この筋肉を鍛えることでしっかりと顎のしわとたるみを解消することができます。

③口に空気を入れて回す

顎の縦じわの溝は、いわば、谷折りになった状態です。窪んだ部分を持ち上げて「山折り」にすれば、ちゃんとしわの溝が消えますね。こちらの方法も簡単です。口に空気を入れてぐるぐる回すだけです。

1、頬に空気を入れてふくらます。その空気を口の中でぐるぐる回す

ほうれい線をなくすトレーニング

●回数・・・右回り10回、左回り10回

顎の縦しわをしっかり引き伸ばすように、丁寧に空気を回しましょう。

4.顎のしわを改善するコツと効果の出方

顎のシワが改善した女性の画像

気になる顎のしわ、早く改善したいものですね。この章では、顎のしわを改善するコツと効果の出方をお伝えします。

4-1.約3カ月で筋肉が鍛えられしわが薄くなる

多くの人を指導してきた経験上、筋肉の生まれ変わる日数である3か月程度で、口から顎の筋肉がしっかりとしてきます。このころからしわが目立たなくなることが多いです。

特に口から顎にかけては筋肉が衰えやすい場所なので、3ヶ月はしっかりと毎日継続してまいりましょう。

4-2.メイク前や入浴中など習慣化するためにいつやるか決めておく

顎のしわを改善するために最も大切なこと、それは毎日継続することです。「時間があったらやろう」では結局日々の作業に埋もれて出来なくなりますので、いつ実践するかをしっかりと事前に決めておきましょう。

朝のメイク前や夜寝る前、と決めるのも良いですね。あとは、お風呂に浸かりながらなど、タイミングを決めると継続しやすくなります。継続できるイコール改善できる、ということです。

5.保湿をしっかりすることで皮膚の衰えを補う

顎のシワ解消に保湿をする女性の画像

お肌のお手入れ時に保湿をしっかり心掛けると、顎の皮膚の衰えを防ぎ、しわができにくくなります。皮膚の真皮の弾力不足を補うためにまずはしっかりと保湿を行いましょう。

化粧品を真皮まで浸透させることはできませんが、角質層をふっくらと保ち、大きなしわになる前の細かいちりめんじわを防ぐことができます。

5-1.脂溶性ビタミンC誘導体入りのクリームが顎のしわに効果を発揮する

通常の化粧品は真皮まで浸透しませんが、脂溶性ビタミンC誘導体は比較的安全に真皮まで浸透して、コラーゲンの生成を促す成分です。

朝夕のお手入れの最後に、脂溶性ビタミンCクリームをおでこを中心に顔全体に伸ばします。夜はパックするように厚めに塗るのがコツです。朝は化粧下地の前に薄く塗ります。毎日こまめにお手入れすることで、顎のしわに効果がでてきます。

脂溶性ビタミンCで真皮の弾力を増やししわを改善するには、約3か月程度かかりますが、毎日の習慣で必ず効果が表れてきます。

6.顎のしわまとめ

顎のしわの原因と改善法についてお伝えしてまいりました。しわができるからと笑わないと口周りの筋肉は衰える一方です。口角が下がった不機嫌な顔は顎のしわを余計に目立たせてしまうので、日ごろから笑顔を心がけて、顎の梅干しじわや縦しわを防いでまいりましょう。

また、しわの改善には肌のお手入れもとても大切。どうせならしわに効果がある化粧品でお手入れしましょう。どんな化粧品を使ったらいいか分からない方は、『 早く消したい!しわに効くおススメの化粧品|口コミ人気ランキング 』を参考にしてください。

この記事でお伝えした方法をぜひ実践頂き、明るい気持ちで毎日を送って頂ければ嬉しく思います。

↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)

 

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●筆者(加藤ひとみ)の実体験ブログ 整形なしで若返るブログ

ABOUTこの記事をかいた人

1962年10月5日生まれ たるみ改善コンサルタント
一般社団法人日本セルフリフティング協会 代表理事
ニックネームは「おきゃんママ」。 自身が老け顔に悩んだ経験をもとに考案した「たるみ改善!顔ダンス」は、「コワいほど顔が上がる!」と評判を呼ぶ。
著書に『たるみが消える!顔ダンス』、『【DVD付】顔ダンスで即たるみが上がる! 若返る!』(世界文化社)がある。メディア出演多数。