肌を潤いで満たす方法!最強の潤い肌は習慣で作る簡単メソッド

↑肌を潤いで満たす方法(YouTube動画でも解説しています)

美肌を保つ条件、その基本は「潤い」です。はずむような弾力のあるお肌、なめらかなシルク肌、透明感のある美白肌。美肌と言われているあらゆる理想の肌質をくれるのは、肌が潤いで満たされている状態です。

それなのに、年々潤い感がなくなっていく・・・・・・。そんな悩みがあるとしたら、毎日の習慣を見直してみて下さい。キレイな人には、キレイになる習慣があります。

この記事では、肌がいつでも潤っている状態、すなわち誰もが羨む潤い美肌をつくる方法を分かりやすく解説しています。一緒に潤いを取り戻していきましょう!

1.肌を潤いで満たす水分バランスが大切

肌に潤いがある女性の画像

肌には元々、自ら潤える力があります。肌が乾燥するのは、この力が弱っているからです。潤いたっぷりの肌をつくるには、外から水分をいくら与えてもダメ。自ら潤う力をしっかりとサポートする肌づくりが必須です。

さて、みずみずしいお肌と、乾燥肌。その差がどこから来るのか、わかりますか?潤いを保っている人のお肌と、乾燥肌。どう違うのでしょうか。

健康なお肌が一体どんな風になっているのか見ていきましょう。

1-1. 潤い肌を作っているのは3つのバリア

健康でキレイなお肌は、バリア機能とも呼ばれる潤いベールに包まれています。このベールを作っているのは、次の3つの潤い要素です。

・セラミドなどの細胞間脂質

・NMF(天然保湿因子)

・皮脂膜

肌のバリア機能の画像

NMF(天然保湿因子)」は細胞内に潤いをたっぷりと蓄える役割をしています。お肌に水分を保って、ぷるんとした弾力を守ってくれます。

主な成分がセラミドでできている「細胞間脂質」は、ゼリー状になって細胞と細胞のすきまをぴったりと埋めています。細胞の間を満たすことで、外部からの刺激や、お肌の内側の潤いが蒸発してしまうのを防いでくれるのです。

皮脂膜」は触れることができる部分なので、なんとなくわかるのではないでしょうか。肌の最も表面の部分を包んでいる、油分の膜です。

女性も男性も嫌がる顔のあぶらですが、実は肌を守ってくれているのがこの潤い。皮脂膜は皮脂腺からでる皮脂と、汗腺からでる汗が混ざり合ってできる、天然のクリームなのです。

これら3つの要素はどれも潤いそのもの。健康なお肌では本来、化粧品を使わなくてもこうした潤いベールが肌をしっかりガードしてくれています。

1-2. 水分は失われている

水分不足のイメージ画像

潤いが肌をしっかりと守っているのが、健やかな美肌です。だけど体の中に潤いを保つのって少し難しいですね。私たちの体は、油断をするとすぐに水分不足になってしまいます。

人間の体の60%が水分でできているという話しは、聞いたことがあるかもしれませんね。水が主体の体ですから、私たちは食べ物や水から水分をとりながら生きています。

摂取した水分は体の中をめぐって、どんどん排出されていきます。その量は、成人以上で1日に約2.53リットル。ということは、水分不足にならないためには、それと同量の水分を摂取する必要があるということですね。

2.5リットル~3リットルも水を飲めない!と心配する必要は、もちろんありません。野菜などの食べ物から、1リットルは補えます。

「美容のためには1日に2リットルの水を飲みましょう」としばしば耳にするのを思い出しませんか?食べ物からとる水分1リットルと、水2リットルで調度3リットル。1日に失う水の量と同じになります。

2リットル飲めなくても、1日に1.5リットルの水分補給を心がけておきましょう。

1-3. 年齢と共に減っていく肌水分量

顔が乾燥して痛い女性の画像

正常に肌を守っていた潤いも、年齢を重ねていくと徐々に減ってしまいます。皮脂は25歳を境に分泌量が減っていきます。そして細胞のすき間を埋めている、セラミドなどの細胞間脂質も減っていくことに。

さらに年齢肌はターンオーバーが遅れてしまうため、ターンオーバーの過程でできるNMF(天然保湿因子)も減少していくんです。

つまり、肌バリアを作っている潤いは、全て年齢と共に減少してしまうのですね。40代を越えたら乾燥対策を変えていかないと、美肌を育む潤いが足りなくなってしまいます。

2.肌に潤いがなくなる原因

顔のカサカサに悩む女性の画像

お肌から潤いを奪っていくのは、お肌の乱れと、外部からのダメージです。私たちの肌はどんな時に、潤い不足を進めてしまうのでしょうか。

2-1. バリア機能の低下

肌のバリア機能と聞くと、外からのダメージから肌を守っているイメージがありますよね。でもバリアの役割はそれだけではないんです。

お肌の中の水分が蒸発するのを防いで、潤いをしっかりと保っているのもバリア機能の大きな役割。

ところがスキンケアなどの影響でバリア機能は崩れてしまいます。潤いのバリアが壊れてしまえば、肌にすき間ができて水分がどんどん逃げていくことに。

2-2. 皮脂分泌量の低下

皮脂は皮膚の一番上を包むようにして、肌を守っているバリア機能の一部です。肌の内側が乾燥すると、体は皮膚を潤そうと皮脂をどんどん分泌します。

顔がヒリヒリする原因の説明画像

これがいわゆるあぶらっぽいインナードライの症状ですが、年齢を重ねると、この皮脂すらも出にくくなってしまいます。

皮脂はバリアのひとつですから、足りなくなってしまえばお肌の潤いは守られません。

2-3. ターンオーバーが乱れている

肌は古くなってくると表面に上がってきて、角質となって最後ははがれ落ちていきます。そして内側では新しい肌ができ、また上がってきます。

これが皮膚のターンオーバーのサイクル。肌は常に新しく生まれ変わっているのです。


ところが20代では28日で完了していたターンオーバーのサイクルは、30代で40日、40代で55日、50代になると75日もかかってしまうように。

古い角質を排出できずにガサガサになってしまった皮膚は、ターンオーバーを取り戻そうと必死で新しい細胞を作り出します。でもあわてて作られた細胞は未熟なものばかり。

その過程でできるNMFは不足して、さらにバリア機能が低下し、お肌は水分をますます逃がしてしまいます。

2-4.エアコンや気候での空気の乾燥

エアコンで肌が乾燥するイメージ画像

日本気象協会によると、秋から春にかけて、日本には乾燥型の「肌荒れ風」が吹くのだそう。秋、冬、春の間に肌がカサカサに乾燥してしまうのは、空気の乾燥のため。

だけど夏もエアコンの風が、肌から水分をどんどん奪っていきます。一年中、空気の乾燥はついて回るので気をつけなければいけませんね。

3.最強の潤い肌を作る方法

肌に潤いがある女性の画像

肌がいつでもしっとりと潤っている状態。すべての女性の憧れですね。でも日ごろ無意識に行っている習慣を見直せば、だれでも潤い美肌をつくることは叶います。

そうです、理想の潤い肌と、乾燥肌の分かれ目となるのは、毎日の習慣です。次の項目で乾燥肌を作るNG習慣と、潤い肌を作る習慣をまずはしっかりと見極めしょう。

NG習慣をやめて正しいスキンケア方法を実践すれば、肌はいつでも潤えるようになります。

3-1.肌バリアを壊すスキンケアはNG!

肌バリアを壊すスキンケア、毎日の習慣になっていませんか?実はほとんどの化粧品に配合されている合成界面活性剤は、肌のバリア機能を削りとってお肌に浸透していきます。

本来のお肌は、スキンケアをしなくても天然のクリームで守られていました。しかし肌バリアを壊すようなスキンケアを一度習慣にしてしまえば、内側の水分が抜けるようになってしまいます。

化学添加物たっぷりのスキンケア用品は、一時的にはお肌に潤い感をもたらすでしょう。ですがその実、本当の潤いバリアを削りとって、自ら潤えないような肌質を作ることになってしまいます。

「肌に何もしない」これが最強のスキンケアかもしれませんが、すでに肌バリアが薄くなってしまったお肌には難しい問題です。スキンケアをしないとそれこそ、水分を保てない状態になっているからです。

本気で潤い肌を作るためには、肌バリアを壊さない化粧品で保湿することを習慣にしていきましょう。

3-2.肌バリアを壊さない洗顔をする

洗顔する女性の画像

スキンケアよりもさらに肌バリアを奪う習慣があります。それは「クレンジング」や「洗顔」。

洗顔をして、顔がさっぱりとした経験は皆さんありますよね。とても気持ちがいいですが、もしかして汚れだけではなく、肌バリアまでさっぱりさせていませんか?私たちは洗顔で、肌バリアである皮脂までも、すっかり洗い流しているんです。

特にクレンジング剤には強い界面活性剤が使われています。バリア機能ごと洗い流す習慣を続けていれば、年齢肌が太刀打ちできるわけがありません。肌に優しい洗顔をするようにしましょう。

肌の潤い機能を壊さない重要な洗顔ポイントは、次の4つです。

肌バリアを壊さない洗顔のポイント
  • 毎日、汚れすぎない限り洗顔は2回。朝は水とぬるま湯のみで洗顔する。
  • 肌に優しいクレンジング剤を使う。
  • お湯を使わず、30度以下の水かぬるま湯を使う。
  • すすぎの最後は水で行う。

洗顔の最後に水を使うことで、お肌の水分が蒸発しすぎるのを防いでくれます。

お肌のためには、強力なクレンジング剤を使わなくても落とせるような、優しいメイク品を使っておくのが理想ですよ。

3-3.潤いの代謝UP!水分をとって運動をする

肌の潤い不足改善のために水を飲む女性の画像

毎日たくさんの水分を、私たちは代謝していきます。体の中には常に、新しい潤いを補給していきましょう。1日に1.52リットルの水分摂取が、お肌の潤いを保つためにも必用です。

そして取り込んだ水分は、潤いのバリアとしてしっかりと外に出しましょう!

運動習慣を作ることで、潤いの代謝はアップしますよ。運動が苦手という方は、ウォーキングをするなど体を動かす習慣を取り入れてみて下さい。

3-4.潤い肌を作る食事をする

潤い肌をつくる食事をする女性の画像

私たちの体は食事から作られていますよね。潤いも体の一部。これも食事から作られています。

・ビタミンB2、B6(玄米、くるみ、マグロ、カツオなど)

・ビタミンE(アーモンド、くるみ、ココナッツオイルなど)

・ビタミンC(フルーツ類、ブロッコリー、ゴーヤなど)

・ビタミンA(緑黄色野菜、うなぎ、レバー、卵黄など)

・タンパク質(卵、魚、肉、大豆など)

・オメガ脂肪酸(亜麻仁油、くるみ、サンマ、アジ、鯖など)

これらの栄養素はお肌をぷるぷるに潤してくれます。ただしくるみなどのナッツ類は潤いをもたらしてくれますが、くれぐれも食べすぎには気をつけましょう。

ココナッツオイルや亜麻仁油を毎日とることでも、お肌がしっとりと潤ってきます。どちらも小さじ一杯程度、毎日食事に取り入れてみましょう。ココナッツオイルはヨーグルトに入れて食べるのも良いですね。

亜麻仁油はサラダやお豆腐にかけたり、スムージーに入れるのもおすすめです。お料理のサラダ油をこちらに切り替えてみるのも有効ですよ。

3-5.睡眠をしっかりとる

寝ている女性の画像

睡眠不足が乾燥肌を悪化させてしまうってご存知でしたか?一見関係がなさそうに見える睡眠とお肌の潤いですが、深い関わりがあるんです。

お肌の再生のためにも必要不可欠なのが、睡眠で分泌される成長ホルモン。寝不足になると成長ホルモンが足りなくなって、肌のターンオーバーが遅れてしまいます。

このターンオーバーの遅れは、NMF(天然保湿因子)や、細胞間脂質セラミドを不足させてしまうので、お肌にフタができなくなって潤いをどんどん蒸発させてしまうのです。

寝不足でお肌が荒れる一因でもありますね。質の良い睡眠をとって、潤いを逃がさないお肌を作りましょう。

3-6.空気の乾燥対策をする

加湿器の画像

肌荒れ風と呼ばれる乾いた北風が吹く秋から春の間、特に関東地方より南側では空気が乾燥しきっています。さらにエアコンの風も、肌から潤いを奪っていく原因に。

加湿器を忘れずにつけ、外では時々お肌に水分を補給しましょう。化粧水や水のミストは余計にお肌を乾燥させてしまうリスクがあるので、気をつけて下さいね。

加湿器を置けないオフィスでは、デスクに小さな濡れタオルをかけて置くのも有効です。PCなどの機器に影響のない範囲で、自分の周りの空気を潤しておきましょう。

3-7.紫外線対策をする

紫外線も肌を乾燥させてしまいます。紫外線吸収剤を使わないUVケア用品や、帽子、サングラス、日傘などを上手に使って、紫外線による乾燥肌を予防しましょう。

4.潤いが理想の肌を作る!

肌が潤いで満たされている女性の画像

一年中、乾燥の危機にさらされているのが私たちのお肌。健やかな肌には必須の「潤い」が足りなくなってしまうと、肌はどうなってしまうのでしょうか?

4-1.肌を守っている潤いの層

皮膚の構造の画像

皮膚の構造は、下から「皮下組織」「真皮」「表皮」の順番に層が重なってできています。真皮にあるのが、私たちの肌弾力のもとになっているハリのある皮膚。

表皮には排出されていく角質層や、潤いのバリア層があります。潤いのバリア層があることで、真皮の肌弾力も守られていくのです。

4-2.潤いがなくなると肌は老化する

肌に潤いがない女性の画像

では潤いが足りなくなってしまうと、お肌はどうなるのでしょうか。

まず、乾燥は小じわの直接の原因だということを覚えておきましょう。表面に柔らかさがなくなってしまえば、肌はひび割れて無数の小じわができます。

やがてシミやたるみ、毛穴の乱れも進み、肌は弾力を失って行きます。バリア機能が働かなくなるため、吹き出物などの肌トラブルも増えるでしょう。

肌の潤い不足を放っておけば、肌荒れと老化を進めてしまうことになります。

5.自ら潤える肌へ導くスキンケア用品とは?

肌に潤いがある女性の画像

わざわざお肌の潤いを奪ってしまう残念なスキンケアは、潤い美肌から遠ざかってしまいます。

特に、化粧品に配合されている「合成界面活性剤」や「合成ポリマー」、「パラベン」といった成分は、本来は肌にとって必要なものではありません。また、これらの成分が肌を自ら潤わす力を衰えさせてしまいます。

自ら潤える肌のための正しいスキンケア用品は肌に潤いを維持するために必須です。では、どんなスキンケア用品が、本当の潤いをもたらしてくれるのでしょうか。

5-1.潤いを奪う化粧品と、潤いを育てる化粧品

潤いを奪ってしまうのは、合成界面活性剤やケミカルな添加物を使ったスキンケア用品です。こうした化粧品は、肌が本来持つ、潤いを保つ機能をすっかり壊してしまうのです。

肌バリアを壊さないスキンケアなら、自分自身の回復力で、肌の潤い機能を育てることができます。あなたのお肌の、本当の輝きを取り戻しましょう。

5-2.本当の潤いのためのオススメ化粧品

合成界面活性剤や肌バリアを傷つけるケミカルな添加物を使わない化粧品ブランドのおすすめは、selif(セリフ)です。

肌のバリア機能を強化するため、潤いを失っていた肌にハリとツヤが戻ると好評です。

潤い力を育てるスキンケア

自然の力で肌を潤しながら、肌本来の潤いが自然に戻ってくるのをサポートしてくれるのが、セリフの基礎セットです。


セリフ エッセンスチャージローション(化粧水)


セリフ パーフェクトモイスチャライジングセラム(美容液)


セリフ プレミアムエナジークリーム(フェイスクリーム)

この基礎セットは、肌バリアを壊すことなく肌に潤いをしっかりと閉じ込めることができます。

肌バリアを壊さないクレンジング

肌の潤いバリアを守るために、スキンケアよりもさらに気をつけなければいけないのが、メイク落としです。

合成界面活性剤が配合されたクレンジング剤を使っていると、肌が潤えなくなり次第に乾燥肌に移行していきます。

肌のバリアを守りながらメイクや毛穴汚れを優しく落としてくれるのが、selif(セリフ)のフレンドリークレンジングミルクです。

合成界面活性剤が使われていないクレンジングミルクなので、お肌のバリア機能を損なわずにメイクを落とせます。

しかも植物成分がお肌をしっとりと潤してくれるので、洗い上がりももっちり。安心して使えるクレンジングミルクです。

6.まとめ

肌の潤いを育てる優しい習慣、あなたはいくつ持っていましたか?乾燥肌を作る習慣、繰り返してはいなかったでしょうか。潤い肌を叶えるなら、今からでも決して遅くはありません。

潤いのバリアは、誰もが持っているはずの大切な機能なのですから。

・肌バリアを壊さないスキンケアをする

・正しい洗顔、クレンジングをする

・潤いを作る食事をとる

・睡眠をしっかりとる

・水分を補給する

・運動を習慣にする

・紫外線対策をする

・空気の保湿をする

どれも習慣にすることで、日常の中で簡単に行えることばかりです。

大切なのは自分自身の潤い力。きっと艶々のお肌を手に入れて下さいね。

なお、特に目元の乾燥が気になる方は、『 目元の乾燥はシワの危険!即、潤いをチャージして保つ方法 』を併せて参考になさってください。

 

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●筆者(加藤ひとみ)の実体験ブログ 整形なしで若返るブログ

ABOUTこの記事をかいた人

1962年10月5日生まれ たるみ改善コンサルタント
一般社団法人日本セルフリフティング協会 代表理事
ニックネームは「おきゃんママ」。 自身が老け顔に悩んだ経験をもとに考案した「たるみ改善!顔ダンス」は、「コワいほど顔が上がる!」と評判を呼ぶ。
著書に『たるみが消える!顔ダンス』、『【DVD付】顔ダンスで即たるみが上がる! 若返る!』(世界文化社)がある。メディア出演多数。