↑「肌のザラザラ」を改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
見た目は特にトラブルがないものの、手で触ったときに何となく肌がザラザラするということがありますよね。
肌がザラザラすると、憂うつな気分になりますし、メイクのノリにも影響しますから、できればすぐに治したいものです。
でも、そもそも肌がザラザラする原因はどこにあるのでしょうか?また、肌のザラザラを解消するためには、どうしたらいいのでしょうか?
この記事では、これらの疑問にお答えしていきます。肌のザラザラでお悩みの方は、ぜひこちらを参考にして、トラブルなしの美肌を手に入れてくださいね!
目次
1.肌のザラザラにはタイプがある
肌のザラザラには、いくつかのタイプがあります。ですから、肌のザラザラを解消したければ、自分の肌タイプはどれかを見極めることが大切です。
代表的なタイプをご紹介しますので、自分の場合はどれに当てはまるのか判断する助けにしてみてください。
1-1.毛穴のザラザラ
肌を触ると、毛穴部分がザラザラするという場合は、毛穴が詰まっていることが原因です。毛穴に皮脂や古くなった角質が詰まって角栓ができることによって、ザラザラします。
とくに鼻や鼻周りは毛穴が開きやすく、角栓ができやすいため、触るとザラザラする人が少なくありません。
1-2.乾燥によるザラザラ
乾燥によって肌がザラザラする人も多くいます。乾燥肌の人で肌がザラザラするという場合は、肌に潤いがないために、ザラザラしてしまうことがほとんどです。
1-3.赤みやかゆみをともなうザラザラ
肌がザラザラするだけでなく、肌に赤みやかゆみが見られるということもあります。これは、肌が何らかの原因で敏感になっていることによって引き起こされるものです。
肌の乾燥が悪化すると、肌が過敏になり、ザラザラ肌になってしまうのです。
2.肌がザラザラになってしまう原因は乾燥にある
このように肌のザラザラには大きく3つのタイプがあります。
毛穴の詰まりは、皮脂の分泌量が多いために引き起こされるものですし、肌の赤みやかゆみは肌が敏感になることで引き起こされます。
とはいえ、いずれの場合も、肌のザラザラは肌の乾燥と関係があります。
どのタイプの肌のザラザラも、肌の乾燥が関係しているとどうしていえるのか、それぞれのタイプ別にみていきましょう。
2-1.角栓ができている毛穴ザラザラタイプ
このタイプの場合は、皮脂の分泌が盛んなために毛穴が詰まりやすくなっています。
そのため、毛穴が詰まっているのを見て、「きちんと落とさなきゃ!」と洗顔に力を入れる人がほとんどでしょう。
「頑固な毛穴の汚れもしっかり落とす」「洗い上がりがさっぱり」などと書かれたパッケージのクレンジング剤や洗顔料を使っている人は少なくないと思います。
しかし、毛穴の詰まりを解消するためには、落とすことばかりに気をとらわれないようにしましょう。まずは、なぜ皮脂の分泌が盛んになるのかを考えることが大切です。
洗い過ぎが皮脂の分泌を促す
毛穴の詰まりがあったり、脂性肌だったりすると、皮脂や汚れを落とすことばかりに気をとらわれがちです。そのため、洗い過ぎ出てしまう傾向にあります。
顔を洗い過ぎると、肌のバリア機能が低下して肌が乾燥します。そのため、皮膚を守ろうとして、皮脂が過剰に分泌されるようになります。
結果として、肌がさらにベタつきやすくなり、毛穴も詰まりやすくなってしまうのです。
皮脂の分泌が多い人は、実は洗い過ぎによる肌の乾燥が原因ということが少なくありません。
2-2.肌の乾燥が原因のタイプ
このタイプの人は、文字通り肌が乾燥しているために、肌がザラザラします。
肌が乾燥している人は、肌のバリア機能が低下している状態です。そのため、肌に潤いを閉じ込めておくことができないのです。
肌が乾燥すると、肌のターンオーバーが遅くなったり、早くなったりします。肌のターンオーバーが早くなると、未熟な角質細胞がつくられてしまい、肌荒れの原因となります。
結果として、肌がザラザラしてしまうのです。
肌に古い角質がとどまるのもザラザラの原因に
一方、肌のターンオーバーが低下して、肌表面に古い角質がとどまるのもザラザラの原因になります。古い角質が剥がれ落ちずにとどまってしまう一因には、洗い過ぎがあります。
洗い過ぎると、肌の角層部分にダメージが生じます。そのため、皮膚を守ろうとして肌のターンオーバーが低下して、角層部分を厚くなるのです。
しかし、古い角質が肌表面にとどまると、肌の透明感が失われ、肌を触るとザラザラしたり、ゴワゴワしたりする原因となります。
2-3.赤みやかゆみをともなう敏感肌タイプ
敏感肌の原因としては、いくつか考えられます。まず、体質。生まれつき肌が弱かったり、アレルギー体質だったりするために、敏感肌になったという人は少なくありません。
肌の乾燥も敏感肌の原因に
敏感肌のほかの原因として挙げられるのが、肌の乾燥です。肌が乾燥すると、肌のバリア機能が低下してしまうので、皮膚が外部の刺激の影響を受けやすくなります。
間違ったスキンケアも敏感肌につながります。例えば、洗浄力の強いクレンジング剤や洗顔料で顔を洗うのを習慣にしていると、肌の乾燥が進みます。
結果として、敏感肌なってしまったということも少なくありません。敏感肌になってしまった人の中には、洗い過ぎによる肌の乾燥が原因であるケースも多くみられます。
3.肌のザラザラを解消する方法
肌のザラザラを解消するためには、肌を乾燥させないことが大切です。では、そもそもどうして肌が乾燥してしまうのか、肌が乾燥する原因をみていきましょう。
3-1.やり過ぎのスキンケア
肌のためにとやっているスキンケアが、実は肌の乾燥を招いていることは少なくありません。洗い過ぎ・ピーリングのし過ぎ・肌の甘やかし過ぎは、肌の乾燥の元となります。
また、乳液のベタつきがイヤで、洗顔後には化粧水だけで肌ケアをしているという場合も、肌の潤いが不足して乾燥を招きます。
3-2.栄養不足
肌の乾燥の原因が栄養不足にあることもあります。肌の細胞をつくり出すためにも、肌のターンオーバーを正常なものにするためにも、食事から栄養を取る必要があります。
食事制限のダイエットをやったり、好き嫌いが多くて食事が偏ったりすると、肌のために必要な栄養が不足してしまいます。
また、外食中心の食生活も、肌に必要なビタミンなどが不足してしまい、肌の乾燥を招く原因となります。
3-3.不規則な生活習慣
不規則な生活習慣は、肌のターンオーバーの乱れの原因になります。そのため、睡眠不足などを続けていると、肌が荒れてザラザラになることが少なくありません。
4.スキンケアでザラザラ対策
肌のザラザラを解消するためには、乾燥対策を講じることが欠かせません。まずできるのは、スキンケアを見直すことです。
4-1.洗い過ぎないスキンケアを!
肌の乾燥を招く原因のひとつが、洗い過ぎです。クレンジング剤や洗顔料の洗浄力が強いと、肌に必要な皮脂まで根こそぎ落としてしまいます。
結果として、乾燥によるザラザラ肌の原因になります。なので、落としすぎないことが大切です。
市販の合成界面活性剤を使用したクレンジング剤や洗顔料は、肌のバリア機能にダメージを与えて、必要な潤いまで取ってしまいます。
肌のためには、合成界面活性剤の使用されていない、肌にやさしいクレンジング剤・洗顔料を選びましょう。
乾燥を招かない肌にやさしい洗顔アイテム
合成界面活性剤を使わずに、植物の天然成分で肌の汚れをやさしく落としてくれるのが、Selif(セリフ)のクレンジングミルクとリラックスソープです。
■フレンドリークレンジングミルク
メイクや毛穴の汚れはきちんと落としつつ、肌に潤いを与えてくれるクレンジングミルク。洗い上がりのしっとり感がクセになります。
■リラックスソープ
きめ細かい泡立ちで、肌の汚れを泡で包み込んで落とします。洗い上がりは、しっとり。ラベンダーとノバラの香りに癒やされます。
4-2.乾燥によるザラザラ防止には保湿が大切
肌の潤い不足によるザラザラには、保湿ケアが大切です。ただし、本当に肌を潤わせたいなら、「保湿タイプ」と記載されたスキンケア用品を選ぶだけでは不十分です。
肌を本当に潤わせてくれるスキンケアを選ばないといけません。デパートやドラッグストアで手に入るスキンケア用品の多くは、合成界面活性剤や合成ポリマーが使用されています。
合成界面活性剤は、肌のバリア機能を壊し、結果として乾燥肌や敏感肌を招きます。合成ポリマーも、一時的には肌をふっくら見せてくれますが、実際には肌の乾燥の原因となります。
ですから、肌の乾燥を本当に解消したいなら、合成界面活性剤や合成ポリマーなどの肌に負担を与える成分が使用されていないスキンケア用品にこだわる必要があります。
肌に不要なものを省いた潤いスキンケアアイテム
Selif(セリフ)のローション・セラム・クリームは合成界面活性剤や合成ポリマーを使用せずにつくられています。
敏感肌でも使えますし、使い続けるうちに肌自体の潤う力がよみがえり、しっとり潤い肌へと導かれるのが特徴です。
■エッセンスチャージローション
ベタつかないさっぱりとした使用感なのに、潤いが持続します。
■パーフェクトモイスチャライジングセラム
角層のすみずみまで潤してくれる美容液。キメ細かなハリのある肌へと導きます。
■プレミアムエナジークリーム
センチペダクンニンガミ―エキスが高濃度に配合されたセリフのクリーム。肌に余分なものは極力省いてつくられている安心・納得の保湿クリームです。
5.食事で乾燥対策
栄養が不足してしまうと、肌が乾燥しやすいですし、ザラザラなどの肌トラブルも起きやすくなります。食事でできる乾燥対策をご紹介していきます。
5-1.肌のザラザラを解消してくれる栄養素
肌のザラザラを解消するためには、肌のターンオーバーを正常にし、肌細胞をつくるのに助けとなる栄養素を意識的に取るようにしましょう。
肌の乾燥からくるザラザラに困っているなら、以下の栄養素を毎日の食事に取り込んでみて!
・タンパク質(肉、魚、卵、大豆・大豆製品、乳製品など)
・ビタミンA(レバー、うなぎ、緑黄色野菜など)
・ビタミンB群(レバー、豚肉、マグロ、カツオ、大豆・大豆製品など)
・ビタミンC(ブロッコリー、キャベツ、ゴーヤ、パセリ、柑橘類、イチゴ、キウイなど)
・ビタミンE(アボカド、くるみ、アーモンド、ゴマ、大豆・大豆製品など)
・オメガ3系脂肪酸(サバ・サンマ・イワシなどの青魚、亜麻仁油、くるみなど)
これらの栄養素が含まれた食べ物を、少しずつでも食事に取り入れると肌のコンディションが変わってくるはずです。
注意したい点としては、どれか1つをたくさん食べるということは避けましょう。栄養バランスの良い食事を心がけてください。
栄養素は食事から取るのが基本ですが、どうしても難しい場合は、サプリメントを利用してみてはいかがでしょうか。
6.規則正しい生活でザラザラ肌を解消
乾燥によるザラザラ肌を解消するためには、規則正しい生活を心がけましょう。
特に睡眠中に分泌される成長ホルモンによって皮膚の再生は促されますから、睡眠は十分に取るようにしてください。
6-1.寝付きやすい睡眠環境を整えて
睡眠を十分に取るためには、早めに寝ることが欠かせません。夜中の1時、2時を過ぎてから寝るのが習慣になっている人は、夜型生活から朝型生活にシフトするようにしましょう。
特に、以下のような習慣がある人は睡眠不足になりやすいので要注意です。
・寝る直前までスマホを見ている
・寝る前にオンラインゲームをする
・夕食後にコーヒーなどカフェイン入りの飲み物を飲む
・寝付きにくい時はアルコールを飲むようにしている
夜遅くまでスマホやパソコンのブルーライトを浴びていると、睡眠の質が低下するといわれています。
なので、寝付きやすくするためには、寝る前にスマホを見たり、オンラインゲームをしたりするのは、やめるようにしましょう。
寝る前の1時間は、部屋の照明を少し暗くして、リラックスできる音楽をかけたり、軽く読める雑誌などを読んだりしてリラックスするようにするのがおすすめです。
ぐっすりと寝るためには、寝る前に飲む飲み物にも注意を払ってください。コーヒーなどのカフェイン入りの飲み物はもちろんのこと、アルコールも眠りの質を低下させるのでおすすめできません。
ノンカフェインのハーブティーなどを飲むと、リラックスして寝付きやすくなります。
7.まとめ
肌のザラザラ対策のためにできることをご紹介しました。ザラザラ肌のタイプには大きく3つがありますが、どれも肌の乾燥が影響していることがほとんどです。
こちらでご紹介したように、スキンケアや食事、生活習慣によって乾燥対策を講じることで、肌のザラザラを解消してくださいね。
なお、肌がザラザラするだけでなくヒリヒリ感も伴う場合は、肌のバリアが著しく壊れていることが考えられます。『 顔がヒリヒリするのは肌のSOS ! 肌が潤って痛みが楽になる方法 』を併せて参考になさってください。
最新情報をお届けします
Twitter で若見えラボをフォローしよう!
Follow @tarrumi