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老化の象徴とも言えるおでこのしわ。年々深くなって行くのが気になっていませんか?
まだ40代や50代なのに、おでこのしわのせいでお婆さんのように見えてしまう。そんな悩みのために、前髪でおでこを隠している女性も多いものです。
でもいくら前髪を下ろしても、風が吹くだけでおでこのしわは目立ってしまいます。できればピンと張った、美しい額を堂々と見せたいですよね。
おでこのしわが深くなるには、原因があります。どうしておでこにしわができてしまうのか?その原因を取り去って、美しいおでこをとりもどしましょう。
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目次
1.おでこのしわの一番の原因は眉毛を上げる癖
おでこのしわが気になるという方、無意識に眉毛を上げていないでしょうか。
額部分にできるしわのほとんどが、表情じわから始まります。表情じわというものは表情を戻せば消えるものですが、同じ場所で繰り返すことによって真皮が傷んで、折れ目ができてしまいます。
これが消えないおでこのしわの正体。
鏡の前で、眉毛を上げる仕草をしてみて下さい。20代くらいでしたらおでこにしわは寄らないのですが、年齢を重ねた大人のおでこには、くしゃくしゃっとしわができるはずです。
ではどんな時に、おでこにしわを作ってしまうのでしょう。
1-1.表情によって眉毛を上げている
眉毛が上がるのなんて驚いた時だけだと思っていませんか?
私たちは無意識のうちに、いろんなシーンで眉毛を上げる表情をしています。話す時、上を見上げる時、眉が上がっていることがないか観察してみて下さい。
まずはできるだけ眉を上げる表情をしないことが、おでこのしわの原因をカットすることにつながりますよ。
1-2.まぶたのたるみで眉を上げている
年齢と共に重たく下がってくるまぶた。この上まぶたのたるみが原因で目を開ける時に眉を上げ、おでこのしわを作ってしまうことがあります。
上まぶたが下がってくる症状を「眼瞼下垂」と言いますが、目の周りの筋肉の衰えや加齢によっても起こります。
重い症状でない場合は、まぶたをしっかりと開ける習慣をつけておでこの力に頼らないようにしましょう。
眉毛を上げること以外にも、おでこにしわを作る原因はあります。他にどんな原因で、おでこにしわができてしまうのか見ていきましょう。
2.おでこのしわのその他の原因
実はおでこにしわが寄ってしまうのは、表情じわだけが原因ではありません。
おでこというのは頭の部分ですよね。頭部のケア、しっかりできていますでしょうか?
2-1.おでこのしわの原因:頭皮のたるみ
頭部には髪の生えている部分と顔面部がありますが、両者の皮膚は直接つながっているもの。
頭皮にたるみがあれば、それはおでこまで下がって来ます。こうした頭皮のたるみが、おでこのしわの原因にもなるのです。頭がこっていたりしませんか?
頭部の血流が悪くてこった状態だと、頭皮とおでこのたるみが加速してしまうので柔らかくほぐしておきましょう。
2-2. おでこのしわの原因:おでこと頭の筋肉のゆがみ
おでこ部分にある前頭筋と、頭の後ろにある後頭筋は対になってバランスを取り合っている筋肉です。
前頭筋(ぜんとうきん)
後頭筋(こうとうきん)
いつも片側の眉だけを上げてしまうなど、バランスを崩してしまうとゆがみが発生して、おでこにもしわが寄ってしまいます。
2-3.おでこのしわの原因:額の組織がスカスカ
おでこを軽く押してみましょう。お腹や頬と違って薄くてごつごつしていませんか?おでこの形成はとても薄く繊細なものです。
おでこの構造は表皮、真皮、皮下組織、筋肉の順番で重なるようにして形作られています。皮下組織にある皮下脂肪や、その下の筋肉が減ってしまうとおでこの内側はたちまちスカスカ状態に。
おでこがスカスカ状態になると当然ハリも失われてしまいますから、しわができてしまうことになります。
2-4.おでこのしわの原因:肌の乾燥
おでこまでしっかりと保湿ができていますか?
しわの初期は、乾燥による小じわからはじまります。ふっくらと内側から水分で満たして、しわのないおでこを目指したいですね。
おでこのしわができる原因がわかったら、次にどのようにしたら改善できるのかを考えていきます。
3.おでこのしわの改善法
原因がわかれば、おでこのしわは予防できます。ですができてしまったしわは改善することができるのでしょうか?
おでこのしわに悩んでいると相談されたたくさんの女性が、今ではピンと張りのある艶々のおでこをしています。しっかりと改善策をとって、おでこのしわを吹き飛ばしていきましょう。
3-1.前頭筋でおでこのしわをはね返す!
皮膚の奥にある真皮が傷んで、折れ目がついてしまった状態がおでこのしわ。皮膚の下がスカスカな状態では、おでこにハリを取り戻せません。
おでこの筋肉をつけることで、内側からハリをだしましょう。前頭筋を厚くすることで、表情じわの記憶が原因のしわも、たるみによるしわもふっくらとしたハリを取り戻すことができます。
でもおでこの筋肉を間違った方法できたえれば、しわを増やす結果になってしまいます。
後の章できれいにおでこのしわを改善するトレーニング方法を具体的にご紹介しますので、参考にしてみて下さいね。
3-2.頭皮マッサージでたるみを引き上げる
頭皮にコリがあるのは、頭部の血流が悪い印。頭がこった状態だと頭部だけでなく、おでこまでたるみが加速していきます。
ゆったりとした気持ちで週に2、3回のスペシャルマッサージを行って、頭皮の血行をよくしていきましょう。
こちらも後の章で、正しい頭皮マッサージの方法をご紹介したいと思います。
3-3.たっぷり保湿でなめらかなおでこに
肌の乾燥が進んで内側がスカスカになったおでこでは、肌の老化が進んでしわが刻まれやすくなってしまいます。おでこまでたっぷりの保湿を心がけて肌を整え、しわをシャットアウトましょう。
内側からふっくらとしたうるおいを保つためには、ヒト型セラミド。コラーゲンの生成を促してハリのある額を目指すためには、ビタミンC誘導体を配合したクリームなどがおすすめです。
頬をしっかりと保湿する人は多いと思いますが、おでこまで丁寧に保湿できているか今一度見直してみて下さい。
特に化粧水だけで保湿をしているという方は、おでこからどんどん水分を逃がしてしまいますので、クリームや乳液で水分を閉じ込めてあげるようにして下さいね。
4.おでこの筋肉の正しいトレーニング方法
これからご紹介するトレーニング方法は、おでこから頭部にかけての筋肉をバランス良くきたえてくれます。おでこに筋肉をつけてハリをキープして下さい。
おでこのトレーニングをする時は、正しい方法で行って下さいね。
4-1.おでこのトレーニング
①人差し指と中指でチョキを作る。チョキの二本指をくっつけておでこをおさえる。
②指で額を固定したまま、ゆっくりと10回眉の上げ下げをする。
③眉を上げたまま10秒間キープ。
詳しいやり方
①人差し指と中指でチョキを作り、二本の指をくっつけて額に当てる。
②そのまま額を固定してまゆげの上げ下げをゆっくり10 回する。
③上げたままキープ10 秒
回数・・・上記を1セット 1日1回
トレーニングの注意点・・・指を置く理由は、額にシワを定着させないため。シワ部分をすべて指で防いでトレーニングしてください。
4-2.おでこのトレーニングのコツ
眉を上げる表情はおでこのしわの原因になります。しわの原因にならずにトレーニングするためにも、必ず指で額をおさえながらトレーニングを行うようにしましょう。
3ヶ月くらいトレーニングして慣れてきたら、眉の上げ下げを30回に増やしてみてください。
初めから無理をせず、しわの改善ができてくる3ヶ月頃のタイミングで負荷を増やすのがポイントです。
4-3.まずは3ヶ月続けてみる
トレーニング失敗にありがちなのは、すぐに効果が見えずにやめてしまうことです。
筋肉のサイクルは3ヶ月。この頃からおでこに実感がでてきますので、すぐにしわが改善しないからといって諦めないで下さいね。
お風呂で行う、朝の天気予報を見ている時間に行うなど、日課として習慣に取り込んでみると案外簡単に続けられるようになりますよ。
このトレーニングで皆さん、艶々のおでこを手に入れています。ぜひ頑張ってみて下さい。
5.おでこのたるみ解消!頭皮マッサージの方法
顔と直接つながっている頭皮をほぐして、頭と顔のたるみを取っていきましょう。
このマッサージ方法は顔全体をリフトアップしていきますが、特におでこ部分に効果的です。たるみを改善して、しわのない艶々のおでこを目指して下さい。
5-1.加藤式フェイスリフトマッサージの方法
「加藤式フェイスリフトマッサージ」は、私自身がおでこのしわに悩んだときに開発したマッサージ法です。おでこのしわだけでなく顔全体のたるみもスッキリさせることができます。
ただし、皮膚を強く引っ張ると、かえってたるみの原因になるので、あくまで優しく行ってください。
手順1から手順5までを順番に行って1セットです。
手順1:こめかみを引き上げ
①両手でこめかみをおさえて、斜め方向に引き上げます。
顔全体がリフトアップされるので、若返った顔を実感できると思います。
②リフトアップした状態のまま、後頭部へ頭皮をもみあげるようにしていきます。
ポニーテールをまとめる位置までもみあげて下さい。
③後頭部に余分な皮膚を集めるイメージです。ぐいぐいと両手を使って揉み込んでいきます。
①~③を2セット。
手順2:額を引き上げる
①顔の最上部、額と髪の毛の生え際の部分を両手でおさえ、上に引っ張っておでこのしわをのばします。
②おでこがピンとはった状態をキープしたまま、後頭部まで余分な皮膚を移動させるイメージで揉み上げていきます。
③皮膚を揉み込むように後頭部をマッサージしてください。
①~③を2セット。
手順3:顔側面を引き上げる
①両手で顔を挟むかたちで、耳の上あたりをおさえます。
②そのまま水平に、余分な皮膚を後頭部まで移動させていきます。
③皮膚を揉み込むように後頭部でマッサージします。
①~③を2セット。
手順4:えり足を引き上げる
①両手の親指以外の4本の指を使って、えり足にあてます。
②えり足から首の後ろのたるみを引っ張り上げるようにして、後頭部までもみ上げます。
③皮膚を揉み込むように、後頭部でマッサージをします。
~③を2セット。
手順5:頬下から引き上げる
①両手を使って片側の頬下から脂肪と皮膚を少しずつ引き上げていきます。交互に手を動かしながら、こめかみまで少しずつ引き上げます。
②そこから手順1(こみかみを引き上げる)と同じ動作をします。
③反対がわも同様に、少しずつ引き上げて下さい。
①~③を2セット。
5-2.かならず優しく行うこと
皮膚はとても繊細ですから、強引に引っ張るとのびてしまいます。
マッサージを行うときは、皮膚だけを無理矢理引っ張らないように気をつけて、優しく行って下さい。組織全体を引き上げるようにして、力を入れずに行うのがコツです。
毎日ではなく、週に2~3回までにしましょう。
6.まぶたの筋肉を鍛えることも大切!
加齢や筋力の低下でまぶたが垂れてしまうことが、おでこのしわにつながることはお話ししましたね。
深刻な眼瞼下垂ではない場合は、目の周りの筋肉を取り戻すことでおでこの力を使わずに目を開けられるようになります。(もし眼瞼下垂の症状が重い場合は、医師に相談して下さいね)
まぶたが下がって以前より目を大きく開けるのが難しくなってきたという方は、眉をあげて目を開けることがおでこのしわの原因になっているかもしれません。
目の周りには眼球をぐるっと囲む眼輪筋という表情筋があります。おでこと一緒にこの部分もトレーニングしておくことで、しわを防ぐことができますよ。
目もパッチリと大きくなるので一石二鳥。おでこのトレーニングと合わせて行ってみて下さい。
6-1.上まぶたを意識した眼輪筋のトレーニング方法
この方法は上まぶたを鍛える簡単な方法です。まぶたをパチッと持ち上げて、おでこの力に頼らなくても大きく目を開けるようにしていきます。
1.目を軽く閉じます。
2.目を閉じたままゆっくりと眉を上げていきます。
この時おでこにしわができる人は、手のひらで額を押さえましょう。
3.いっぱいまで引き上げたら、10秒間キープして下さい。
4.ゆっくりと1の状態に戻します。
5.1~4を5セット
7.まとめ
前髪では隠しきれないおでこのしわ。これからは隠すのではなく、堂々とおでこを見せて本来の魅力を自慢したいですね。
おでこのしわは原因を知って対処をすれば改善できるものです。
・おでこの筋肉をつけてふっくらとさせること
・頭皮をマッサージして血行を良くすること
・眉毛を上げないように目の周りを鍛えること
ちょっとしたエクササイズを取り入れることで、皆さんハリのあるおでこを取り戻しています。もう隠さずに明るいおでこを見せるためにも、続けてみてはいかがでしょうか。
皆さんの明るい笑顔が輝く日を、楽しみにしています。
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