美肌になるスキンケア基本バイブル|ツルすべ素肌を本気でゲット!

↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)

「10代や20代の頃に比べて、肌トラブルが治まらなくなってきた」
「1日の終わりに鏡を見ると笑いジワがくっきり」
「シミが消えてくれない」

そんなお肌の悩みにため息をついている方。実はスキンケアの方法を間違えていたりしませんか?

目元やほうれい線のあたりの笑いじわが消えなかったり、何もなかったはずなのにシミが浮かび上がってきたり。20代の頃は吹き出物や乾燥くらいだった肌トラブルも、30歳前後を境にその様子が変わってきます。

変化に気付いたらそれを放っておけば、一気に進行して見た目に差がつきますから、美肌が輝く魅力的な女性でいるためには、そろそろ大人のスキンケアをしなければいけません。

でも、正しい大人のスキンケアってどうしたら良いのだろう?本当に私も美肌になれるの?という方のために、今日はあらゆるお肌の悩みに対応したスキンケアの基本をおさらいしていきます。理想の素肌を手に入れるために、スキンケアを見直してみましょう。

1.美肌になるスキンケアは基本と継続がもっとも大切

美肌になるスキンケアのイメージ画像

高価な化粧品や人気の美顔器を使ってみたり、頑張ってエステに通ってみたという方も大人の女性には多いですよね。

ですがそれでも、お肌の調子がイマイチ良くならないというケースがあります。それはもしかしたら、スキンケアの基本ができていなかったり、ちゃんとケアを続けることができなかったことが原因かもしれません。

美肌のためのスキンケアは基本が一番大切。まず美肌の要となるスキンケアの基本をしっかり押さえておくことが必用です。

1-1.スキンケアの基本はあらゆる美容法の土台

美肌になるためのあらゆるスキンケアを試してみても、基本ができていないとなかなか理想的なお肌になれないのはどうしてなのでしょうか?

それはスキンケアの基本が、肌トラブルや老化を招くメカニズムに密着して生み出されているから。みずみずしくて美味しい野菜を作るためにいくら特別な肥料を与えても、土が硬かったり水を与えなかったらうまく育ちませんよね。

基本的な条件がそろって始めて、ツヤのある美しい実がなるのです。人のお肌も生きていますから、それと同じです。

美肌とは、「健康なお肌」のこと。肌細胞が傷んでしまうメカニズムにそって、まず必ずしなければならない基本のスキンケアをしてこそ、健康的な美肌が作られます。

1-2.継続は美肌の力なり

スキンケアなどを実践してみても、すぐに効果が実感できなかったために、結果がでる前にやめてしまったという経験はありませんか?続けてみようと思っても、つい忘れてしまったり怠けてしまうことで継続できないというケースも多いと思います。

お肌が綺麗になるということは、荒れてしまった状態の皮膚が健康状態に修復されるということですから、徐々に徐々に回復していくもの。

さらにお肌が生まれ変わるターンオーバーのサイクルは、20代でも約1ヶ月間。ターンオーバーは30代になると40日間、40代で55日間、50代で75日間と年齢を重ねるごとに間隔が長くなっていきますから、例えばガサガサになった皮膚が排出されるのにもそれだけの時間がかかるということになります。

美肌になるための心得

美肌は1日にしてならず

スキンケアの基本をしっかり継続することで、美肌は手に入ります。

何をしてみても効果がない!と嘆く前に基本を続けてみて下さい。3ヶ月後、半年後、1年後に鏡を見て今と同じため息をつくか、嬉しいツルすべの美肌をゲットしているかは、自分次第です。

2.美肌になるスキンケアは意外とシンプル

美肌のためにシンプルスキンケアをする女性の画像

美肌を手に入れるためには、あれこれとスキンケアに時間と手間をかけなければいけないと思っていませんか?でも実はこれが、スキンケアを継続できない原因にもなります。

「美肌とは健康なお肌である」とお話ししました。人間の細胞には自己回復能力があり、お肌もそれに従って回復しています。

ですからスキンケアの基本は

・肌を守ること
・肌が正常に回復するようにサポートすること

この2つです。いたってシンプルなので、とても簡単にできますよ。

ではもうちょっと詳しく、基本のスキンケアについてお話ししましょう。

2-1.肌を守る

老化を招くのも、肌トラブルを招くのも体の内外からのダメージです。美肌のためには内側の健康を守るのもまた基本ですが、外部からのダメージからも肌を守る必要があります。

肌への外部ダメージ例

・紫外線
・アレルゲン
・排気ガス
・ゴシゴシこする
・エアコンや気候による乾燥

肌老化を起こす原因のほとんどが紫外線と乾燥だと言われています。また、皮膚にはあらゆる外部刺激から肌を守るバリア機能もそなわっていますから、外部ダメージから肌を守るためには、

・保湿でバリア機能を高める
・紫外線ケアをする
・肌を傷めない洗顔をする

というスキンケアが大切です。

2-2.肌が正常に回復するようにサポートすること

自己修復能力や皮膚を生まれ変わらせているターンオーバー機能は、年齢やコンディションによって遅れてしまいます。この「遅れ」こそが老化や肌トラブルをつくる元。

ですから肌が上手に生まれ変わるように助けてあげましょう。そのための基本はしっかりと「保湿」をすることです。

3.美肌になるスキンケア方法

美肌になるスキンケアのイメージ画像

それではいよいよ、美肌づくりのためのスキンケアの基本をご紹介します。本当に正しく出来ているかどうか、チェックしてみて下さい。

3-1.お悩み別スキンケア

自分のお肌の悩みに合ったスキンケアをできていますか?ここではそれぞれのお悩み別にスキンケアの方法をチェックしていきます。

シミ・色ムラ・くすみ

シミに悩む女性の画像

シミやくすみといった、お肌に色素沈着を起こす原因はメラニン色素ですよね。「メラニン色素が出来るのを防ぐには紫外線から肌を守ればよい!」と紫外線対策だけはバッチリ行うという人がいます。

もちろん紫外線対策は大切ですが、肌をこすったりする外部刺激によってもメラニンによる色素沈着は起こるんです。

ですからシミやくすみを「防ぐ」ためのスキンケアには、

・日焼け止めでの紫外線対策
・メラニン色素の生成を抑える美容液
・ゴシゴシこすったりメイク汚れによる肌ストレスを与えない

この3点が重要です。

また、シミなどのメラニン色素は本来、ターンオーバーによってはがれていきます。ターンオーバーを促進するためには、

・ビタミンC誘導体など新陳代謝を上げる美容液
・しっかりした保湿

が重要です。

シワ・たるみ

シワ・たるみに悩む女性の画像

深いシワやたるみは光老化が原因と言われています。太陽光に含まれているUV-Bという波長の長い紫外線が、肌の奥にある真皮の弾力線維を破壊してしまうのです。

そのためシワやたるみを予防するためには、

・日焼け止めでの紫外線対策

が効果的でしょう。UV-Bのカット率はSPFではなくPA値で決まりますので、PA++以上の日焼け止めを使いましょう。

ただし日焼け止めには紫外線吸収剤などの強い成分が入っていることがあります。数値の高い日焼け止めはアウトドアの時のみ使用し、普段はあまり強くないものを使うことでお肌を守りましょう。

浅いシワは乾燥が原因。こちらは水分不足でお肌にハリがない状態です。お肌にハリがないとたるみも出てしまいますね。

・しっかりした保湿

を心がけて肌にハリを生みましょう。

<効果的な保湿の方法>

①化粧水の前に精製水を使って1分~10分程度パックする
完全に乾いた状態のお肌に化粧水を与えても十分に吸い込みませんから、精製水パックによるブースター効果でお肌をうるおいやすくします。

②手のひらで化粧水を温めてから、手を使ってパッティングする

③乳液やクリームを使ってフタをする

肌は化粧水をつけただけでは、水分はすぐに蒸発するようにできています。せっかく与えた水分を保持するためには、化粧水の上からフタをする必用があります。

吹き出物・ニキビ

ニキビに悩む女性の画像

思春期頃にできるニキビの原因は、過剰な皮脂分泌やアクネ菌などの細菌によるものでした。しかしあご周りなどによくできる大人ニキビは、

・ターンオーバーしきれずにたまった角質の蓄積
・乾燥

これらが主な原因になります。乾燥を防いでターンオーバーを正常化し、肌のバリア機能を高めるためのスキンケアでは

・しっかりした保湿

が重要です。保湿方法の基本はシワ・たるみの予防であげたものでも大丈夫ですが、ニキビへの刺激が気になる方は、パッティングの代わりに化粧水で優しくハンドプレスして下さい。

化粧水後に肌へフタをする際、乳液やクリームでの毛穴づまりが心配な方はノンコメド処方の基礎化粧品やニキビに優しいものを使ってスキンケアをするのがベターです。

また、大人ニキビには乾燥や肌ダメージからお肌を守ることが必要ですから、

・正しい洗顔

をして肌を傷めないようにしましょう。正しい洗顔方法によるスキンケアについては、後の章でお話ししていきます。

4.美肌のためのクレンジング方法

クレンジングする女性の画像

肌にできるだけ優しいスキンケアを考えた時、クレンジングの方法に迷ってしまうことがありますよね。

メイクには石けんだけで落ちない油性の成分が含まれていますから、界面活性剤の入ったクレンジング剤を使わなければいけないのです。かといってメイクが残ってしまうと肌への負担に。できるだけ優しいクレンジングをするためにはどうしたらよいのでしょうか。

4-1.拭くだけで落ちるメイク落としは刺激が強い

あらかじめコットンに含ませている薬剤でメイクを落とすタイプのメイク落としは、刺激が強く肌への負担となります。どうしても使わなければいけない時をのぞいて、日常で繰り返し使うのは避けましょう。

4-2.オイルクレンジングについて

メイク落とし用のクレンジングオイルは界面活性剤とオイルで肌への負担がかなり高くなります。また、オイルは酸化をしやすいものがありますから、あまり望ましくありません。

ホホバオイルなどの天然オイルでのクレンジングも人気ですが、界面活性剤が入っていないと落ちない種類のメイクもあります。

天然オイルだけでメイクを落としたい場合は、パウダーファンデーションなど落ちやすいナチュラルメイクを心がけ、アイメイクは専用のリムーバーで落とす必用があります。天然のオイルでクレンジングをした場合は、石けんなどでダブル洗顔をしないとメイク汚れは落とせません。

4-3.クリームタイプのクレンジング料は優しいものが多い

クレンジング料の中でも比較的お肌の負担が少ないのはクリームタイプのものです。界面活性剤のあまり多くないものが多く、油分と水分の適度なバランスでメイクを浮かせて洗い流します。

4-4.パウダーファンデーションなら石けんで落とせる

多くのパウダーファンデーションやおしろいなどは、界面活性剤を使わない石けんでも十分落とすことができるため、肌に負担をかけません。ただしアイメイクや口紅などは別のメイク落としを使って落とす必用があります。

5.美肌づくりのための正しい洗顔方法

洗顔する女性の画像

顔を清潔に保つための洗顔もまた、スキンケアのうちのひとつ。しかし間違った洗顔方法はお肌を傷めてしまい、肌トラブルや老化につながります。

美肌のためには正しい洗顔方法の基本をしっかり守るようにすることが大切です。

5-1.正しい洗顔の手順

①30度のぬるま湯で肌をすすぐ
熱いお湯での洗顔は必要な皮脂まで落とし、肌を過度に乾燥させてしまうため厳禁です。

②石けんをよく泡立てて、泡で包み込むように洗顔
ゴシゴシこするとお肌を傷めます。また、皮脂を洗い流しすぎる強い洗顔フォームより、添加物の少ない優しい石けんを使いましょう。

③皮脂の多い部分から洗顔する

一番皮脂が多いTゾーン
     ↓
面積の大きいUゾーン
     ↓
目元・口元

の順番で泡を優しく押し当てるようにして洗っていきましょう。

④30度のぬるま湯で30回以上すすぐ
石けんが残らないようによくすすぎます。この時シャワーなどの水を直接顔にあててしまうと、肌への負担が大きくなります。ぬるま湯は手のひらですくってすすいで下さい。

⑤保湿をする
水で濡らした肌は、直後から水分をどんどん蒸発させてしまいます。洗顔後はしっかりと保湿をしましょう。化粧水をつけた後はフタをすることも忘れずに。

日に何度も洗顔しない

1日に何度も洗顔をしてしまうことがありませんか?特にニキビ肌の人は清潔なお肌を保つために過剰に洗顔をしてしまうケースがありますが、これはニキビにとっても逆効果。

お肌を乾燥や刺激から守っているバリア機能は、皮脂と水分の適度なバランスによって成り立っています。洗顔は汚れと一緒に皮脂を洗い流してしまいますから、よほどの汚れが付着した時以外は洗顔の回数を1日に2回までに抑えることが理想です。

朝は実はあまり顔が汚れていません。朝の洗顔は洗顔料を使わずに、ぬるま湯だけでの水洗顔をすることでお肌を乾燥から守ることができます。

6.朝のスキンケアと夜のスキンケアの違いは?

朝と夜で同じスキンケアをしていませんか?朝と夜のスキンケアはそれぞれに目的が異なりますから、朝と夜で違ったお手入れをすることで美肌を作っていきましょう。

朝のスキンケア

朝のスキンケアは日中のダメージから肌を守ることを目的としています。

朝のスキンケアの基本

①ぬるま湯だけでの水洗顔をする

②化粧水、美容液の後、乳液などでフタをする
この時、美容液などは紫外線を還元するビタミンC誘導体など、日中のダメージからお肌を守るタイプのものを使います。

③UVケアをする

夜のスキンケア

夜のスキンケアの目的は、栄養を与え、睡眠中に水分を維持して肌の回復をサポートして美肌を作ることです。

夜のスキンケアの基本

①クレンジングでメイクを落とす

②石けんや洗顔料で洗顔をする

③化粧水、美容液の後、乳液などでフタをする
美容液は長い睡眠中に水分を補給しなくていいように、お肌に水分をよく保ってくれるものが理想です。栄養分をしっかり与えて、朝起きた時にふっくらとするような美肌を目指しましょう。

④スペシャルケアとしてじっくりとパックをするのもGOOD

7.まとめ

スキンケアの基本をチェックしていただきました。全部正しく行えていましたでしょうか?基本が出来ていないと美肌は生まれません。応用のスキンケアをする前に、本当に正しく基本のスキンケアができているかしっかりと見直して下さいね。

美肌のためのスキンケアは毎日かかさずに行わなければいけませんから、楽しく継続していくことが美肌を作るコツです。お気に入りの化粧品を見つけたり、鏡周りを綺麗に整えたりしてお肌が心地良いと感じる環境を作ってみるのも良いでしょう。

毎日気持ちよくスキンケアを行って、理想のツルすべ美肌を手に入れて下さい。

なお、スキンケアの基本中の基本は、どんな化粧品を使うか?がもっとも大切。いくら正しいスキンケアをしても、使う化粧品の成分が良くなければ、肌に効果がないばかりか、肌を早く老化させてしまうことになりかねません。

肌に無駄な負担をかけず、肌の自然に美しくなろうとする力を引き出すには、余分な添加物が配合されていない無添加化粧品を選ぶべきです。

どんな化粧品を選んだらよいか分からない方は、『 無添加化粧品おすすめランキング|安心と美肌を重視したブランド3選 』を参考になさってください。肌に本当に良いお手入れ品はなんなのか?がよく分かると思います。

 

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実践された方からの(比較画像満載) 嬉しいお便り
●筆者(加藤ひとみ)の実体験ブログ 整形なしで若返るブログ

ABOUTこの記事をかいた人

1962年10月5日生まれ たるみ改善コンサルタント
一般社団法人日本セルフリフティング協会 代表理事
ニックネームは「おきゃんママ」。 自身が老け顔に悩んだ経験をもとに考案した「たるみ改善!顔ダンス」は、「コワいほど顔が上がる!」と評判を呼ぶ。
著書に『たるみが消える!顔ダンス』、『【DVD付】顔ダンスで即たるみが上がる! 若返る!』(世界文化社)がある。メディア出演多数。