↑「肌荒れ」を改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
原因不明の肌荒れ、なかなか治らない肌荒れ、気になりますよね。肌荒れでお悩みのあなたは今、ストレスをためていませんか?
ストレスで肌荒れが起こると言われても、いまいちピンとこないかもしれませんね。でもストレスと肌荒れの関係は、決してあなどれません。あなたの心の疲れは確実に、お肌をむしばんでいくのです。
今日はお疲れ気味のあなたのお肌を助ける、大切なお話しをします。ストレスがどうして肌荒れを引き起こしてしまうのか、解決策はないのか、探っていきましょう。
目次
1.ストレスを減らせば肌荒れは改善する
ストレスで肌荒れをするという話は、どこかで聞いたことがあるかもしれませんね。でもそんなことで本当に肌荒れするの?と私たちは軽く考えてしまいがちです。
なかなか治らない肌荒れ、繰り返す肌荒れ、もしかしたらストレスが真犯人かもしれません。あなたの肌荒れはどうでしょうか?
1-1.ストレスで表れる肌荒れの症状
ストレス性の肌荒れには、主にどんなものがあるのでしょうか。ストレスを感じることで起こりやすい肌荒れについてお話しします。
大人ニキビ、吹き出物
ニキビは若い人のものと言われていますが、毛穴がつまって炎症を起こしてしまうニキビは大人にも起こりますよね。
ストレスがもっとも影響を与えやすい肌荒れの症状は、大人ニキビです。特にあごまわり、口の周りなどフェイスライン付近に吹き出物ができやすいという人は、ストレス性のニキビを疑ってもよいでしょう。
乾燥
ストレスを受け続けると、お肌のうるおいバリアの環境が悪くなって、乾燥が起こります。カサカサしたり、粉を吹いたりといった乾燥症状が出たら、ストレスに気をつけましょう。
しわ
ストレスが続くと乾燥が進むため、お肌にはしわが増えていきます。これもストレス性の肌荒れ。あまりイライラしていると、お肌がしわしわになってしまう可能性も。
くすみ
ストレスはお肌のターンオーバーを遅らせたり、血行を悪くしてしまいます。お肌の透明感を奪うくすみも、ストレスによる肌荒れの症状のひとつです。
1-2.ストレスはダイレクトに体に出る!
私たち現代人は、体と心を別にして考えることが多いんですよね。でも心がストレスにおびやかされると、体には顕著にその辛さが表れます。心と身体はつながっているんです。
わかりやすいのは胃痛や腹痛ですね。ストレスを受けると胃はキリキリと痛くなりますし、プレッシャーがかかるとすぐにお腹が痛くなる人もいます。
こうした症状は、心が体の一部である証拠。心で感じることは神経を通して体に信号を送りますから、ストレスが肌荒れに影響を与えるのはちっとも不思議なことではないのです。
心と身体は神経や伝達物質によって強く結びつけられています。心も身体の器官と同じようにつながっている、ボディーの一部なのです。
ですから、ストレスを受け続ければ肌荒れを起こすのも当然。心の悲鳴が体に影響をおよぼすことを知ったら、皆さんもっと心を大切にできるかもしれませんね。
1-3.肌荒れ改善のためにはストレスを減らそう
現代社会にはどうしてもストレスはつきもの。「南の島でのんびり暮らしたら、胃潰瘍なんてすぐ治っちゃうよ~。でも無理だものねえ」とおっしゃったお医者様もいるそうです。
だけどストレスをため続けるのはお肌をいじめているのと同じ事。少しずつでも減らすことができれば、お肌への悪影響も確実に減っていきます。
ストレス性の肌荒れを起こしていた40代の女性で、ストレスの原因だった環境を離れたことで健康なお肌を取り戻したケースも見てきました。
可哀想なくらいに肌荒れをしていたのに、みるみるうちに美肌を取り戻していった彼女のしたことは、
・環境を変えること
・ストレスを受けやすい自分を変えること
・ストレスに負けやすい生活習慣の改善
・肌への物理的ストレスをなくすこと
この4つでした。物理的ストレスは、合成界面活性剤などを使ったスキンケア用品です。徹底的にお肌と自分に優しくすることで、彼女は輝く美しい肌を再び手に入れたのです。
2.ストレス肌荒れの原因は「自律神経」と「ホルモンバランス」
ストレスを受けるとどうして肌荒れを起こしてしまうのでしょうか。その原因を知って、肌荒れを防ぐ方法を考えていきましょう。
2-1.ストレス肌荒れの原因①自律神経の乱れ
心のすぐ隣にあるのは、自律神経です。イヤな思いをした時、過酷な環境に耐えている時、疲れているのに休めない時、強いプレッシャーを感じている時、人はストレスを受けて自律神経を狂わせはじめます。
この時、乱れた自律神経が肌荒れを引き起こすことになるのです。
自律神経とは?
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。
「交感神経」は活発に活動をしている時、すなわち臨戦状態の時にはたらく自律神経。仕事をしたり、頭をフル回転させたり、体をたくさん動かしたりしている時は、交感神経が優位になっています。
「副交感神経」はリラックスをしている時にはたらく神経です。
ではこの自律神経が、どうやって肌荒れを起こしてしまうのでしょうか。
自律神経の乱れと肌荒れの関係
ストレスがたまると、気分がイライラとしたりピリピリしたりすることがありませんか?ストレス下では私たちは生命を脅かされている状態。そのため交感神経が活発になりすぎてしまいます。
ストレスがたまって眠れない。そんな時もまさに、リラックスの副交感神経が働かずに、交感神経が活発になっている証拠ですね。
交感神経がとても優位になると、血管が収縮して血液は筋肉を目指して流れます。するとお肌は血行不良になって、新しく生まれ変わる力を弱めてしまいます。
お肌が生まれ変わるターンオーバーにはたくさんの栄養素や酸素が必用。血液がたくさん届かないと栄養も酸素も運ばれず、ターンオーバーもうまくできなくなるんです。これでは肌荒れするのも当然ですよね。
ストレスによる交感神経の過剰な働きは、もっと肌荒れに影響を与えます。
・血行不良で肌が生まれ変われない
・コラーゲンやエラスチンなどのハリ細胞の生産が少なくなる
・肌バリアを作るセラミドの合成が落ちる
ストレスが続けばターンオーバーが遅れ、肌バリアがボロボロの状態になりますから、とても肌荒れを起こしやすくなります。
2-2.ストレス肌荒れの原因②ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れで肌荒れするという話を、聞いたことがあるかもしれませんね。ホルモンバランスも自律神経と同じ、脳の視床下部というところでコントロールされています。
この視床下部、困ったことにストレスにとっても弱いんです。ですからストレスを受けるとすぐに、ホルモンバランスを乱してしまうことになります。
ホルモンバランスが乱れるとフェイスラインに肌荒れがでやすい
ホルモンバランスの乱れは、全身のお肌に影響を与えます。その中でも特に、フェイスラインに大人ニキビなどの肌荒れ症状が出やすくなります。
フェイスラインに吹き出物が増えたかな?と思ったらホルモンバランスの乱れを疑ってみましょう。
「美肌ホルモン」と「おブスホルモン」が肌荒れに影響する
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」があります。
エストロゲンは美肌ホルモンとも呼ばれていて、女性のお肌を美しく輝かせてくれます。一方でプロゲステロンはどうでしょうか。
プロゲステロンもまた女性には大切なホルモンですが、こちらは肌荒れやイライラなどの不快な症状も引き起こしてしまうホルモン。おブスホルモンなんて言われたりします。
生理前に肌荒れを起こしやすくなるのは、このプロゲステロンが増えるためです。
ストレスによってホルモンバランスが乱れると、美肌ホルモンでもあるエストロゲンが減って、肌荒れを起こしやすくなります。
40代からは男性ホルモンが優位になる
40代から50代にかけて、女性ホルモンはどんどん減って、男性ホルモンが優位になっていきます。
ストレスはそれに輪をかけて美肌ホルモンを減らしていきますから、イライラしている時の大人の女性は、肌荒れをとっても起こしやすい状態になってしまうのです。
3.自律神経を整えて肌荒れを改善する方法
自律神経はお肌に栄養を運ぶ、「血管」をコントロールしている神経。お肌にとても影響を与えます。肌荒れを治したいなら、ストレスで自律神経を狂わせている場合ではありません。
ストレスで乱れがちな自律神経は、どうやって整えてあげたらよいでしょうか。
3-1.朝目覚めたら太陽の光を目に入れる
生活リズムの乱れは自律神経の乱れにつながります。朝、目が覚めたら太陽の光をあびて下さい。
できれば、朝のウォーキングなどで朝陽を感じられるといいのですが、難しい場合は陽の光を目に入れるだけでもOKですよ。
朝はカーテンをカラッと開けて、明るい部屋で過ごして下さいね。
3-2.腸活をする
幸せホルモンであるセロトニンは、脳だけではなく腸でいっぱい作られています。この腸内の幸せホルモンも、脳で感じる幸福感やリラックスにつながっていることが最近の研究で明らかになりました。
今では、「心は脳だけではなく腸にある」ということが新常識になりつつあります。順天堂大学の小林教授によると、腸内環境を良くすることで、自律神経は整うのだそうです。腸内の善玉菌を増やす、腸活を取り入れてみて下さい。
おすすめの腸活は、
・乳酸菌たっぷりの発酵食品をとること
・腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖をとること
ヨーグルトにスプーン1杯のオリゴ糖を入れて、毎日食べてみて下さいね。
腸とお肌はつながっています。幸せホルモンでいっぱいの腸を作って、ストレスによる肌荒れを撃退しましょう。
3-3.自律訓練法をする
自律訓練法はドイツの精神科医、フーゴ・パウル・フリードリヒ・シュルツが提案した催眠導入法です。
深いリラックスへ導いてくれるので、自律神経を整える方法としても現代でも活用されている方法です。
- あおむけに寝そべる
- 気持ちがとても落ち着いていると暗示をかける
- 右腕が重たい→左腕が重たい→右足が重たい→左足が重たい→両腕が重たい→両足が重たい と暗示をかけていく
- 右腕が温かい→左腕が温かい→右足が温かい→左足が温かい→両腕が温かい→両足が温かい と暗示をかけていく
- 心臓が静かに脈をうっている と暗示をかける
- 呼吸が楽になっていく と暗示をかける
- お腹が温かい と暗示をかける
- 額が涼しい と暗示をかける
~ここからは暗示を解いていく消去動作です~
- 両手を開閉運動させる
- 両腕を屈伸運動させる
- のびをする
- 深呼吸をする
手足が暗示にかかっているか確認しながら、ゆっくり行うのがポイントです。ストレスが多い時も、深いリラックスを得ることができますよ。
3-4.適度な運動をする
適度な運動も、自律神経を整えてくれます。運動不足の人が急に激しい運動をするとかえってストレスになって自律神経を乱してしまいますから、自分にあった量の運動を始めましょう。
私のおすすめは、1秒間に2歩のウォーキングです。運動は肌荒れ改善効果もありますから、積極的に取り入れていって下さいね。
1秒間に2歩を意識してウォーキングをすると、脳内で幸せホルモンがどんどん分泌されます。結果、ストレスのたまらない体質になって、運動効果が肌荒れも防いでくれますよ!
1秒間に2歩のペースで、歩いて下さい。雨天など外に出るのが大変な時は、その場で足ぶみをしてもOKです。
ただし、なんとなくのお散歩気分では、運動効果はあっても幸せホルモンはたくさん作られません。
ポイントは1秒間に2歩のリズムを常に意識すること。「いち、に、いち、に」と数えながら歩くと良いでしょう。これを20分行って下さい。信号待ちでは足踏みが理想です。
20分の足踏みやウォーキングがきついなあと感じる人は、5分からでも効果が出はじめます。
難しい人は5分から初めてみて下さいね。ストレスで肌荒れをしている人ほど、できれば毎日行うのが理想です。
25分をすぎると疲れが出はじめ、幸せホルモンが逆に減退していきますから、20分程度で終わらせましょう。
4.ホルモンバランスが崩れたら肌バリアを強化する
美肌ホルモンであるエストロゲンが減って、おブスホルモンのプロゲステロンが増えてしまうと、お肌にとって悪い影響が出てきます。
・血流が悪くなってターンオーバーが乱れる
・バリア機能が弱まる
・毛穴周りの皮膚が厚くなる
ストレスでホルモンバランスが乱れたら、こうした症状をカバーするスキンケアに切り替える必要があります。
どんなスキンケアなら、ホルモンバランスの乱れによる肌荒れを改善できるのでしょうか。
4-1.肌バリアを壊さないスキンケアが、ストレスから肌を守る
ホルモンバランスによる肌荒れが起こる時、お肌はバリア機能を失ってターンオーバーも遅れがちになっています。
そのため肌荒れしにくい肌を作るには、お肌のバリア機能を育ててターンオーバーを整えることが必須です。
お肌のバリア機能を育てるためには、スキンケアで肌バリアを傷つけないことを徹底しましょう。
・合成界面活性剤を使ったスキンケア用品
・刺激と脱脂力の強い洗顔フォームやクレンジング剤
・ゴシゴシ洗い
こうしたスキンケアは、日々私たちのバリア機能とうるおいを奪って、お肌のターンオーバーを邪魔しています。しっかりと肌バリアを守ってあげて下さいね。
肌バリアを守るスキンケアはとてもシンプルです。
・スキンケアにケミカルな成分を使わない
・洗顔はこすらず、優しい洗顔料とぬるま湯で行う
これが肌荒れ知らずのお肌を作るのにとても大切なこと。
私がケミカル断ちの相談を受けた女性にも、ストレスによる肌荒れに悩んでいる方がたくさんいました。皆さん、こうしたスキンケアで肌バリアが強くなったことで、ストレスに負けないお肌に変わっていきました。
とは言え、肌バリアを本当に壊さないスキンケア用品って、現状ではかなり稀少です。ほとんど存在しないか、使い心地がとても悪いのが現状なんです。
selif(セリフ)の化粧品なら、肌バリアを壊さないことを目的に作られています。こうした化粧品を選んでスキンケアをすることで、ストレスで肌荒れしにくいお肌を作っていきましょう。
5.ストレスそのものを減らして肌荒れを改善する方法
現代社会にはストレスはつきもの。仕事や家事、育児に追われる大人の女性は、いつもストレスでいっぱいになってしまいます。
でもストレスは肌荒れの元!ストレスによる肌荒れがまたストレスに、なんていうことは避けたいものです。
ストレスで肌荒れを起こしてしまうくらい、大変な時、ありますよね。それでも、そのストレスを少しでも減らしてあげて下さい。あなたの心が喜べば、お肌は輝きます。心とお肌はつながっているのですから。
大変な時も、ストレスを減らすことはできます。ここからはその方法についてお話ししていきましょう。
5-1.良質な睡眠をしっかりととる
綺麗なお肌を作ってくれる睡眠を、あなどってはいけません。睡眠は健全な心と身体を作る源です。
ストレスがたまっている時は自律神経が乱れてよく眠れない日もあるかもしれませんが、睡眠不足になりすぎないよう、気をつけましょう。
心配事や考え事は、目が覚めてからまたすればOKです。眠る時はそれらは必用が全くないことに気付きましょう。辛い気持ちを放り投げてしまうくらいの気持ちで、お布団に入って下さいね。
寝る前にストレッチタイムを作ったり、ホットミルクでリラックスするのも効果的です。良質な睡眠がとれれば、自然にストレスは減っていきますよ。
5-2.自分の心が求めることをしてみる
ストレスは、心が望んでいることと現実の間のギャップが起こします。
例えばこんな感じです。
●本当は休みたい。それなのに休めない。
●美味しい物を食べたい。でも我慢をしなくちゃ。
●イヤな人と話して傷つきたくない。でも関わらなくちゃいけない。
●強く望んでいることがある。でも思い通りにならない。
この時の理想と現実の溝、つまりフラストレーションからストレスは生まれています。
肌荒れするほどのストレスになる悩みごとは、自分にはどうにもできないことが多いでしょう。ですから時々はその分、自分の思いが叶うことをしてみましょう。
もちろん、理性の範囲でということになりますが、望んでいることを実行するということは、とてもストレス解消に役立ちます。
●行きたかった旅行先へ行く
●歌いたい歌をカラオケで熱唱する
●友達と好きなだけおしゃべりする
●食べたかったものを思いっきり食べる
●ずっとやりたかったことをしてみる
こうした行動がストレス解消につながるのは、自分の希望をそのまま行動につなげているからです。自分が輝けば、肌荒れも解消してお肌も輝き始めますよ。
5-3.笑う
思いっきり笑って、気分がすっきりした経験はありませんか?笑うこととメンタルには深い関りがあります。
私たちが笑う時は、とても気分がいい時ですよね。ですから笑うという反応は、脳に「今とても気分がいいです!」という信号を送ります。
笑いたい気分になれないという人は、ちょっと口角を上げておくだけでもOKなんですよ。口元が笑っていれば、脳は「今気分がいいです!」という信号を受け取ります。
すると幸せホルモンがたくさん出ますから、ストレスに負けなくなります。
笑うことはガン予防になるとも言われていますよね。笑いは免疫力もアップさせて、体を向上させてくれます。笑えば笑うほど、お肌は輝いていきますよ。ストレスによる肌荒れなんて吹き飛ばしてしまいましょう。
いつも口角はキュっと、上げておきましょうね!
5-4.イヤな事があったら自分を大切にする
ストレスをできるだけためないようにしていても、イヤなことがあると誰でも突き落とされたような気分になります。
そんな時は今までよりも、自分を大切にしてあげて下さい。自分を大切にする方法がわからないという方は、心の中でいいですから、自分をギュッとハグしてみましょう。
この方法には、自分自身の本当の心をとても癒やす効果があります。人は誰しも、本当はとても大切にされたいし、愛されたいからです。
疲れている自分にお疲れ様、よく頑張っているねと語りかけてハグしてあげることは、無条件に愛されているのと同じだけの効果があります。ストレスで心が疲れたと感じたら、思いっきり自分を大切にしてあげてくださいね。
5-5.上手に受け流す
かわしてもかわしても、ストレスが飛び込んでくるのが現代社会。でも全部のストレスをまともにくらっていたら、体を壊します。もちろん、ストレスで肌荒れもしてしまいます。
ストレスで肌荒れしていることに気付いたら、ストレスを上手に受け流すことができていないということに気付きましょう。
「ストレスを受け流す」
簡単に言ってしまいましたが、肌荒れするほどストレスの渦中の人にはとても難しいことかもしれません。でも突破口は必ずあるものです。
では、ストレスの受け流し方についてお話ししていきましょう。
ストレスの上手な受け流し方
そもそもどうして、ストレスが次々と生まれてしまうのでしょうか。
それは「絶対にこうなってはいけない!」と思っているようなことが起こるから。あなたの希望は「こうなってほしくない」。でも現実は「なってほしくないことが起こる」。
これがお肌荒れしてしまうほどの強いストレスを生むんですね。
ここから先は、少し難しいかもしれませんが、少しずつでもあなた自身の生き方に取り入れていってみて下さい。
ストレスがたくさん発生しないようにするには、「こうなってほしくない!」を減らすことがポイントなんです。あらゆるできごとへの抵抗をなくせば、ストレスは確実に減ります。
日本で今、トップとも言われている大物お笑い芸人さんのAさんが、テレビでこんなことを話していました。
今でも色んな困難はやって来る。だけどやって来るものを全部楽しんでしまえば、もう怖い物なんてないでしょう?
そうですね。起こること全てを楽しんだら、怖い物なんてあるはずがありません。
ここまで達観するのは並じゃないかもしれません。でも私も、辛い時にこのお話しにはとても助けてもらいました。
「ケセラセラ」という言葉が昔流行りました。どんな時にも、「なるようになるさ」と気楽にかまえる魔法の言葉です。
人は恐れが多いだけで、何が起こっても本当は大きな問題はないんです。全く同じようには考えられなくても、生き方の中にほんの少し、取り入れてみればストレスはぐっと減ります。
もちろん、ストレスでの肌荒れにもさよならできることでしょう!
6.ツボ押しでストレス肌荒れを改善する
最後に、ストレスと肌荒れに効果的なツボをご紹介します。
6-1.ストレス肌荒れに効くツボ「合谷」
合谷(ごうこく)は手の甲にあるツボです。
・ストレスによって乱れた自律神経やホルモンバランスを整える
・顔の血流を良くして、肌荒れ、ニキビを防ぐ
まさにストレス肌荒れに効果的なツボですよね。
合谷は親指と人差し指の骨の分かれ目、やや人差し指側にあります。少し強く押してみると痛気持ちいいと感じる場所がありませんか?そこがストレス肌荒れに効く合谷のツボです。
このツボは親指でぐっと押します。やや気持ちいいと感じる強さで押して下さいね。両手の合谷をもみながら、30回ずつ押して下さい。
緊張した時、ストレスを受けている時にも良いツボですから、ストレスが気になった時に試すのもおすすめです。
7.まとめ
ストレスによる肌荒れ、あなどってはいけません。ストレスでホルモンバランスや自律神経が乱れてしまえば、あっという間に肌荒れをおこしてしまうのです。
心とお肌はつながっている。このことを忘れずに、お肌をケアするように心もケアしてあげましょう。
あなたの心が輝き始めれば、お肌も必ず輝きますよ。肌荒れをしない、美しいお肌作りを楽しんで下さいね。
なお、忙しい毎日でも、手軽に飲める飲み物でストレス解消と同時に美肌になる方法もあります。『 美肌になる飲み物ランキングTOP10|どうせ飲むならキレイを目指そう 』も併せて参考になさってください。
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