↑「二重アゴ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
特に太ったわけではないのに、最近、二重あごになってきた。そういえば、口の横もたるんだような・・・?鏡を見るたびに気になる、あごから首の重たい感じ・・・なんとかしたいですよね。
特に下を向いたときにひどくなるのが二重あごの特徴。あごの下がタプタプしていると、気分まで下がってしまいます。しかもタートルネックが全然キマらない。
今すぐ二重あごをすっきりと引き締めましょう。
実はあごの下だけを集中してスッキリさせる方法があります。 体のダイエットは苦しさを伴いますが、二重あごのダイエットは1日5分やるだけでOK!
女性はあごのラインがとっても重要。若く見えるためには、あごのラインに無駄なお肉があってはいけないのです。
この記事には、私自身が実践している、気になる二重あごを簡単にすっきり引き締める方法を書いています。
まさに二重あごダイエット!あご下の無駄なお肉を解消すると、あごのラインが見違えるように美しくなります。ぜひやってみてください!
↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)
目次
1.二重あごは口から首の筋肉を鍛えるだけで簡単に解消する
二重あごになると、あごの下から首にかけて重くなります。下を向いて胸にあごを付けるようにすると、ぶよぶよしたお肉を感じることができます。鏡を観なくても自分自身で気づくようになります。
痩せなくちゃ!と思うかもしれませんが、二重あごは肥満が原因とは限りません。
体重が増えて二重あごになった場合、まずは体重を元に戻すことが先決ですが、体重が変わらないのに二重あごになった場合、解消するためにはどうしたら良いのでしょうか?
実はもっとも効果があるのは、口から首の筋肉を鍛えることです。え?筋肉?と意外に思われるかもしれませんが、 30代以降で二重あごになるのは、筋肉の衰えが原因のことが多いのです。
しかも筋肉を鍛えると、二重あごが解消するだけでなく、頬も引き締まり、顔全体が若返る嬉しいオマケ付きです。
2.二重あごになる理由は肥満だけではない
年齢重ねて体重が増えると、顔の下半分に脂肪がつく傾向があります。しかし、太っていなくても二重あごになります。
それでは、二重あごになってしまう原因はなんなのでしょうか?
若いころはこんな理想的なあごだったのに・・・とため息をつく前に、原因をみてみましょう。
2-1.二重あごの原因1.無表情による口周りの筋肉の衰え
表情が乏しい人ほど、二重あごになりやすくなります。日頃、表情豊かに暮らしているようでも、意外と顔全体を動かすことはありませんね。
顔には表情をつくるため約30種類の表情筋がありますが、普段は全体の2~3割程度しか使っていません。
表情筋の衰えが二重あごの原因に
特にあまり笑わない人は、口周りの筋肉からあごの筋肉が弱りやすく、衰えた筋肉は下垂します。
それとともに皮下脂肪が下がり、下がった脂肪はあご下にたまっていきます。これが二重あごの大きな原因です。
分かりやすく言うと、顔の運動不足が二重あごを引き起こしているのです。
2-2.二重あごの原因2.姿勢の悪さ
顔の運動不足以外の二重あごの原因は、姿勢がことです。
台所仕事などの家事やパソコン作業、スマホの操作は、知らず知らずのあいだに猫背になりがち。
猫背になると、視界を確保しようと、あごが前に出ます。このとき首の後ろ側が縮み、同時に首の前側の皮膚が下に引っ張られます。
首につながった顔が一緒に下に引っ張られることで、顔下半分の脂肪が皮膚とともに下へ下へと下垂します。その結果、あご下に脂肪がたまってしまうのです。
2-3.二重あごの原因3.首の筋肉の衰え
表情筋とも関連しますが、首の筋肉の衰えも二重あごの大きな原因です。
私たちの首は、頭を支える頸椎を守るため、筋肉が何重にも重なっています。
皮膚の下の浅い場所にある表層筋群と、頸椎に近い深い場所にある深層筋群がありますが、浅い筋肉と深い筋肉、どちらが弱っても、二重あごになりやすくなります。
首の筋肉がゆるむ理由は、主に加齢です。
浅い筋肉群の衰えが原因で首の皮膚が脂肪を支え切れなくなる
首の皮膚の真下には、首全体を覆っている広頚筋(こうけいきん)があります。あご下には、あごの下側をプレートのようにおおっている顎舌骨筋(がくぜっこつきん)があります。
両方とも浅い場所にある表在性の筋肉です。これらの筋肉は首の皮膚を支えています。
筋肉に強さと弾力があれば、あごから首のカーブが美しく整っていますが、緩むと皮膚とともにだらんと下がり、顔から下がってきた脂肪ともにあご下にふくらみを作ります。
本来のあごと、脂肪のたまりのふくらみで、いかにもあごが二つ重なったような二重あごが出現してしまいます。
この余分なお肉が気になるのよね~!
首の皮膚の真下にある広頸筋(浅い筋肉)
広頸筋(こうけいきん)はフェイスラインの真上から首に続いているため、広頚筋が弱ると、あご周りの脂肪も一緒に下垂してしまいます。
あごの真下を覆う、顎舌骨筋 年齢とともに緩みやすい筋肉
顎舌骨筋は 舌を支える骨に板状に繋がり、口腔底を形づくる筋肉です。
2重あごは、まさにこの図の筋肉の位置にできますね。顎舌骨筋が衰えると二重あごになるのがよく分かると思います。
また浅い筋肉だけでなく、深い位置にある筋肉も年齢とともに衰えます。首の浅い筋肉と深い筋肉が一緒に衰えることで、さらに二重あごが悪化します。
深い筋肉群の衰えで、首が痩せて脂肪のふくらみが目立つ
首の深層筋は、頸椎の近くの深い場所にあり、頚椎を安定させ正確に動かす働きがあります。深い場所の筋肉なので、体表から触れることはほとんどできません。
顎二服腹筋、肩甲舌骨筋、胸骨舌骨筋、甲状舌骨筋などがあり、これらの筋肉が痩せると、首全体の組織が貧弱になります。
首の筋肉が痩せると皮膚が余ったようになり、あご下にたまった、だらんとした二重あごのふくらみが目立つようになります。
「太っていないのに二重あご」になる原因は、ずばり、3つ!
1. 無表情による口周りの筋肉の衰え
2. 日常の姿勢の悪さ
3. 首の筋肉の衰え
特に、「首の筋肉」は、深いところにあるので、美顔器などではまず治りません。
でも、「1日5分」のトレーニングで、ぐーんと変わりますよ。第3章をしっかり読んでね
3.即効で効果がある二重あご解消法4選
それではいよいよ二重あごを解消する方法です。
やり方は超簡単!3つの筋トレと、洗顔時のケア、あとは寝るときの枕を工夫するだけ。
筋トレというと、なんだか面倒だな・・・と思うかもしれませんが、 即効で効果が出るのできっとやるのが楽しくなります!
洗顔時のケアは、あごの気になるお肉を、外に放り投げる気持ちでやりましょう。とても簡単な方法なのでご安心ください。
3-1.二重あごの効果的な手順と効果が出るまでの日数
二重あごをスッキリと解消するために、やることは、たった4つです。
①口周りの筋肉を鍛える
②首の浅い筋肉を鍛える
③首の深い筋肉を鍛える
④あご下の肉を刺激する
この4つの動作を行います。
①の「口周りを鍛える」の所要時間は約1分、②の首の浅い筋肉は約1分、③の首の深い筋肉は約2分、④のアゴ肉の刺激は約1っ分、トータル1日5分だけで効果があります。
効果が出るまでの時間は、 毎日5分間行うと、約2週間であご下のお肉が以前より減ったことに気付き、約1か月もすれば、ほとんどの方が、下を向いた時のあごのお肉の重なりが気にならなくなるはずです。
口周りの筋肉は、一部があご下の筋肉につながっているため、口周りを鍛えると口からあごにかけて引き締まります。同時に口横のたるみが解消され、あごにたるみが流れなくなります。
首の浅い筋肉(表層筋)は首の皮膚を支えていますが、弱るとあご下の皮膚にはりがなくなり、だらんと下がった空洞に脂肪がたまりやすくなります。
また首の深い筋肉(深層筋)は頸椎とともに頭を支えていますが、弱ると首全体が痩せて、脂肪のたるみが目立ちやすくなります。
浅い筋肉と深い筋肉は役目が違うので、それぞれ別々に鍛えると二重あご改善効果が高くなります。
また刺激を与えている部分は、脂肪がたまりにくくなります。常に燃焼している状態になるからです。
気になるあご下のお肉を叩きだすようにして、刺激を加え、脂肪を燃焼させます。
この4つの動作をきちんと行うことで、強力な二重あご改善効果が出てまいります。
それでは、1つ1つの動作の方法をお伝えいたします。
3-2.口周りの筋肉を鍛える
まずは口周りの筋肉を鍛えます。二重あごの解消は、口から首までをトータルで引き締めることが必要です。
「あえいうえおあお」を言うだけトレーニング
それでは、「あえいうえおあお」を言うだけトレーニングをやってみましょう。
1、まず、笑顔をつくり、口角をしっかり上げます。(基本姿勢です)
そして
■ 一言一言は一秒ずつ
■ 常に口角を上げた状態を維持
を意識しながら、下記の言葉を言います。
あ・え・い・う・え・お・あ・お
か・け・き・く・け・こ・か・こ
さ・せ・し・す・せ・そ・さ・そ
た・て・ち・つ・て・と・た・と
な・ね・に・ぬ・ね・の・な・の
を繰り返します。
●回数・・・続けて3回。1日1回実践
●トレーニングのコツ・・・顔にシワを寄せない程度の大きな口で行いましょう。
普段、無表情な人ほど、このトレーニングをすると口周りがだるく感じると思います。でもだるくなるのは、筋肉が鍛えられている証拠です。
1日1回、ぜひ「ながら」でやりましょう。しっかりと口を開けてやれば、声を出さない「口パク」でもOK!効果は同じです。
おすすめは、歩きながら。マスクをしていれば人には分かりませんね。通勤途中、お買い物途中、電車の中、いつでもできます。
家事をしながらでもよいですね。食器を洗いながら、掃除機をかけながら、洗濯物を干しながら・・・いつでもでこでも出来るのがこのトレーニングの良いところです。
3-3.首の筋肉を鍛える
次に首の筋肉を鍛えます。首は表層筋と深層筋をそれぞれ別に鍛えます。
首の浅い筋肉を鍛える
まずは首の浅い位置にある筋肉を鍛えます。
準備
①ゆっくり5秒かけて、真上を見上げる
②アゴをぐっと突き出す→5秒キープ
( 首の皮がピンと突っ張るのを感じる)
③次に「いー」の口をする→5秒キープ
●回数・・・2 セット 1日1回
このトレーニングは上を向くので、お風呂に入っているときのやるといいです。湯船に入ってやると、全身の血行もよくなり一石二鳥!
ついでに首を回したり、簡単なストレッチをすると肩凝りの解消にもなるので、おススメです。
首の深い筋肉を鍛える
次に頸椎の近くにある深い筋肉群を鍛えていきます。
深い部分の筋肉は、浅い筋肉と違い、表情筋トレーニングでは鍛えられません。全身を使うエクササイズが必要となります。
全身のエクササイズといっても寝転んで出来るので楽ちんですよ!トレーニングの方法を画像で説明いたします。
①上を向いて寝る。手は体の横につけ、手のひらを下にしておく。
②頭と足を同時に上げる。このときあごを胸に付けるイメージで。両肩は床についたままにするのがポイント。
③頭と足を同時にゆっくりとおろす
●回数・・・頭と足同時に上げて下げるを10回。上げる時、と下げる時、5秒くらいかけてゆっくりすると行うと、首の深い筋肉群を鍛えられます。
●ポイント・・・頭と足を同時に上げるときは呼吸を止めないように。自然な呼吸を心がけます。
頭を上げる時は、あごを胸に付けるようにします。体を持ち上げないように。肩は常に床についている状態を維持します。
特に首を下げるときに、首の深層筋がしっかりと鍛えられます。上げ下げは5秒くらいかけてゆっくりと行うと二重あご解消に効果があります。
このトレーニングは下腹を引き締める効果もあります。私はこのトレーニングを毎日行っているせいか、下腹が出ていません。
3-4.物理的にあごの無駄肉を取り去る洗顔時のケア
次にあごの下にたまったお肉を、掻き出すようにして物理的に取り去る、「洗顔時のケア」を行います。
洗顔をした直後に実施します。洗顔後、水が顔についた状態で次の動作を行ってください。
①洗顔が終わったら、下を向いたまま、フェイスラインを100回たたく。
②次に、アゴ下の真下のお肉を、2本の指で削ぐように前方にかき出す
③次に、親指で顎下サイドのお肉をはねるように外側にかき出す。(右と左を交互に)
●回数・・・朝の洗顔時と夜の洗顔時の1日2回行います。
※ 洗顔時のケアの注意事項
顎(あご)の骨の下側(内側のくぼんだところ)にたまった脂肪をかきだすつもりで行います。
フェイスラインそのものを顎の骨に向かって叩くのではなく、顎の骨の下側から前方向にかき出すように叩きます。
手の平の、親指の下のふくらんだ部分を使い、前方向にパチパチ叩きます。
決して骨に向かって叩かないでください。後頭部や頚椎にダイレクトに響くのでよくありません。顎に手をひっかけて前にかき出す感じで行うようにしてください。
4.首枕を使って重力から顔を開放させる
寝るときにどんな枕を使うかで、二重あごを予防することができるのをご存知でしょうか?
3章では、3つの二重あご解消トレーニングと洗顔時のケアの方法を詳しくお伝えしました。
いかがですか?難しく見えても慣れると楽にできるものばかりです。ぜひ毎日の習慣にしてくださいね。
さて、この章では、二重あごを予防する枕の選び方についてお伝えします。
皆さんはどんな枕を使って寝ていますか?約6時間は毎日お世話になっていますね。
一時期、羽毛の高価なかさ高い枕が流行りました。今でも使っている人は多いと思いますが、実は羽毛に限らず高い枕は、首を前に傾けて寝る姿勢になるため、二重あごが出来る原因になります。
お勧めは、首の下に置く、首専用の枕。私は「シンデレラストレッチピロー」という首枕を使っています。
通常の枕は、顔が下に傾くため、重力で顔の肉が下に下がりやすくなります。日中活動している時は、顔の重力がかかっているので、寝ているときぐらいは開放してあげたいものです。
首枕を使うと、顔が水平になり、あご裏が綺麗に伸びます。あご裏を圧迫せず二重あごを防ぎ、綺麗なあごラインをつくります。
専用の首枕をわざわざ買わなくても、バスタオルを丸めて手作りすることができます。
首の下に置いて寝たとき、顔が水平になるのが理想の高さです。高さが決まったら、ひもで縛ります。ひもはビニールではなく、通気性の良い布にしましょう。首枕の代用品が簡単にできますよ。
5.まとめ
この記事では、二重あごの解消方法についてお伝えしてまいりました。
二重あごの解消法として、美容クリニックで受ける「脂肪吸引」がありますが、自宅で自分の力で美しいあごは手に入ります。
少しの筋トレと日常生活の工夫だけで良いのです。
ここでお伝えしている方法を実践いただくと、二重あごが解消したあとも、再発せずに良い状態をキープできるようになります。
この記事が二重あごに悩む方のお役に立てれば幸いです。
なお、二重あごだけでなく、顔全体のたるみが気になる場合は、『 顔のたるみ解消法|原因と顔を若返らせる簡単メソッドまとめ 』を参考になさってください。
「二重あごを解消する4つのトレーニング」は、
1. 「あえいうえおあお」を言うだけトレーニング
2. 上を向いて「いー」
3. 頭と脚の上げ下ろし
4. 洗顔時の掻き出し
第3章の動画をしっかり見て、やってみてくださいね。
「予防」のための「首枕」もオススメです。
「顔全体」のたるみが気になる方は、老け顔マニュアルも読んでみてくださいね。
→ 完全無料の老け顔改善マニュアルはこちらから
↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)
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