↑「顔のたるみ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
最近、ほほのたるみが気になる、顔が大きくなってきた?鏡に映った顔が以前とは変わり、このままどんどん老けていくのか・・・と不安になっていませんか?
30代からは女性がもっとも輝くとき、子育ても一段落してこれからいろんなことに挑戦しよう!と思った矢先に、ほほのたるみが目立つようになると、自分に自信を失ってしまいますね。
そんなあなたにはぜひ、同じようにほほのたるみに悩んだ私が、改善するために実践した方法を試してほしい。試行錯誤して導き出した、ほほのたるみ改善法を余すことなくこの記事に書いています。
今からお伝えする5つのメソッドは、多くの「ほほのたるみ」に悩む女性に実践いただき、皆さん、ほほがスッキリした!小顔になった!と喜ばれ効果が実証された方法です。
半信半疑でもよいので、まずは実践してみてください。1か月~2か月後には、ほほのたるみがスッキリと引き締まってくるのを実感頂けるでしょう。
私は今年55歳になりますが、このメソッドのお蔭で、たるみのないほほを今でも維持しています。
ぜひ、この記事を読んでいるあなたにも、この素晴らしいメソッドを実践頂き、スッキリとしたほほを手に入れて頂きたいと思います。
↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)
目次
1.表情筋を鍛えなければ、ほほのたるみは改善しない
ハッキリ申し上げます。表情筋を鍛えずして、ほほのたるみは絶対に改善しない、と言い切れます。
もちろん、加齢とともに、肌の弾力が不足することもほほがたるむ要因の一つです。しかし、最も大きな原因は「顔の運動不足」です。
役者さんには、70歳超えても、ほほがスッキリしている方が多いですね。口からほおのラインがとてもきれいです。
役者さんは、口をよく動かし、表情豊かに演技をします。この生活で自然と表情筋が鍛えられていくのです。
顔をしっかりと動かす生活こそが、ほほをたるませません。
この記事を読んでいる方は、すでにほほのたるみに悩んでいると思います。ほほのたるみは、顔をしっかりと動かすよう心掛けるだけで、どんどん解消されていきます。
まずは、顔を動かさないとどうしてほほがたるむのか理解し、ほほのたるみを解消するために最適なメソッドを実践してまいりましょう。
なお、顔のたるみを解消するためにやるべき3つのセルフケアとしてまとめた『 顔のたるみをとる方法|ブルドッグ顔を改善!簡単なメソッド3選 』も参考にしてください。
2.顔の運動不足がほほのたるみの最大の原因
顔の運動不足、すなわち無表情な生活を送ると、ほほがたるみやすくなります。
それでは、なぜ、顔の運動不足で、ほほがたるんでしまうのでしょうか?その原因を探ってみましょう。
2-1.顔の運動不足でほほに脂肪や水分がたまり、重さでほほがたるむ
顔が運動不足になると、血行が悪くなり、ほほに脂肪がつきやすくなります。その結果、脂肪の重さでほほがたるみやすくなります。
また血行が悪くなると、老廃物や水分の排出がうまく行かず、ほほがむくみやすくなります。むくみでもほほがたるみます。
脂肪と組織内の水分、老廃物の重みでほほがたるむのですね。
ではどうして、顔を動かさないと、血行が悪くなるのでしょうか?
筋肉は、皮膚の下にあります。顔が運動不足になることによって、筋肉の動きによる皮膚の下層、真皮への刺激が減ります。真皮には毛細血管が張り巡らされているので、筋肉を使わないと、とたんに血行が悪くなってしまうのです。
さらに血行不良だと体温が下がり基礎代謝が落ちてしまいます。
運動不足になると筋肉が痩せる→消費カロリーが減り、結果としてほほに脂肪が付きやすくなるのです。
2-2.顔の運動不足で表情筋が弱り、皮膚と一緒にほほがたるむ
顔の運動不足が続くと、顔の筋肉である表情筋が弱り、ほほがたるみやすくなります。
では、表情筋って何なのでしょう?
顔には約30種類の表情筋があります。人間には表情がありますが、その微細な動きを作り出しているのが、顔の筋肉、表情筋です。
約30種類の表情筋が連動して動くことで、顔に表情を作り出しています。
約30種類ある顔の表情筋。顔に表情を作り出している
私たちは、普段、顔の筋肉を特に意識して動かしているわけではありません。毎日の習慣で、同じような表情を繰りかえしています。その結果、人により良く使う表情筋、あまり使わない表情筋が出てきます。
使われない筋肉は当然弱って、重力の関係で下がります。体の筋肉と同じです。衰えて弱った筋肉は下垂します。
ただし、体の筋肉と顔の筋肉(表情筋)との大きな違いは、顔は表情筋の端っこが顔の皮膚とつながっていること。つながっているから表情筋がさがると、同じように皮膚も一緒に下がるのですね。
下がった場所がほほなら、ほほのたるみになります。
顔の筋肉は一般的に、日常生活では、全体の約20パーセントから30パーセントしか使われていません。
特に口の横から頬にかけての筋肉は、大きい上に運動不足になりやすいので、衰えた筋肉はそのままほほのたるみとなって表れてしまうのです。
3.ほほのたるみを改善する5つのメソッド
筋肉を動かすことがほほのたるみを改善する一番の方法!とわかったところで、さっそく改善効果の高い5つのメソッドのご紹介をしていきたいと思います。
ターゲットとなる部位は、口、あご、ほほの下、あごの下、の4か所です。
口 ・・・赤色の円
あご ・・・青色の円
ほほの下・・・ピンクの円
あごの下・・・オレンジの円
それぞれの部位をしっかり鍛え、ほほのたるみを引き上げていきます。
これから実践するのは、口を鍛えるメソッドは2つ、あご、ほほの下、あごの下はそれぞれ1つ、計5つのメソッドです。
<口>
①あえいうえおあおメソッド
②口に思いっきり力を入れるメソッド
<あご>
③あごの筋肉を鍛えるメソッド
<ほほの下>
④ほほ下の脂肪をしぼり取るメソッド
<あごの下>
⑤あごから首を鍛えてほほを下から持ち上げるメソッド
所要時間
「あえいうえおあおメソッド」のみ2分、その他のメソッドが約1分、すべて実践しても、たった6分で終わります。
1日に実践する回数と時間
それぞれ1セットずつ、1日1回でOKです。
時間帯は特に決まりはありません。一日のうちで一番リラックスしている時がよいです。例えば、寝る前や湯舟につかっている時などがベストですね。夜忙しい方は、朝のメイク前がいいと思います。
3-1.口の筋肉を鍛えてほほのたるみを改善する
口をぐるりと取り囲んでいる筋肉、口輪筋(こうりんきん)を鍛える運動をすると、頬の筋肉も一緒に連動して鍛えられ、口からほほ、あごにかけて強力に引き締めることができます。
口の筋肉を鍛える方法は2種類あります。「あえいうえおあおメソッド」と「口に思いっきり力を入れるメソッド」です。
「あえいうえおあお」は、役者さんが滑舌をよくするために日頃やっているトレーニングです。
「口周りに力を入れる」は口輪筋をダイレクトに鍛えることができます。
それでは、やり方を説明いたします。
あえいうえおあおメソッド
口を大きく開いて、下記の言葉を発音します。
あ・え・い・う・え・お・あ・お
か・け・き・く・け・こ・か・こ
さ・せ・し・す・せ・そ・さ・そ
た・て・ち・つ・て・と・た・と
ここまできたら、最初の、あえいうえおあおに戻り、同じように繰り返します。
回数・・・ 5回くり返す 1日1回
「あえいうえおあおメソッド」のコツ
■ 声を出さなくて良い(口パク)
■ 一言一言は一秒ずつ。
■ 常に口角を意識
■ 顔にシワを寄せない程度の大きな口。
口に思いっきり力を入れるメソッド
次は、「口に思いっきり力を入れるメソッド」です。
1、上のくちびると下のくちびるを押し合う。10秒キープ
2、表側にくちびるを思い切りだす。5秒キープ
3、次は内側にくちびるを思い切り巻き込む。5秒キープ
回数・・・2セット 1日1回
「口に思いっきり力を入れるメソッド」のコツ
■ くちびるを思い切り出すときは、ほうれい線の溝が見えなくなるまでしっかり伸ばすこと
3-2.あごの筋肉を鍛えてほほのたるみを改善する
次にあごの筋肉を鍛えて、ほほのたるみを改善します。
あごの筋肉を鍛えるメソッド
1、口角を限界まで片方に寄せる。5秒キープ
2、反対も同様に。口角を限界まで片方に寄せる。5秒キープ
回数・・・2セット 1日1回
「あごの筋肉を鍛えるメソッド」のコツ
■ あごの骨のラインがしっかり出るまで、口を横に移動する
3-3.ほほ下の脂肪をダイレクトにしぼり取る
次に、ほほの下の脂肪をしぼり取るメソッドを説明します。
ほほ下の脂肪をしぼり取るメソッド
口をとがらせる。
①頬のお肉を吸いこむ。( 限界まで)
②吸い込みを維持したまま、口を一文字にする。
④吸い込みを維持したまま口を写真のように引き締める。
回数・・・2セット 1日1回
「ほほ下の脂肪をしぼり取るメソッド」のコツ
■ 口を横に引くとき、ほほのたるみをぎゅっと引き締めるつもりでやるとよい
3-4.あご下の筋肉を鍛えて、ほほを下から持ち上げる
あごから首の筋肉を鍛えて、ほほのたるみを引き上げます。
あごから首を鍛えてほほを下から持ち上げるメソッド
準備
①真上を見上げる・・・5秒かけて上を見上げる
②アゴをぐっと突き出す・・・5秒キープ
( 首の皮がピンと突っ張るのを感じる)
③次に「いー」の口をする・・・5秒キープ
回数・・・2セット 1日1回
「あごから首を鍛えてほほを下から持ち上げるメソッド」のコツ
■ 上を見上げるとき、首を元の位置に戻すときは、頸椎を痛めないようにゆっくりと動かす
4.その他のほほのたるみ改善法
これまで、表情筋を鍛えることで、ほほのたるみを改善してまいりました。
顔の土台を鍛えずして、ほほは引き上がりません。ほほのたるみを何とかしたい!と思ったら、やはり筋肉を鍛えることがベストではありますが、それでは表情筋以外はまったく効果がないのか?というと、そうではありません。
表情筋ほどの効果はないにしても、並行してやっておくとある程度の効果があるものをあげてみます。
●化粧品でのお手入れ
●美顔器の使用
それぞれ詳しく説明してまいります。
4-1.化粧品でほほのたるみを改善する
ほほのたるみを予防そして改善するためには、日ごろどんな化粧品でお手入れするかが、とても大切なポイントとなります。
化粧品自体には、下がった重たいほほを持ち上げるだけの効果は残念ながらありません。表情筋の衰えが、ほほのたるみの大きな原因だからです。
ただ、肌が乾燥すると、紫外線などの外部刺激に弱くなり、弾力を作り出している真皮層のコラーゲンなどが破壊されやすくなるため、常に肌バリアを整え、乾燥しにくい肌を作っておかなければなりません。
その意味では「肌バリアが整った肌づくり」ができる化粧品で毎日お手入れをすることが、ほほのたるみを改善するお手入れといえるでしょう。
肌バリアを常に正常にしておくためには、肌のバリアを壊す成分の入った化粧品を避ける必要があります。
肌バリアを壊す「合成界面活性剤」と「合成ポリマー」の両方が配合された化粧品を避ける
肌のバリアは、肌表面の皮脂膜や、角質層の細胞間脂質など、水と油が組み合わさった層でできています。
しかし、化粧品に含まれている「合成界面活性剤」は、この自然の肌のバリアを乳化して壊してしまいます。結果的に肌は肌内部の水分が出ていきやすい状態になり、肌はとても乾燥しやすくなります。
一方、「合成ポリマー」は、合成界面活性剤で壊れた肌表面を、ビニールの膜でコーティングし、一時的に肌がしっとりしたように見せるものです。
合成界面活性剤と合成ポリマーが同時に配合された化粧品は、基本的に肌のバリアを壊しやすいです。ただし、化粧品の箱に記載されている成分表示には「合成界面活性剤」「合成ポリマー」とは書いておらず、成分名のカタカナの羅列のみなので、一目では判断するのが難しいと思います。
下記に避けるべき成分名のリストを付けていますので、ぜひご自身で今お使いの化粧品成分を調べてみてください。
もし今お使いの化粧品に「合成界面活性剤」と「合成ポリマー」の両方が入っていれば、将来極度の乾燥肌に陥る可能性があるので、継続して使わないことをおすすめします。
避けるべき合成界面活性剤と合成ポリマーの表示名
<肌バリアを壊す成分・表示名リスト> ※ クリックすると表示されます。
肌バリアを壊さない化粧品を手に入れる方法
ではどこで、肌バリアを壊さない化粧品を見つければよいのか?ということですが、残念ながら市販の化粧品の多くはこれらの成分が配合されたものがほとんどで、なかなか見つけることが出来ないのが現状です。合成界面活性剤と合成ポリマーは安価な上、安定性がよく、大量生産と保存性にすぐれているからです。
しかし、年齢重ねても美しい肌を維持するために、肌バリアを壊さない化粧品でお手入れをする必要があります。かといって完全オーガニックコスメは、植物にアレルギーがある人は使えません。
そこで、私自身が肌バリアを壊さない化粧品を開発いたしました。「Selif(セリフ)」は、肌バリアを壊す合成界面活性剤・合成ポリマーを一切使用していない機能性無添加コスメです。どんな化粧品を使ったらいいのか迷う方は、「Selif(セリフ)がどうして肌バリアを壊さないのか?」をぜひ参考になさってください。
4-2.美顔器でほほのたるみを改善する
それでは、次にほほのたるみに効果のある美顔器についてみてみましょう。
美顔器の種類と特徴
一口に美顔器といっても様々な種類があります。下記に種類と特徴をまとめてみました。
<RF高周波美顔器>
RF美顔器は、高周波(ラジオ波)で肌の深部に熱を送り込み、真皮を刺激してコラーゲン等の生成を促す美顔器です。医療クリニックで人気のサーマクールは、この高周波による施術です。
<イオン導入・導出器>
イオン導入は、弱い電流の力でイオン化させた化粧水や美容液の中の有効成分を肌の奥へ届けます。
皮膚にはバリア機能があるので、通常は浸透させることができない成分も、イオン導入器を使えば角質層よりさらに奥の基底層まで届けることができます。(通常の化粧品は角質まで)
イオン導入に適した美容成分は、ビタミンC誘導体、プラセンタ、トラネキサム酸などがあり、それぞれ肌への効果は異なります。ビタミンCは主に美白、プラセンタは保湿、トラネキサム酸はシミに有効とされています。
一方、イオン導出は「イオン導入」の逆で肌の汚れを吸いだします。肌の汚れはマイナス電位を帯びているので、プラス電流を流すことで、汚れを吸着して取り去ります。肌に透明感が出ます。
<超音波美顔器>
超音波とは、1秒間に約100万回の微細な振動のことをいいます。この振動を肌に与えることによって、真皮の血液やリンパ液の循環をよくし、肌を活性化させます。
<フェイスローラー>
電気を使わず使える美顔器。取っ手に細長い筒状の棒や丸い球が付いていて、肌の上を転がすことで血液やリンパの流れを良くします。
<EMS美顔器>
肌に直接パルス電流を流して、筋肉を自動的に動かします。いわば表情筋トレーニングと同じような効果を目指していますが、本当に筋肉が鍛えられるわけではありません。
美顔器は肌質改善の目的で使う
さて、これらの美顔器の中で、ほほのたるみ改善にもっとも良いものは、なんでしょうか?それはRF高周波機能のある美顔器です。
EMS機能も表情筋を楽に鍛えられと思いがちですが、体と同様、機器で筋肉にピクピクとして刺激を与えただけでは、筋肉そのものが鍛えられることはありません。
表情筋トレーニングを平行して使うなら、筋肉に刺激を与えるEMS美顔器は正直いらないですね。RF機能のある美顔器を第一選択にする方が良いでしょう。
ほほのたるみ解消に効果がある美顔器を、『 ほうれい線に効く美顔器TOP2!RF効果で選ぶのが正しい選択 』でご紹介しています。ほうれい線は、ほほのたるみが進行すると深くなるので、ほうれい線解消イコールほほのたるみの解消といえます。顔のたるみを美顔器で解消したい方はぜひ参考になさってください。
5.ほほのたるみ改善まとめ
ほほのたるみは、顔を正しく動かすだけで驚くほど改善します。この記事でご紹介した5つのメソッドは、すべてとても簡単!しかも、ほほのたるみに大変効果があります。
表情筋は約3か月で生まれ変わります。まずは3か月間、毎日実践することを目指してみてください。約1か月で口角が上がりやすくなり、2か月で自分でもほほがスッキリしたのが気づくはずです。
そして、表情筋トレーニングで顔の土台から引き上げつつ、肌バリアを育む化粧品を使えば、完璧!美顔器は効果を求めるというより、気分転換で使うのがおすすめ。
3か月続ければ、人から「小顔になった?」と言われるかもしれませんよ。その時を楽しみに、頑張ってみてくださいね。
↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)
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