顔のたるみ解消グッズ|効果で選ぶ!タイプ別メリットとデメリット

↑「顔のたるみ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)

30代半ばになると気になり始める人が多い顔のたるみ。顔のたるみを解消する方法としてまず思い浮かぶのがエステや美容皮膚科ですが、「お金がかかる」「忙しいので通えない」という人も少なくないのではないでしょうか?

そんな方におススメなのが、顔のたるみを解消してくれるというお助けグッズです。それらのグッズの中には1,000円程度で購入できるものも多いですし、家事の合間を使って使えるものも豊富にあるので、忙しい方にもピッタリです。

顔のたるみ解消グッズはさまざまな種類のものがあります。今日は手軽に顔のたるみを解消できる便利グッズの中から効果の高いタイプをご紹介していきます。またそれぞれのメリットとデメリットをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

1.顔のたるみを解消するグッズは効果と手軽さで選ぶ

通販サイトなどを見ると、顔のたるみを解消するグッズは数多くあります。口に加えるだけという簡単なものから、ちょっと面倒な動作が必要になるものまで様々ですが、面倒なものよりも手軽にできるものを選ぶのがおススメです。

1-1.ちょっと面倒に感じるグッズは続かない

たるみ解消グッズを継続できない女性の画像

なかには「ちょっと面倒そうに見えるけど、効果が高そうだから買ってみようかな」というグッズもありますが、そのようなもののほとんどは「買ってみたものの続かなかった」という人がほとんどです。

続けることができなければ、顔のたるみを解消することはできませんから、「ちょっと面倒そう」と感じるものは選ばない方がベターです。

ゴミ箱の画像
使わなければ結局ゴミになってしまう可能性も

1-2.もちろん効果の高いものを選ぼう

とはいえ、簡単に使うことができるものでも顔のたるみに効果がないものだと意味がありません。口コミなどをよく比較して、「顔のたるみが解消できた」という高評価の口コミが多いものを選ぶようにするのも大切なことです。

なお、顔のたるみを解消するためにやるべき3つのセルフケアとしてまとめた『  顔のたるみをとる方法|ブルドッグ顔を改善!簡単なメソッド3選 』も参考にしてください。

2.値段が高いグッズほど効果があるとは限らない

考える女性の画像

顔のたるみを解消するお助けグッズの中には値段が安いものもあれば、高いものもあります。「とりあえず値段が高いものを選んでおけば効果があるのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、「値段が高い=効果が高い」とは限らないので注意が必要です。

つくりがシンプルで安価に買えるものの中でも効果が十分に実感できるものもあれば、値段が高い割に思ったほどの効果が得られないものもあります。お助けグッズを購入する際には、この点を忘れないようにしてください。

2-1.顔のたるみに逆効果のグッズもあるので注意が必要

顔のたるみを解消するといわれているグッズの中には、たるみを引っ張り上げて解消するものもあります。そうしたものの中には、顔のたるみを悪化させてしまうものもあるので注意が必要です。

例えば、たるんだ皮膚を引っ張って固定するリフトアップテープは、リフトアップ効果は高いものも無理やり皮膚を引っ張るために皮膚が伸びてしまうというデメリットがあります。

しかもテープを外すと、すぐにたるみが戻るので根本的なたるみ解決にはなっていません。

たるみ解消のお助けグッズを買う際には、一時的にリフトアップ効果があるものよりも、根本からたるみを改善してくれるようなグッズを購入するのがおススメです。

3.顔のたるみ解消グッズタイプ別ランキング

顔のたるみを解消してくれると評判のグッズの中から効果のあるものをタイプ別にご紹介していきたいと思います。

たるみ改善グッズは顔のどこにアプローチするかで次の3タイプに分かれます。

たるみ解消グッズのタイプ

①表情筋へのアプローチ式・・・表情筋そのものを鍛えて顔の土台を引き上げる

②皮膚へのアプローチ式・・皮膚の上を転がしたり刺激したりして、皮膚を活性化させる

③固定(吊り上げ)式・・・顔を引っ張り上げた状態を固定して見た目若く見せる、また若い顔の癖づけを狙う

この中でもっとも効果があるのは、表情筋へのアプローチ式のグッズです。皮膚に刺激を与えたり、固定するタイプより、さらに顔の深い部分まで作用させることができるので、筋肉のゆるみで顔のたるみが起こっている場合は、第一選択肢にすると良いでしょう。

3-1.1位:表情筋へのアプローチ式グッズ

こちらでご紹介するたるみ解消グッズは、表情筋を鍛えることを目的としています。いつくかご紹介しますね。

フェイスストレッチ

ほうれい線解消グッズの画像

フェイスストレッチ

表情筋を鍛えてたるみを改善するグッズ。呼吸法を取り入れた新しい発想で口輪筋の強化とともにリラックス効果も期待できます。

商品説明(アマゾンから引用)
口にくわえて大きく呼吸をするだけで表情筋のエクササイズに。息を吐くとポコンと膨らみ吸うとペコンとへこみ、音と目で運動の様子が分かる。年齢とともに気になるお顔のタルミやシワ、気になるほうれい線対策に。

1,317円のプチプラグッズ。安いのよいのですが、メリットとデメリットがあります。

「フェイスストレッチ」のメリット

・口周りの筋肉を鍛えるので特に顔の下半分、口周りからフェイスラインのたるみを解消できる

・呼吸法を取り入れるので、リラックス効果がある

「フェイスストレッチ」のデメリット

・表情筋を鍛えながら同時に呼吸に気を付けなければならないのでしんどい

・いちいちポコンという音がするので、周りの人に気を遣う

・顔全体の表情筋は鍛えられない

コナミスポーツクラブ 頬麗美人

ほうれい線解消グッズの画像

コナミスポーツクラブ 頬麗美人

こちらも口に入れて表情筋をエクサイズするグッズです。

ほうれい線解消グッズ

商品説明(アマゾンから引用)
お口に入れて唇や下などのエクササイズを行うことで、顔の内側から頬、あご、首などの筋肉を刺激して鍛える美容グッズです。

定価は3,402円。口にくわえたまま手でひっぱることで、口周りの筋肉を鍛えます。引っ張る強さで負荷を調節できる。

ただ、お値段が高めなので、頑張って続けることを決意してから購入することが必要ですね。ただ、見た目は簡単なつくりです。3,000円以上のお品にはちょっと見えないかも。

頬麗美人のメリットとデメリットをまとめてみました。

「頬麗美人」のメリット

・引っ張る力で口周りの筋肉を鍛えるので負荷を自分で調節しやすい。

・大手のメーカーなので、なんだか安心感がある。口に入れるものなのでここはポイント。

「頬麗美人」のデメリット

・腕も使わなければならないので(ひっぱる動作)腕が疲れる。腕のトレーニングだと思えばよいかも

・単純な動作なので使っていて退屈する可能性がある

・顔全体の表情筋は鍛えられない

3-2.2位:皮膚へのアプローチ式グッズ

次は皮膚に直接アプローチしてたるみを解消するグッズです。

リフトレージュ遠赤外線ローラー・フェイス用

ほうれい線解消グッズの画像

リフトレージュ遠赤外線ローラー・フェイス用

商品説明(アマゾンから引用)
遠赤効果のある天然ミネラル鉱石をローラーゴム部に配合。はさんで引き上げフェイスリフト。お風呂で使用するとさらに効果的!

価格は1,018円。レビューの評価が高い美容ローラーです。このタイプは使ってすぐに顔がスッキリすることと、気持ちが良いことが人気の秘密のようです。天然ミネラル鉱石が配合されていて遠赤効果があるのも売りとなっています。

ただし、表情筋へのアプローチと違い、ローラーは肌を直接刺激するので、過度な使用でかえってシミやたるみを引き起こすことがあります。使用頻度には注意が必要です。

「遠赤外線ローラー」のメリット

・顔のコリがほぐれて気持ちが良い。

・即効で顔がぽかぽかするのを体感できる

「遠赤外線ローラー」のデメリット

・気持ちが良いので使いすぎの危険性がある

・コリはほぐれるが顔のたるみ解消効果が分かりにくい

コジット カッサリフトプレート

ほうれい線解消グッズの画像

コジット カッサリフトプレート

商品説明(アマゾンから引用)
岐阜土岐の窯で作った磁器製。 かっさプレートで顔筋に沿ってフェイスリフト。

1,054円のお求めやすい価格が魅力です。 レビュー評価が高く、中にはお風呂上りに使ってほうれい線がほぼ消えたという口コミも。ただしもちろん個人差があります。

「カッサリフトプレート」のメリット

・顔のさまざまな部分にフィットして使いやすい

・むくみが取れて主にフェイスラインに効果を実感しやすい

「カッサリフトプレート」のデメリット

・気持ちが良いので使いすぎの危険性がある

・コリはほぐれるが顔全体のたるみ解消効果は分かりにくい

3-3.3位:固定(吊り上げ)式グッズ

次は顔を固定して顔の引き上げるグッズです。持ち上げた状態を癖づけする目的と、使用することで見た目の若さを狙うものがあります。

ホウレイリフトブラ

ほうれい線解消グッズの画像
ホウレイリフトブラ

価格は2,480円。顔のたるみがひどくなると特に目立ってくるほうれい線を、上に引きのばして固定するグッズです。レビューでは「顔に跡がついた」というのがもっとも多く今一つ満足度は低いようです。

「ホウレイリフトブラ」のメリット

・ほうれい線をピンポイントで伸ばせる

・頬も持ち上げ効果がある

「ホウレイリフトブラ」のデメリット

・効果が持続しにくい

・顔に跡がつくことがある

・使用中は人に会えない

リフトアップテープ

ほうれい線解消グッズの画像
リフトアップテープ

商品説明(アマゾンから引用)
つり目・でか目・小顔効果!無色透明で目立たない!
コスプレイヤーさんにも★
医療用として使用されている肌に優しい素材!

価格は1,300円。一時的にこめかみなど顔のたるみの気になる部分をテープで留めて、顔を引き上げ固定するグッズです。

「リフトアップテープ」のメリット

・すぐに顔が若くなる

・ロール式なので好きな長さにカットできる

・シートタイプに比べて経済的。顔にたくさん貼りたい人に良い

「リフトアップテープ」のデメリット

・髪の毛に隠れるような目立たないところに貼る必要がある

・長期使用でかえってたるみを促進することがある

テープで留めるタイプの固定式グッズは、うまく使えば即効で若くみえる顔をつくることができます。しかし長期にわたり継続して使用すると、かえって皮膚が伸ばされてしまい、たるみがひどくなる可能性があるので使用頻度にはくれぐれも注意が必要です。

4.顔たるみ解消グッズは継続が大事

一時的なリフトアップ効果のあるリフトアップテープは別ですが、表情筋を鍛えたり、刺激したりするような顔たるみ解消グッズは、継続して使用することが大切です。

数日使用しただけでは効果を得ることは難しいですし、時々使用する程度では十分な効果を得ることができません。毎日継続して使用するようにしましょう。

ただし、固定式のものは継続使用はしないようにしてください。

4-1.使用時間は守って!

なかには顔たるみ解消グッズを長時間使用すれば、効果を高めることができると考える方もいるかもしれません。しかし、長時間使用することで気分が悪くなってしまったり、痛みなどのトラブルの原因となってしまったりする可能性もありますので、記載されている使用方法よりも長い時間使用することはおススメできません。

必ず記載されている使用方法、注意事項を守るようにしてください。

5.顔たるみ解消グッズでできないこと

顔のたるみを解消してくれるお助けグッズですが、次のような効果は期待できないので思いに留めておいてください。

・美容整形(フェイスリフト)と同等のリフトアップ効果

・表情筋トレーニングと同等のリフトアップ効果

・短期間での顔のたるみ解消

・顔全体のリフトアップ効果

 5-1.顔たるみ解消グッズはあくまでサポート役

表情筋に働きかけたりすることで顔のたるみを解消してくれるグッズは、美容整形と同等の効果を得ることはまず不可能と心得ましょう。

顔たるみ解消グッズでできることは、あくまでもリフトアップのサポート。完璧なリフトアップ効果を得たいなら、本格的な表情筋トレーニングや美容クリニックなどでの治療が必要となります。

6.食事やスキンケアにも気をつけて

いくら顔のたるみを解消してくれるお助けグッズを使用していても、食事やスキンケアに無頓着であれば、顔のたるみは思うように解消できません。

顔たるみ解消グッズの効果を上げるためにも食事やスキンケアにも気をつけるようにしましょう。

6-1.バランスの取れた食事を!

食事をする女性の画像

肌や筋肉は食べるものからつくられます。肌や筋肉をつくるのに必要なタンパク質やビタミンをしっかりと摂り入れていないと、肌はハリを失い、たるみやすくなります。

顔のたるみを解消するためには、バランスの取れた食生活を送るようにしましょう。

6-2.紫外線と乾燥から肌を守って!

紫外線を浴びている女性の画像

肌の老化を招く原因となるのが、紫外線と乾燥です。ですから顔のたるみを解消するためのスキンケアとしては、紫外線対策と乾燥対策を中心に行うのがおススメです。

外に出る時は日焼け止めを必ず塗るとともに、日傘や帽子を利用してなるべく紫外線を浴びないように注意しましょう。また肌を乾燥から守るために保湿重視のスキンケアを行っていくようにしてください。

7.自力で表情筋を鍛えてみよう

表情筋のイラスト

さて、これまで顔のたるみ解消グッズをご紹介してまいりました。色んなタイプがありますが、もっとも効果があるのが表情筋にアプローチするタイプのグッズでしたね。

ただ、表情筋を鍛えるものはそれなりに負荷をかける必要があり、楽チンにできるかというと決してそうではありません。また口にくわえるものが主流なため、口周りにしか効果が及びにくく、顔全体のたるみには今一つ効果がでにくいというデメリットがあります。

それならば、いっそ自分で顔全体の表情筋を鍛えた方が効果が早くでます。この章では、顔、特に頬を引き上げるトレーニングをご紹介します。

7-1.頬を鍛えて顔全体のたるみを解消するトレーニング

この表情筋トレーニングで鍛えられる主な筋肉は、頬にある「大頬骨筋」(だいきょうこつきん)と「小頬骨筋」(しょうきょうこつきん)です。

大頬骨筋の画像
大頬骨筋(だいきょうこつきん)

小頬骨筋の画像
小頬骨筋(しょうきょうこつきん)

頬の筋肉が鍛えられると、顔の重心が上に上がるため、顔のたるみ感がかなり軽減されます。また頬を鍛えて引き上げると、ほうれい部分の負担が減り、ほうれい線が薄くなったり、目の下にボリュームがでるため、目の下のたるみが目立たなくなる効果もあります。ぜひ実践ください。

頬を高くして顔全体のたるみをとるトレーニングの方法

1、軽く口をとがらせます

2、上の歯ぐきをむき出すようにしながら頬の上部にぐっと力を入れます。

頬を高くするトレーニング解説画像 頬を高くするトレーニング詳細解説の画像

●時間・・・頬上げ1分間 → 鼻の下のばし5秒間。 慣れたら頬がだるくなるまで頬上げを続ける

 

8.まとめ

顔のたるみを解消するためのお助けグッズには、数多くの種類があります。値段が高ければ効果があるというものではないので、口コミ評価などをチェックしながら自分が続けていけそうなお助けグッズを選んでみてください。

ここに挙げたお助けグッズは、顔のたるみを解消する効果が高いものなので、「どれを選んだらいいのか分からない」という方は、ぜひ参考にしてくださいね!

なお、この記事では顔のたるみ解消グッズとして美顔器のご紹介をしていませんでした。理由はグッズというには高額なことと、最近の美顔器は高機能なものが多く、タイプで分けることが難しいからです。

美顔器で顔のたるみを解消したい方は、主にほうれい線によい美顔器を紹介した記事『 ほうれい線に効く美顔器はEMS機能付きがマスト 』や、目の下のたるみに良い美顔器を紹介した記事『 目の下のたるみに効果的な美顔器の選び方とおすすめ機種3選 』を併せて参考になさってください。

 

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実践された方からの(比較画像満載) 嬉しいお便り
●筆者(加藤ひとみ)の実体験ブログ 整形なしで若返るブログ

ABOUTこの記事をかいた人

1962年10月5日生まれ たるみ改善コンサルタント
一般社団法人日本セルフリフティング協会 代表理事
ニックネームは「おきゃんママ」。 自身が老け顔に悩んだ経験をもとに考案した「たるみ改善!顔ダンス」は、「コワいほど顔が上がる!」と評判を呼ぶ。
著書に『たるみが消える!顔ダンス』、『【DVD付】顔ダンスで即たるみが上がる! 若返る!』(世界文化社)がある。メディア出演多数。