↑「顔のシワ・たるみ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
鏡を見る時、気になってしまうのが顔のしわ。いつの間にこんなに増えてしまったんだろう?と女性なら悩む日もありますよね。
子育てや仕事を頑張っていると、つい自分のことは後回しにしてしまいがちです。ですが老け顔の原因でもあるしわは、放っておくとすぐに進行してしまうもの。
本来の若々しい自分を取り戻すためには、今すぐ効果的なケアをしてあげて下さい。この記事では顔のしわを消す効果的な対策法についてお話ししていきます。
目次
1.顔のしわは種類により対策が変わる
・年老いたお婆さんの顔に刻まれたしわ
・20代からできる細かいしわ
どちらも顔に溝ができている「しわ」ですが、全く違うものだということをご存知でしょうか。
顔のしわには大きくわけますと
・ちりめんじわ
・表情じわ
・真皮じわ
の3種類があります。
しわの種類によって対策が変わってきますので、まずは気になるしわがどのタイプなのか見極めましょう。
1-1.ちりめんじわのチェックポイント
20代~40代など、比較的若い年齢から見られる「ちりめんじわ」は、乾燥によって出来る仮性の小じわです。
私たちのお肌は上から順番に「表皮」「真皮」「皮下組織」が層を作ってできています。それぞれとても薄い層ですが「表皮」は0.2ミリほど。この薄い表皮のうち最も表面にはわずか0.02ミリのバリア層が存在します。
お肌のバリアはとても繊細で壊れやすいもの。このバリア層にできてしまったとても小さなひずみがちりめんじわです。
☑手でひっぱると見えなくなる
☑保湿をすると目立たなくなる
顔によく現れるちりめんじわは仮性の小じわですから、保湿をすることで比較的消えやすいです。ですが定着していくと本しわに進行していきますから、できるだけ早く対策しましょう。
1-2.表情じわのチェックポイント
ニコッと笑ったりしかめっ面をしたり、私たちは日常で顔の皮膚を動かしながら表情を作っています。
表情じわは皮膚を動かした時の寄れによる、自然なしわ。肌は元の状態を記憶している組織ですから、表情を戻せば表情じわは消えます。
☑表情を戻したら消える
☑時間がたてば消える
加齢などで肌のハリ弾力がなくなってくると、なかなか元に戻らない表情じわが肌に定着してしまいます。
深いしわに発展してしまいますから、表情筋を厚くして内側から顔のしわをはね返すようなハリを作りましょう。
1-3.真皮じわ
顔の表皮の下にある真皮には、お肌の弾力を作っている組織があります。
真皮にある「線維芽細胞」はまさにお肌のハリ工場。もっちりとした肌弾力を保っているコラーゲンやエラスチンを生み出すのが、線維芽細胞のはたらきでもあります。
実はこの線維芽細胞、加齢やストレスによって弱ってしまうんです。真皮でコラーゲンやエラスチンをなかなか作れなくなってしまうと、表情じわなどの折れ目をはね返す弾力を失って、顔には深いしわが刻まれて行くことに。
☑しわがくっきりとしている
☑表情を動かさなくてもしわがある
☑保湿をしても目立つ
おばあさんの顔にある大きなしわは、こうした真皮じわが重なったり深くなったりして出来上がったしわです。
しわを深くしないで解消していくためには、顔の内側に筋肉をつけてハリを作ることがとても大切です。
1-4.自分のしわに合った対策を
ちりめんじわと真皮じわでは対策法が全く違いますから、自分に合った方法を選ぶようにしないと意味がありません。
年齢を重ねると、表皮、真皮混合のしわが増えていくので、両方の対策を行えるのが理想的ですね。しわは頑固だというイメージがありますが、簡単に対策ができます。
次の章からはいよいよ、顔のしわの対策方法を具体的にお話ししていきたいと思います。
2.顔のしわを即効で消す方法
自分のしわがどのタイプがわかってくれば、自分に合った解消方法も見えてきます。簡単にできるしわ対策をひとつひとつご紹介しますので、トライしてみて下さいね。
2-1.ちりめんじわ、顔の小じわを消す方法
顔に細かく走っているちりめんじわを消すのは、比較的簡単。ちゃんと保水が出来ていれば、ちりめんじわは即効で解消することができます。
硬い紙を折り曲げると、はっきりと線ができて元には戻りませんよね。ごわごわとした厚い紙であるほど、元に戻すのは困難になります。
では、しっとりと柔らかなシルクではどうでしょうか。折り目はなめらかに元に戻りますし、なかなか線はつきません。
お肌も同じです。硬くてごわごわとしたお肌ではしわが消えません。ふっくらとした柔らかなお肌を保ちましょう。
保湿ではなく保水できるお肌に
顔の表面が、バリバリとかたくなっていませんか?赤ちゃんのお肌をイメージして下さい。赤ちゃんのような柔らかい肌を目指して、お肌にうるおいを閉じ込めましょう。皮膚になじんだ深いうるおいは、お肌を柔らかく保ってくれます。
ところが年齢を重ねた肌は表面が傷んでいるため、水分を保てなくなって、ガサガサに硬くなってしまうんです。
肌を柔らかくするのは保湿ではなく保水。肌のバリア機能を整えなおし、水分を閉じ込める保水ケアを心がけて下さい。後の章で、どんな化粧品選びが顔のしわ対策になるかご紹介しますので、参考にしてみて下さいね。
2-2.真皮じわをはね返す方法
真皮の弾力組織がスカスカになってしわができてしまった場合、放っておけばすぐにしわは深くなってしまいます。
コラーゲンやエラスチンといった組織を丈夫にするためには、良質なタンパク質や睡眠が必須。真皮のハリ工場では、睡眠時間中に栄養分という材料を使ってハリ弾力が作られているからです。
ですが年齢を重ねた肌は、加齢によって作業効率がとっても落ちている状態。タンパク質や睡眠は大切ですが、生活習慣の改善だけでは追いつかないのが現状です。
そこで内側から弾力を作るために、表情筋のトレーニングが有効になってきます。筋肉は年齢に関係なく鍛えることが可能ですから、表情筋トレーニングなら加齢に負けない若々しいお肌を作ることができますよ。
3.顔のしわを撃退する表情筋トレーニング
トレーニングは正しく行うことが必用です。顔のしわが気になる部位別に、トレーニングを取り入れてみて下さい。
テレビを見ている時、家事をしている時、お風呂に入っている時などいつでもあっという間にできますから、習慣にすることで忙しい女性にも簡単に続けることができます。気軽にチャレンジしてみて下さいね。
3-1.目尻のしわを解消するトレーニング方法
目尻にカラスの足跡ができるなどと言いますが、年齢と共にこの部分のしわは大きくなっていきます。目の周りにある眼輪筋をトレーニングして、目尻のしわを解消していきましょう。
- 舌を少し出して軽く噛みましょう。その状態で片目をつぶります。
- 1秒間に左右1回づつ踏切の信号機のようにウィンクを繰り返します。
これを30回行います。
詳しいやり方
①舌を上下の歯で軽く噛んだまま、片目をつぶってウィンクする。これを踏切の信号機のように繰り返します。
回数・・・1秒に右と左のまばたき。左右30回
3-2.目の下のしわを解消するトレーニング方法
目の下にしわができる原因の多くは、目の周りの脂肪が飛び出してしまうこと。これを防ぐために、目の下の眼輪筋を鍛えて脂肪をブロックしましょう。
- 舌を少し出して、上下の歯で軽く噛みます。
- 下まぶたに力をいれて、下まぶただけで目を閉じる動作をします。
- 1秒に1回。リズミカルにまぶたを上下させましょう。
30回行います。慣れてきたら目の下がだるくなるまで続けてみて下さい。頬の力を使わないようにするのがコツです。
詳しいやり方
①舌を軽く出し、上下の歯で舌を軽く噛む。
※舌を軽く噛む理由は、顔の下半分の力を抜いて、目の下に集中させるため。
②下のまぶただけで目を閉じるように下まぶたに力を入れる。
リズムカルに下まぶたを上げたり下ろしたりを繰り返す。
●回数・・・1秒に1回上げ下ろし。30回 慣れたら、目の下がだるくなるまで。
このトレーニングは目の下のしわと同時に目の下のたるみを解消する効果があります。
3-3.口元のしわを解消するトレーニング方法
ほうれい線をくっきりと目立たせる口周りのしわを解消していきます。口の周りにある口輪筋に厚みを出して、しわをはね返しましょう。
- 上くちびると下くちびるを押し合って、10秒間キープします。
- 唇を思い切り表側に出して、5秒間キープします。
- 唇を内側に思い切り巻き込んで、5秒間キープします。
これを2セット行います。
詳しいやり方
①上のくちびると下のくちびるを押し合う。10秒キープ
②表側にくちびるを思い切りだす。5秒キープ
③次は内側にくちびるを思い切り巻き込む。5秒キープ
回数・・・2セット 1日1回
こちらの動画のタイトルは「ほうれい線を消すトレーニング」となっていますが、口元のしわにも効果があります。
3-4.眉間のしわを解消するトレーニング方法
眉間をリラックスさせて、しわを防ぐトレーニングをしていきます。
1日1回を続けますが、眉間に力を入れてしまう癖がある方は、力が入っているなと気付く度に行うことで効果が上がります。
詳しいやり方
①両手で眉毛の少し上を圧をかけながら
外側に向かってさする。
②同時に息を「ふー」とはく。
※ポイント・・・ 眉間の皮膚(皺眉筋の上)を伸ばすようにする。
※3 回行う。これを1日1セット実践する。
4.しわに効果的な化粧品の選び方
いつも使っている化粧品が、しわを作る原因になっていませんか?お肌にうるおいを保って顔のしわを防ぐためには、化粧品の選び方も大切です。
4-1.合成界面活性剤と合成ポリマーを含まない無添加化粧品を選ぶ
実は化粧品の原料が、しわの原因になっていることがあります。顔のしわを作る原因となってしまう成分は「合成界面活性剤」と「合成ポリマー」。
皮膚の表面には「セラミド」や「天然保湿因子」「皮脂膜」からできたうるおいのベールがあり、バリア機能を形成してお肌を守ってくれています。合成界面活性剤や合成ポリマーはこのバリア機能を壊して、水分を保てないバリアレスな肌を作ってしまいます。
その結果ごわごわに硬くなってしまった肌には、しわが刻まれてしまうのです。
化粧品は毎日お肌に直接使うものですから、合成界面活性剤や合成ポリマーが使われていないものを選びましょう。
4-2.ヒト型セラミドでうるおいをキープする
肌のバリア機能を保っている「細胞間脂質」の50%はセラミドでできています。バリア機能のある表皮が毛羽立って荒れてしまった肌では、水分を維持できません。うるおいのベールを補充してバリアを作ってあげることで、なめらかに整えてあげましょう。
化粧品にはセラミドを配合されたものが多くありますが、その中でもヒト型セラミドは人間のバリア機能にあるセラミドと同じ構造を持ったもの。
肌の内側にうるおいをキープしてなめらかに整う実感は、圧倒的にヒト型セラミドが優秀でした。
肌をしっとりと柔らかくして顔のしわを作らないためには、ヒト型セラミドを配合した化粧品がオススメです。
4-3.しわ対策に最適な化粧品は?
肌を傷めずに本当のスキンケアをしてくれる化粧品って、なかなかないのが実情なんですよね。
合成界面活性剤や合成ポリマーなどの化粧品添加物を徹底して排除して、本当のスキンケアをするために作られた化粧品がSelif(セリフ)です。
「肌バリアを壊さない」をテーマに作られたセリフには、植物性の合成界面活性剤さえ使っていません。
なめらかなうるおい肌をキープしてくれるヒト型セラミドも配合していますから、「Selif プレミアムエナジークリーム」はしわ対策のコスメとしてもオススメできます。
5.美容クリニックで顔のしわを消す
深くなってしまったしわをできるだけ早く改善したい場合は、美容クリニックでのしわ治療も選択できます。コストやリスクのこともありますから、最終手段として利用するのが良いでしょう。
とは言え症状が深刻で深く刻まれたしわには、クリニックでの施術が有効です。どんな治療方法があるのか、注意点も交えてご紹介していきますね。
5-1.ボトックス注射で顔のしわを消す
顔のしわが気になる所にボツリヌス菌を注射することで、表情じわによるしわを消す方法がボトックス注射です。
ボトックス注射はしわを埋めるというよりは、筋肉のはたらきを弱くして表情じわができるのを防ぐ方法ですから、表情じわにのみ有効です。
ただし筋肉を弱める注射なので、ほうれい線などに注入すると顔の下部がたるんでゆがみができることもあります。
おでこや目尻などの、表情ジワが目立つ部分に使うと良いでしょう。効果が持続するのは3ヶ月~4ヶ月ですから、年間で2~3回行う必要があります。
5-2.ヒアルロン酸注射で顔のしわを消す
ヒアルロン酸を顔に注入してふっくらとさせるのが、ヒアルロン酸での顔のしわ治療です。顔の凹んでいる部分に有効なので、気になるほうれい線などもふっくらとさせてくれます。
ヒアルロン酸は体内に自然に吸収されるので、効果が持続するのは半年~2年程度。気に入らなかった場合はヒアルロン酸溶解注射で人工的に溶かすこともできるので、リスクが少ないことも利点です。
クリニックでの施術は顔のしわにもとても効果を発揮してくれますが、リスクが全くないということはありません。いくつかのクリニックでカウンセリングを行って、医師とよく相談しながら行うようにして下さいね。
6.しわを悪化させないために気をつけたいこと
顔を一気に老けさせてしまうしわは、出来る限り作りたくないもの。できてしまったしわも、悪化させたくないですよね。
日常の中でどんなことがしわを進行させてしまうのか、特に大きな要因をあげていきます。顔のしわを消したいという方は、気をつけてみて下さい。
6-1.間違った洗顔と保湿がしわを作る
ちりめんじわが出来るという方は、間違った洗顔方法や保湿方法で顔の内側まで過度に乾燥している場合があります。
表面的にはオイリーに見える脂性肌の人も注意。インナードライと言われる肌の内側の乾燥が、油分を過剰に分泌させている可能性もあるのです。
細かなしわが気になる場合は、洗顔と保湿に間違いがないかチェックしてみて下さい。
お湯を使った洗顔はNG
寒い冬の朝、お湯を使って洗顔していませんか?ついついやってしまいがちなこのお湯洗顔ですが、肌がガビガビに乾燥する原因になります。
洗顔は30℃以下のぬるま湯で行うのが理想です。手で触れてみて、体温より温かいお湯は小じわを作りますから使わないようにしましょう。
化粧水が肌を乾燥させる
洗顔後に化粧水をつけることで、保湿をした気になってしまうことってありますよね。
実は肌に水分を与えた時点で、肌は水分の蒸発をスタートさせます。つまり化粧水で保湿をしたら、どんどん肌は乾燥していくことになるのです。年齢を重ねたお肌は水分の蒸発に耐えられません。
化粧水を肌にしっかりなじませたら、蒸発してしまわないようにすぐにフタをしてあげましょう。クリームを使って必ずフタをします。
ただし合成界面活性剤や合成ポリマーなどを配合した化粧品は、肌の保水能力まで削ってしまうので逆効果になってしまいます。
6-2.紫外線はしわの最大の原因に
光老化という言葉をご存知でしょうか。紫外線と言えばしみやくすみの原因と思われがちですが、実は老化の80%が紫外線ダメージによる光老化なのだそうです。
紫外線に含まれているUV-A(紫外線A波)は、波長が長くて雲や窓ガラス、そしてお肌の表皮を突き抜けて真皮に届きます。そして真皮にあるハリ組織、コラーゲンを攻撃して破壊してしまうんです。
こうしてハリを失った肌にはしわが刻まれることになります。顔や首など洋服に守られていない場所にしわができやすいのは、紫外線を直接あびているためかもしれませんね。
紫外線が弱い日にもUV対策をできていますか?UV-Aは雲を突き抜けますから、曇りの日でも真皮に届いてしまいます。真皮じわを作らないためには、日傘や帽子などでの紫外線対策を忘れないようにしましょう。
7.まとめ
老化現象の象徴でもあるイヤなしわ。今すぐ顔のしわを吹き飛ばして、ピンとハリのあるお肌を手に入れましょう。
まずは自分のしわのタイプを知ること。
・ちりめんじわ
・表情じわ
・真皮じわ
見極めることができたら、自分に合った対策法を行って下さい。年齢を重ねるとしわの種類も複合化していきますので、迷ったら顔のハリを取り戻すトレーニングと、正しい保湿の両方でケアすることがオススメです。
特に目元のしわは、比較的若い年齢からできるしわの一つです。目元のしわにお悩みの方は、『 まだ間に合う!目元のシワをのばす対策法、1日5分の簡単メソッド 』を併せて参考にしてください。
老けてしまったのは年齢のせいだと、諦めないで下さいね。若々しさはいつでも取り戻せます。ピンと張ったお肌に自信を持って輝くため、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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