- ほうれい線ができるのが怖いから笑わない。
- 安心して笑顔になれる方法を知りたい!
笑うと深くなる口横のしわ。
「目立つと老けて見える」という悩みと「笑顔は女性にとって大切なもの」という考えとの間で揺らぎますよね。
笑顔によるほうれい線は、自然とできるもの。
「ほうれい線=老けて見える」という価値観が強いことから、笑うのを避けるのも無理はないでしょう。
とはいえ、ほうれい線には「老けて見えるもの」と「老けて見えないもの」の2種類があります。
そして、笑顔でできるほうれい線は「老けて見えないもの」に当てはまります。
とはいえ、笑顔以外で「老けて見えるほうれい線」ができていたとしても、「表情筋トレーニング」「口輪筋トレーニング」の2つを行うことで改善が期待できます。
「老けて見えるほうれい線」と「老けて見えないほうれい線」の違いとあわせて、画像を交えながら解説しますね。
最後まで読むと、笑顔に自信が持ててイキイキと過ごせますよ!
この記事を書いた人
- 加藤ひとみ(おきゃんママ)
- たるみ改善コンサルタント
- 「たるみが消える!顔ダンス」の著者
- YouTube:チャンネル登録31万人
- Instagram:フォロワー3.4万人
目次
【結論】笑顔でできるほうれい線は老けてみえない
最初に紹介したように、笑顔によってできるほうれい線はあなたが思うほどに老けて見えません。
というのも、笑顔でのほうれい線は「口元がひき上がることで出来る頬の折れ目」だから。
顔は一枚の皮でつながっているので、表情を作るときに顔の多くの部分が同時に動きます。
そのため、「笑って口の端が上がったときに、頬との間に溝ができる」のは自然なことです。
それに、笑顔でできるほうれい線の溝は小さな子どもにも生じるもの。
ですので、安心して笑顔になりましょう!
くわえて、ほうれい線を気にして必要以上に笑うのを恐れると、今度は「老けて見えるほうれい線」ができるかもしれません。
その例をこれから紹介しますね。
たるみ顔のほうれい線は老けて見える
顔にたるみがある人のほうれい線は、老けて見えます。
たるみは表情筋が衰えることで頬や口元の脂肪を支えられなり、頬が垂れ下がることで発生します。
加えて、支える力を元に戻さないと進行してしまうなんてことも。
顔にたるみがあるかを調べたいのであれば、「目のすぐ下とほうれい線の真上のボリュームを比較」しましょう。
「目の下より、ほうれい線の真上の方が膨らんでいる」という人は、たるみが生じている証拠です。
上の画像のように、顔のたるみによるほうれい線は老けて見えてしまいます。
ほうれい線が怖くて笑わないと本当の老け顔になる
実は、笑顔が多いぶんだけ表情筋が鍛えられます。
つまり、笑わないことによって以下のような負のループが起きてしまいます。
- 笑わないことで表情筋が衰える
- 頬や口元の脂肪が支えられず、たるみが生じる
- たるみが気になって、ますます笑顔が減る
この連鎖によって、ますます老けて見えるようになるのが想像できたのではないでしょうか。
けれど、大丈夫です。
この記事の後半では、老けて見えるほうれい線を改善する方法をお伝えしますのでご安心ください。
【画像で比較】笑顔で老けて見えないほうれい線と老けて見えるほうれい線の違い
笑顔で老けて見えないほうれい線と老けて見えるほうれい線の違いについて、画像を交えて比較しましょう。
あなたがどちらに当てはまるのか、ぜひチェックしてみてくださいね!
老けて見えないほうれい線の例
まずは、老けて見えないほうれい線の例から。
目の真下にハリがあり、顔にたるみがありません。
いわゆる顔の構造上できるほうれい線のため、老けているように見えないでしょう。
こちらも目の下がふっくらしていますね。
老けて見えません。
こちらは、上2枚の画像よりほうれい線の溝が深いです。
でも老けてみえないのは、頬が比較的ふっくらとしてハリがあるからです。
目の下からほうれい線まで、なだらかにハリがあります。
こちらも、顔にたるみがないので、老けてみえないほうれい線です。
こちらの女性は、今までのなかで一番年齢が高いですが、老けて見えないのではないでしょうか。
顔にたるみがほとんどないため、笑顔によってほうれい線ができても美しく感じますよね。
そんな老けて見えないほうれい線に共通するのは、以下の2つです。
- 顔にたるみがない
- 目の真下のボリュームがほうれい線までなだらか
鏡の前で笑ってみて、自分のほうれい線をチェックしましょう。
これらの画像に近ければ、口の横に溝があっても老けて見えないので安心してください。
老けて見えるほうれい線の例
一方で、老けて見えるほうれい線とはどういったものでしょうか。
こちらも画像を交えて紹介しますね。
頬のお肉が口の横まで流れているので、老けてみえます。
目の下、頬の上側より、ほうれい線の真上の方がボリュームがあります。
上方の脂肪が下がって口周りにボリュームが出ており、老けてみられがちです。
顔のたるみがあごまで及んでいます。
老けてみえるほうれい線です。
ほうれい線の真上にお肉がたっぷり乗っています。
こちらも老けてみえるほうれい線です。
ほうれい線が、マリオネットラインにつながっています。
お気づきの方もいるかもしれません。
老けて見えるほうれい線に共通しているのは、「顔にたるみがあること」です。
たるみがあると、だらんと下がった脂肪の下に影やしわが深く入りこみます。
その結果が、老けて見える笑顔に。
よって、老けて見えるのを避けるためにも、まずは「たるみの改善」から始めましょう。
中間タイプのほうれい線は今後の悪化を防ぐ
ここまでは、それぞれ極端な例を紹介しました。
とはいえ、「どちらとも言えないなぁ」と感じた人もいるでしょう。
もしあなたが当てはまったとしても、安心してそのまま放置すると「老けて見えるほうれい線」に生まれ変わります。
そのため、今のうちにたるみの改善から始めましょう。
ほうれい線が怖くて笑わない人ができる改善方法
そんなほうれい線が怖くて笑わない人におすすめしたいのが「表情筋トレーニング」です。
「なぜ表情筋なの?」という人のために、簡単に理由を紹介しますね。
顔の筋肉は「皮筋(ひきん)」ともいわれ、表情をつくるために、筋肉の端が皮膚に直接くっついています。
よって、表情筋を鍛えると皮膚が上がり、顔も上がるようになります。
顔の内側から鍛えて、たるみを防いでいくイメージですね。
気になる「表情筋トレーニング」の流れは以下の通り。
ほうれい線の上のボリュームを、目の下に移動するようにイメージするのがコツ。
「1分間頬上げして5秒間引き伸ばす」を1日2セットやりましょう。
▼動画でさらに詳しく解説しています
笑顔が多いとほうれい線が深くなることの原因と対策
老けて見えないとわかっても、「笑顔をつくることで、ほうれい線の溝をどんどん深くしてしまうのではないか?」と心配になるかもしれません。
例えば「お友達とお茶をして笑ったあと、家に帰って鏡を見たら表情ジワがくっきり」なんてショックを受けることがあるでしょう。
このように「笑うことでほうれい線が定着して刻まれるのでは」と不安になれば、自然で魅力的な笑顔になるのもなかなか難しいものです。
しかしながら、これは「口の周りにハリが足りないから」というのが原因です。
そして、口の周りのハリは「口輪筋」を鍛えることで取り戻せます。
この章では、「口輪筋とほうれい線」について解説とトレーニング方法の紹介を行います。
原因は「口輪筋」の衰え
口輪筋(こうりんきん)とは、口の周りをぐるっと取り囲んでいる筋肉のこと。
そして、頬の筋肉を筆頭に、顔のあらゆる筋肉がこの口輪筋を中心にして放射状に伸びています。
つまり、口輪筋がしっかりしていると口周りにハリが出るのはもちろん、顔全体のリフトアップも期待できます。
一方で、大人にとって口輪筋は「意識して使う機会が少ない」のも特徴です。
大人にとってと書いたのは、赤ちゃんはこの口輪筋を使って母乳を吸うから。
今、あなたの手がきれいであれば、試しに親指を吸い込む動作をしましょう。
意識して行ってみると、普段使わない口周りの筋肉を使っていることがよくわかりますよね。
とはいえ、大人になるにつれて、吸い込む動作をすることはなくなるもの。
口輪筋が衰えることでハリを失い、ほうれい線が刻まれるという結果に。
特に、以下のような人は口輪筋が衰えている可能性が高いです。
- 油断をすると口がぽかんと開いている
- 寝ているときに口呼吸をしている
- 無意識に口角が下がっている
- 食べ物が口からこぼれやすい
笑うと頬と口の境目が折れるのは自然ですが、この溝が現在より入り込まないようにしたいもの。
口輪筋を鍛えて、口の横を硬くしましょう!
口輪筋を鍛えるトレーニングで対策を
続いて、口輪筋を鍛えるトレーニングについて紹介します。
以下の流れで行いましょう。
- 上のくちびると下のくちびるを押し合い、10秒キープ
- 表側にくちびるを思い切り出し、5秒キープ
- 内側のくちびるを思い切り巻き込み、5秒キープ
「池で泳いでいる鯉の口」をイメージしながら行うのがおすすめ。
これを1日2セット行いましょう。
▼より詳しいやり方を動画で解説
ほうれい線が怖くて笑わない人を今日から卒業しよう
この記事では、ほうれい線が怖くて笑わない人に向けて、笑顔の大切さとおすすめの改善方法を紹介しました。
ほうれい線で老け顔になってしまう原因は「たるみ」です。
もし、自分のほうれい線は老けて見えそうだなと思っても、表情筋のトレーニングをしてハリができれば自信を持って笑うことができるようになります。
そして、笑顔でできるほうれい線が深くなるのを防ぐには、「口輪筋」を鍛えて硬くするのも大切。
表情筋・口輪筋どちらのトレーニングも1日数分でできますので、今日からぜひやってみてくださいね。
この記事が、あなたが笑顔を取り戻すヒントになれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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