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笑うと深くなる口横のしわ。目立つと老けて見える気がして、笑うのが怖い。でも笑顔は女性にとって大切なもの。どうしたらよいの?と不安ではありませんか?
笑顔でできる「ほうれい線」は、実は顔の構造上、できて当たり前のものなのです。
口横にできるしわ「ほうれい線」には
・老けて見えるもの
・老けて見えないもの
この2種類がありますから、まずは笑った時にできる自分のほうれい線が「人から見て老けているのかどうか」をしっかりと調べましょう。
もしも老けて見えるほうれい線だったとしたら、「老けてみえないほうれい線」にすればよいのです。この記事では、笑顔で「老けてみえるほうれい線」と「老けてみえないほうれい線」の見分け方をご紹介します。
「老けてみえるほうれい線の場合の改善方法」「安心して笑えるようになる秘訣」を書いていきますので、笑顔に自信が持てないと悩んでいる方は参考にしてみて下さい。
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目次
1.笑顔でできるほうれい線は老けてみえない
笑った時にできるほうれい線は、実は自分が思うほど老けて見えません。そうはいっても口横のしわ(ほうれい線)に悩んでいる人にとっては、深刻な悩みですよね。「老けて見えない」と言われてもコンプレックスに感じている時は、納得することが難しいと思います。
ですから、「笑顔によるほうれい線がなぜ老けて見えないのか」その理由をしっかりご説明していきますね。
顔は一枚皮でつながっていますから、表情で顔の色々な部分が連動して動きます。笑って口の端が上がった時に、頬との間に溝ができるのは顔の構造上当たり前なのです。
基本的に笑顔でできるほうれい線の溝は老けてみえるものではありません。小さな子供や赤ちゃんにもあるものなのです。老けとは全く関係ないことがわかりますよね。
笑って口横の溝が深くなるのは当たり前。それを必要以上に恐れてしまうと、笑顔を作れない魅力のない顔になってしまう危険性があります。
1-1.たるみ顔のほうれい線は老けて見える
しかし、口横のしわすべてを「ほうれい線」と呼ぶなら、老けて見えるほうれい線と老けてみえないほうれい線があるのも事実。その違いは、「顔にたるみがあるかどうか」です。
たるみがないほうれい線は、口元がひき上がることで出来る頬の折れ目です。顔にハリがありますから、その表情は若々しくて溝があっても老けて見えません。
老けて見えるのは頬や口元の脂肪を支えられなくなって、頬が垂れ下がっている場合。こうしたほうれい線は、支える力をもとに戻さないと進行してしまうこともあります。
顔にたるみがあるかどうか分かりにくい場合は、目のすぐ下とほうれい線の真上のボリュームを比較してください。顔にたるみがあれば、目の下よりほうれい線の真上の方が膨らんでいるはずです。
目の下がくぼんで、ほうれい線の真上にボリュームがある
このように、顔にたるみがあるほうれい線は老けてみえてしまいます。
1-2.ほうれい線が怖くて笑わないと本当の老け顔になる
とはいえ、ほうれい線が怖くて笑わないと、表情をつくる表情筋が衰え、顔がたるむ恐れがあります。ほうれい線があっても老けて見えなかった顔が、笑わないことで、本当に老けてみえる顔になってしまうのです。
笑顔の多い表情豊かな人は、基本的にほうれい線があっても老けて見えません。まずはそれをしっかりと頭に入れて頂きたいと思います。
もしも「笑顔で老けて見えるほうれい線」だった場合には、そのままにしておくとどんどんと老け顔になってしまうので、改善する必要があります。笑顔で老けて見えるほうれい線の改善法については、第3章で詳しくお伝えします。
その前にしっかりと自分のほうれい線がどちらなのか、次の画像でチェックしてみましょう。
2.笑顔で老けてみえるほうれい線と老けてみえないほうれい線の違い
まずは笑顔をつくったときにできる口横のしわ(ほうれい線)が老けてみえているのかどうか、客観的に画像でみてみましょう。皆さんのほうれい線はどのタイプに近いですか?
2-1.老けて見えないほうれい線の例
まずは老けて見えないほうれい線の例から。
目の真下にハリがあります。顔にたるみがないので、老けてみえないほうれいの影です。いわゆる顔の構造上できるしわです。
こちらも目の下がふっくらしていますね。老けて見えません。
こちらは、上2枚の画像よりほうれい線の溝が深いです。でも老けてみえないのは、頬が比較的ふっくらとしてハリがあるからです。
目の下からほうれい線までなだらかにハリがあります。老けてみえません。
こちらも、顔にたるみがないので老けてみえないほうれい線です。
こちらの女性は、今までの中で一番年齢が高いですが、顔にたるみがほとんどないので、笑顔の時にほうれい線ができても老けてみえません。とても美しい笑顔ですね。
鏡の前で笑ってみて、自分のほうれい線をよく見てください。これらの画像に近ければ、口の横に溝があっても老けて見えないということです。安心してください。
上の画像のほうれい線(口横の溝)に共通するのは、顔にたるみがないということ、目の真下のボリュームがほうれい線までなだらかに続いていることです。
2-2.老けて見えるほうれい線の例
今度は、老けて見えるほうれい線の例です。
頬のお肉が口の横まで流れているので、老けてみえます。
目の下、頬の上側より、ほうれい線の真上の方がボリュームがあります。上方の脂肪が下がって口周りにボリュームが出ている印象です。よって、このほうれい線は老けてみえます。
顔のたるみがあごまで及んでいます。老けてみえるほうれい線です。
ほうれい線の真上にお肉がたっぷり乗っています。こちらも老けてみえるほうれい線です。
ほうれい線がマリオネットラインにつながっています。
いかがですか?笑顔をつくった時に老けて見えるほうれい線に共通しているのは、顔にたるみがあることです。顔にたるみがあるとだらんと下がった脂肪の下に影やしわが深く入り組むことによって、笑顔で確実に老けてみえます。
こうしたほうれい線は、老けて見えるのを避けるために改善する必要があります。ほうれい線はしっかりと改善ができますので、このケースだった人も諦めずに笑顔を取り戻しましょう。
2-3.中間タイプのほうれい線は今後の悪化を防ぐ
上の画像の例はそれぞれ極端な例を上げました。この記事を読んでいる方の中には、どちらともいえない、老けて見えないほうれい線と老けて見えるほうれい線の中間に位置する方もいらっしゃるでしょう。
どちらともいえないほうれい線は、そのままにしておくと進行してしまいます。今はそれほど老けてみえていなくても、そのままにしておくと確実に老けてみえるようになるのです。今のうちに老けてみえないほうれい線になるよう努力しましょう。
2年後、5年後、10年後にほうれい線に悩む自分にならないように、今からしっかりと予防しておくことで若々しさを保つことができます。次の章で改善方法を詳しくお伝えします。
3.老けてみえるほうれい線を改善する表情筋トレーニング
2章のチェックで、笑ったときに老けてみえるほうれい線とわかった人、どちらともいえない中間のほうれい線の人は、これからお伝えする表情筋トレーニングをお試しください。
上の画像からも分かるように、顔にたるみがあると、笑った時にできるほうれい線に老け感が出てしまいます。
顔の筋肉は「皮筋(ひきん)」ともいわれ、表情をつくるために、筋肉の端が皮膚に直接くっついています。だから表情筋を鍛えると顔が上がるのです。特に脂肪が多い頬のあたりをしっかりと上げると顔のたるみが改善します。
3-1.頬を上げて顔のたるみを改善する
それでは、頬を上げて顔のたるみを改善する表情筋トレーニングの方法をお伝えします。
顔のたるみ改善トレーニング
1、上の歯ぐきをむき出すようにしながら頬の上部にぐっと力を入れます。
●時間・・・頬上げ1分間 → 鼻の下のばし5秒間。 1日1回
★頬を黒目の真下にもっていくように引き上げるとうまくいきます。
ほうれい線の上のボリュームを、目の下に移動するイメージで行いましょう。
4.笑顔が若見えの最大の武器
周りにいる女性や、今までお会いしたことのある女性を思い浮かべて下さい。活き活きとした笑顔を見せる女性ほど、魅力的に見えませんか?いつも真顔でいる女性は暗い雰囲気がして、もしかしたら少し老け込んで見えるかもしれませんね。
私は、笑顔ほど女性を輝かせるものはないと常々思っています。口の横に全然しわがなくても、能面のような無表情な顔には魅力を感じません。
笑うとほうれい線がぐっと食い込んで不安になることがあっても、人から老けてみえないと分かったら安心して笑いましょう。心からの笑顔は自分が思っている以上に、人から見ると本当に美しく、相手の心にも親しみと安心感をもたらすことができます。
ほうれい線ができるからと笑顔をつくることを止めたら、顔のたるみが加速するだけでなく、人から見ても決して魅力があるように見えません。笑顔は女性を輝かせる最大の武器。ほうれい線が老けてみえないように表情筋トレーニングのケアをしていれば、老け感などないのです。
5.笑顔が多いとほうれい線が深くなる?
笑顔が女性を輝かせるとはいっても、「笑顔をつくることで、ほうれい線の溝をどんどん深くしてしまうのではないか?」と心配になるかもしれませんね。
たとえ老けて見えないほうれい線だとしても、笑うことでほうれい線が定着して刻まれていくのではないかと思うと、まだまだ笑うことが恐いままですよね。不安があれば、自然で魅力的な笑顔を生むこともなかなか難しいでしょう。
確かにお友達とお茶をして笑った後、家に帰って鏡を見たら表情ジワがくっきり、なんてショックを受けることもあるかもしれません。このままシワやほうれい線が定着してしまったらどうしようと不安になりますよね。
笑うとシワやほうれい線が濃くなる気がするのは、口の周りにハリが足りないから。この点を改善すれば笑ってもほうれい線の定着を予防できるため、魅力を引き出せる本物の笑顔を取り戻すことができます。ほうれい線の食い込みをピンと張った口元で跳ね返せるようにしていきましょう。
5-1.口輪筋を鍛えて、ほうれい線を食い込みにくくする
口の横の組織に厚みがあると、ほうれい線が深くなることはありません。口のまわりには口輪筋(こうりんきん)という筋肉があります。
口輪筋は、口の周りをぐるっと取り囲んでいる筋肉。頬の筋肉など、あらゆる筋肉がこの口輪筋を中心にして放射状に伸びているので、口輪筋がしっかりしていると口周りにハリがでるだけではなく、顔全体のリフトアップを望めます。
しかし口輪筋は、意識して使われることのとても少ない筋肉です。私たちは赤ちゃんの頃、この口輪筋を使って母乳を吸う動作をします。手が綺麗であれば、試しに親指を吸い込むような動作をしてみましょう。意識して行ってみると、普段使わない口周りの筋肉を使っていることがよくわかりますよね。ミルクを吸っている赤ちゃんを見ると、口輪筋を一生懸命使っているのがわかると思います。
大人は口輪筋をあまり使いませんから、口周りの筋肉は衰えやすく、年齢と共にハリを失ってほうれい線が刻まれて行くことになります。
口輪筋は口を閉じたり尖らせたりする時に使われる筋肉なので、油断をするとぽかんと口が開いてしまう、寝ている時に口呼吸をしているという人は特にこの筋肉がゆるんでいるかもしれません。口角が下がっている人や食べ物が口からこぼれやすい人は、少し注意が必要です。
ほうれい線の真下にある口輪筋をしっかりと鍛えておくことで、ほうれい線の溝が食い込みにくくなります。
口の周りを取り囲んでいる口輪筋(こうりんきん)
笑うと頬と口の境目が折れるのは当たり前ですが、この溝が現在より入り込まないようにするために、口の横を固くしておきましょう。
口輪筋は筋肉ですから、衰えてゆるんでしまってもトレーニングをすることで鍛えることができます。口の皮膚とつながっている口輪筋を正しい方法でトレーニングすることによって、口周りにハリをつくり、ほうれい線を予防していきましょう。
5-2.ほうれい線の溝を食い込みにくくする
それでは、口周りの筋肉を鍛えて、ほうれい線の溝を食い込みにくくするトレーニングの方法をお伝えします。
口周りの筋肉を鍛えるトレーニング
1、上のくちびると下のくちびるを押し合う。10秒キープ
2、表側にくちびるを思い切りだす。5秒キープ
3、次は内側にくちびるを思い切り巻き込む。5秒キープ
●回数・・・2セット
口周りをしっかりと強化すると、笑ったときに口の周りにできる溝が深くなることがなく、また老け感もなくなります。
6.まとめ
笑顔とほうれい線の関係について述べてまいりました。口横にシワのような溝、ほうれい線があっても、老けてみえるとは限らないことがお分かりいただけましたでしょうか?
顔にハリがあれば、笑った時にできた溝で老けて見えることはありません。
ほうれい線で老け顔になってしまう原因は「たるみ」。もし、自分のほうれい線は老けて見えそうだなと思っても、表情筋のトレーニングをしてハリができれば自信を持って笑うことができるようになります。
ぜひ笑顔いっぱいでイキイキした毎日を送って頂ければ嬉しく思います。
なお、ほうれい線は肌が乾燥すると悪化しやすいので、『 ほうれい線は乾燥で悪化する!潤いキープで消すセルフケア法 』を参考にして頂き、肌を常にしっとりと保ってまいりましょう。
また、ほうれい線には外側だけでなく、内側からもアプローチすると早く効果が見えます。『 美肌サプリランキング|人気おすすめ品と効果的な組み合わせ 』も併せて参考になさってください。
↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)
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