↑「眉間のシワ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
眉間にしわができると、不機嫌に見えたり疲れて見えてしまいますね。眉間のしわは女性がつくってはいけないしわといわれています。
ほうれい線や目尻のしわは、笑顔でできるしわなので、福相のしわと呼ばれます。一方、眉間のしわは人を暗く見せるしわなので大変損なのです。でも、いつのまにか深くなってしまうのもこの眉間のしわなので早めに改善したいものです。
眉間のしわをほうっておくと、どんどん深く目立つようになります。そのため、気づいたら即!対処しなければなりません。早めに改善策をとると、眉間のしわが消えて、深くなるのを食い止めることができます。
この記事では、眉間にしわが出来る原因と解消する方法を分かりやすくお伝えしてまいります。眉間のしわをなんとかしたい!と悩んでいる方は、参考になさってください。
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1.眉間のしわは原因を取り除くことで改善できる
眉間のしわができるのには必ず原因があります。なにかしら眉間にしわを寄せるような動作をしているはずです。
原因を見極めて無くすことが、眉間のしわ改善の第一歩となります。
1-1.眉間にしわを寄せる癖は無意識がほとんど
ただし、眉間の場合は、無意識に眉間にしわを寄せる動作をやっており、自分では気づかないことがほとんどです。
顔には表情をつくるための筋肉、表情筋があります。その中でも眉間にしわをつくるときに働く筋肉を、皺眉筋(しゅうびきん)といいます。この皺眉筋が緊張すると、眉間にしわが入ります。
皺眉筋(しゅうびきん)
眉間にしわができている状態は、皺眉筋(しゅうびきん)に力を入れている状態です。
問題解決の第一歩は、どんな時に皺眉筋(しゅうびきん)に力を入れてしまうのか見極めることです。皺眉筋(しゅうびきん)を緊張させてしまう原因を取り除かない限り、眉間のしわは改善しませんし、今よりどんどん深くなる可能性があります。
眉間のしわは最初は浅くて目立たないものですが、深くなるにつれ、皮膚の真皮にまでしわの溝が入り込み、ふつうの表情のときも、眉間にしわが入っている状態になります。こうなると笑っても眉間のしわが刻まれているので、心から笑っているようには見えなくなって、とても損ですね。
まずは眉間にしわをつくる原因をしっかりと見極めること。その原因を取り除いてあげると眉間のしわは改善します。
2.眉間にしわができる大きな原因は3つある
それでは、なぜ眉間にしわができてしまったのか、考えてみましょう。眉間にしわができる原因は主に3つあります。
2-1.日中、緊張した時に眉間にしわを寄せている
目を使う仕事や、何かに集中しているときなど、緊張状態を強いられたときに眉間にしわを寄せやすくなります。
スマホ画面に集中しているときや、
パソコンを使っているときなど、目を酷使したり考え事をしたり、緊張を強いられているときには、無意識に眉間にしわを寄せることが多くなります。
2-2.近視や遠視、乱視など目が悪くものをみるときにしわを寄せている
また、視力が悪くてものを見るときに目を凝らす際に、眉間にしわを寄せてしまう場合があります。老眼がすすんで近くのものが見えづらくなって、眉間にしわを寄せることもあります。
2-3.寝ている間に眉間にしわを寄せている
日中、まったく眉間にしわを寄せるようなことをしていないのに、気づけば眉間にしわが刻まれている人がいます。
そのような方はたいてい、寝ている間に眉間にしわを寄せていることがほとんどです。特に疲れている時は、眉間にしわを寄せやすくなります。
朝起きて鏡を見たときに眉間にしわの線が入っている場合は、寝ている間にしわを寄せている証拠となりますので、もし寝ている間に原因があるかどうか分からない方は、朝起きてすぐ眉間をチェックしてみましょう。
例えば就寝時間が7時間だとすると、そのうち、5時間眉間にしわを入れ続けていると、間違いなく眉間にはしわが刻まれてきます。寝ている間に眉間にしわを寄せる癖は、これは有る程度、体質にもよるようです。
就寝時、この状態が長く続くほど眉間のしわは定着してしまう
親に寝ている間に眉間に力を入れる癖があると、その子供もしわを寄せる傾向があるようです。これは皺眉筋の活性度に関係するようです。
3.眉間のしわを消す方法
それでは、すでにできてしまった眉間のしわはどうやったら消すことができるでしょうか。眉間のしわの原因別で改善策をお伝えします。
3-1.日中しわの改善は意識することが一番
日中に眉間にしわを寄せる癖が原因になっている場合は、昼間に意識して眉間を寄せる癖を無くすことが一番です。
でも無意識にやっているので、どうしたら良いか分かりませんね。
もっとも良い方法は、「眉間を常に意識する」ことです。視力が原因にしろ、緊張したことが原因にしろ、「眉間を寄せる」という行為をしたときにすぐ気づくには、常に眉間にしわがよっているか「眉間」そのものを意識するしかありません。
意識をもつだけでは分かりにくい場合は、普段作業をする机周りに鏡を置いてください。ちょうど眉間がうつる位置で鏡の角度を調節するのです。そうすれば、事務作業やパソコンをしながらでも、鏡の方向を見るだけで、自分の眉間の状態が確認できます。
デスク周りにすぐチェックができる鏡を置いておく
もし眉間にぎゅっと力を入れていたら、すぐに眉間から力を抜きます。これを一日何度も繰り返します。これを続けることにより、鏡を見ずとも「あ、今、眉間に力が入っているな」と分かるようになります。そして、また力を抜きます。
眉間の力の抜き方
眉間に力が入って、眉間にしわを作ったら、次の動作をするとすぐに眉間がリラックスできます。
①眉間に力が入っているのが分かったら
↓
②息を吐きながら、眉間の力を抜く
ただ単に眉間の力を抜くだけでは、またすぐに眉間に力が入ってしまいます。まずはゆっくりと息を吐いてください。息を吐きながら眉間の力を抜くのです。
眉間にしわを寄せるほど緊張するときは、交感神経が優位になっています。息を吐くと副交感神経が優位になり、心がリラックスします。そのタイミングで眉間の力を抜くと、しばらく眉間に力を入れることはありません。
この動作を繰り返していると、常に眉間を平らに保つことができるようになり、昼間の眉間の緊張の癖がなくなり、次第に眉間のしわがなくなっていきます。
3-2.寝ている間のしわはテープの助けを借りる
さて、問題なのは、寝ている間に眉間にしわを寄せる癖がある場合です。
日中のしわは自分で意識することで改善することができますが、寝ている間に眉間に力を入れるのは、本当に無意識の範囲なので、自分で意識して改善することは難しいです。
そこで、その場合は、グッズの力を借りましょう。私も少し寝ている間に眉間にしわを寄せる癖があるようで、朝、眉間にくっきりとしわが出来ていることがありました。それで現在私が対策として愛用しているのは「フラウニーズ(眉間用)」です。
固いテープでできており、眉間に貼って寝ると、夜寝ている間に眉間を寄せようとしても、固いテープの力で寄せることができません。
フラウニーズは@コスメでも口コミ評価が高いようです。アマゾンや楽天などで購入できます。
3-3.眉間の筋肉をリラックスさせてしわの定着を防ぐ
先ほどお伝えした方法で、昼間と寝ている間に眉間にしわを寄せる癖の習慣を断ち切ったら、次は、眉間をリラックスさせて、しわの定着を防ぐトレーニングを行いましょう。
このトレーニングを行うと、眉間の緊張が取れて眉間が楽になります。1日1回やるだけでOKですが、眉間の緊張に気づいたときにその都度やると効果的です。
眉間のしわをリラックスさせてしわの定着を防ぐトレーニング
①両手で眉毛の少し上を圧をかけながら
外側に向かってさする。
②同時に息を「ふー」とはく。
※ポイント・・・ 眉間の皮膚(皺眉筋の上)を伸ばすようにする。
※3 回行う。これを1日1セット実践する。
4.老眼を改善して眉間のしわを防ぐ
老眼がひどくなると、つい眉間にしわを寄せてものを見てしまいますね。同時に見る対象物を目から遠ざけるのが、老眼の特徴です。
老眼の人はこれらの仕草ですぐ分かりますが、なによりその時につい目を凝らして眉間にしわを寄せること、この表情で眉間のしわをひどくしてしまいます。
歳をとったから仕方がない、と諦めずに積極的に老眼を改善してまいりましょう。
4-1.老眼を改善・予防するトレーニングを行ってしわを防ぐ
老眼はある程度コントロールできます。近くのものが見えづらくなったら、できるだけ早く下記のトレーニングを行ってください。
老眼を改善・予防するトレーニング
①右手の人差し指を顔の前で立てる。爪がはっきり綺麗に見える位置に調節する。
②遠くに離しても見えるように焦点を合わせる。さらに指を離し、焦点を合わせる。
③今度は限りなく目に近いところに人差し指を移動する。その爪がしっかり見えるようレンズを調節する。
※2~3 回繰り返す。1日1回実践。
4-2.加齢とともに老眼になってしまう理由
老眼は毛様体筋という眼球のレンズの厚さを調整する筋肉の老化が原因です。目の中の小さな筋肉ですが、老化に任せていればどんどん老眼はすすんでいきます。
先ほど説明したトレーニングを毎日やると、実際に視力検査で改善が分かった方が多くおられます。私も30代後半からこのレンズの厚さを調節をする毛様体筋のトレーニングを行っていますが、今年56歳の現在でも老眼にはなっていません。
老眼になって手元の字が見えにくくなるのはとても不便なものです。不便なだけでなく、無意識に目を凝らして眉間にしわを寄せやすくなります。
上の画像のように、眉間にしわを寄せることを繰り返していると、普通の表情のときにもくっきりと眉間のしわが定着し、常に刻まれている状態になってしまいます。
老眼がひどくならないように上記のトレーニングを頑張って継続なさってみてください。
5.深い眉間のしわにはボトックスが有効
しかし、すでに眉間のしわが深くなっている場合は、眉間のしわを寄せるくせがかなり強いと考えられます。ストレスが常時かかっていないかよく考えてみてください。
上記の改善法を実践しても、眉間のしわが定着してしまっている場合、特に目を凝らしたりしない普通の表情のときでも、眉間にくっきりとしわが入ってしまっている場合は、ボトックスが有効です。
しわというのは最初は浅いものですが、だんだんと深くなっていくものです。早目に対処するのがベストですが、眉間のしわが完全に定着している場合に限り、美容クリニックの力を借ることも一つの方法です。
5-1.ボトックスは筋肉をゆるめる注射液
ボトックスはボツリヌス菌から抽出されるたんぱく質の一種で、アセチルコリンという神経伝達物質の伝わりを弱める働きがあります。
しわの部分に注射すると、筋肉の働きを弱めるので、しわが伸びます。よってボトックスを打った部位の周辺は、筋肉を動かそうとしても動かせない状態になります。
ボトックスが有効なのは、表情じわのみです。表情じわとは、表情を作るときに筋肉が動いてできる眉間のしわや額のしわです。
5-2.ボトックスは最終手段として考える
ただし、ボトックスを打つと筋肉が動かしにくくなるので、表情筋トレーニングができません。また技術力が低い医師が打った場合、上まぶたがさがったり、眉間が開きすぎて、間抜けな顔になってしまうことがあります。
ボトックスにはヒアルロン酸のような分解注射がありませんので、失敗してもボトックスの効果が切れるまで数か月はその顔で我慢しなければなりません。そのため、ボトックスを検討する際は医師選びがとても重要です。
できれば、ボトックスを打つのは、普段の表情に気を付けたり、就寝時のテープを利用するなど努力をしてから、それでも眉間のしわが気になる場合の最後の手段にするのがベストで、安易には行わないようにしましょう。
6.まとめ
眉間のしわの原因と解消法についてお伝えしてまいりました。眉間のしわは毎日の無意識の習慣によってつくられていきます。原因をしっかりとつかみ、自分がいつどんな時に眉間にしわを寄せいているかを把握することが改善の近道です。
まだ老眼になっていない人も30代から老眼のトレーニングを始めることをおすすめします。少なくとも、老眼で目を凝らすことが無くなります。また眉間をリラックスさせるトレーニングも併せておこなってください。
日常生活の中から「眉間にしわを寄せる」という動作が無くなれば、眉間のしわは消えてしまいます。優しい表情のために、トレーニングも併せて頑張ってみてくださいね。
なお、眉間のしわ同様、額のしわも普段の表情癖が原因のしわです。額のしわが気になる方は、『 額(おでこ)のしわを消してツルツルにする方法|原因と簡単メソッド 』を参考になさってください。
↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)
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