- ほうれい線を消すテープの貼り方が気になる
- 本当に効果があるのか知りたい
ほうれい線を消すグッズは色々ありますが、なかでも人気が高まっているのが「ほうれい線対策テープ」です。
そして、どのテープにするか決めるうえで、貼り方や効果は知っておきたいですよね。
結論から言いますと、ほうれい線対策テープには2種類あり、それぞれで貼り方が異なります。
- ほうれい線に直接貼ってシワをのばすタイプ
- 皮膚を引っ張ってほうれい線をのばすタイプ
一方で、ほうれい線対策テープの効果は限定的なもの。
以下のようにデメリットもたくさんあります。
- 横に向いて寝るとテープの跡が付く
- 貼っている間に口を動かすと効果が薄れる
- 連続使用でかぶれる可能性がある
- たるみが進行してほうれい線が深くなる可能性がある
- ほうれい線をのばす効果が持続しない
- メイクをして汗をかくとヨレてテープが見える場合がある
そのため「テープを貼るだけで解決」と考えずに「テープを活用しつつ、ほうれい線解消法を取り入れる」のがおすすめです。
特に、私が提唱する「表情筋トレーニング」は自宅でスキマ時間にできる「顔の筋トレ」。
これまで多くの方が生活に取り入れ、「ほうれい線が気にならず、イキイキ過ごせるようになった」との声をたくさんいただいています。
この記事では、ほうれい線対策テープについてはもちろん、おすすめのトレーニングも紹介します。
最後まで読むと、ほうれい線に悩まなくなるまでの道のりがわかりますよ!
この記事を書いた人
- 加藤ひとみ(おきゃんママ)
- たるみ改善コンサルタント
- 「たるみが消える!顔ダンス」の著者
- YouTube:チャンネル登録31万人
- Instagram:フォロワー3.4万人
目次
ほうれい線対策テープの2タイプ
最初に紹介したように、ほうれい線対策テープには以下の2種類があります。
- ほうれい線に直接貼ってシワをのばすテープ
- 皮膚を引っ張ってほうれい線をのばすテープ
それぞれの商品例とあわせて紹介しますね。
タイプ①:ほうれい線に直接貼ってシワをのばすテープ
まずは、「ほうれい線の上に直接貼り、シワそのものを平らにするタイプ」です。
このタイプは「人に貼っているところを見られないために、寝ている間に貼るものが多い」のが特徴。
お出かけ中に汗などでテープの粘着力が弱まる心配がないので、安心してつけられますね。
そんな、ほうれい線に直接貼ってシワをのばすタイプのテープについて、代表的な商品を2つ紹介します。
特に「フラウニーズ」には、以下の2種類があります。
- 目尻・口元用
- 額・眉間用
両方試しましたが、「シワ伸ばし効果」という点では「額・眉間用」のほうが効果が高く感じました。
タイプ②:皮膚を引っ張ってほうれい線をのばすテープ
次に、「皮膚を引っ張って、間接的にほうれい線を伸ばすタイプ」です。
「顔のたるみを引き上げて、ほうれい線を伸ばす」という発想で、顔全体の若返りをはかります。
ほうれい線を伸ばす目的であれば、こめかみや耳の前・後ろに貼るといいでしょう。
そんな「皮膚を引っ張るタイプのテープ」の代表的な商品を2つ紹介します。
余談ですが、皮膚を引っ張るタイプには「バンド」もあります。
頭の後ろに通して、両方のこめかみで固定するものが多いですね。
ほうれい線対策テープの貼り方
ここまで紹介したほうれい線対策テープの2種類について、それぞれ貼り方を紹介します。
ほうれい線に直接貼るタイプの場合
まずは、ほうれい線に直接貼るタイプからです。
ほうれい線に直接貼るタイプは、テープの裏側に粘着シールがついています。
「裏についている剥離紙をはがして貼るタイプ」はもちろん、切手のように「水に濡らすと粘着力が出るように工夫されているタイプ」もあります。
準備ができたら、ほうれい線をのばすようにして、画像の箇所にテープを皮膚の上から直接貼りましょう。
皮膚を引っ張ってほうれい線をのばすタイプの場合
続いて、皮膚を引っ張ってほうれい線をのばすタイプです。
鏡を見ながら、こめかみや耳の前、後ろなど、フェイスラインに沿って色んな場所を指で引っ張りましょう。
「ほうれい線が一番伸びる位置」がわかると思います。
画像の赤丸2箇所、もしくは耳の後ろが当てはまるのではないでしょうか?
そして、ほうれい線が1番伸びる位置で皮膚を引っ張りながら、シールを貼って固定しましょう。
シールを貼った後に、上の剥離紙をはがすと透明なテープが現れます。
この上からメイクができるので、外出時でも使えますよ!
両方のタイプを使い分けると効果的
ここまで2つのタイプについて紹介しましたが「両方を使い分ける」とより効果が期待できます。
- 寝るときや家にいるとき:ほうれい線に直接貼るタイプのテープ
- 外出するとき:皮膚を引っ張るタイプのテープ
ただし、次に紹介するデメリットは必ず知っておいてほしいです。
ほうれい線対策テープの効果とデメリット
「ほうれい線対策テープさえ貼れば、もう悩まずに済むかもしれない」とワクワクしたかもしれません。
しかしながら、テープは「ほうれい線の原因を根本からに解消するもの」ではありません。
というのも、ほうれい線の原因は「顔のたるみ」。
「顔のたるみ」を改善しなければ、テープを外すと元通りなので注意しましょう。
「あくまで、ほうれい線を一時的に目立たなくするもの」というイメージですね。
加えて、ここまで紹介した2種類には、それぞれデメリットがあります。
ほうれい線に直接貼るテープのデメリット
まずは、「ほうれい線に直接貼るテープ」が持つ3つのデメリットから紹介します。
- 横に向いて寝るとテープの跡が付く
- 貼っている間に口を動かすと効果が薄れる
- 連続使用でかぶれる可能性がある
デメリット①:横に向いて寝るとテープの跡が付く
ほうれい線に直接貼るテープは、寝ている時に使うタイプが多いです。
最初は上向きに寝るように心がけても、熟睡すると寝返りするもの。
横向きやうつぶせ寝になってしまい、枕などの寝具で口周りが圧迫されやすくなります。
テープを貼った口横が圧迫されると、皮膚に必要以上に食い込むもの。
「朝起きたら、テープの跡ががくっきりとついていた!」ということになりかねません。
デメリット②:貼っている間に口を動かすと効果が薄れる
テープを貼っている間に会話や食事で口を動かすと、テープと皮膚の間にわずかなすき間が生まれます。
結果、テープの下でほうれい線が復活することがあります。
加えて、テープを密着させようと上からぐっと押しつけると、「ほうれい線の溝を余計に固定させてしまう」というリスクもあります。
デメリット③:連続使用でかぶれる可能性がある
毎日のように使い続けたらかぶれた……。
実はこんな声をよく聞きます。
特に「敏感肌用の医療用テープでもかぶれる人」は、使う頻度を落としましょう。
皮膚を引っ張るテープのデメリット
続いて、「皮膚を引っ張るタイプのテープ」が持つ4つのデメリットを紹介します。
- たるみが進行してほうれい線が深くなる可能性がある
- ほうれい線をのばす効果が持続しない
- 連続使用でかぶれる可能性がある
- メイクをして汗をかくとヨレてテープが見える場合がある
デメリット①:たるみが進行してほうれい線が深くなる可能性がある
ゴムのように、「引っ張りすぎると、そのまま伸びてしまう」という性質が皮膚にはあります。
「アイプチなどで上まぶたに折り線を付けていると、皮膚が伸びる」のと同じく、「こめかみで固定して、重力で下がっている顔の皮膚を引っ張り上げる」ことで、こめかみ付近の皮膚が伸びます。
その結果、顔のたるみが進行し、ほうれい線がさらに深くなりかねません。
デメリット②:ほうれい線をのばす効果が持続しない
ほうれい線は、顔の中心に近い溝です。
これをフェイスラインからひっぱって伸ばそうということから、テープに相当の力がかかります。
実際、「メスを使ったフェイスリフトでさえ、ほうれい線まで効果が及びにくい」といわれます。
テープを貼った直後はいい感じでも、時間が経つと効果は薄れていきます。
デメリット③:連続使用でかぶれる可能性がある
ほうれい線に直接貼るテープと同じく、連続で使うと、テープを貼った場所がかぶれる場合もあります。
皮膚が弱いのであれば、大切なお出かけの日限定にしましょう。
デメリット④:メイクをして汗をかくとヨレてテープが見える場合がある
上からメイクをして汗をかくと、テープの皮膚への粘着力が弱まります。
いくら透明のテープであっても、テープがでこぼこになれば人から気づかれてしまいます。
特に夏場は貼る位置に注意し、髪の毛でしっかり隠しましょう。
ほうれい線対策テープ以外で対処するおすすめの方法
ここまで紹介したように、ほうれい線対策テープにはデメリットがたくさんあります。
そのため「テープを活用しつつ、ほうれい線解消法を取り入れる」という使い方をしましょう。
ほうれい線の解消法として、この記事では以下の2つを紹介します。
- 顔のたるみを引き上げるトレーニングを行う
- 化粧品で肌のハリをアップする
方法①:顔のたるみを引き上げるトレーニングを行う
ほうれい線は「頬が下がる」ことによって発生するもの。
良く動かす口と頬の間に溝ができることで、ほうれい線は深くなります。
つまり、「表情筋トレーニングでゆるみを解消し、頬を上げる」ことが大切。
ほうれい部分の負担が取れると、ほうれい線も薄くなりますよ!
下の画像のように「1分間頬上げして5秒間引き伸ばす」を1日2セットやりましょう。
※ほうれい線の上のボリュームを、目の下に移動するようにイメージするのがコツ。
▼動画でさらに詳しく解説しています
方法②:化粧品で肌のハリをアップする
加えて、肌のハリをアップするとほうれい線を改善できます。
そのためには、「日ごろ使っている化粧品を見直す」ことも重要です。
特に「日頃から肌の乾燥に悩まされている」のであれば、肌のお手入れに使っている化粧品の成分を見直しましょう。
というのも、以下の「2大皮膚乾燥成分」が入っている可能性が高いからです。
- 合成界面活性剤
- 合成ポリマー
これらがほうれい線に与える影響について、詳しく解説しますね。
合成界面活性剤が肌バリアを壊す理由
「バリアが正常な肌」とは、「肌が自ら潤おうとする機能がきちんと働いている状態」のことです。
具体的には、以下の3つが肌の水分が逃げないように守っています。
- 肌の表面の皮脂膜
- 角質層の細胞間脂質
- 角質細胞内の天然保湿因子(NMF)
しかしながら、合成界面活性剤には「乳化作用」があります。
合成界面活性剤が肌につくことで、角質層の細胞間脂質や皮脂膜を溶かしてしまうのです。
こうしてバリア機能が失われると、肌は水分を保てなくなり、徐々に乾燥しやすい肌に変わります。
そこで多くの製品で対策しているのが、疑似的な潤いともいえる「合成ポリマー」です。
肌を健康に保つための水分を自分では蓄えられないので、合成ポリマーの疑似潤いに頼る必要があります。
とはいえ、合成ポリマーは高分子なので、毛穴に入りこむと取れにくくなります。
毛穴に汚れがたまって押し広げられ、「斜め毛穴」になって皮膚の表面が下がりやすくなります。
つまり、たるみが発生しやすくなり、ほうれい線も深くなるんです。
肌バリアを壊す成分・表示名リスト
ここで気になるのが「今使っている化粧品に、合成界面活性剤や合成ポリマーが入っているか調べる方法」ではないでしょうか。
実は「化粧品の箱をチェックする」だけでは、ほとんどのケースで解消しません。
というのも、「合成界面活性剤」「合成ポリマー」という名前ではなく、成分がカタカナや英字で書かれているから。
そこで、成分名を見てすぐわかるように、最も避けるべき合成界面活性剤と合成ポリマーを下記に記しました。
特に、成分名は上から順に配合量が多くなっているため、「成分表の上の方に表示されている=配合量が多い」ということになります。
<肌バリアを壊す成分・表示名リスト>
※ クリックすると表示されます。
- 合成界面活性剤(ア行)
- 合成界面活性剤(カ行)
- 合成界面活性剤(サ行)
- 合成界面活性剤(タ行)
- 合成界面活性剤(ナ行)
- 合成界面活性剤(ハ行)
- 合成界面活性剤(マ行)
- 合成界面活性剤(ヤ行)
- 合成界面活性剤(ラ行)
- 合成ポリマー
また、インターネットで成分名を調べるサイト「化粧品成分オンライン」を活用するのもひとつの方法。
「配合される目的」や「安全性」についてわかりやすく書かれていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
とはいえ、「合成界面活性剤」「合成ポリマー」はほとんどの製品に含まれているもの。
私もさまざまなコスメを試行錯誤しましたが、なかなか自分で納得できるコスメに出会えませんでした。
そのため私は、肌バリアを壊す成分を一切使用していない機能性無添加コスメ「Selif(セリフ)」を開発。
どんな化粧品を使ったらいいのか迷う方は、「Selif(セリフ)がどうして肌バリアを壊さないのか?」をぜひ参考になさってください。
まとめ
この記事では、ほうれい線を消すテープの貼り方と効果、デメリットについて解説しました。
ほうれい線を貼るテープには以下の2種類あり、両方のタイプを使い分けるのが効果的です。
- ほうれい線に直接貼るタイプのテープ:寝るときや家にいるとき
- 皮膚を引っ張るタイプのテープ:外出するとき
一方で、ほうれい線を貼るテープは「応急処置」にすぎず、デメリットもたくさんあります。
以下のような「根本から改善する方法」を取り入れ、ほうれい線の悩みとサヨナラしましょう。
- 顔のたるみを引き上げるトレーニングを行う
- 化粧品で肌のハリをアップする
もし化粧品の買い替えを考えたときは、私が開発した機能性無添加コスメ「Selif(セリフ)」をご検討くださいね。
この記事が、少しでもヒントになれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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