↑「目元のシワ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
女性を魅力いっぱいに輝かせるのは笑顔です。それなのに笑うと目元にしわが!そんな時は、笑うと老けて見えるのでは?と不安になってしまいますよね。
目元のしわを気にしたり、笑わないように気をつけている時、あなたの本当の魅力は輝き始めません。笑顔に自信をなくしてしまうのは、とてももったいないことです。
最高の笑顔をふりまけるよう、自信の持てる目元を取り戻していきましょう!
↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)
目次
1.目元のしわはポイントをおさえて改善する
初めて小じわが気になった部分は目元、という人も多いのではないでしょうか。
目元はとてもしわができやすい場所です。20代など若いうちから目元のしわが気になっていたという人も多いんですよ。最初のうちは、ちょっと気になるかな?くらいだった目元のしわも、30代になると徐々に目立ってきます。
普段鏡の前で笑顔になることは少ないですから、美容院の鏡や写真などにうつった笑顔の目元を見て、ドキっとしたことがある方もいるかもしれませんね。
笑うのが怖い。もしかしておばさんに見える?そんな風に感じてしまうことがあっても、大丈夫です。笑った時にできる目元のしわも、ポイントさえ押さえてメソッドを行えば、ちゃんと改善することができます。
それではどうしたら目元のしわを改善できるのか、一緒に勉強していきましょう。
2.目元のしわには3つのタイプがある
目元のしわに悩んでいる女性は多いですが、それぞれに気になるポイントが違うようです。
あなたはどんなしわに悩んでいますか?しわのタイプによって改善方法も変わってきますから、気になる目元のしわがどのタイプなのか、チェックすることから始めましょう。
2-1.目尻のしわ
30代くらいだと、笑った時だけに気になるという人も多いのが目尻のしわ。普段はそれほど気になりませんが、笑うとくしゃっと現れます。
男性にも多いですが、笑顔でできるしわはあまり悪い印象につながりませんよね。けれど女性は気にしてしまうことも。
放っておくと笑っていない時にもしわがくっきりと刻まれるようになりますから、早めに対処しましょう。
2-2.目の下のしわ
・目頭から斜めに走るゴルゴ線
・目の下のたるみによるしわ
特にたるみによるしわは、笑うことで頬から圧迫され、目立つことがあります。
たるみとしわのダブルで老け感が出ますから、しっかり改善させていきたいですね。
2-3.まぶたのしわ
60代くらいになると、まぶたにもしわが走るようになります。まぶたのたるみがしわを作りますが、こうなると目尻のしわもくっきりと大きくなっていきます。
いくつになっても美しい目元は、自分で「作る」もの。できるだけ早いうちから改善策をとっていくことが大切です。
3.目元にしわができる原因
そもそもどうして笑うと目元にしわが浮かぶようになってしまったのでしょうか?まずは原因を知ることが、改善への近道です。
3-1.目元の皮膚はとても薄い
目元は顔の中でもかなり繊細な部分です。それは目元の皮膚がとっても薄いから。
例えば背中の皮膚は2mm~3mmありますが、目元の皮膚は0.2mm~0.6mmしかありません。その分、組織もとても薄いということになります。
それゆえ目元はとてもデリケートで、傷みが入りやすいためにしわができるのです。
3-2.目元は乾燥しやすい
皮膚が薄い上に、目元には涙がよくにじみます。あくびをするなど、目元には知らず知らずのうちに涙がにじみます。
皮膚は濡れると水分が蒸発し、内側から乾燥してしまいますから、毎日何度も濡れている目元はカピカピに乾いていることがよくあります。
乾燥はこじわの始まり。肌が乾いてできたひずみから、しわは進行していきます。
3-3.まばたきによる動作が多い
1日のうちに、女性は14,400回も瞬きをしています。皮膚のとても薄い目元にとって、この瞬きの衝撃負担はとても大きなもの。
さらに目元は表情豊かに動かす部分でもありますから、しっかり鍛えておかないと負担に負けてしわができてしまいます。
3-4.刺激を受けやすい
落としにくいアイメイクや、目をこする癖。メイクを落とす時の力加減。何かと目元に負担をかけていることはありませんか?
目元は皮膚が薄くて繊細ですから、こうした刺激によって傷みやすくなります。皮膚が傷めば乾燥もさらに進むため、とてもしわができやすいのです。
3-5.たるみがドレープを作る
年齢を重ねると、目を囲んで支えている眼輪筋が衰えます。するとまぶたのたるみ、目の下のたるみが進んでドレープ状のしわができます。
目の周りだけではありません。おでこの筋肉の衰えもまぶたが下がってしわを作る原因に。たるみに気付いたら、早めに改善したいですね。
それでは次に、どんな方法で目元のたるみを改善できるのか、具体的にお話ししていきましょう。
4.目元のしわの改善法
年齢を重ねると、目元にしわができるのは仕方がないのかなと諦めてしまう人もいます。でも、笑った時に目元のしわができない人だっていますよね。
大人の魅力をたくさん持っている芸能人でも、目元に老け感を出さずに素晴らしい笑顔を見せてくれる方がいます。
人は皆平等に年齢を重ねていきますが、美容の差をつけるのは正しい対策方法。今悩んでいるという方も笑顔に自信が持てるよう、目元のしわを改善していきましょう!
4-1.乾燥撃退で目元にしわを作らない!
目元のしわは、乾燥からスタートします。
乾燥
↓
乾燥小じわができる
↓
まばたきをすることによって、乾燥小じわにそって折れ込みが入る
↓
しわが深くなっていく
こんな風に過程を経て深刻化していく目元のしわ。まず乾燥の段階をなくしてしまえば、しっかりと予防することができますよ。
目元はこまめにスペシャルケアを
毎日特別なアイケア、できていますか?
目元は乾燥が進みやすくとてもデリケートな部分ですから、特に入念なお手入れで絶対に乾かないお肌を作る必要があります。
保湿化粧水の後にクリームなどを使って、水分を維持できるお肌を作って下さい。涙がにじんで乾きやすい目元ですから、できればこまめに水分を補給します。
この時に気をつけなければいけないポイントが2つあります。
まず、日中の水分補給の際に霧吹き状のミストを使う方って多いですよね。このミスト保湿が、反対に乾燥を進ませてしまうことがあります。肌は水分を与えると、直後から水分を蒸発させ始めます。ミストでの水分補給は涙で濡れた時と同じで、肌に保っていた水分を逃がしてしまうのです。
次に、スキンケア時の合成界面活性剤に気をつけましょう。合成界面活性剤は肌バリアを壊しますから、薄くて繊細な目元をさらに削ってしまうことに。
目元にうるおいを補給する時は、
・クリームなど油分を含んだ化粧品
・肌バリアを削る添加物を配合していない化粧品
この2つのポイントを徹底しましょう。
4-2.目の周りと額の筋肉を鍛えればしわを改善できる!
表情筋トレーニングはたるみを改善するものじゃないの?と思うかもしれませんね。その通りで、もちろん表情筋を鍛えれば目元のたるみも改善できて、たるみによるしわのドレープを防ぐことができます。
でもそれだけではありません。皮下に筋肉でしっかりと厚みを出しておくことで、肌の内側にハリを作って目元のしわをはね返すことができます。
・目元にハリを作る眼輪筋を鍛える
・目元のたるみを引っ張り上げる額の筋肉を鍛える
この2つのポイントが、目元のしわ改善に大きな効果を発揮してくれます。
もちろん、目元のしわの悩みタイプ別にそれぞれ適したトレーニング方法がありますから、自分にはどのトレーニングが効果的かな?と考えながら行います。複数のトレーニングを併用すれば相乗効果も期待できますよ。
では早速、目元のしわを改善するトレーニングを一緒にやってみましょう!
5.お悩みタイプ別!目元のしわを改善するレーニング方法
「目尻」「目の下」「上まぶた」それぞれのしわの悩みにぴったりフィットするトレーニングをご紹介します。トレーニングする場所は目の周りと額です。
額のトレーニングは上まぶたの改善に役立ちますが、まぶたのたるみによる目尻のしわもしっかりと叩いてくれますから、余裕のある人は相乗効果を狙って、それぞれのトレーニングを併用して行ってみて下さい。
5-1.目尻のしわを改善する眼輪筋トレーニング
このトレーニングでは、目尻に筋肉の厚みをだしてしわを改善していきます。鍛える部分は目の周りをぐるっと囲んでいる眼輪筋。特に目の横部分を強くしていきます。
眼輪筋
若々しい目尻を目指して目元のしわを改善していきましょう!
目尻を鍛える眼輪筋トレーニング
①舌を上下の歯で軽く噛み、片目をつぶってウィンクする。左右のウィンクを、踏切の信号機のように繰り返す。左右で1秒間。左右30回行います。
●ポイント
しわが入らないように左右の目尻を人差し指で優しく押さえてトレーニングをすると、しわが気になる方にも安心です。
強く閉じるのではなく、普段のまばたきの力でも十分に目尻のしわを改善してくれますよ。目尻だけではなく目頭のしわも改善できます。
慣れてきたら100回くらいまで、徐々に回数を増やして頑張ってみましょう。目の横がだるく感じるくらいの回数を目標にしてみてくださいね。
5-2.目の下のしわを改善する眼輪筋トレーニング
目の下には、眼窩脂肪という小さな脂肪の袋が集まる部分があります。この部分に脂肪の袋が多いと、加齢による眼球の下がりによって眼窩脂肪が押しつぶされて顔の全面に出てしまいます。
これが目の下のたるみになって、時にドレープ状のしわができることも。
筋肉で押し返すことでたるみじわを消しつつ、目の下を強化してしわが折れ込まない肌を作っていきましょう。
目の下を鍛える眼輪筋トレーニング
①舌を軽く出し、上下の歯で舌を軽く噛む。(舌を軽く噛むことで、顔の下半分の力を抜いて、目の下に集中できます)
1秒間に1回、リズミカルに下まぶたの上げ下ろしを繰り返す。(下まぶただけで目を閉じるイメージで、下まぶたに力を入れる)これを30回行います。
慣れたら目の下がだるくなるまで回数を増やしていきましょう。目の下のたるみとしわを同時に改善してくれますよ。
ご紹介している動画は「目の下のたるみ改善」となっていますが、目の下のたるみができることにより、シワができやすくなるので、目の下のたるみ対策と目の下のシワ対策のトレーニングは同じ動きをします。
●ポイント
頬の力は使いません。できるだけ下まつ毛のすぐ下あたりを引き上げるように頑張って下さいね。
目の下は普段動かさない部分。そのため少し難しいかもしれませんが、慣れて目の下の神経が活性化してくるとスムーズにできるようになります。
もしうまくできないという場合は、
●軽く上を向く
●眩しいものを見るように目を細める
●目を開く
始めはこの動作を繰り返して下さい。下まぶたを引き上げるコツが身についてくるようになります。
慣れたら先程のトレーニングにも再チャレンジしてみて下さいね。きっと簡単にできるようになっていますよ。
5-3.上まぶたのしわを改善する額のトレーニング
上まぶたにしわが走るようになるのは、加齢によるまぶたのたるみが原因でした。上まぶたのたるみは、まぶただけではなく額のたるみが大きく関わっています。
おでこにある前頭筋をトレーニングすることによって、まぶたをぐっと引っ張り上げる力をつけましょう。
加齢と共におでこの筋肉はどんどん衰えていきます。おでこの筋肉が衰えると顔全体にたるみが出てきますので、上まぶたにしわがない方もたるみ予防のために行ってみましょう。
上まぶたを引き上げる前頭筋トレーニング
①人差し指、中指でチョキを作り、二本の指をくっつけて額に当てる。
②チョキで額を固定したまま、まゆげをゆっくり10回上下させる。
③まゆげを上げたまま10 秒間キープ。
これを1日1回、1セット、毎日行って下さい。
動画で解説しています。おでこ(額)がリフトアップすると、上まぶたも一緒にリフトアップしてシワが改善しやすくなります。
●ポイント
チョキを作ったら強く額を押さえないで下さい。前頭筋の動きを制限してしまうことになります。軽く指をおいてしわを予防するのがポイントです。
目元のしわを改善する表情筋トレーニングを覚えたら、次にお話しするマッサージにもチャレンジしてみましょう。目元のしわをより効果的に改善してくれますよ。
6.たるんだ頭皮を引き上げて目元のしわを改善する
目尻、上まぶた、目の下。気になる目元のしわは、目元のたるみも大きな要因のひとつになっています。
こうしたたるみ、実は頭皮たるみが原因となっている場合があるのをご存知でしょうか。
顔のたるみはケアしても、頭皮のたるみを放置していませんでしたか?思い切って頭皮たるみを解消することが、目元のしわ改善にもつながりますよ。
6-1.頭皮たるみが目元のしわを作る理由
私たちは、顔の皮膚と頭皮と分けて考えますよね。でも頭皮というのは顔から頭へ1枚でつながっている皮膚です。頭皮がたるんでしまえば、当然顔の方へ下がってきますから、頭皮が落ちてくると顔にもたるみができてしまうわけです。
さらに頭皮は、「表皮」「真皮」「皮下組織」という層から成っています。これは顔の皮膚と同じ構造。
つまり顔のたるみと同じように、乾燥・紫外線・間違ったケア・加齢などによってたるみができる部分だということ。本来はお顔と同じように、大切にケアをしてあげるべき皮膚なのです。
頭皮がたるむ
↓
額から目元がたるむ
↓
目元にしわができる
こんな風に、油断していると頭皮たるみは目元のしわにもつながってしまいます。
紫外線対策をしたり、正しくシャンプーをしてたるみを予防しましょう。
頭皮のたるみについては、こちらの記事でも詳しくご紹介していますので、よかったら参考にして下さいね。
ここでは、頭皮たるみを改善する特別なマッサージをご紹介していきます。
6-2.頭皮のたるみを改善するマッサージ
これからご紹介するマッサージは、下がって来た皮膚を頭皮に戻して顔のたるみを改善していくために私が考案した「加藤式フェイスリフトマッサージ」です。顔のたるみをどんどん頭皮へ返していきます。
頭皮に顔のたるみを戻すと、髪の毛の中でドレープ状に皮膚がたまります。これは血行が良くなってくると弾力を増して引き締まってきますので、顔のたるみも自然に改善していきます。
目元まで押し寄せてきた頭皮の重みを戻して、目元のしわの改善を目指しましょう。
加藤式フェイスリフトマッサージ
頭皮は強い刺激を与えるとのびてしまいやすいですから、必ず優しくマッサージして下さいね。
①【こめかみの引き上げ】
・両手を使ってこめかみを斜め上に引き上げ、若返った顔を確認する。
・こめかみから頭皮をもみあげるようにして、皮膚を移動し、後頭部までもっていく。
・後頭部にもっていった余分な皮膚を、両手で揉みほぐす。
②【額の引き上げ】
・額と髪の毛の生え際に両手をあてて上に引っ張り、おでこのしわをのばす。
・その状態を保ったまま、こめかみの引き上げと同じようにして後頭部に余分な皮膚を移動する。
・後頭部で皮膚を揉み込むように、マッサージ。
③【顔側面の引き上げ】
・両手で顔を挟むようにして、耳の上あたりに当てる。
・そのまま水平に移動させるようにして、余分な皮膚を後頭部に移動する。
・後頭部で皮膚を揉み込むように、マッサージ。
④【えり足の引き上げ】
・両手の4本の指(親指以外)を、えり足にあてる。
・そのまま、首の後ろのたるみを引き上げるようにして、後頭部まで揉みながら皮膚を移動させる。
・後頭部で皮膚を揉み込むように、マッサージ。
⑤【頬下からの引き上げ】
・両手を使って、片方の頬下から脂肪と皮膚をすこしずつ引き上げるように、手を交互に動かしながらこめかみまで移動する。
・そこから1と同じようにこみかみを引き上げる。
・反対がわも同様にする。
加藤式フェイスリフトマッサージを実践する上での注意点
「加藤式フェイスリフトマッサージ」は顔全体を引き上げる効果が高いマッサージです。皮膚への刺激が強いマッサージになるので、下記の注意点を必ず守りましょう。
・皮膚だけを無理に引っ張らない
・頭蓋骨から上の組織全体を引き上げるように、出来るだけ力を入れないで行う
・毎日行わないで、一週間に2回~3回まで
・回数はそれぞれ1回につき、2回まで
・夜のシャンプー後など、頭皮が清潔な状態で行う
正しく行えばもちろん、目元のしわだけではなく顔全体のリフトアップができます。注意点を守りながら、しわ、たるみのない若見え肌を目指して下さいね。
7.まとめ
目元のしわが気になって、笑顔に自信が持てないという女性のお話をよく聞きます。でもひとつだけ覚えていて下さい。笑顔は女性の魅力を最大限に引き出してくれる、あなたの宝物なのです。
もちろん笑顔でできるしわも、心からの笑みであれば人に悪い印象を与えるものではないんですよ。それでもやはり女性ですから、しわが気になってしまうのも仕方がありません。
自信を取り戻したいな、と思ったら、メソッドに取り組んでみて下さいね。あなたの魅力いっぱいの笑顔を、心から応援しています。
なお、しわに良い化粧品をお探しの方は、『 目元のしわに効く化粧品の人気ランキング!優秀コスメの口コミ評価 』を参考になさってください。
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