↑「ほうれい線」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
ほうれい線には、見た目が老けて見えるものと老けてみえないものがあります。口横の溝がすべて「見た目が老けたほうれい線」だと勘違いしている人がいますが、実は口横には溝があって当たり前なのです。
私は長年、ほうれい線に悩む方に対して、顔ダンスのレッスンを行っていますが、口横の溝や線がすべて老け感を感じるものだと思い、悩んでいる方が多いのには驚かされます。見た目で老けてみられるのは絶対避けたい!と女性なら誰しも思うことなので、その気持ちはよく分かります。
まずは自分のほうれい線が老けて見えるかどうかをしっかりと見極めること。例え、老けて見えるほうれい線だとしても、3つの簡単なケアで自分で消すことができるので大丈夫!
老けて見えないほうれい線でも、これからも見た目を若く保つためにはやっておいた方がいいことがあります。まずは自分のほうれい線が見た目に老けたものかどうか、しっかりと調べてみましょう。
この記事を読むと、自分の顔のほうれい線を的確に判断でき無駄に悩むことがなくなります。そしてこれから自分がやるべきことがはっきりと分かるようになります。その結果、いつまでも見た目に若々しい顔を維持できるようになるので、ぜひ参考になさってください。
目次
1.ほうれい線を見た目の老け感で見極める
ほうれい線には老け感のあるものとないものがあります。口の横にほうれい線のような溝があっても、老けて見えるとは限らないのです。まずは鏡でご自身の顔をしっかりと見ましょう。
元々、顔の骨格によって口元に溝ができやすい人がいます。ですがこの場合、老け感のあるほうれい線でなければ、周りの人から老けて見られることはないんです。これからご紹介する方法であなたのほうれい線が老けて見えるものか、見えないものかをチェックしてみて下さい。
もし老け感のないものだったら、堂々と自信を持って大丈夫!合わせてほうれい線の改善方法もご紹介していきますので、老け感のあるほうれい線の方もどんどん改善していきましょう。
1-2.自分のほうれい線を見た目で判断する
それでは、これから気になる「ほうれい線」を見てみましょう。鏡ではあなたのほうれい線はどんな感じになっていますか?
・・・鏡でほうれい線をしっかりとみてください・・・・
鏡を見て頂きましたら、すぐ下の画像を見てください。
この画像の口横の溝は、見た目が老けていることはすぐ分かりますね。なぜこの女性のほうれい線は老けて見えるのだと思いますか?
1-3.顔のたるみがある場合、口横のシワが老けて見える
上の写真の女性が老けて見えるのは、単にほうれい線があるからではありませんよね。実は顔にたるみがあることが、老けて見える原因です。たるみが顔にあるかどうか?で、ほうれい線に老け感があるかどうかが決まるのです。
特に頬がたるんで下がってしまうことで、頬の重さで口の横に折り目が付きやすくなってしまうのです。
顔のたるみで頬が下がると・・・・・
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鼻から口にかけて、折れ目ができてしまう
笑顔を作った時に口の横に溝が出来るのは骨格の構造上、ごく普通のことです。何も問題はありません。骨格によって折れ目ができやすい人がいるため、「ほうれい線があって老けて見えるかも?」と気にしすぎてしまうケースがあるようです。
ですが、たるみで折れ目が出来ているほうれい線は、老け感のあるほうれい線です。形状が先程ご紹介した女性の画像に近い場合は、顔がたるんでいる可能性が高いです。
鏡でチェックしてみた結果、あなたのほうれい線はたるみによるものでしたか?もし老けて見えるほうれい線とわかった場合でも、顔のたるみは簡単な方法で改善することができるので心配しすぎないで下さいね。
次にセルフケアで顔のたるみを改善する方法をご紹介していきます。
2.見た目が若返るほうれい線の3つのセルフケア
老け感のあるほうれい線も自分で改善できる!
さて、先ほど、顔にたるみがあるほうれい線(口横の溝やシワ)は老けて見えると説明しました。それでは、これから、ほうれい線を改善し、見た目が若々しい顔になるための3つのセルフケア法について解説いたします。
顔のたるみを改善するために、
・顔の上半分を引き上げる
・顔の下半分を引き上げる
・口角力を磨く
この3つを行います。引き上げるといっても、切るフェイスリフトではありません。自分で出来る簡単な方法です。それはまず第一に、顔の上側と下側の表情筋を鍛えること。それから、口角を上向きにすることです。
ほうれい線は口角が下がると目立つので、日常生活で口角を上げる習慣をつくっていきます。この3つのセルフケアができれば、ほうれい線が改善し見た目がぐっと若返るようになります。
2-1.表情筋を鍛えて顔全体をリフトアップする
顔の筋肉は「皮筋」といわれる特殊なもので、口を開けたりまぶたを閉じたりするために、筋肉のはしっこが皮膚に密着しています。つまり、皮膚が筋肉とつながっているんですね。そうして表情を変化させることができるので、こうした顔の筋肉は「表情筋」と呼ばれています。
皮膚につながっているため、顔の筋肉、表情筋が加齢により衰えてゆるんでしまうと皮膚も一緒に下垂し顔全体がたるみます。その結果、口と頬との境目にほうれい線の溝ができてしまうのです。
表情筋
表情筋は約30種類あります。これらの表情筋は日常生活であまり大きく動かす機会が少なく、衰えやすくもある筋肉です。そのため、頬や口元がたるんでほうれい線ができてしまうのですが、その中でも特に顔のたるみに関係する筋肉をしっかりと引き上げることで、ほうれい線は改善できます。
表情筋を引き上げると、くっついている皮膚も一緒に上がるからです。表情筋トレーニングは、顔のたるみを皮膚ごとリフトアップさせて改善するトレーニングでもあるというわけです。
ほうれい線に関係があるのは、主に唇や頬を持ち上げている大頬骨筋(だいきょうこつきん)や小頬骨筋(しょうきょうこつきん)、それから口周りのハリを作っている口輪筋です。これらの筋肉を中心にトレーニングしていくことで、ほうれい線まわりのたるみがぐっとリフトアップしますよ。
大頬骨筋(だいきょうこつきん)
小頬骨筋(しょうきょうこつきん)
口輪筋(こうりんきん)
顔は範囲が広いので、上半分と下半分に分けて引き上げてほうれい線を改善していきましょう。見た目にぐっと若返ります。
顔の上半分をリフトアップしてほうれい線を消す方法
1、軽く口をとがらせます。
2、上はぐきをむき出すようにしながら頬の上部にぐっと力を入れます。頬の上側を引き上げている表情筋をしっかりと意識して下さいね。
●時間・・・頬上げ1分間 → 鼻の下のばし5秒間 慣れたら頬が疲れるまでやると効果的
●トレーニングのコツ・・・頬は真上に向かって上げます。
注意点としては、口を横に広げて頬を上げないように。目の下に頬をくっつけるイメージでやるとうまくいきます。
顔の下半分をリフトアップしてほうれい線を消す方法
1、口角を限界まで片方に寄せる。5秒キープ
2、反対も同様に。口角を限界まで片方に寄せる。5秒キープ
回数・・・2セット 1日1回
●トレーニングのコツ・・・あごの骨のラインがしっかり出るまで、口を横に移動します。
2-2.口角力を磨く
日本人が普段会話に使う日本語は、口角をほとんど使わずに発声できる言語だといわれています。
試しに「あいうえお」と軽く言ってみてください。その後、同じように軽く「ABCDEFG」と言ってみてください。
口角の感じがどう違いますか?「あいうえお」に比べて「ABCDEFG」は、無意識に口角に力が入ってしまいますね。英語の発音は口角を引き締めないと難しいからです。
英語を母国語としている外国人に比べて、日本人は顔がたるみやすいといわれています。口角を緩めた状態を長く続けていると表情筋が下がりやすいからです。皮膚の厚さや表情筋の厚みの違いもありますが、自分の感情を表現する手段である言語の特徴により、このような差があるのですね。
とはいえ、日常使っている言葉はどうしようもないので、せめて日頃から口角力をつけていくと、口の周りの筋肉が鍛えられ、ほうれい線の溝が出来にくくなります。なぜなら、口の横の組織が筋肉の厚みで固くなるからです。固くなれば当然、溝のような線が付きにくくなりますね。
口角力を磨く方法
口角力を磨く方法は簡単!いつでもどこでも口の横に力を入れて、キュッと引き締めておくこと。その口を保って生活します。PCやスマホを操作しているとき、電車に乗っているときも。口角を決してゆるめないように頑張ります。
この状態でいつでもどこでも。話をしていないとき、真顔でいるとき、自宅にいるとき、本を読んでいるとき。ずっとずっと口角を引き締めておきます。ぐっと口角を上げるようなイメージで。微笑んだ口元といえば分かりやすいですね。
最初は意識しないとできないので大変ですが、だんだんと無意識に口角を上がられるようになります。そうして口元にハリを作って、ほうれい線をはね返しましょう。
口角を上げた口元が楽にできるようになるまで3週間くらいかかる場合がありますが、その頃にはほうれい線に老け感がなくなってくるでしょう。
3.見た目で比較するほうれい線の老け感
1章で、自分のほうれい線が見た目老けて見えるかどうかをしっかりと見極めていただきました。それではこの章では、人の顔を見て、老けてみえるほうれい線なのか老けてみえないほうれい線かを判断する力をつけていきます。
なぜこんなことをするかというと、今後、加齢とともに変化していく自分の顔を冷静に見ることができるようにするためです。年齢は必ず重ねるので、自分の見た目が老けて見えるのか、まだ老けて見えないのかを自分で判断できた方が良いのです。そうすれば、老けて見え始めた時点で即座に対処できるようになります。
それでは、下記の画像のほうれい線で「見た目老けているかどうか?」を判断してみましょう。見分け方のヒントは、頬の「たるみ」です。
※ほうれい線以外の要素(目の周りのシワなど)が老け感の判断材料とならないように、目の周りを隠しています。
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さて、いかがですか?老けて見えるほうれい線と、老けて見えないほうれい線の区別がつきましたでしょうか。
老け感があるほうれい線=顔にたるみがあるのは、1、3、6、9、10 の画像です。口横に溝があっても老け感がない=顔にたるみがないのは、2、4、5、7、8 の画像です。
この違いが分かりますか?顔にたるみがある無しで、同じように見えるほうれい線(口横の溝やシワ)でも、見た目の印象がこれだけ変わるのです。この微妙な違いを知っておくと、すぐに老け感があるかないかを判断できるようになるので、自分の口横の溝が老けて見えるんじゃないかな!と慌てて勘違いしなくなりますね。
また、ほうれい線の深さそのものは、見た目の老け感に影響しません。溝が深くても老け感がある場合もあるし、溝が浅くても老け感がある場合もあります。ほうれい線がたるみが原因でできているかどうかが、見た目の老け感を判断する上で最大のポイントとなります。
4.見た目が老けていないほうれい線なら悩まなくてよい
こうしてみると、鼻から口にかけての線(溝)がすべて老けて見えるものではないことが良く分かります。女性は、とかく自分の顔には厳しいところがあります。鏡を必要以上に見すぎることも原因です。自分の顔にあるほうれい線が老けて見えないものだと分かったら、無駄に悩むのはやめて、あとは老けて見えるほうれい線にならないよう予防に努めましょう。
5.見た目が老けていないほうれい線でも予防は大切
さて、自分はそれほど老け感がないのだ、とわかって一安心しても、今後、老け感のあるものに移行することは十分考えられます。それは人は誰しも加齢で顔は必ずたるんでいくからです。
ですので、老け感が無くても、第2章でご紹介したトレーニングは週に3回くらいは予防的に行った方です。
・顔の上半分を引き上げる
・顔の下半分を引き上げる
・口角力を磨く
見た目に老け感があるほうれい線の場合は、上記のトレーニングを毎日実践してほうれい線を改善します。老け感のない場合で予防的にやる場合は、週に3回実践しましょう。いつまでも若々しい顔を維持できるでしょう。
6.まとめ
ほうれい線を見た目で判断して、正しく対処する方法についてお伝えしてまいりました。見た目が気になるのは女性なら誰しもありますよね。美しくいたい!という向上心があるからこそ、気になってしまうこともあるのです。ですがやみくもに悩んでしまわないために自分で正しく見極める目を持つことは必要です。
まずは、自分のほうれい線が老けて見えるものなのか、老けて見えないものなのか冷静に判断できる力を持ちましょう。そして正しい方法で対処するのです。たるみによって老けて見えるほうれい線も改善ができるものですから、もう安心ですよね。この記事を参考にして、これからも若い顔を保ってください。
なお、ほうれい線を改善するにはお肌のお手入れも重要です。『 ほうれい線に効く美容液で即効ケア|人気の上位5位ランキング 』では、ほうれい線のケアに良い美容液をご紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
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