↑「顔のシワ・たるみ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)
はっきり目立つシワは顔を老けて見せるので、すぐに改善したいものです。まずは自分でできるのは優秀クリームを使ったケア。美容医療よりも簡単です。
ただし、シワが深くなる前にお手入れを始めるのがコツ。目立つシワになる前の早めのケアがベストです。
大切なお手入れ品のクリームは、1~2か月は長持ちするもの。気になるシワに何を使うか?をしっかりと厳選することが大切ですね。
この記事では、シワを即効でケアできる実力派美容クリーム人気TOP5とシワ対応クリームを使用する上での注意点をお伝えします。ぜひ参考になさってください。
目次
1.シワは美容クリームでしっかりケアして改善する
朝晩のお手入れにクリームをうまく使えば、シワのケアが効果的にできます。なぜクリームがシワに効果的なのかは、シワができる原因やメカニズムを考えると良くわかります。
1-1.シワを作ってしまう主な原因
顔の印象を実年齢よりも老けさせてしまうシワは、どうしてできてしまうのでしょうか?顔のどこのシワかによって、シワができる原因は違うのですが、一般的に2つの大きな原因があるといわれています。
1つは、肌のたるみです。顔の表情筋の衰えで皮下脂肪が支えられなくなったり、表情のクセにより顔の筋肉の偏った緊張がシワをつくる原因になります。
2つ目は肌の乾燥です。外気による影響以外にも、紫外線や生活習慣によって蓄積された肌ダメージや老化によって肌は乾燥します。そこに表情筋のクセで皮膚の表面に細かなシワが形成されてしまい、それが次第に深くなることで、目立つシワになっていきます。
1-2.シワができるメカニズム
なぜ、大切な顔にシワができてしまうのでしょうか?これは肌の構造を詳しく見るとよくわかります。
上の画像の向かって左側は、まだシワができていない肌の断面(イラスト)です。対して右側はシワができた肌です。
人の皮膚は、表皮、真皮、皮下組織と上から順に並んでいます。シワに関係するのは、特に真皮層です。肌の弾力を司る真皮では、線維芽細胞(繊維芽細胞ともいう)が弾力のもととなる成分のコラーゲンやエラスチンなどを生み出しています。
しかし、線維芽細胞が加齢などで衰えると、コラーゲンやエラスチンを生み出せなくなり、また古いコラーゲンが固くなることで、弾力が減っていきます。
これにより、土台が崩れてしまい、表情癖で肌にはシワが刻まれやすくなるのです。
コラーゲンとエラスチンの隙間を満たしているのは「ヒアルロン酸」です。ヒアルロン酸も線維芽細胞が生み出しています。
また、表皮では肌の水分が逃げないように肌のバリアを作っていますが、乾燥肌になるとバリアが壊れ、水分を保てなくなり、シワができやすくなります。
1-3.シワを改善できるケアとは
線維芽細胞の衰えでシワができることを説明しました。ではなぜ線維芽細胞が衰えるのかといえば、やはり「老化」です。
さらにシワには活性酸素が影響しています。活性酸素は老化だけではなく、紫外線を浴びすぎたり、ストレス、喫煙によっても発生してしまいます。活性酸素が線維芽細胞を容易に攻撃してしまうのですね。
このようなシワを改善するには、紫外線に当たらない、乾燥させないなど自分でできることを実践しつつ、減ってしまった美肌成分を補ってあげること。そのためにクリームでのケアがとても有効になります。
シワ対応のクリームは各メーカーで沢山出ています。その中でも特におすすめのクリームをランキング形式でご紹介してまいります。
2.シワにおすすめの美容クリームランキング
それでは、シワのケアにおすすめのクリームTOP5をご紹介します。
2-1.第1位:セリフ プレミアムエナジークリーム
●人気の秘密~合成界面活性剤・合成ポリマー無配合なのに高保湿
セリフは、合成界面活性剤、合成ポリマー、パラベンなど、肌に負担となる可能性のある成分を一切排除した無添加コスメシリーズです。「セリフ プレミアムエナジークリーム」には、セリフスキンケアラインの中でも特に、「センチぺタクンニンガミーエキス」が高配合されています。
シワのケアによいおススメポイント
「センチぺタクンニンガミー」は、もともとオーストラリア原住民の間で皮膚の治療などに使われていたハーブで肌の修復能力にすぐれています。ほうれい線の周辺の皮膚をトリーメントしてふっくらさせる効果があります。
そのほか、アスタキサンチン、AC-11が肌にハリと弾力を与え、ヒト型セラミドが自ら潤う肌へ導き、乾燥を防ぎます。シアバター、アルガンオイル、マカデミアナッツオイル、ホホバ種子オイル、アーモンドオイルがお肌にシルクのようなツヤを与えます。天然のラべンダーとノバラのほのかな香りです。
セリフ プレミアムエナジークリーム
30g 10,152円(税込)
2-2.第2位:アヤナス クリーム コンセントレート
●人気の秘密~独自の処方で繊維芽細胞を活性化
POLAとORBISグループが提供する敏感肌のための特許技術を駆使したディセンシア。その、プレミアムエイジングケアラインがアヤナスです。特許技術のヴァイタサイクルヴェールという膜が肌の表面で角層に代わって、外的刺激から肌を守ってくれます。
シワのケアによいおススメポイント
「アヤナス クリーム コンセントレート」のポイントは、なんといっても保湿力と浸透力。セラミドの4倍もの浸透力を誇る高浸透保湿成分、セラミドナノスフィアが乾いたお肌を徹底的に保湿してくれます。合成香料不使用で無着色。敏感肌に悩みを抱えていた人にも嬉しい処方です。
アヤナス クリーム コンセントレート
30g 5,940円(税込)
2-3.第3位:ヒフミド エッセンスクリーム
●人気の秘密~3種のヒト型セラミドが潤いをチャージ
小林製薬が提供しているこちらも敏感肌の人に嬉しい処方のヒフミド。製品名にかけてある通りセラミドに特徴があり、人間の肌の中に存在しているセラミドの型と同じ構造をしているヒト型セラミドが3種類も配合されています。
シワのケアによいおススメポイント
この3種類のセラミドですがそれぞれ、肌のなめらかさと柔軟性、バリア機能、保湿力に長けていて、角質層に自然に浸透し、肌のバリア機能を高めながら潤いを補給してくれる働きがあります。そんなヒト型セラミドが4%も高濃度配合されているのも他商品にはない魅力です。
ヒフミド エッセンスクリーム
40g 6,480円(税込)
2-4.第4位:アスタリフト ジェリーアクアリスタ
●人気の秘密~美容成分を独自のナノ技術で肌に届ける
カメラのフイルムで有名な富士フイルムが提供している化粧品ブランドがアスタリフト。写真技術からヒントを得た技術を駆使しており、紫外線などのダメージからの劣化を防いで、肌のハリをコントロールします。
シワのケアによいおススメポイント
ハリのある肌へと導く美容成分であるアスタキサンチンとリコピンがメイン成分です。加えてヒト型のセラミドも配合されており、全ての成分をナノ化して肌のすみずみに届けます。
アスタリフト ジェリーアクアリスタ
40g 9,720円(税込)
2-5.第5位:SK-Ⅱ R.N.Aパワーラディカルニューエイジ
●人気の秘密~エイジングケアに定評あり
某コスメ口コミサイトでも1位を取っている、日本を代表するエイジングケア化粧品のひとつであるSK-Ⅱのエイジングケアクリーム。ヒアルロン酸やコラーゲンが入っているのではなく、酵母が発酵する時にできるピテラという特殊な液体がメインです。
シワのケアによいおススメポイント
ビタミンやアミノ酸、ミネラルに有機酸を多く含むピテラには、肌に元々存在する自然の保湿成分(NMF)と同じ保湿成分が豊富に含まれることが分かっており、ふっくらとしてキメ細かいなめらかな肌を目指すことができます。
SK-Ⅱ R.N.Aパワーラディカルニューエイジ
50g 12,420円(税込)
3.合成界面活性剤不使用のクリームはシワをできにくくする
先ほどシワができてしまう大きな原因に「乾燥肌」があることをお伝えしました。毎日ちゃんとお手入れしているのにかかわらず、どうして肌が乾燥してしまうのか?と悩んでいる方も多いと思います。特にひどいは目尻に限らず顔中にシワをできやすくしてしまいます。
実は、日ごろ何気なく使っている化粧品が、乾燥肌の原因になっていることをご存知でしょうか?化粧品に配合されている成分で、乾燥肌を引き起こす可能性がある成分が「合成界面活性剤」です。
極度の乾燥肌で、洗顔したあとすぐに何か付けないと肌がピリピリして痛いほどの人が、合成界面活性剤を配合していない化粧品に変えたとたんに、驚くほど、乾燥肌が改善し、肌に潤いが戻った例を今までたくさん見てきました。
では、合成界面活性剤とはなんなのか?またどうして合成界面活性剤が乾燥肌を招いてしまうのかについて詳しくお伝えします。
3-1.合成界面活性剤配合のクリームがシワをできやすくする理由
合成界面活性剤の「界面活性」とは界面(物質の境の面のこと)の性質を変化させることです。合成界面活性剤には乳化作用があるので、化粧品に使う場合は、水と油を混ぜ合わせたり、汚れを肌からひきはがしたりするために配合されます。しかし、この乳化作用がバリアの機能を担っている角質層の細胞間脂質や皮脂膜を溶かしてしまうのです。
こちらの図を見てください。
角質層の細胞間脂質や皮脂膜を溶かされた肌は、肌内部の水分が容易に外に逃げていく上に、紫外線の肌の奥への侵入を許してしまいます。角質層が乾燥してシワが出来やすくなるだけでなく、生活紫外線による真皮の破壊を招き、肌弾力が減少するで、シワが折り込まれやすい肌状態になっていきます。
このように、合成界面活性剤が入った化粧品を繰り返し使用することで、肌バリアが壊され、乾燥しやすい肌になり、紫外線にも弱くなる、すなわち、シワができやすい肌になってしまうのです。
肌バリアを壊さない手入れでシワを防ぐ
皮膚には、肌の水分を保ち、外部環境から肌を守る力があります。それが皮膚のバリア機能です。皮膚の一番上の角質層は保湿性に富んでおり、正常な状態では15~20%の水分を含んでいます。
角質細胞の中にあるNMF(天然保湿因子)と、角質細胞同士のすき間を満たしている角質細胞間脂質がしっかりと保湿の役目をはたしています。細胞間脂質は、脂質の層と水分子の層が、交互に何層も重なりあう「ラメラ構造」を形成しています。また、汗と皮脂で出来る天然の保護クリームである皮脂膜も肌の潤いを保ちます。
これらの機能が正常に働いていれば、肌は乾燥することはありません。シワができにくい肌にするために、肌バリアを強化するお手入れが重要です。
そのためにも、シワのケアのために使うクリームには、合成界面活性剤を一切配合していないものをおすすめします。
3-2.自力で潤う力を引き出すおススメ美容クリーム
それでは、合成界面活性剤が配合されていない化粧品はあるのでしょうか?市販の化粧品を調べればすぐに分かりますが、市販のほとんどの美容クリームには、合成界面活性剤が配合されています。水を油を混ぜ合わせてクリームをつくるためには、乳化剤である合成界面活性剤がどうしても必要になるからです。
では、どうやって自力で潤う力を引き出してくれる美容クリームを見つけたらよいのでしょうか?
先ほどご紹介したほうれい線に効く美容クリームベスト5の中でも「セリフ プレミアムエナジークリーム」には、合成界面活性剤が一切配合されていません。たるみ改善コンサルタントである私が、本当に肌に必要なものだけでつくった美容クリームです。
合成界面活性剤だけでなく、合成ポリマー、シリコン、パラベン、合成香料、着色料も完全無配合です。ほうれい線のケアをしながら肌が自ら美しくなろうとする力を最大限に引き出すお手入れを望む方には、最適の美容クリームといえます。
なぜ、Selif(セリフ)が無添加にも関わらず、肌を美しく育むのか?については、『 本物のハリを育む機能性無添加コスメ 』の記事を参考になさってください。
4.シワ専用クリームの効果を最大限に高める使い方とは
どれだけ自分にとってもっともよいクリームを手に入れても、使い方を間違ってしまってはせっかくのクリームの効果が半減してしまいます。シワケアクリームの効果を最大限に高めるにはどうしたら良いのでしょうか?
4-1.シワ改善の結果を焦らない
最も大切なのは、シワの改善の結果を焦らないことです。とかく早く結果を出そうとして数日使って効果がないと諦めがちになるものですが、肌にはターンオーバーというものがあります。
ターンオーバーとは表皮の基底層で肌が生まれて、角質として剥がれ落ちるまでのサイクルをいいます。20代半ばまでで約28日、50代になれば、56日かかると言われています。
よって、クリームを使ってすぐ翌日にはシワが伸びている!というのは難しいもの。やはり1か月はしっかりと継続してこそ、結果が見えてきます。
焦る気持ちは分かりますが、じっくりと1ヶ月以上、クリーム1個使い切るまで焦らず様子を見ることが大切です。化粧品ジプシーに陥らないためにも、厳しい目で見て購入したクリームとはしっかりと向き合うつもりで使いましょう。
上記でご紹介したクリームはどれも定評のあるものばかりです。もちろん肌には個人差がありますので、購入前に成分をしっかりと確かめることが大切です。
まとめ
シワを美容クリームでケアするコツは、ゆっくり気長に継続してお手入れをしていくことです。
現在あるシワは日々の生活の中で少しずつ失われる肌のハリや潤いが、じわじわ蓄積してできたものですので、年齢重ねる上である程度は避けては通れないものです。
しかし、気付いたのであればその日から肌は変わるはず。きちんとシワに向き合ったケアをしっかりしてあげましょう。
なお、顔のたるみでできるシワには表情筋トレーニングで肌の底上げをすることが有効です。『 顔のたるみを体操で解消!1日3分「ながら」でできる簡単メソッド』を併せて参考になさってください。
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