ツルツル美肌の習慣|たった7つ!知らない間に肌磨きする方法

↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)

「あなたは自分のすっぴんに自信がありますか?」…ドキッとする質問ですよね。アラサー(20代後半~30代前半)女性へのアンケートで、上の質問に対して「はい」と答えた人はわずか3割。しかも30代に入ると、「はい」と答えた人はなんとゼロというトホホな結果になったそうです。

対して、「女性の第一印象で好感を抱くポイントとなるのは?」と200名の男性にアンケートしたところ、なんと55%もの男性が、「肌がきれいなこと」と答えたのです。

婚活中の女性も、パートナーのいる女性も、年齢とともに自信のなくなっていく肌を少しでも美しく保つ習慣を持つことが、どうやら絶対に必要なようですね!

しかし、美肌のためとはいえ、わざわざ何かをしよう!と思うと面倒で続きませんが、歯磨きのように美肌の習慣を身に着けることができれば、知らず知らずの間に美肌をゲットできるのです。

この記事では、美肌をつくる7つの習慣について詳しくお伝えします。どれも簡単なことばかりですので、ぜひ実践してみてください。

1.美肌は毎日の何気ない習慣で得ることができる

老けてみえないほうれい線の画像

生まれつきの顔立ちやスタイルは変えられませんが、男性はそれよりも肌のきれいな女性に惹かれると思うと、なんだか希望も見えてきませんか?

とはいえ、大人の女性は、仕事はもちろん友人付き合い、スキルアップなどにも忙しく、スキンケアに使える時間は限られています。

でも大丈夫!新しく何かをする時間を取らなくても、毎日の生活にちょっとした工夫をしたり、心がけたりすることを習慣化することで美肌は手に入れることができるんです。

2.美肌になる習慣7選

今回は、時間やお金をかけなくても、毎日の積み重ねで、気づけば美肌をGETできてしまう7つの習慣をご紹介します!

2-1.シャンプーしながら頭皮マッサージ

頭皮マッサージをする女性の画像
シャンプーのついでに頭皮マッサージを心がけて

シャンプー時に、なんとなく洗うのではなく、頭皮のマッサージをしながら洗いましょう。

肌を美しくしたいのに、頭皮?と思われるかもしれませんが、顔のお肌と頭皮は一枚の皮膚としてつながっています。頭皮が生き生きとしていれば、フェイスラインも引き上げられ、マイナス5歳も夢ではないかも。

しかも、顔を強くこすったり刺激することはシワなどの原因になりご法度ですが、頭皮はある程度しっかりと動かしても大丈夫。毎日の美肌習慣として取り入れない手はありません。

ポイントは、あらかじめぬるま湯でよく髪を予洗いしておくことと、頭蓋骨に貼りついた頭皮を動かす感覚で、ゆっくりと指の腹で動かすこと。時間は2分程度で十分効果的です。

2-2.クレンジング剤をピーリング効果のあるものに変えてみる

ピーリングをする女性の画像
角質ケアを習慣化する

肌表面の古くなった細胞(角質)がはがれ落ち、下から新しい細胞が表れ出てくることを、「ターンオーバー」といいます。30代以降は、ほとんどの人が、このターンオーバーのサイクルが20代までと比べて遅くなりがち。

肌にいつまでも残っている古い角質をそのままにしておくと、くすみやゴワゴワ・かさつきの原因となったり、メイクの乗りが悪くなったりしてしまいます。この古い角質を除去することを「ピーリング」といいます。

もちろん美容外科やエステでも施術できますが、クレンジング剤をゆるやかなピーリング効果のあるものに変えることで、余分な時間や手間をかけずに、透明感のある肌を保つことが期待できるんです。

お肌が弱い方は週1~2回程度でも大丈夫。厚くなった角質のケアを心がけてみましょう。

2-3.ベッドに入って23時間は熟睡できる環境を

熟睡する女性の画像
入眠直後の3時間が大切!

新しい肌がもっとも活発に作られるのは、夜、眠っている間です。

眠り始めて90分ほどたつと、脳下垂体(のうかすいたい)から「成長ホルモン」が分泌され始め、それが皮膚細胞の新陳代謝を促してくれるのですが、これは、ぐっすりと熟睡している時ほどよく分泌されることが分かっています。

それも、眠りについて最初の3時間の間に、もっとも成長ホルモンの量が多くなるので、特にベッドに入ってからの3時間は熟睡できるよう、テレビや照明を消したり、スマホはマナーモードにしておくなど、眠りが妨げられないようにしておきましょう。

2-4.UVケア、頬骨の上は2回塗る

日焼け止めのイメージ画像
頬骨の上は日焼け止めを2度塗りしておく

年間を通じてUVケアをするのはいまや常識。夏だけしか紫外線対策をしていないという人はいないと思いますが、塗り方にもコツがあるのをご存知ですか?

顔全体にムラなく日焼け止めを塗ったら、特に紫外線にさらされる度合いの大きい頬骨の上部には、もう一度重ねて塗りましょう。特に頬上部の頬骨あたりは、日に当たりやすい上、人目にも目立つ場所。この部分の肌が綺麗だと肌全体も綺麗に見えるのです。

UVケアをしているのに、どうしてもシミ・ソバカスが気になる人は、このひと手間でずいぶん予防できることがあります。

2-5.靴下で冷えを撃退

靴下を履く女性の画像
足を温める冷え取り靴下を活用

秋冬はもちろん、夏場でもエアコンなどで足元が冷えると、血行が悪くなりがちです。血流が滞ると、肌細胞に新鮮な酸素や栄養が届きにくくなるばかりか、老廃物も排出されず、くすみや吹き出物の原因となってしまいます。

ゆっくりと半身浴でデトックスも良いのですが、なかなか長時間お風呂に入っていることは難しいのが大人の女性。

靴下を重ね履きする「冷え取り」を試してみるのもいい方法です。素材や指の数などに色々決まりがあって難しそうですが、今はセットになったものがたくさんあり、手軽に取り入れられます。

2-6.イメージするだけでも美肌に近づく!

美肌をイメージする女性の画像
美肌になったイメージをもつ

毎日のスキンケアで、化粧水や美容液などを肌に乗せるとき、なんとなくルーティンで行っていませんか?手のひらでやさしく肌をおさえて、赤ちゃんのような、うるおってキメのととのったすべすべのお肌をイメージしながら行ってみてください。

そんなことで変わるの?と思われるかもしれませんが、イメージすることによる潜在意識への影響力はあなどれません。同じスキンケアの手順でも、無意識に繰り返すのと、毎日きれいな肌を思い浮かべながらするのでは、1か月後、大きな差が出ていても不思議ではありませんよ。

2-7.「一口目は50回噛む」ことで、デトックス効果をUP

食事をする女性の画像
よく噛むことを心がける

あなたは食事の時、一口で何回くらい噛んでいますか?理想は30回以上とされていますが、統計では、現代の日本人が一回に噛む回数は1020回程度だと言われています。

よく噛まずに飲みこむと、それらを分解するため胃で「消化酵素」がたくさん必要になります。すると相対的に、「代謝酵素」の分泌が減ってしまい、肌をはじめとする細胞の新陳代謝が鈍り、お肌のハリやみずみずしさが失われてしまいます。

よく噛むことで、唾液がたくさん分泌され、胃に届くまでに食べたものがよく分解されていると、胃で余分な消化酵素が使われるのを防ぐことができるので、新陳代謝が十分に行われるわけですね。

また、噛む動きは顔の筋肉も鍛えてくれるので、お肌のたるみを改善し、ほうれい線やフェイスラインを引き上げてくれる効果も期待できます。

3.30代からの肌、減ってしまう3つのものとは?

肌が乾燥する女性のイメージ画像

20代までと、30代からの肌では何が違うのでしょうか?実は、次の3つのものが減ってくることで、今までとは違ったケアが必要になるのです。

3-1 「水分量」が減る!

生まれたばかりの赤ちゃんの肌水分量はじつに80%もあります。それが20代では65%、30代では、個人差もありますが、40%台というのが普通だともいわれています。

3-2 「皮脂量」が減る!

10代の頃は、皮脂というとニキビやテカリの原因になり、悪者と思われがちですよね。でも、年齢を重ねるにつれ、皮脂は、肌表面を保護して水分の蒸発を防ぎ、うるおいを保ってくれる大切な存在に変化します。

しかし、その皮脂も年々分泌量は減少し、40代では20代の約半分になると言われています。

3-3 「女性ホルモン」も減る!

女性ホルモンは、東洋医学では、35歳前後から減り始めるといわれています。更年期にはまだ早い30代ですが、美容の面からは、女性ホルモンの減少をうけて、肌のハリやつやが失われたり、キメが乱れてくることがあります。

3-4 30代には30代のケアを

このように、水分・皮脂・女性ホルモンなどが減ってくる大人の女性の肌には、それに合わせたケアが必要。具体的には、保湿を十分にすることはもちろん、皮脂のかわりとなる上質なオイルを利用して肌にベールを作ることや、ビタミンC誘導体配合のスキンケアも有効といわれています。

4.芸能人・モデルの美肌習慣

テレビタレントのイメージ画像

肌が美しいのは当然と思われる芸能人やモデルの女性。ですが、売れっ子になるほどスケジュールはハードで、睡眠不足や不規則な生活となり、ロケ弁当などで栄養も偏ってしまうはず。

それでも美肌を保っていられる彼女たちは、日頃、どんなことを心がけているのでしょうか。

4-1.綾瀬はるかさんの美肌習慣

透き通るような白肌は芸能界随一の綾瀬はるかさん。化粧品のCMに出演しているのも納得ですね。

綾瀬はるかさんは、朝は洗顔料を使わず、水だけで洗顔したり、化粧水は1回だけでなく、何度も重ねてたっぷりと使っているそうです。保湿を重視されているようですね。

4-2.マギーさんの美肌習慣

モデル・タレントとしてひっぱりだこのマギーさん。忙しくても、インナービューティーにはかなりこだわっているようです。

自家製のスムージーを飲んだり、食事も野菜から食べ始める、炭水化物は控えるか、できるだけ精白されていないものを選ぶなど、特別難しいことではないですが、常に意識して実行することで、あの美しさを保っているのでしょうね。

5.「抗酸化」も意識して

美肌のための抗酸化イメージ画像

「活性酸素(フリーラジカル)」は、どんな人でも、体内で日々発生しています。原因は、紫外線・たばこやアルコール・大気汚染・偏った食生活・ストレスなど様々ですが、できてしまった活性酸素を取り除く「抗酸化」力も、年齢とともに低下してきてしまうのです。

そうなると体は「錆びた」状態。シミやしわができやすく、治りにくくなってしまいます。予防するには、活性酸素のもととなる要因をできるだけ遠ざけると同時に、抗酸化力の高い食べ物も効果的。

ビタミンの豊富な野菜・果物全般に加え、ミネラル豊富な貝類や青魚、ごまやナッツなど、毎日いろいろな抗酸化食材を取り入れていきましょう。

6.美肌ホルモン「エストロゲン」を増やす裏ワザ!

ときめきのイメージ画像

女性ホルモンの「エストロゲン」は、別名「美人ホルモン」とも呼ばれ、肌のハリとつやの元となる「コラーゲン」の産生を促したり、肌のキメを整えてくれる働きがありますが、30代に入ると徐々に分泌量が減ってくるのはさきほどご紹介した通りです。

でも、実は、サプリメントや医療などに頼らず分泌量を増やす裏ワザがあるんです!

それは「ときめき」を感じること。恋をすることが一番ですが、そうでなくても、すてきな恋愛映画を観たり、アイドルやスポーツ選手を応援したりすることでもOKなんです。

7.化粧品の成分に気を配る習慣を身につける

化粧品のイメージ画像

お肌のお手入れに化粧品は欠かせないもの。肌には自然治癒力があるので、その力を邪魔しないお手入れが大切です。日々お肌に与える化粧品の成分を気遣いましょう。防腐剤などの添加物は肌の力を弱くしてしまいます。

化粧品は必要最低限の保湿をすればOK!少ないアイテムで肌をいたわるのです。

クレンジング、洗顔石鹸、化粧水、美容液、クリーム、これらを肌の状態によって使い分けます。基本的に乳液(ミルク)は水と油を混ぜるために合成界面活性剤を使用していることが多いのでおすすめできません。

また美容液も合成ポリマー(シリコン)でとろみを出しているものは、毛穴を詰まらせる可能性があります。合成ポリマーはビニールと同じ成分と考えてよいでしょう。

7-1.美肌のために「合成界面活性剤」と「合成ポリマー」を肌に与えない!

美肌習慣を手に入れるなら、合成界面活性剤と合成ポリマー、合成防腐剤は最低でもお肌に与えないよう気を付けます。毎日のお肌のお手入れの習慣にこれらが含まれていると、年齢重ねるごとに乾燥肌に移行しやすくなります。なぜならこれらの成分が肌のバリアを壊し、肌の水分を自力で保てなくなるからです。

美肌のためのお手入れは、自分自身で潤える肌作りを目指すべき。食べ物も口に入れるものにこだわるのと同じ、お肌のお手入れに使う化粧品の成分を必ずチェックする習慣を身につけましょう。

残念なことに、合成界面活性剤や合成ポリマーは、市販の化粧品には多く配合されているのが現状です。また、化粧品の箱などに記載されている成分表はあくまで成分なので、合成界面活性剤との表記はありません。ですので一見見ただけでば分からないのです。

使っている化粧品の成分に合成界面活性剤や合成ポリマーが配合されているかどうかを調べる方法はこちらで詳しく説明しています。これらの成分がなぜ美肌の邪魔になるかも詳しく解説していますので、ぜひ参考になさってください。

8.まとめ

美肌につながる毎日の習慣、今日からすぐ始められて、長い時間を割いたり、お金をかけなくてもできることばかりを厳選してご紹介しましたが、いかがでしたか?

美肌は一日にしてならず、ですが、努力すれば必ず結果として表れる部分でもあります。毎日の習慣の積み重ねで、あなたも「すっぴんに自信あり!」といえるような美肌を手に入れましょう!

なお、「美肌になる食事法」というものがあります。これも大切な習慣の一つです。『 美肌になる食事法|体の中からイキイキ素肌になる!基本メソッド 』では美肌をつくる食事法について詳しく解説しています。ぜひ併せて参考になさってください。

 

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●筆者(加藤ひとみ)の実体験ブログ 整形なしで若返るブログ

ABOUTこの記事をかいた人

1962年10月5日生まれ たるみ改善コンサルタント
一般社団法人日本セルフリフティング協会 代表理事
ニックネームは「おきゃんママ」。 自身が老け顔に悩んだ経験をもとに考案した「たるみ改善!顔ダンス」は、「コワいほど顔が上がる!」と評判を呼ぶ。
著書に『たるみが消える!顔ダンス』、『【DVD付】顔ダンスで即たるみが上がる! 若返る!』(世界文化社)がある。メディア出演多数。