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目元のクマのせいで「疲れている?」と聞かれてしまう。そんな人は少なくありません。目元にクマがあると、どうしても疲れて見えますから、いくら明るく振る舞っても無理しているという印象を与えてしまいます。
できれば解消したいものですが、メイクでも上手く隠せないし、マッサージなどをやってみても効果があまり実感できなかったという人もいるのではないでしょうか。
実は目の下のクマには大きく3つのタイプがあり、そのタイプごとにクマを治す方法も異なります。目元のクマを解消するためには、自分のクマのタイプを見極めて、そのクマに合った対処方法を行うことが大切です。
この記事では、目元のクマのタイプをご紹介するとともにそれぞれのクマを治す方法をお伝えします。また本格的にクマを治したいという人のために、美顔器や美容医療によってクマを治す方法についてもご紹介していきます。
目元のクマは放っておくと濃くなってしまいますので、この機会に解消してスッキリ目元を実現しましょう。
↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)
目次
1.クマはタイプを色で見極めて治す
先ほど述べましたように、クマには大きく3つのタイプがあります。それぞれのクマのタイプは色で見極めることができ、クマのタイプによって原因は異なります。ですからクマを治すためには、まずは自分のクマがどのタイプなのか知ることが大切です。
1-1.間違ったケアではクマは解消しない
クマはタイプによって原因が異なりますから、自分の目元にできているクマのタイプに合ったケアをしないとクマを解消することはできません。
クマが解消しないだけならまだいいですが、間違ったケアはクマの悪化にもつながるので注意が必要です。特に目元は皮膚が薄いため、ダメージを受けやすい部位でもあります。
クマを解消するためには、それぞれのクマのタイプに合った正しいケアを行うことが欠かせません。
2.色別クマの原因
クマは色別に「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」の3つに分けられます。このようにクマの色が異なるのは、それぞれのクマの原因が異なるからです。
それぞれのクマの原因をご紹介していきます。
2-1.青クマ
鏡を見た時に目の下のクマが青っぽいようなら青クマの可能性が高いです。青クマの原因は、冷えや疲労、睡眠不足、ストレス、生活習慣の乱れなどによって目の周囲の血行が悪くなってしまうことによります。
血液の流れが滞るので、その部分の毛細血管が皮膚から青黒く透けて見えるようになってしまうことから、青クマはできます。皮膚から毛細血管が透けているだけなので、目の下の皮膚を引っ張ったらクマは目立たなくなります。
<青クマの判定法>
目の下の皮膚を軽く引っ張ってみましょう
↓
目の下の青い色が肌色に変わったら、あなたのクマは血行不良による「青クマ」です。
青クマを治す方法はこちら
2-2.茶クマ
茶クマは目の下に色素沈着が起きている状態です。この場合は、皮膚に色がついてしまっているので、皮膚を引っ張っても薄くはなりません。
目の下に色素沈着が起きる原因としては、紫外線や目の下の皮膚をこするなどの外的な刺激によってメラニンが過剰につくられることが考えられます。過剰につくられたメラニンが肌のターンオーバーによって排出できずに皮膚に留まって色素沈着を起こしてしまうのです。
<茶クマの判定法>
目の下の皮膚を軽く引っ張ってみましょう
↓
目の下の茶色が肌色に変化しない場合(茶色のまま)、あなたのクマは色素沈着による「茶クマ」です。
茶クマを治す方法はこちら
2-3.黒クマ
黒クマは目元がたるんで黒っぽい影ができることによるクマです。主に加齢によって目元の筋肉が衰えたり、目元のハリが失われたりすることによってできます。若い人でも、元々下まぶたの皮膚が薄い人や涙袋が大きい人、目元がむくみやすい人は黒クマができやすくなります。
<黒クマの判定法>
上を向いて、鏡を見ましょう。
↓
目の下の黒い色が肌色に変わったら、あなたのクマは目の下のたるみによる「黒クマ」です。
黒クマを治す方法はこちら
3.クマの色別~クマを治す方法
目元のクマに気づいたら、メイクで隠すだけでなくノーメイク時でもスッキリとした目元でいられるように、早めに対策を講じましょう。タイプ別にクマを治す方法をご紹介していきますので、クマでお悩みの方はお試しください。
3-1.青クマを治す方法
青クマの原因は血行不良ですから、目の周りの血行を良くしてあげることでクマを解消することができます。
蒸しタオルで青クマを治す
一番簡単な方法は、蒸しタオルを使って目元を温めることです。蒸しタオルは目の上にのせた時に気持ちいいと感じる程度の温度にして10分程度温めましょう。そうすることで、目元の血行が良くなって青クマを改善することができます。
蒸しタオルは濡らしたタオルを絞って電子レンジに入れて30秒~1分程度(電子レンジのワット数によって異なる)でできるので、ぜひ毎日の習慣にしてみてください。朝の洗顔をしたあと、お化粧をする前のタイミングがおすすめです。
蒸しタオルのあと、冷やしたタオルを当てるとさらに効果があります。氷水に浸したタオルでつくります。(冷蔵庫にしばらく入れても可)。時間があれば、蒸しタオル→冷たいタオル→蒸しタオル→冷たいタオルと2セット実施しましょう。
最初の蒸しタオルは10分、その後の冷たいタオルは、タオルが人肌になるまでです。2セット目の蒸しタオルは2分、冷たいタオルは2分でOK!時間が無い時は1セットのみで大丈夫です。
タオルをはずした後は、滞っていた血流が改善され、青クマの色が薄くなっているはずです。
アイケア化粧品で青クマを治す
他にできることとしては、アイクリームなどを使って目の周りを優しくマッサージすることです。目の周りをマッサージすることで滞った血液の流れを良くし、青クマを解消することができます。目の周辺の皮膚は薄いので、マッサージをする時には力を入れないように注意してくださいね。
目の下のケアによいおススメコスメは、『 目の下のたるみにおススメの化粧品|口コミ人気ランキング 』でご紹介しています。「目の下のたるみ」に向いたものですが、代謝を高めるので青クマにも有効です。
夜のお手入れの際に、アイケアコスメを付けた後、目の下の青クマ部分を中指でポンポンとパッティングします。片目10秒程度で終了(両目20秒)。決して力を入れないようにします。
このような軽いマッサージ(パッティング)で十分効果があります。青クマは体質もありますので、根気よく続けることが大切です。
3-2.茶クマを治す方法
色素沈着が原因の茶クマは、悪化させないように外部からの刺激を極力与えないようにしなければなりません。そのためにはサングラスや日焼け止めなどを使用してUV対策を行うことと、目の周辺をこすらないことが大切です。
また色素沈着を改善するためには、美白化粧品でのケアが必要になります。ビタミンC誘導体やプラセンタ、アルブチンなどの美白成分が入ったアイクリームや美容液を使ってケアをすることで、茶クマを徐々に改善していくことができます。
徹底的に紫外線対策して茶クマを治す
茶クマの原因はメラニンの蓄積ですので、紫外線を徹底的に防ぐことが重要。洗濯物を干す時、ゴミ出しの時、近所への買い物など、短い時間でも必ず日焼け止めを塗ること。そして日傘をさすことです。絶対に紫外線に顔をさらさない!と決意することから始めましょう。
茶クマの場合、日ごろから紫外線対策があまりできていない可能性があります。紫外線は夏だけでなく秋から冬にも降り注いでいますので、1年中紫外線対策は欠かさないようにします。これをこころがけるだけで、茶クマはかなり改善します。
3-3.黒クマを治す方法
目元のたるみが原因の黒クマを治すためには、たるみを解消しなければなりません。たるみを解消するためには、目の周りの筋肉を鍛えることが効果的です。
なお、目の下のたるみを解消するためにやるべき3つのセルフケアとしてまとめた『 目の下のたるみを自分で改善する3つの簡単セルフケア 』も参考にしてください。
目の下の筋肉を鍛えて黒クマを治す
黒クマが出来る場合、黒クマの真上が膨らんでいることがほとんどです。このふくらみは、眼球を保護している眼窩脂肪(がんかしぼう)という脂肪が飛び出してきたものです。黒クマの上側の皮膚を触ると、ぷよぷよしていませんか?この柔らかい袋の中に眼球を保護していた脂肪が入っています。
こちらの画像のように、影の部分が「黒いクマ」にみえる
これを解消するために、目の下の筋肉を引き上げて強化します。目の下の筋肉を強化すると、飛び出している眼窩脂肪を目の奥に押し込むことが可能です。目の下の筋肉の鍛え方をお伝えします。
●黒クマ解消トレーニング
それではさっそくやってみましょう!
①舌を軽く出し、上下の歯で舌を軽く噛む。
※舌を軽く噛む理由は、顔の下半分の力を抜いて、目の下に集中させるため。
②下のまぶただけで目を閉じるように下まぶたに力を入れる。
リズムカルに下まぶたを上げたり下ろしたりを繰り返す。
●回数・・・1秒に1回上げ下ろし。30回 慣れたら、目の下がだるくなるまで。1日1回でOK。
●トレーニングのコツ・・・頬の力を使わず、できるだけ下まつ毛が生えているすぐ下あたりを引き上げるようにしましょう。
お風呂に入ってリラックスしている時間や、朝のメイクの前にやると効果的です。1日1回で十分効果があります。ただし、筋肉は約3カ月で生まれ変わるので、じっくり取り組むことが大切です。
目の下のたるみ(黒クマ)を表情筋トレーニングで解消する方法は、『 目の下のたるみは表情筋トレーニングで解消できる!2つの筋トレ法 』にも詳しく書いていますので、黒クマに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
4.美顔器でクマを治す
美顔器もクマを治すのに効果的なアイテムです。美顔器の中には血行を促進したり、細胞に刺激を与えて肌にハリを与えたりするようなものが多くありますから、家庭でのスキンケアに上手に取り入れることで、クマ解消に役立てることができます。
4-1.目の下のクマに良いおススメ美顔器
美顔器にもいろんな種類がありますし、それぞれに作用の仕方も異なります。目の下のクマを解消するためには、クマに効果的に働く美顔器を選ばなければなりません。
数多くの美顔器の中から、とりわけ目の下のクマを治すのにおススメの美顔器を2つご紹介したいと思います。
1位:RFとクーリング機能が強力な「リフォフェイス」
リフォフェイスは、目のクマの改善に欠かせない機能がたくさん搭載された美顔器として定評があります。クマ対策を1台で済ませたい人には最高の美顔器でしょう。
特に下記の4つの機能が魅力です。
●RF機能・・・肌の深部を温めて活性化・弾力アップと引きしめ
●マイクロカレント機能・・・生体電流に近い微弱電流で新陳代謝を整える
●光フォト機能・・・赤色LEDで肌のキメを整える
●アイシング機能・・・コースの最後に自動でクールダウンする
まず、美容クリニックで使うサーマクールでおなじみ、RF高周波(ラジオ波)で肌の奥を温める機能があります。真皮を温め活性化させるので、血行不良を伴ったクマに効果が期待できます。
さらに、皮膚の活性化を電気刺激で促すマイクロカレント機能があります。生体電流に近い微弱電流を発生させて新陳代謝を整えます。
リフォフェイスの機能はそれだけではなく、肌のキメを整える光フォトも搭載されています。クマの周囲は肌荒れを起こしていることが多いので、この光フォト機能は良いですね。
もう一つ、肌を引き締める大切な機能、アイシングが搭載されています。RF高周波やマイクロカレントのあと、肌をしっかりと引き締めて仕上げができます。
細胞の中のHSP(ヒートショックプロテイン)は、温める→冷やすの温度差によって増加することが知られています。温熱刺激を受けた肌を一気にクールダウンすることで、鎮静を行い、効果をアップさせます。
リフォフェイス(LIFOFACE)の良い点
リフォフェイス(LIFOFACE)の良い点は、この1台だけでRF機能とマイクロカレント機能、光フォトとアイシング機能を併せ持っていることです。RFだけ、マイクロカレントだけ、光フォトだけ、という機種や、この中の2~3種類の機能を備えたものは多いですが、4つすべてそろっているのは嬉しいです。
しかも肌を鎮静化させるアイシングモードは、コースの最後に自動で切り替わるので、わざわざ操作をする必要はありません。これはとても良い点だと思います。
コースの最後のアイシング機能は、瞬時に21°Cまでヘッドの温度が下がります。一気にクーリングダウンするので効果的にお手入れできます。お値段もジェルとセットで39,800円と、高機能なわりには決して高い方ではありません。
また、美顔器とジェルのお得なセットは、安く買える条件としてジェルの定期購入が義務づけられているものが多いです。4回まで解約できないとか、6回までは必須とか、注意書きに書いてあることがあるので注意が必要です。
その点、リフォフェイスは初回の1回買い切りのみ。本体とジェルのセットでお得になりますが、ジェルの定期購入は義務付けられていません。その点も魅力的ですね。
リフォフェイス(LIFOFACE)の商品情報
<目の下のクマにおすすめの機能>
RF機能 ●
マイクロカレント機能 ●
光フォト機能 ●
冷却機能 ●
<定価>
39,800円(税別) ジェル1本付属・ジェルの定期コースが必須ではない
2位:1点豪華主義 ビューテリジェンスNEWA リフト
次にご紹介する美顔器、ビューテリジェンスNEWAリフトは、マイクロカレントや光フォト機能は無いのですが、皮膚の引き締めに特化した美顔器です。美容クリニックの切らないたるみ取り「サーマークール」の高周波(RF)技術を応用した美顔器となります。
肌のシミやシワよりもたるみが老け顔の原因であることに注目し、「肌のひきしめ」にフォーカスして開発された美顔器。美容医療機器開発で有名なイスラエルで皮膚科医によって開発されました。
使用し続けることで肌の弾力アップ効果も期待できますから、目元のたるみが原因の黒クマでお悩みの方に特におススメです。 ただし、6万円というのは少し勇気がいる価格です。
NEWA リフトの商品情報
<目の下のクマにおすすめの機能>
RF機能 ●
<定価>
62,800円(税別) ジェル1本付属
59,300円(税別) ジェル1本付属・ジェルの定期コースが必須
3位:電気不要のリファSカラット
目元や口元にもしっかりフィットするようにつくられた360°マルチアングル構造のローラーです。肌の上をコロコロと転がすだけで、たるみを引き締め、血行を促進します。血行不良の青クマや、たるみが原因の黒クマに効果が期待できます。
ただし、こちらは電気を使わないローラータイプです。力を入れて転がすとかえって肌の色ムラにつながりやすいので、使用の際はご注意ください。
NEWA リフトの商品情報
<定価>
14,500円(税別)
5.医療レーザーでクマを治す
クマが悪化してなかなか治らないという場合、また本格的にクマを治したいという場合は医療レーザーでクマを治す方法もあるので検討してみてください。医療レーザーによる治療の特徴は、あらゆるタイプのクマに効果を期待できることです。
目の下のクマの部分に医療レーザーを照射すると、肌の奥のコラーゲンをつくる細胞が活性化されます。それによって肌にハリが出てきますから、たるみによる黒クマに効果があるほか、血管の色も目立たなくなるので青クマの改善効果も期待できます。
また医療レーザーは肌のターンオーバーを促進し、メラニンの排出を促すので茶クマにも効果が期待できます。ですから、セルフケアでクマを治せなかったという人や、できるだけ早くクマを解消したいという人は医療レーザーによる治療を受けるのもひとつの方法です。
6.クマを治すために日常生活で気をつけたい点
クマを治す方法を紹介してきましたが、いくらスキンケアを頑張っても、医療レーザーで治療をしても、クマができやすい生活を送っていると改善は期待できません。最後に日常生活で気をつけたい点を3つお伝えします。
6-1.質の良い睡眠をとる
睡眠不足はクマの原因となりますから、意識的に質の良い睡眠をとるようにしてください。深い眠りのために寝る前はカフェインを控えてハーブティーを飲むようにしたり、リラックスできる音楽などを聴いたりして睡眠の質を高めましょう。
6-2.身体を冷やさない
青クマの原因は血行不良です。また血行不良は肌のターンオーバーを低下させることから、茶クマや黒クマの原因ともなります。
身体を冷やすと血行が悪くなりますから、クマができやすい人は身体を冷やさないようにしてください。オフィスの冷房対策として、腹巻きやひざ掛けなどを利用するようにしましょう。
6-3.目を疲れさせない
スマホやパソコンの画面を長時間見るのは、目の疲れの原因になるのでやめましょう。仕事上、長時間パソコンを見ないといけないという場合は、時々画面から目を離して目を休ませつつ仕事を行うようにしてください。なるべく目の疲れを溜めないようにすることで、クマをできにくくすることができます。
7.まとめ
タイプ別にクマを治す方法をご紹介してきました。クマは放っておくと悪化しますから、早めに適切なケアを行うようにしましょう。そのためには、まずは自分のクマがどのタイプか見極めることが大切です。美顔器や医療レーザーの力を借りるのもいいでしょう。
クマ改善のためのケアを根気強く行い続けて、スッキリとした目元を手に入れてくださいね。
なお、今すぐクマを隠したい!という時は、メイクが有効です。『 今すぐくま(クマ)を目立たなくしたい時のメイクテクニック 』には、クマのタイプ別でクマを上手く隠す方法をお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
クマの改善にはある程度時間がかかるので、いざというときはメイクで隠せる!と思うと、少し気持ちが楽になりますね。
↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)
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