目の下のたるみを劇的に解消!最強トレーニング徹底解説

↑「目の下のたるみ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)

目の下のたるみに悩んだら、一番に考えるのは、まずは自分で改善したい!ということではないでしょうか。年齢とともにたるんでくる目の下。気になって仕方がありませんね。

でも、美容整形を受けなくても、目の下のたるみは、表情筋をトレーニングで改善できます。

この記事には、目の下のたるみをトレーニングで改善する方法を書いています。
このとおりに実践すれば、目の下のたるみが改善すると同時に、今後再発しないように良い状態を維持することができます。

現在、たるみ改善コンサルタントの私ですが、以前は老け顔に悩みました。30代の頃は目の下のたるみが最もつらく、一時は美容整形まで考えたほどです。
でも今は表情筋のトレーニングだけで、完全に目の下のたるみを改善することができました。

老け顔改善マニュアルでは、私自身の私のbefore&after画像も公開しています。見てみたい方は、ぜひ、読んでみてね。 
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なぜ改善できたのかといえば、目の下のたるみの原因に合わせて開発した、理論的に正しいトレーニング法だからです。
しかも、たった2つのトレーニングを続けるだけで、抜群の効果があります。

目の下のたるみは表情筋トレーニングで改善いたしましょう。ぜひ効果を実感してください。

↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)

目次

1.目の下のたるみは手術しなくても表情筋トレーニングで改善できる

目の下のたるみができると、つい自分の力では無理だ・・・と考えがちですが、大丈夫です。
目の下のたるみは表情筋をトレーニングすることで改善できます。

下記は、実際にトレーニングだけで目の下のたるみが改善した例です。

明らかに目の下のたるみ状のふくろが上に上がり、目の下が引き締まりました。

こんなふうに目の下のたるみの原因をしっかりと知った上で、正しい方法でトレーニングをすれば、美容整形を受けなくても改善できるのです。

ただし、やみくもに目の下を動かしても、良い結果は得られません。
なぜこの筋肉を鍛えたら目の下のたるみに良い影響がでるのか、理屈をしっかりと覚えておく必要があります。でも難しいことは何もありません。

体の筋トレと同様、筋肉の位置と役割を知った上で鍛えると、何も知らずにやるより、効果の出方がグン!と変わってまいります。

トレーニングのほか、スキンケアやサプリメントの事までまとめた「トータルケア」の記事を読みたい人は、こちらも読んでみてね。
→ 目の下のたるみを自分で改善する3つの簡単セルフケア

2.目の下のたるみの原因を理解する

それでは、目の下のたるみの原因をみてみましょう。

目の下のたるみ画像
目の下のたるみの例

どうして、こんなふうに、目の下にたるみ状のふくらみが出来てしまったのでしょうか?

2-1.目の下のたるみの原因・・・眼窩脂肪の突出

目の下のたるみ最も大きな原因は、ズバリ!目の奥にあった脂肪が前方に飛び出てきたことです。

私たちの眼球は、頭蓋骨の中に納まっています。眼球はとても大切なものなので、脂肪のクッションに守られた状態で、頭蓋骨の穴(眼窩:がんか)の中に入っています。

目の画像

目は表からはこんなふうに見えるが・・・

頭蓋骨の画像
目の入っている穴は眼窩(がんか)という

こんな風に、眼球は頭蓋骨の中の穴に納まっています。

しかし、加齢とともに、眼球は眼窩の中で下がります。眼球を支えている靭帯(ロックウッド靭帯)が加齢とともにゆるむからです。

眼球が下がると、眼球の下の部分にあった脂肪が圧迫されます。そして圧迫された脂肪は前、すなわち、下まぶたに向かって出っ張ってしまいます。

脂肪が押し出されて前方に出てくると、皮膚の上からみたら、ちょうどその部分がたるみのふくらみに見えるわけですね。それが目の下のたるみの原因です。

目の下のたるみの図解2

上の画像は、目の下のたるみを横から見た図解です。丸いのが眼球、赤い部分は筋肉、肌色は皮膚です。
そして黄色い部分が眼球を保護している眼窩脂肪です。

すこし脂肪が前に出ているのが分かりますね。

目の下のたるみの原因の図解

さらに悪化した目の下のたるみのイメージ図です。

ここまでくると、見た目には、これぐらい↓ 目の下のたるみが目立つようになります。

重度の目の下のタルミの画像
悪化した目の下のたるみの例

目の下のたるみをほっておくと、どんどん悪化してしまうのです。

さて、目の下のたるみの図解を見ると、赤い部分、目の下の筋肉も一緒にゆるんでいますね。
では、この筋肉が強くなって引き上がると、出てきた脂肪を内側に戻せると思いませんか?

実は、表情筋を鍛えて目の下のたるみを改善するコツはここにあります。
目の下の筋肉を引き上げて、出てきた脂肪を眼球の中へ戻すこと、そして、目の下のたるみの下の溝をほほの筋肉を鍛えて埋めることです。

目の下のたるみの最も大きな原因の眼窩脂肪。これを眼球の入っている穴(眼窩)の中に戻してあげると、目の下のたるみ状のふくらみはスッキリと無くなります。

そのためには、目の下を中心としたトレーニングをすることが最も効果があります!目の下のたるみに効果的な表情筋トレーニングの方法は、第3章で詳しくお伝えいたします。

すぐにトレーニング方法を知りたい方は第3章までジャンプしちゃおう!でも、「理屈」っていうのは、意外と大切。理屈を知ってからトレーニングしたほうが、より効果的だよ。
→ それでもすぐにトレーニング方法を知りたい人は第3章へ!

2-2.目の下のたるみの原因・・・加齢による真皮の変化

目の下のたるみの2つ目の原因は、加齢にる真皮の変化です。

人の皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」で構成されています。真皮には、コラーゲンやヒアルロン酸が含まれています。若い肌がもちもちしているのは、コラーゲンとヒアルロン酸で真皮が満たされているからですね。

弾力がある肌の断面図(イメージ) 
弾力がある肌の断面図(イメージ)

しかし、年齢ともに肌の弾力は失われていきます。コラーゲンとヒアルロン酸を生み出していた線維芽細胞(せんいがさいぼう)が衰えてこれらを生成する力が弱くなってしまうからです。また加齢とともに、線維芽細胞自体の数も減っていきます。

体内のコラーゲンとヒアルロン酸を増やしたいなら、やっぱりサプリメントがおすすめ。食事でとろうと思ったらすぐにカロリーオーバーしちゃうから。でも、サプリメントも、選び方次第で、結果に大きな差が出るよ。
→ コラーゲンサプリ・ヒアルロン酸サプリの選び方の秘訣はこちら

2-3.目の下のたるみの原因・・・PC作業などによる目の酷使と疲労

PCやスマホで目を酷使することも目の下のたるみの原因になります。疲れがたまると目の周りの筋肉が硬くなり、目元全体の血流が悪くなると老廃物が蓄積します。下まぶたの皮膚の代謝を損ない目の下のたるみが悪化します。

 目が疲れた女性の画像

また、パソコンやスマホなどによる目の酷使は交感神経優位になります。緊張状態やストレスが続くと活性酸素が発生して血液がにごりやすくなります。これが目の下のたるみやむくみ、クマにつながります。

2-4.目の下のたるみの原因・・・紫外線による肌ダメージ

日常的に浴びている紫外線によるダメージも、目の下のたるみの原因となります。紫外線で肌に悪影響を与えるものは、主に紫外線A波(UVA)とB波(UVB)です。

紫外線の害の画像 

紫外線A波が肌の弾力不足を招き、結果的に目の下がたるむ

紫外線は波長により種類がありますが、特に波長が長い紫外線A波(UVA)は、ガラスやカーテンでさえ通り抜け、肌の奥深くまで達します。真皮まで届いたUVAは線維芽細胞にダメージを与えます。

線維芽細胞は肌の弾力の元となる、コラーゲンやコラーゲンを支えるエラスチン、隙間を満たすヒアルロン酸を生み出すとても大切な細胞。紫外線の影響は蓄積されるため、ほんのちょっとだけ・・・と紫外線対策を怠っていると、目の下のたるみはどんどん悪化してしまいます。

紫外線B波が肌を極度に乾燥させて目の下のハリを失わせる

紫外線B波(UVB)も皮膚に対して強いダメージを及ぼします。紫外線B波は波長が短いため主に表皮に深刻な影響を与えます。

表皮の一番上の角質層には、外部刺激から肌内部を守る「バリア機能」があります。バリア機能は、汗と皮脂でできた表面の皮脂膜と、角質層の細胞間に存在する天然保湿因子(NMF)で成り立っています。

 紫外線B波の強いエネルギーは、角質層のバリア機能を壊し、表皮全体の水分を保つ力が奪います。たたでさえ、目の下の皮膚は薄く乾燥しやすい状態。水分を保てなくなると目の下の皮膚はハリを失いたるみやすくなってしまいます。

たとえ外出しなくても、日焼け止めはしっかり塗っておきましょう。日焼け止め効果のある化粧下地を使えば、お化粧をするときにも便利!お肌のために、紫外線吸収剤だけでなく合成界面活性剤・合成ポリマーが入っていないものを使いましょう。
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2-5.目の下のたるみの原因・・・コンタクトレンズの着脱

コンタクトレンズを日常的に使用している人も多いでしょう。しかし、コンタクトレンズも目の下のたるみの原因になっている可能性があります。

コンタクトレンズの画像

また、コンタクトレンズを取り外すときも、目尻や目の下を引っ張りがち。コンタクトレンズの日常使用は習慣的に目回りを刺激し、目の下のたるみにつながりやすくなります。

2-6.目の下のたるみの原因・・・過度なマッサージやアイメイクによる目の周りの刺激

美容のためにマッサージを日課にしている方は多いですね。しかし美しくなるためのマッサージも、実は知らず知らずのうちに、目の下のたるみをひどくしていることをご存知ですか?また日々のアイメイクも負担なっているかもしれません。

美容のためにせっせと行っているマッサージが目の下のたるみの原因になることがあります。目の下の皮膚は頬の皮膚の約半分の厚さで、とても薄くデリケート。

顔に悩みが出来ると、指につい力が入ったり、回数を多くしてしまいがちです。指で皮膚を色んな方向へ移動することは、結果的に皮膚を伸ばし、目の下のたるみを生じさせます。また、たるみだけでなくシワの原因にもなります。

  マッサージに使用する化粧品にも注意が必要。合成界面活性剤が多く配合されているマッサージクリームは、結果的に皮膚のバリアを壊して乾燥を招き、目の下のハリを失わせてしまいます。

普段のアイメイクも目の下のたるみを引き起こす可能性があります。年齢とともに目力が減ると、ついアイラインやマスカラに力が入ってしまいますね。目元はまばたきで滲みやすいので、ウォータープルーフタイプのメイク品が多く販売されています。

最近のポイントメイク品は崩れにくくて便利なのですが、落とすためには、強力なクレンジング剤が必要になります。アイメイクを取り除く際のこする刺激や、強いクレンジング剤、取り切れないポイントメイクが蓄積され、目の下に負担を与え続けます。結果的に目の下のたるみを加速してしまいます。

マッサージは逆効果の場合も多々あり。1度やめてみるのもおすすめです。お肌によかれと使用している化粧品も、1度やめてみる、というのも有効かもしれません。
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それでは、次の章から、目の下のたるみ改善の方法を詳しくお伝えいたします。

3.目の下の筋肉とほほの筋肉、両方向から目の下のたるみにアプローチする

さきほど、目の下のたるみを改善するためのコツは、目の下の筋肉を引き上げて、出てきた脂肪を眼球の中へ戻すこと、そして、目の下のたるみの下の溝をほほの筋肉を鍛えて埋めること、と申しました。

目の周りには、目を取り囲んでいる眼輪筋という筋肉があります。この筋肉の下部分が、ちょうど下まぶたの位置にあたります。

ここがゆるんでいるから、眼窩脂肪が飛び出したのです。だからまずは目の下の筋肉をしっかりと鍛えて、眼窩脂肪が飛び出さないようにします。

そして、次にすることは、ほほの筋肉のアプローチです。目の下がふくらんでくると、その下が暗く影のようになります。この影の存在で、目の下のたるみが余計に目立ってしまうわけです。

目の下のたるみの画像

また年齢とともに、ほほが下がります。ほほの筋肉がゆるむからです。ほほが下がると、ほほが平坦になり、余計に目の下のたるみが目立ちます。

ほほの筋肉を鍛えると、目の下の影の部分にまでほほのふくらみを上げることができます。
結果として、目の下からほほにかけての凹凸がなくなり、目の下のたるみが目立たなくなります。

3-1.下まぶたのトレーニングで目の下のたるみを改善する

それでは、下まぶたの筋肉をトレーニングいたしましょう!

トレーニングで鍛える筋肉は、眼輪筋(がんりんきん)という目の周りを取り囲んでいる筋肉です。

眼輪筋を鍛えれば、目の下のたるみが改善する経緯を具体的に説明いたします。

目の下のたるみの真下に眼輪筋があるので、眼輪筋を強くすると脂肪を元の位置に戻せる

眼輪筋は主に目を閉じるときに働きます。ちなみに目を開けるときは、眼瞼挙筋(がんけんきょきん)という上まぶたの中の小さな筋肉が働いています。

下まぶたは、眼輪筋のちょうど真下に位置しています。

眼輪筋の画像
目の周りを取り囲んでいる眼輪筋

実は、眼輪筋は、頬の中央まで達するほど、大きいのです。

眼輪筋の範囲の説明画像

上の図のように、眼輪筋の範囲は、目と目を結んだ線と、小鼻までの距離を二分割したラインまで達しています。

ということは、私たちが気になっている目の下のたるみのふくらみは、ちょうど、眼輪筋の真上にあることになります。

目の下のたるみの説明b画像
目の下のたるみの真下には眼輪筋がある

目の下のたるみが出来る位置には、眼輪筋の土台があるということ!この筋肉を利用しない手はありません。

目の下がたるむということは、眼輪筋が弱ってゆるみ始めている証拠です。
このことから、ゆるんだ眼輪筋を鍛えて引き上げれば、目の下のたるみが改善されることが分かりますね。

目の下の筋肉をトレーニングする方法

それでは、いよいよ、目の下の筋肉、眼輪筋を鍛えるトレーニング法を解説します。

①まずは、舌を軽く出し、上下の歯で舌を軽く噛みます。

※舌を軽く噛む理由は、顔の下半分の力を抜いて、目の下に集中させるためです。

②次に、下のまぶただけで目を閉じるように下まぶたに力を入れてください。

うまく、下まぶたが上がったら、目の力を抜きます。そして、上げたり下したりを繰り返します。
1秒に1回、上げ下ろしのペースで。30回頑張りましょう。

※リズムカルに下まぶたを上げたり下ろしたりを繰り返す。

下まぶたのトレーニング画像

●回数・・・1秒に1回上げ下ろし。1日30回 

●トレーニングのコツ・・・頬の力を使わず、できるだけ下まつ毛が生えているすぐ下あたりを引き上げるようにしましょう。

下まぶたを上げる時、上まぶたは出来るだけ下がらないように。目の下の上げ幅は大きくなくて構いません。まずは1ミリ程度引き上げることを目標にしましょう。

 ●うまくできない場合・・・下まぶたを引き上げるという動きは、普段はあまりしないため、最初は難しく感じるかもしれません。もしうまくできない場合は、次の方法をお試しください

 軽く上を向く→ 眩しいものを見るように目を細める→ 目を開く →くりかえす

まぶしい目をすると、少し下まぶたが動くのが分かると思います。これを繰り返していると、下まぶたを引き上げるコツが分かってきます。

上を向いて「まぶしい目」を何度かやってみて、下まぶたが上がる感覚が分かったら、今度は真正面に向いてやってみましょう。

目の下の筋肉を引き上げる動きは普段はあまりしないため、最初は難しく感じるのは当たり前です。私もそうでした。でも根気よく続けていれば必ず出来るようになります。頑張りましょう!

3-2.ほほのトレーニングで目の下のたるみを改善する

それでは、次にほほの筋肉で目の下のたるみにアプローチしていきます。

ほほの筋肉をトレーニングすると、なぜ目の下のたるみが改善できるのか、もう一度分かりやすくご説明しますね。

ほほを引き上げると、目の下のたるみの下の窪んだ部分が盛り上がり、たるみが目立たなくなる

目の下のたるみ状の袋が目立つのは、たるみの下が凹んで影になっているからです。

ほほをトレーニングする理由は、この影の部分まで、ほほのふくらみを持ち上がるためです。

目の下のくまの画像

上の、目の下たるみの画像を見ると、目の下の盛り上がった部分と、その真下の影の差がはっきりと出て、余計に目の下のたるみが目立っています。

ほほのトレーニングで目の下の凹み部分までほほを上がれば、おのずと目の下のたるみが目立たなくなる、というわけです。

頬を高くするトレーニング画像

それでは頬を上げるトレーニングを行いましょう。
鍛える筋肉は、頬の大頬骨筋(だいきょうこつきん)と小頬骨筋(しょうきょうこつきん)です。

頬の筋肉の画像1
大頬骨筋(だいきょうこつきん)

頬の筋肉の画像2
小頬骨筋(しょうきょうこつきん)

それでは、さっそく、ほほのトレーニングをやってみましょう。

ほほの筋肉をトレーニングする方法

1、上の歯ぐきをむき出すようにしながら頬の上部にぐっと力を入れます。

頬を高くするトレーニング解説画像 頬を高くするトレーニング詳細解説の画像

●時間・・・頬上げ1分間 → 鼻の下のばし5秒間。 1日1回

 

●トレーニングのコツ・・・頬は真上に向かって上げます。

頬を高くするコツの画像
目の下のたるみの溝を埋めるようなつもりで、真上に向かってほほを上げる

1分間ほほ上げを維持するのは、少し大変ですが、目の下のたるみは、ほほが下がったことも原因ですので、ほほの筋肉をしっかりとトレーニングして目の下のたるみを改善しましょう。

1分間ほほ上げの状態を続けても、ほほが痛くならない場合は、口に力が入っている可能性があります。
口の周りはリラックスさせた状態で、ほほ上げを行うと、ほほの筋肉がしっかりと鍛えられます。

3-3.目の下のたるみ改善までの期間は、1か月から1年

さて、気になるのは、この2つのトレーニングをどれくらいやれば、目の下のたるみが改善するかですね。

例えば、こちらの軽い目の下のたるみなら、1か月程度で改善することが多いです。

軽い目の下のたるみの画像

下の画像くらいですと、3カ月から半年が目安となります。

目の下のたるみの画像

こちらは、1年くらいかかる場合もあります。

目の下のたるみの画像

改善までの期間は、年齢や肌質にもよります。若ければ若いほど改善までの時間は短くなります。

どのタイプの目の下のたるみでも、放っておけば悪化することはあっても、自然に回復することはないので、焦らずに取り組んで頂ければと思います。

4.その他のやっておいた方がよい表情筋トレーニング

基本的には、ご紹介した2つのトレーニングで目の下たるみは改善しますが、もっと早く効果を出したい!と思う場合は、ぜひ次の2つのトレーニングも一緒に実践してください。

1つは、おでこの筋肉を鍛えるトレーニング、そしてもう一つは、目の下のたるみ部分の皮膚を平らに癖づけするトレーニングです。

おでこのトレーニングは前頭筋(ぜんとうきん)という筋肉を鍛えます。おでこの筋肉を鍛えると、おでこから頭皮にかけて引き上げることができるので、目の下の負担を減らすことができます。

もう1つの「目の下のたるみ部分の皮膚を平らに癖づけ」は、表情筋を鍛えるのではなく、目の下のたるみのある皮膚にアプローチして皮膚の表面を綺麗にならし、その状態を皮膚に記憶させていきます。

4-1.おでこの筋肉のトレーニング

それでは、おでこの筋肉のトレーニングをご説明いたします。上まぶたを引き上げる効果があるので、目の下の負担が軽くなります。

①人差し指と中指でチョキを作り、二本の指をくっつけて額に当てる。

おでこのトレーニングの画像

②そのまま額を固定して、まゆげの上げ下げをゆっくり10 回する。

おでこのトレーニングの画像2

③上げたままキープ10 秒

おでこのトレーニングの画像3

ポイント:指を額にしっかり固定して
眉毛を上げても額にシワが寄らないようにする。

1セット 1日1回

4-2.目の下をフラットに整えるトレーニング

次に目の下のふくらみの部分を平らに整えるトレーニングです。

このトレーニングは皮膚に少しテンションをかけます。通常、皮膚は引っ張りすぎると伸びる性質がありますので、引っ張り加減に気を付けましょう。皮膚が平らになったところで引っ張るのはやめます。

①片方の手で鼻の付け根をつまみ

目の下のたるみ改善トレーニングの画像1

②もう片方の人差し指でこめかみを上方へ引っ張る。
ゆっくりと10 回 目を開いたり閉じたりする。

目の下のたるみ改善トレーニングの画像2
反対に手を替えてゆっくりと10 回目を開いたり閉じたりする。

目の下のたるみ改善トレーニングの画像3

③中指を眉頭、人差し指を眉尻に置き、その指を少し上に上げる。
ゆっくりと10 回、目を開いたり閉じたりする。

目の下のたるみ改善トレーニングの画像4

④目を閉じたまま、キープ10 秒

目の下のたるみ改善トレーニングの画像5

1セット 1日1回

5.目の下のたるみ改善トレーニングで気を付けること

次に、この章では、目の下のたるみを改善するトレーニングで気を付ける点をお伝えします。

5-1.トレーニング中、シワが気になる時は指を添えてシワを防ぐ

顔の筋肉は体の筋肉と違い、皮膚に直接つながっている皮筋なので、肌状態によっては、顔を動かしたときに、顔にシワが出てきます。

このシワを大変気にされる方がいます。表情筋トレーニングの最中にできるシワは基本的に本シワとして刻まれるものではないので、それほど気にすることはありませんが、どうしても気になる場合は、シワの部分に指を置いてトレーニングしてください。

シワが出来る個所に指を置くと、その部分の皮膚が重ならないので、シワが入りません。

5-2.顔の筋肉はゆるやかに鍛えられるので、毎日トレーニングが基本

また、表情筋は白筋より赤筋の割合が多くなっています。赤筋は遅筋といい、ゆるやかに鍛えられる筋肉です。

たまに体の筋肉と比較して、トレーニングをしたあと何日か休ませた方が良いのでは?という質問を頂きますが、速筋である白筋が多い体と違い、顔の筋肉はゆっくりと鍛えられる筋肉ですので、毎日やった方が効果があるのです。

また表情筋トレーニングは、筋線維を壊すほど激しい運動ではないので、毎日少しずつ鍛えることで、目の下のたるみに良い効果が出てまいります。

5-3.体調が悪いときは無理をしない

顔とはいえ、筋トレですので、ひどく体調が悪い時は表情筋トレーニングを控えましょう。

表情筋は顔面神経に支配されており、顔面神経は脳に出入りする脳神経であるため、疲れがたまっているときに興奮させると、頭痛や肩こり、目の疲れが強くでる場合があります。

通常は大丈夫ですが、特に初期の慣れていないうちは、体調に気を配りながらトレーニングをなさってください。

また、筆者自身が目の下のたるみを改善した方法を動画でご説明しています。

6.その他の目の下のたるみ改善に効果的なこと(トレーニング以外)

これまで、目の下のたるみの改善に効果的な、表情筋トレーニングについて詳しくお伝えしてまいりました。毎日継続して実践していると、1か月から1年で目の下のたるみ改善を実感できるでしょう。

ただ、それまで待てない!という方にぜひやって頂きたいことは、お肌のお手入れです。特に目の下周辺の皮膚はとてもデリケート。頬の皮膚の半分程度の薄さしかありません。皮膚が薄いぶん保湿力が弱く、外部の空気が乾燥していると簡単に小じわやたるみが出てきます。

目の下のたるみ改善のトレーニングを実践しながら、肌のお手入れをしっかりと行うことで、目の下の皮膚にハリが出て、より早く目の下のたるみが改善してまいります。

目の下のたるみのお手入れとしてかかせないものは化粧品ですね。目の下のたるみ改善の口コミの良い化粧品をランキング形式で調べてみました。積極的に目の下のたるみを改善したい方は、『 目の下のたるみにおススメの化粧品|口コミ人気ランキング 』を参考にしてください。目の下たるみ改善までの時間がより短縮されるでしょう。

だいたい、「即効性を感じる化粧品」ほど、「界面活性剤」がたくさん入っています。でも、合成界面活性剤は、お肌の乾燥を促進してしまい、長い目で見ると、実は、たるみの原因になってしまう場合も。合成界面活性剤不使用の化粧品は、肌を根本から強く変えてくれます。
[関連記事]→ 目の下のたるみを自分で改善する3つの簡単セルフケア

なお、体の中から目の下のたるみを改善するにはコラーゲンサプリが有効です。

筆者が10年以上飲んでいるサプリはこちらです↓

また、年齢重ねた肌に、ツヤを与えてもっちり肌にするお手入れ品をプロデュースしました。トライアルセットを作りましたのでぜひお試しください。

7.目の下のたるみ解消トレーニングまとめ

目の下のたるみは、表情筋をしっかりと鍛えることで、解消していきます。

また、表情筋をトレーニングで鍛えることは、目の下のたるみの改善するだけでなく、他にも良い効果が沢山あります。表情筋を鍛えると顔全体の筋肉が活性化されるため、表情が生き生きしていきます。笑顔も作りやすくなり人の印象もよくなります。

目の下のたるみにしっかりとアプローチできる表情筋トレーニングを、ぜひ毎日の習慣にして、悩みを解消してまいりましょう。

●目の下をすっきりさせる方法のまとめ●
1. 目の周りの筋肉を鍛える
→ 3-1.下まぶたのトレーニングで目の下のたるみを改善する。
→ 3-2.ほほのトレーニングで目の下のたるみを改善する。

2. コラーゲンとヒアルロン酸で真皮を満たす
→ コラーゲンサプリ・ヒアルロン酸サプリの選び方の秘訣はこちら

3.肌バリアを壊す化粧品をやめる
→ 目の下のたるみを自分で改善する3つの簡単セルフケア

4.紫外線を徹底的に予防する
→ 日焼け止め、日傘、帽子は3種の神器

5.思い切ってマッサージをやめる
→ マッサージよりも、表情筋トレーニングのほうがはるかに有効です。
  表情筋トレーニングをもっと詳しく知りたい方は、
  完全無料の「老け顔改善マニュアル」をお読みください。

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●筆者(加藤ひとみ)の実体験ブログ 整形なしで若返るブログ

ABOUTこの記事をかいた人

1962年10月5日生まれ たるみ改善コンサルタント
一般社団法人日本セルフリフティング協会 代表理事
ニックネームは「おきゃんママ」。 自身が老け顔に悩んだ経験をもとに考案した「たるみ改善!顔ダンス」は、「コワいほど顔が上がる!」と評判を呼ぶ。
著書に『たるみが消える!顔ダンス』、『【DVD付】顔ダンスで即たるみが上がる! 若返る!』(世界文化社)がある。メディア出演多数。