顔のたるみを即効で解消する!自分で引き上げる4つのメソッド

↑「顔のたるみ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)

顔のたるみは顔をとても老けてみせます。仕事や家事に忙しくてハッとした瞬間、自分の顔がすごく疲れて見えることはありませんか?

今までになかった顔の影やシルエットに驚いたら、それはもしかしたら「顔のたるみ」かも知れません。年齢とともに誰しも顔はたるみますが、たるみの程度がひどいほど顔が老けて見えます。それは絶対嫌ですよね。

でも大丈夫。悩みが深い顔のたるみは整形しないと解消できないと思いがちですが、そんなことはありません。顔のたるみは切らずに自分で解消できるのです。

この記事では、たるみ改善コンサルタントである私が、顔のたるみに悩む多くの方にレクチャーしている「たるみ解消法4つのメソッド」をあますことなくお伝えします。

まずは顔のたるみの原因を知り、顔のたるみを自分で解消していきましょう。顔のたるみを解消したい方はぜひ参考にして下さい。

1.顔のたるみの3大原因

顔のたるみの原因を知りたい女性の画像

年齢を重ねると、様々な変化が起きてきます。「顔のたるみ」もその一つです。同じ年齢でも若々しくたるみが少ない方もいれば、顔全体にたるみがあり年よりも老けて見える方もいらっしゃいますね。それほど個人差が多いのが、顔のたるみです。

では、どうして顔のたるみができてしまうのでしょうか?意外と顔のたるみの原因が分かっていないことも多いです。大きな原因が3つあります。

<顔のたるみの3大原因>
・表情筋の衰え
・肌の弾力喪失
・悪い姿勢

それぞれの原因について詳しく説明してまいります。まずは、顔のたるみの原因をしっかりつかみ、解消してまいりましょう。

なお、顔のたるみを解消するためにやるべき3つのセルフケアとしてまとめた『  顔のたるみをとる方法|ブルドッグ顔を改善!簡単なメソッド3選 』も参考にしてください。

1-2.表情筋の衰えが原因

顔には約30種類の表情筋があります。顔に張り巡らされている表情筋は、口を動かしたり目を閉じたりなど表情をつくるときに働くため、筋肉の端が皮膚に直接つながっています。そのため「皮筋」とも呼ばれます。

筋肉の端っこが皮膚にくっついているので、表情筋の衰えがすぐに顔のたるみとなって現れます。通常私たちは表情筋の2割程度しか使わずに生活しています。仕事がら話す機会が多い人でも3割程度だといわれています。

顔のたるみがひどい女性の画像

特に使わない部分は目の周り、口の端、などです。人それぞれあまり使っていない筋肉は色々ですが、顔の皮膚を支えているすべての筋肉を常に動かし活性化させていないと、筋肉が弱って下にたれさがります。なぜなら、表情筋と顔の皮膚は密着しているからです。

表情筋がたるめば皮膚もたるみます。たるんだ筋肉に引きづられるように皮膚が下に下垂していくのです。これが顔のたるみの大きな原因です。

1-1.肌の弾力喪失が原因

弾力がある肌の画像
弾力のある肌

ハリのある肌は弾力がありモチモチしていますが、年を重ねる毎に弾力は失われていきます。どうしてでしょうか?

危険な紫外線

お肌は一番外側の「表皮」から順に「真皮」「皮下組織」となり、3層で成り立っています。良く耳にするコラーゲンやエラスチンは真皮層を作っていて、ネット状の形となっています。お肌のハリや弾力は、このネット状の中に水分がタップリ含まれたヒアルロン酸があるかどうかで決まってくるのです。

コラーゲンを生み出す線維芽細胞の画像

紫外線を必要以上に吸収してしまうと、このコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを生成する線維芽細胞(せんいがさいぼう)に大きなダメージを与えて生産量を減らしてしまいます。紫外線は、お肌にとってとても危険なものなのです。

顔のたるみを引き起こす紫外線のイメージ画像

体の基本は生活習慣

線維芽細胞には、ビタミンやたんぱく質といった様々な栄養が必要となります。無理なダイエットや不規則な生活、喫煙などを続けると、線維芽細胞に栄養がいかなくなり、その結果肌の弾力も失われて、顔にたるみが出てしまうのです。

疲れた女性の画像

生活の乱れが、結局顔に表れてしまうと言っても良いでしょう。

加齢

加齢のイメージ画像

年齢を重ねると、どうしても代謝が衰えてきます。傷一つとっても年と共に治りにくくなってくるのは、そのためです。同時に血流も悪くなり、栄養が体中にスムーズに回らなくなるので、お肌に必要な線維芽細胞も栄養不足となってしまいます。

その結果、お肌がしぼむようになり、弾力感がなくなってシワやタルミに発展していくのです。

1-3.悪い姿勢が原因

顔のたるみの原因の一つに、姿勢の悪さが上げられます。背中を丸めて顎を前に出す姿は、老けて見えるだけでなく知らず知らずの間に顔のたるみを加速させています。

この「お年寄り」のような姿勢は、今やパソコンやスマホを使う時特有のスタイルとなっていますが、この姿勢こそがが、まさに「顔のたるみ」をつくる大きな原因になっています。

猫背が顔のたるみをつくる説明画像

猫背を続けていると、顎が前に出ることにより()首の後ろが縮み()、その分、顔の前面の皮膚が下方向へ引っ張られます()。これが猫背による顔のたるみの発生原因です。ついつい「楽」と思ってしまう姿勢ですが、悪い姿勢は顔のたるみを助長することになっているのです。

2.顔のたるみを解消する4つのメソッド

これまで顔のたるみの原因を見てまいりました。3大原因、「表情筋の衰え」「肌の弾力喪失」「悪い姿勢」のうち、もっとも大きな原因になっているのは、「表情筋の衰え」です。理由は、先ほどお伝えしたように表情筋が顔の皮膚に直接くっついているため、表情筋の衰えが即!「顔のたるみ」となって表れてしまうからです。

顔のたるみの一番大きな原因が表情筋の衰えなら、表情筋を鍛えてしっかりと引き上げれば顔のたるみは簡単に解消できる、ということになりますね。

2-1.4つのパートに分けて効率よく顔のたるみを解消しよう

とはいえ、顔のたるみを解消するために、やみくもに表情筋を動かせばよいというものではありません。顔を4つに分けてパートごとに引き上げた方が、最小限の努力で効率よく顔がしっかりと上がります。それぞれのパーツがきちんと上がれば、トータルとしての顔全体が上がるからです。

表情筋は下記の4つに部分に分けて鍛えていきます。

顔のリフトアップは4分割の画像

①・・・額
②・・・目もと
③・・・頬
④・・・口から顎

それでは、それぞれのパートごとの表情筋の鍛え方をお伝えいたします。

2-2.①額を鍛えてたるみを解消する方法

最初は顔のもっとも上部の額を鍛えます。顔の一番上のおでこには、前頭筋(ぜんとうきん)という、まゆげから頭皮に向かって筋線維が並んだ筋肉があります。頭部にはこの前頭筋と頭の真後ろの後頭筋、そして頭部側面の側頭筋しかありません。

前頭筋の画像
前頭筋(ぜんとうきん)

前頭筋は後頭筋とセットになって、頭部の皮膚を支えています。前頭筋を鍛えると、後頭筋も同時に鍛えられて、顔とつながっている頭皮のたるみも防ぐことができます。

前頭筋をまずはしっかりと鍛え、顔の最上部を引き上げていきましょう。

額のトレーニングの具体的な手順

1、人差し指と中指でチョキを作り、おでこに当てる。指は強く押しつけないように注意。

おでこのしわを消すトレーニング説明画像1 

2、まゆげの上げ下げをゆっくり10 回する。2本の指でまゆ毛を上げたときにできるおでこのシワを防ぎます。

 おでこのしわを改善するトレーニングの画像2

3、まゆ毛を上げたままキープ10 

 おでこのしわを改善するトレーニングの画像3

回数・・・上記を1セット 1日1回

●トレーニングのコツ・・・指をおでこに置く理由は、まゆ毛を上げた時にできるシワを定着させないため。シワ部分をすべて指で防いでトレーニングしてください。指2本では全てのシワを防ぎきれない場合は、手のひら全体をおでこに当ててもよいです。

まゆ毛の上げ下げ10回、10秒キープを1日1回やるだけで、顔の最上部、上の図の①のパートのたるみが解消されます。効果は開始して2週間目から徐々に現れます。

額の筋肉が鍛えられると顔のたるみの解消だけでなく、上まぶたのたるみが解消されて目が開きやすくなります。

2-3.②目もとを鍛えてたるみを解消する方法

次は顔の上部である、目もとからこめかみをリフトアップします。目の周りを取り囲んでいる眼輪筋(がんりんきん)を鍛えます。

眼輪筋の画像
眼輪筋(がんりんきん)

眼輪筋は目の周りを取り囲んだ輪状の筋肉ですが、眼輪筋の横はこめかみの真ん中あたりまであります。眼輪筋をしっかりと鍛えると、目尻が上がるだけでなく、年齢とともに痩せがちなこめかみをふっくらさせることができます。

目もとのトレーニングの具体的な手順

1、舌を上下の歯で軽く噛んだまま、片目をつぶってウィンクする。これを踏切の信号機のように繰り返す。目尻にシワが出ない程度のウインクで。ぎゅっとつぶる必要はありません。

目の下のたるみ改善トレーニングの解説画像

●回数・・・1秒に右と左のまばたき。左右30回 1日1回

目の周りを取り囲んでいる眼輪筋(がんりんきん)を鍛えて引き上げます。目尻が上がることにより、顔の上部、上の図の②の部分のたるみが解消されます。効果は2週間目から感じることが多いです。

2-4.③頬を鍛えてたるみを解消する方法

それでは次に、顔の中部の頬のたるみを解消してまいりましょう。

頬のトレーニングの具体的な手順

1、軽く口をとがらせます

2、上の歯ぐきをむき出すようにしながら頬の上部にぐっと力を入れます。

頬を高くするトレーニング解説画像 頬を高くするトレーニング詳細解説の画像

●時間・・・頬上げを1分間継続 → 鼻の下のばし5秒間。 1日1回

 

●トレーニングのコツ・・・頬は真上に向かって上げます。黒目の下に頬を近づけるつもりで。

頬を高くするコツの画像
真上に向かって上げる

●1分間、頬を上げ続けると、頬の筋肉である大頬骨筋(だいきょうこつきん)、小頬骨筋(しょうきょうこつきん)が引き上がります。顔の中心部の頬が上がると、見た目にも、顔のたるみが解消されてとても若返ります。

頬の筋肉の画像1
大頬骨筋(だいきょうこつきん)

頬の筋肉の画像2
小頬骨筋(しょうきょうこつきん)

上の図では、顔の中部③番が引き上がります。頬の筋肉は広範囲のため鍛えるのに少し時間がかかり、効果は3週間目から感じることが多いです。

2-5.④口から顎を鍛えてたるみを解消する方法

最後は、顔の下部、口元から顎を鍛えてたるみを解消します。顔のアウトラインを決めるフェイスラインまで含みます。フェイスラインは顔の若々しさが決まる特に大切な部分になります。

しっかりと鍛えて顔のたるみを解消しましょう。

口から顎のトレーニングの具体的な手順

1、口角を限界まで片方に寄せる。5秒キープ 
口を寄せた反対側のあごらいん(フェイスライン)がはっきりと出るように、しっかりと口を片側に寄せます。

顔のたるみ改善トレーニング画像1

2、反対も同様に。口角を限界まで片方に寄せる。5秒キープ

顔のたるみ改善トレーニング画像2

回数・・・2セット 1日1回

注意点・・・指で口角を引っ張り上げないようにしましょう。

④の顔の下部が引き上がります。このトレーニングは特にフェイスラインが引き締まるため小顔効果が高いです。

このトレーニングは、内側翼突筋(ないそくよくとつきん)、外側翼突筋(がいそくよくとつきん)、顎舌骨筋(がくぜっこっきん)など、顔の下半分の多くの筋肉を鍛えます。

内側翼突筋の画像
内側翼突筋(ないそくよくとつきん)
※上に重なるように外側翼突筋(がいそくよくとつきん)がある。

また、口から顎は特に効果の出方が早く、毎日きちんと続ければ、10日程度で口元から顎のたるみが解消されるのが分かります。

さらにもう一つ、口周りを引き上げるトレーニングをご紹介します。このトレーニングは頬も上げることができます。

口の周りのトレーニングの具体的な方法

1、上のくちびると下のくちびるを押し合う。10秒キープ

 ほうれい線の改善トレーニング画像1

2、表側にくちびるを思い切りだす。5秒キープ

 ほうれい線の改善トレーニング画像2

3、次は内側にくちびるを思い切り巻き込む。5秒キープ

ほうれい線の改善トレーニング画像3 

回数・・・2セット 1日1回

このトレーニングは口輪筋(こうりんきん)という口周りの筋肉を鍛えます。上唇と下唇を垂直に押し合い、口周りの筋肉をしっかり緊張させましょう

口輪筋の画像
口輪筋(こうりんきん)

口周りのたるみ解消とともに頬のたるみ改善の効果があります。特に口周りのたるみ感は顔全体の老け感にもつながりますので、顔の下部は手を抜かずにしっかりと鍛えてまいりましょう。

2-6.顔のたるみ解消の効果が出るのは1か月から3か月目

顔のたるみ解消のために、顔をパートごとに分けて鍛える方法をお伝えしました。額、目元、頬、口元から顎(①~④)のトレーニングを行うと、総合としての顔全体のたるみ解消の効果が少しずつ出てきます。

でも、気になるのは顔全体のたるみが解消して見た目にも若返るのはいつか?ということですよね。

顔のたるみ解消の時期の目安の画像

どこか一つのパートだけ引き上がっても、顔全体の印象は若くなりません。すべてのパートがちゃんと上がってこそ、結果が出るのです。ですから顔の全体的なたるみ解消の効果の目安は1か月から3か月と考えておくとよいでしょう。

たるみ解消効果は徐々に出てきます。スマホなどで顔のたるみが解消される経過の写真を撮っておくと、変化が分かるので励みになりますね。モチベーション維持に役立ちそうです。

筋肉は約3か月で生まれ変わります。日ごろ顔の運動不足を実感している人は、少し効果が見えるのが遅いかもしれませんが、諦めないでください。平均で2か月、遅い人でも3か月目には何かしらの手ごたえを感じるはずです。

3.顔のたるみに効果的な予防法とは

さて、積極的な顔のたるみ解消法と並行して、ぜひ実践して頂きたいのが、「顔のたるみの予防」です。せっかく表情筋トレーニングをして徐々にたるみが解消しつつあるのに、一方でたるみを助長していることをしていては、一進一退となり効果を感じることができなくなります。

この章では、顔のたるみに効果的な予防法をお伝えします。

3-1.紫外線対策を常に意識

紫外線が顔のたるみの原因のイメージ画像

夏の強い日差しの時には心がける紫外線対策ですが、これについては実は常に意識する必要があります。

たとえば季節ですが、紫外線の量は3月から急上昇し、5月には8月とほとんど変わらないくらい危険な状態になってきます。紫外線は、室内にいてもガラス越しに家の中に入ってくるやっかいなものなのです。

また、時間帯にも注意が必要で、紫外線の量は午前中の方が空気が澄んでいるぶん、午後よりも多いと言われています。お天気が悪いからといって安心してもいけません。快晴の日の紫外線量が100とすれば、曇り空で60%、雨でも30%の紫外線が降り注いでいるのです。

そして驚くことに、冬も要注意。新雪の場合は紫外線の照り返しが80%あるというデーターもあるのです。つまり、夏であろうと冬であろうと、晴れていようと雨が降ろうと、外出時はもちろん家の中でも、お肌を守るための紫外線対策は必要と言えるでしょう。

日焼け止めは朝からしっかりと塗る、汗をかいたら塗りなおす、外出時は日傘や帽子を忘れないなど紫外線対策を十分とってまいりましょう。

3-2.良質な睡眠を取る

顔のたるみの予防に十分な睡眠をとっている女性の画像

以前は「お肌のゴールデンタイム」ということで、22時には寝た方が、お肌のためには良いと言われてきました。

寝ている間に成長ホルモンが多く分泌され、お肌が再生されるということなのです。ホルモンの分泌が盛んになるのが22時~2時の間とか。でも仕事や家庭と忙しい現代、なかなか22時に就寝することは難しいですよね。

最近言われ始めているのが、成長ホルモンが分泌されるのは、入眠してからの3時間という説。いつ就寝するかに気を遣う必要はないようです。確かにこれなら、無理に22時までにベッドに入らなくても大丈夫ということになります。

代わりに必要なのは、質の良い眠りです。良い入眠のためには、寝る3時間前には食事を終わらせて胃を休めます。入浴もぬるめのお湯にゆっくりと浸かって就寝の1時間前には出る・・・そんな工夫も必要かも知れません。

4.たるみを防ぎたい時におすすめの食べ物

次に食事面で顔のたるみを予防します。たるみ予防に効果的な栄養素を含む食材とは何でしょうか?

4-1.和食材の代表、大豆製品

顔のたるみ解消に大豆食品がおすすめの画像

豆腐や納豆、きな粉といった大豆製品は、昔から和食に使われていました。大豆は、体に優しい身近な食材と言えます。この大豆には「大豆イソフラボン」が入っていますが、これは女性ホルモンの一つであるエストロゲンと似た働きをしてくれるのです。

その効果は多岐にわたりますが、特にお肌においては、コラーゲンを増やし肌のハリやツヤを美しく保ってくれます。お肌の為には、毎日食べたい食品と言えるでしょう。

4-2.若さに必須のアミノ酸

サプリメントでも人気のあるのがアミノ酸で、コラーゲンを作る基になるとも言われています。黒酢などに入っていることは有名ですが、必須アミノ酸や非必須アミノ酸など種類も多く効用も多岐にわたっているため、このようなアミノ酸がすべてお肌に有効という訳ではありません。

お肌に有効なアミノ酸は、非必須アミノ酸のアスパラギン酸と言われています。これは人の体内でも作られるアミノ酸ですが、加齢とともに、その量は減少してしまうと言われています。

ピーナツの画像

食材としては、ピーナッツや枝豆やそら豆、豆緑のもやしやレンコンといった野菜の他、牛肉や鶏肉にも豊富に含まれています。上手に摂ってまいりましょう。

5.顔のたるみを目立たなくするメイク術

メイク用品の画像

顔のたるみを解消するするために、2章でご紹介したメソッドをぜひ実践ください。少しずつ顔のたるみが解消されて顔が若返っていく実感を得られるはずです。

この章ではお出かけ時に顔のたるみを目立たなくするメイク法をお伝えします。

5-1.たるんだあご(二重あご)が気になる場合

二重あごは、たるみの象徴とも言えます。まずは陰影を作って、立体的なメイクにしましょう。用意するのはいつものファンデーションの他に、少しダーク系のファンデーションと大き目のメイクブラシです。

普通にファンデーションを塗った後、メイクブラシで頬やあごの下にダークファンデーションで影を入れます。色の差が出ないように境い目をぼかしましょう。

ベースメイクのあと、肌より一段暗めのカラーパウダーで、頬骨の下からフェイスラインに沿って影を入れます。このテクニックは顔のたるみを目立たなくし、さらに小顔に見せる効果があります。

ほうれい線を消すメイク法の画像 ほうれい線を消すメイク法の画像

5-2.立体的なメイクも効果的

おでこや鼻筋など、もともと高い場所をより高く見せることで、顔を立体的に作り、たるみを目立たなくさせます。必要なのは、いつものファンデーションと明るいハイライトです。ハイライトの色は、通常のファンデーションよりもワントーン明るいものか、やわらかなゴールド系を選ぶと無難です。

ファンデーションを塗った後に、おでこや鼻筋といったTゾーンにハイライトを付けます。目の下の影が気になる場合は、そちらにもハイライトを入れると若々しいメイクとなります。

ハイライターの画像
Tゾーンにハイライトをプラス。目の下にも入れると顔の上部に目線が行き顔のたるみが目立たない

顔に陰影を付けてあげることでメリハリが付き、フェイスラインをキュッと引き締めてくれます。小顔になった自分をメイクで再現する事によって、たるみが解消のケアを続けられそうですね。

どちらの場合も、不自然にならないように少しずつ様子を見ながらメイクするのがコツです。

5-3.メイク法を変えるのも必要

 

メイクをする女性の画像

年齢によって基礎化粧品を変える方は多いですが、メイク法は若い時のままという方は意外と多いです。お顔がたるんできたと感じたら、眉の引き方やチークの入れ方も変えてみましょう。

若い時から細いアーチ型の眉を描いていたなら・・・お顔がたるみ始めてきた時は注意しましょう。瞼が下がってくると、眉と瞼の間が広くなってしまいます。この時に眉が細いと、老けた印象になるのです。

お顔の表情が変わり始めたら、眉は少し太く、眉の角度も穏やかにしましょう。そうすることで、メリハリが付いて引き締まった顔に見えてきます。

チークは、顔のポイントを上に持っていってくれるので、たるみが目立たなくなります。若い時よりも少しチークを入れる場所を上げましょう。色は肌のトーンに合わせたコーラルベージュ系が、違和感なくおすすめです。

6.まとめ

顔のたるみがあると、必要以上に老けて見える場合があります。常日ごろから紫外線を避け、健康的な食生活をおくることで、ある程度は避けられるものもありますが、もしなってしまったら、早めに対処しましょう。

顔それぞれのパーツ(額、目もと、頬、口から顎)をしっかりと引き上げて、顔のたるみを解消してまいりましょう。

なお、「顔のたるみ」だけでなく、顔につながっている「首」のたるみも女性を老けさせます。2章のメソッドで顔のたるみ解消の実感ができたら、ぜひ『 首のたるみをとって美しいデコルテをつくる2つのコツ 』を参考にして顔から首トータル美を目指してください。

 

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●筆者(加藤ひとみ)の実体験ブログ 整形なしで若返るブログ

ABOUTこの記事をかいた人

ハリのある日々で美しく|たるみ改善メソッド「顔ダンス」考案者|日本セルフリフティング協会代表理事|著書▶︎「たるみが消える!顔ダンス」「顔ダンスで即たるみが上がる!若返る!」|メディア紹介▶︎「an・an」「セブンティーン」他|YouTube:チャンネル登録31万人|Instagram:フォロワー3.4万人|Threads:フォロワー7000人|【無料】たるみ改善プログラムはこちら|お仕事の依頼はお問い合わせフォームまで