手術より自然!目の下のたるみのヒアルロン酸注射|効果とデメリット

↑「目の下のたるみ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)

目の下のたるみをヒアルロン酸注射で改善したい、でも本当に目の下のたるみがよくなるのか?改善の程度はどれくらい?デメリットは?あとはお値段も気になりますね。

目の下のたるみに悩み、色んな改善法を調べたけど、やはり手術には今ひとつ踏み切れない。そんな方がヒアルロン酸注射を受けています。プチ整形ともいえる「ヒアルロン酸」の注射で、簡単に目の下のたるみが改善できるのなら、切る必要はありませんね。

しかし、ヒアルロン酸注入にもメリットとデメリットがあります。ヒアルロン酸注射を受けよう!と思って、たまたま広告で見たクリニックに駆け込む・・・ということだけはしないようにしましょう。

この記事にはヒアルロン酸注射で目の下のたるみを改善する方法について、詳しく書いています。具体的には、ヒアルロン酸注射のメリットとデメリット、また過去の私自身の体験談も書いています。

記事を読んで頂くと、ヒアルロン酸について正しい知識を持て、ヒアルロン酸注射で出来ることと出来ないことがちゃんと分かるようになって覚悟を持って挑めます。またやって後悔をしてしまった!ということも無くなります。

私も、目の下のたるみに悩んだ30代後半に、目の下のたるみのヒアルロン酸注入を受けた経験があります。目の下のたるみの程度にもよりますが、軽度の場合は、かなり改善できます。ぜひ参考にしてください。

↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)

目次

1.ヒアルロン酸注射は目の下のたるみを今すぐ目立たなくしたい人におすすめ

ヒアルロン酸注入画像

ヒアルロン酸注射は、目の下のたるみに即効性があります。目の下のたるみを今すぐ改善したい!という人におすすめの施術です。

ヒアルロン酸は、元々人間の皮膚や関節などに含まれている成分です。美容クリニックでは、ヒアルロン酸をシワやたるみの改善に用います。

なお、目の下のたるみを解消するためにやるべき3つのセルフケアとしてまとめた『  目の下のたるみを自分で改善する3つの簡単セルフケア 』も参考にしてください。

ヒアルロン酸注射をしてみたいけど、いまいち勇気が出なくて。。。という方は、まずは、セルフトレーニングをしてみてくださいね。
【関連記事】
→ 目の下のたるみを自分で改善する3つの簡単セルフケア

1-1.ヒアルロン酸注射用のヒアルロン酸は少しずつ吸収されるよう加工されている

ヒアルロン酸注入で使用するヒアルロン酸製剤は、すぐに吸収されないよう、架橋という加工を加え、少しずつ徐々に吸収されるように調整されています。アレルギーが生じる事もほとんどなく安全性の高い成分です。

1-2.目の下のたるみの影に注入する

目の下のたるみのもっとも大きな原因は、眼窩脂肪(がんかしぼう)という眼球を保護している脂肪が出てきたこと。その影を狙って丁寧に注入すると綺麗に仕上がります。

下記は、目の下のたるみの原因を解説した画像です。眼球の重さで、眼球を保護している脂肪が圧迫されて、目の下の飛び出てきています。

目の下のたるみの解説画像
目の下のたるみの原因 解説図

他にも、皮膚の真皮層のコラーゲンやエラスチン不足で皮膚の弾力が減り、皮膚が支え切れなくなったことも原因となっています。加齢で眼窩脂肪が前方に飛び出てくる頃は、同様に皮膚の弾力も減ってくるので、この2つの原因が複合している場合が多いです。

どちらの原因でも、目の下のたるみが目立つのは、ふくらみの真下が影になっているからですね。

目の下のたるみの画像

ヒアルロン酸をその影の部分に注入すれば、ふくらみと影との段差がなくなり、目の下のたるみを目立たなくなります。

2.ヒアルロン酸注射は、目の下のたるみの程度により仕上がりが変わる

すぐに目の下のたるみが目立たなくなる!と人気のヒアルロン酸注入ですが、実は目の下のたるみの程度により、仕上がりの満足度が変わります。

2-1.目の下のたるみが軽い場合は、ほぼ分からなくなる

もっともヒアルロン酸注入が合っているのは、比較的若い人の目の下のたるみです。

軽度の目の下のたるみの画像
軽度の目の下のたるみの例(ヒアルロン酸でほぼ改善できる)

上の画像くらい目の下のたるみの程度が軽度の場合でしたら、粒子の細かい柔らかめのヒアルロン酸を上手く注入することで、ほぼ分からなくなるレベルでしょう。

2-2.目の下のたるみが中程度の場合は、まずまず改善される

目の下のたるみが中程度の場合は、軽度の人より多め目の量のヒアルロン酸を注入する必要が出てきます。また、すでに眼窩脂肪が出てきているので、注入する位置に気を付ける必要があります。


中程度の目の下のたるみの例(ヒアルロン酸でほぼ改善できるが満足度は変わる)

入れる場所は、目の下のふくらみの影になっている部分です。ただし、ヒアルロン酸注入は、 原因となっている眼窩脂肪はそのままなので、完全に目の下の影を無くそうと沢山の量を注入してしまうと、目の下全体が大きくふくらみ、不自然な仕上がりになる場合があります。

ただし、頬骨がもともと高い人は、目の下がふくらんでもそれほど目立たないため、おおむね満足できる仕上がりになると思います。

2-3.目の下のたるみの重度の場合は、ヒアルロン酸単体では綺麗に仕上がらない

ヒアルロン酸注射では改善が難しいのは、目の下のたるみが重度の場合。

重度の目の下のたるみの画像
ヒアルロン酸注射では改善が難しい目の下のたるみの例

この画像の例は男性ですが、実際は60代までの女性でここまで目の下のたるみがひどい人はまれです。この状態は眼窩脂肪のでっぱりが強いため、 出てしまった眼窩脂肪そのものを取り除く外科的手術を受ける方が綺麗に仕上がります。

ただし、切る手術には抵抗がある人、少しマシになるだけでいい、という人は、ヒアルロン酸の注入で、見た目は以前よりは改善されるでしょう。どの程度で満足し、これでよしとするかは、その人その人の考え方によります。

3.ヒアルロン酸注射の手順

それでは、実際のヒアルロン酸注入の手順を見てまいりましょう。

ヒアルロン酸注入の画像

3-1.カウンセリング

洗顔後、医師によるカウンセリングを行います。目の下のたるみに程度や皮膚の状態を見てヒアルロン酸の種類や注入量を決定します。

考えられるリスクや副作用、術後のケアについての説明があります。不安なことがあればすべて質問して、納得したうえで施術を受けるか決めましょう。

3-2.写真撮影

施術前に写真撮影をすることがあります。基本的に施術経過を確認できるようにすることですが、同意がないのにクリニックのHPへ公開されることはありません。

3-3.マーキング

ヒアルロン酸を注入する部位にペンでマーキングをします。

3-4.麻酔

注入部位に麻酔クリームの塗布や麻酔シートの貼り付け、あるいは麻酔注射をします。注射針で刺す直前に、針を刺す部位を冷却することもあります。ヒアルロン酸に麻酔入りのものも出ています。

3-5.ヒアルロン酸の注入

ペンでマーキングした場所にヒアルロン酸を注入していきます。注入時間は約10分程度です。

3-6.注入後のケア

施術後は針穴がふさがるまで4時間程度シャワーやお風呂を控えます。数日間はしっかりとUVケアをして、日光に当たることを避けましょう。

内出血が出た場合は、コンシーラーで隠します。内出血は1週間程度で徐々に消えていきます。

4.ヒアルロン酸注射のデメリット

ヒアルロン酸注入にもリスクはあります。もともと体内に存在する成分で安全性が高いのですが、やはりどんな施術にもリスクやデメリットはあるものです。下記に考えられるデメリットを挙げてみます。

ヒアルロン酸注射のデメリットのイメージ画像

4-1.注入量が多いと腫れる可能性がある

一度の多くのヒアルロン酸を注入した場合、ひどく腫れることがあります。ヒアルロン酸には周囲の水分を集めて膨張する性質があるからです。

腕の良い医師はヒアルロン酸の特性を考えて注入量を調節しますが、ヒアルロン酸注入に不慣れな医師は、その時の見た目で影が無くなるまで入れてしまう傾向があります。

もし、腫れが出た場合はしばらく冷やします。2日程度で回復しますが、ズキズキと痛みが出て腫れがひどくなる場合は受診しましょう。

4-2.良い状態を維持するには繰り返しの注入が必要

ヒアルロン酸はいずれは体内に吸収されて無くなります。よって効果を持続させるには繰り返しの注入が必要となります。1回数万円の料金が定期的にかかることになり、トータルのコストが高額となります。

4-3.注入したヒアルロン酸が長く残ることがある

ヒアルロン酸はもともと体内に存在する物質なので、そのほとんどは吸収されますが、 繰り返し同じ部位に注入していると、一部は吸収せずに残ることがあります。

5年以上皮膚内に存在することもあり、その際、かえってたるみのように見えたりすることがあります。

4-4.内出血後した場合、色素沈着がしばらく残ることがある

目の下は皮膚が薄く毛細血管が多いため、内出血後が起こると色素沈着が長く続くことがあります。内出血は施術後の圧迫やアイシングをすればかなり防ぐことができます。圧迫やアイシングは医師の考えてする場合としない場合があります。

また、万一内出血した場合のために、大切な日の1週間前には注入を終えておきましょう。

5.ヒアルロン酸注射のお値段は、部位と注入量で決まる

料金のイメージ画像

さて、ヒアルロン酸の手順やデメリットが分かったところで、気になるのはお値段ですね。

費用はクリニックにより異なります。一部位いくらと決まっていたり、注入量で料金を決めているクリニックもあります。

目の下のたるみに注入した場合の料金を複数のクリニックで調べてみました。

・Aクリニック・・・ 21,000円
・Bクリニック・・・120,000円
・Cクリニック・・・60,000円
・Dクリニック・・・63,000円
・Eクリニック・・・90,000円

このようにクリニックによりかなりの違いがあります。一本いくらで何本使ったからいくら、と設定しているところもあります。目の下のたるみのみの場合、相場は両目で7~8万円程度くらいです。

また相場よりあまりにも安すぎる場合は、ヒアルロン酸の質が心配です。技術料も含めた金額ですので、2~4万円など、相場よりあまりにも安いクリニックは避けた方が無難です。

6.目の下のたるみ対応のヒアルロン酸

ヒアルロン酸の種類のイメージ画像

ヒアルロン酸にはたくさんの種類があります。近年ヒアルロン酸自体の持ちや仕上がりが向上し、注入時の痛みを軽減するため、麻酔入りのものも登場しています。クリニックでは扱っているヒアルロン酸に限りがあり、沢山の種類を取り揃えているところはあまりありません。

また医師の判断で適したヒアルロン酸を決めますので、私たちが、ヒアルロン酸の種類を指定することは普通は出来ません。しかしある程度の知識を持っていると安心ですね。

こちらでは日本でよく使われている有名なヒアルロン酸注入製剤の「ジュビダーム」と「レスチレン」について詳しくお伝えします。

6-1.ジュビダームはなめらかな仕上がりのヒアルロン酸

ジュビダームの画像

アラガン社製のジュビダームは、一般的なヒアルロン酸のような粒子状ではなく、流動性のすぐれた単相ゲルのため、仕上がりが凸凹しないのが特徴です。

米国FDA(アメリカ食物薬剤管理局)によりシワ治療に対する使用が認められています。また、2001年にCEマーク(欧州安全規格)の承認も得ています。

粒子のない滑らかな単相ゲルで、粒子状のヒアルロン酸に比べ、高い粘性、流動性をもちあわせており、肌の自然なふくらみを長期間持続させます。製剤中に含まれるヒアルロン酸濃度も、24mg/mlと、もっとも高濃度です。

ジュビダームには麻酔入りの製品もあり、注入時の痛みが少ないのが特徴です。 効果持続期間の目安は6~12か月ほどと言われています。

ジュビダームシリーズは、ジュビダームビスタ ウルトラ、ジュビダームビスタ ウルトラ プラスがあり、それぞれに麻酔成分リドカインを配合した、「ジュビダームビスタ ウルトラ(XC)」、「ジュビダームビスタ ウルトラ プラス(XC)」があり、現在トータル4種類が日本で使われています。

このうち、目の下のたるみに向くのは、「ジュビダームビスタ ウルトラ」、もしくは、「ジュビダームビスタ ウルトラ(XC)」で、痛みに弱い方は、XCがよいでしょう。ジュビダームビスタウルトラプラスは固めの仕上がりなので、目の下には向きません。

ジュビダーム1ccあたりの料金の相場は5~10万円ほど。アラガン社はボトックス製剤でも有名ですね。

6-2.レスチレン~アレルギー発生率がきわめて低く国内シェアナンバー1のヒアルロン酸

レスチレンの画像

レスチレンは日本には比較的早く導入されたことと、アレルギーテストが不要なため、現在国内でのシェアが最も多いヒアルロン酸注入剤です。

米国FDA(食品医薬品局) の認可を取得。粒子タイプのゲルで、ヒアルロン酸濃度は20mg/mlです。独自の安定化処理を施しているため、アレルギー発生率は0,05%以下で、アレルギーテストが不要なのも魅力の一つ。

また種類が豊富で色んなシワに対応できるのも、多くのクリニックで採用されている要因となっています。

正式な名称は「レスチレンパーレーン」といいます。 パーレーンの効果の持続期間は約1年です。ジュビダーム1ccあたりの料金の相場は5~10万円ほど。

レスチレンには複数の種類があり、粒子の大きさによって名称も分けられています。レスチレン、レスチレン・パーレーン、レスチレン・タッチ、レスチレン・サブキューなどがあり、後者ほど粒子が大きくなり、固く盛り上げる用途に使われます。

目の下のたるみには、より粒子の細かい、レスチレン、もしくはレスチレン・パーレーンあたりが向いていると思われます。「リドカイン」という麻酔成分が配合されたものも最近出ています。

7.ヒアルロン酸注射を受けるクリニックと医師選びは慎重に

医者の画像

ヒアルロン酸注射で目の下のたるみを改善する場合、美容クリニックと医師選びは慎重にしなければなりません。 たかが注射といえど、特に目の下は皮膚が薄いので、注入量を間違えると、膨らみすぎたり、ぼこぼこが目立つ可能性があります。

成功するかどうかは、すべて医師の技術力にかかってきます。良い医師の選び方は、「美容外科で目の下のたるみ取り|整形の気になる効果と料金・ダウンタイム」の記事を参考になさってください。

「ヒアルロン酸注射」も、最終的には、「医師の技術力」が重要です。
注入する量、注入する場所、注入するペース。。。
腫れたり、でこぼこになってしまっては元も子もありません。

8.ヒアルロン酸注射以外の目の下のたるみ改善法

ヒアルロン酸注射以外で目の下のたるみを改善する方法で主なものは、切る手術と、自分で自然に改善する方法、「目の周りの筋肉を鍛える」があります。

ヒアルロン酸注入をしたけれど、今一つ結果に満足しない場合、そのほかの選択肢としては、目の下のたるみの原因となっている「眼窩脂肪(がんかしぼう)」を取り除いてしまう方法か、目の下の筋肉を鍛えて、眼窩脂肪が飛び出さない強い壁をつくるしか方法はありません。

実際には美容クリニックでは、レーザーなどの照射系や、PRP皮膚再生療法など、多くのメニューがありますが、ヒアルロン酸で満足できない人には、まず、改善した実感は持てないと思います。

以下、美容外科の切る手術と、筋肉を鍛えることで目の下のたるみの改善をはかる方法についてお伝えします。

8-1.切る手術で目の下のたるみを取る

目の下のたるみ取り手術のイメージ画像

それでは、目の下のたるみ取りにはどんな手術があるのでしょうか?目の下のたるみ取りの手術は術法により、次の3つに分けられます。手術の簡単なものから並べてみます。

経結膜下脱脂法

経結膜下脱脂法は、下まぶたの裏側から脂肪を取り除く方法です。傷口が隠れますので切る手術の中では、人前に出られるまでの期間が短くなります。

ただし、目の下の皮膚と筋肉のたるみには触れませんので、皮膚と筋肉のたるみが強い場合は、あとでシワが出る場合があります。

下眼瞼除皺術(筋皮弁法)

下眼瞼除皺術は、別名「筋皮弁法」ともいい、下まつげの生え際のすぐ下を切開し、皮膚と筋肉を剥離、原因となっている脂肪を取り除く手術です。傷口が表に出ますので、ダウンタイムが長くなります。

ハムラ法(筋皮弁法の応用)

ハムラ法は、上記の「筋皮弁法」を応用した手術です。皮膚と筋肉を剥離したあと、脂肪と取り除くのは最小限におさえ、残った脂肪を平らにならします。筋皮弁法同様、傷口が表にでるので、ダウンタイムは長くなります。

これらの切る手術で目の下のたるみを改善する方法は、「 目の下のたるみ取り手術は失敗しない?手術の種類と費用とリスク 」の記事を参考にしてください。

8-2.目の周りの筋肉を鍛えて目の下のたるみを取る

さて、筆者である私が、目の下のたるみにもっとも効果があったのは、この目の下のたるみが出ている真下の筋肉、眼輪筋を鍛えることです。目の下のたるみが出来る位置には、眼輪筋の土台があるということ!この筋肉を利用しない手はありません。

先ほど、目の下のたるみの原因を図解で説明しましたね。

目の下のたるみの解説画像

上の図の赤い部分が目の下の筋肉、眼輪筋となります。この図では、眼輪筋が緩んでしまっているのがよく分かります。眼輪筋を強く引き締めておけば、眼窩脂肪のせり出しに負けることはありませんね。

目の下がたるむということは、眼輪筋が弱ってゆるみ始めている証拠です。このことから、ゆるんだ眼輪筋を鍛えて引き上げれば、目の下のたるみが改善されていくのです。

費用がかかり、デメリットもあるヒアルロン酸を考える前に、もともと誰でも生まれながらに持っている筋肉を鍛える方法をぜひ試してみてください。

実際に、表情筋を鍛えて目の下のたるみが改善した方の画像を、『 目の下のたるみを劇的に解消!最強トレーニング徹底解説 』でご紹介していますので参考にしてください。

目の下の筋肉をトレーニングする方法

それでは、いよいよ、目の下の筋肉、眼輪筋を鍛えるトレーニング法を解説します。

①まずは、舌を軽く出し、上下の歯で舌を軽く噛みます。

※舌を軽く噛む理由は、顔の下半分の力を抜いて、目の下に集中させるためです。

②次に、下のまぶただけで目を閉じるように下まぶたに力を入れてください。

うまく、下まぶたが上がったら、目の力を抜きます。そして、上げたり下したりを繰り返します。
1秒に1回、上げ下ろしのペースで。30回頑張りましょう。

※リズムカルに下まぶたを上げたり下ろしたりを繰り返す。

下まぶたのトレーニング画像

●回数・・・1秒に1回上げ下ろし。1日30回 

目の下のトレーニングのコツ

頬の力を使わず、できるだけ下まつ毛が生えているすぐ下あたりを引き上げるようにしましょう。

下まぶたを上げる時、上まぶたは出来るだけ下がらないように。目の下の上げ幅は大きくなくて構いません。まずは1ミリ程度引き上げることを目標にしましょう。

 下まぶた上げがうまくできない場合

下まぶたを引き上げるという動きは、普段はあまりしないため、最初は難しく感じるかもしれません。もしうまくできない場合は、次の方法をお試しください

 軽く上を向く→ 眩しいものを見るように目を細める→ 目を開く →くりかえす

まぶしい目をすると、少し下まぶたが動くのが分かると思います。これを繰り返していると、下まぶたを引き上げるコツが分かってきます。

9.私が体験したヒアルロン酸注入の感想

冒頭の書き出しでもお伝えしましたが、私が老け顔に悩み始めたのは30代後半、特に一番気になったのは、目の下のたるみでした。

ある美容クリニックで相談すると、ヒアルロン酸注入をすすめられましたが、ヒアルロン酸を入れる位置が悪かったのか、もしくは注入量を間違えたのか分かりませんが、目の下のたるみの下にまた別のふくらみができる、という、まさに目の下に二つのふくらみが出来てしまい、2段になって、泣きたい気持ちになりました。

その当時は、ヒアルロン酸分解注射があることも知らず、また、そのようになったことを言いに行く勇気もなく、泣きにいり状態で、ヒアルロン酸が自然に吸収されるまで約半年間我慢しました。

その後、目の下のたるみを表情筋トレーニングだけで改善しました。

その方法は、7章でもお伝えしていますが、もっとしっかりと詳しく知りたい方は、「 目の下のたるみは表情筋トレーニングで解消できる!2つの筋トレ法 」をご覧ください。

7章の目の下のトレーニングだけでもかなり効果がありますが、さらにほほや額を鍛えると、もっと早く効果が出てきます。ぜひチャレンジしてみてください。

10.ヒアルロン酸注射のまとめ

ヒアルロン酸注射は目の下のたるみにある一定の効果があります。どうしても気になって仕方ない場合は、一つの選択肢といえます。ただし、目の下は特に目立つ部位ですので、必ず信頼できる医師に任せることが大前提となります。

また、少し改善までに時間がかかりますが、目の下の筋肉を鍛えることは大変有効です。目の下のたるみに悩みヒアルロン酸注射を考えている方に、この記事が参考になれば幸いです。

「ヒアルロン酸注射」は、速効で効果が出るのがうれしいポイント!
だけど、実際に私は失敗体験をしています。失敗すると、本当に泣きたくなります。
とにかく、医師選びは慎重に!
安全性が第1だ!という方は、ぜひ、セルフトレーニングで改善してくださいね。

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↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)

 

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●筆者(加藤ひとみ)の実体験ブログ 整形なしで若返るブログ

ABOUTこの記事をかいた人

1962年10月5日生まれ たるみ改善コンサルタント
一般社団法人日本セルフリフティング協会 代表理事
ニックネームは「おきゃんママ」。 自身が老け顔に悩んだ経験をもとに考案した「たるみ改善!顔ダンス」は、「コワいほど顔が上がる!」と評判を呼ぶ。
著書に『たるみが消える!顔ダンス』、『【DVD付】顔ダンスで即たるみが上がる! 若返る!』(世界文化社)がある。メディア出演多数。