目の下のたるみ・くまを消すコンシーラーの塗り方!選ぶポイントもあわせて解説

目の下のたるみ・くまを消すコンシーラーの塗り方!選ぶポイントもあわせて解説
  • 目の下のたるみやくまを消す、コンシーラーの塗り方を知りたい
  • 自分にあったコンシーラーってあるのかな

目の下にたるみやくまがあると、疲れたように見えますし、暗い印象を与えてしまいますよね。
「メイクで隠そう」と頑張っても、以下の経験を1度はされているでしょう。

  • なかなか隠せない
  • 逆に、たるみやくまが目立ってしまった

結論から言いますと、たるみやくまを消す塗り方は以下の3つが基本です。

  • 厚塗りしない
  • トントンと叩くようにして乗せる
  • コンシーラーをきれいにぼかす

また、目のくまには「黒くま(たるみ)」「青くま」「茶くま」の3つのタイプがあります。
そして、以下のようにどのタイプのくまかによって、コンシーラーの種類、選び方が異なります。

種類コンシーラーの色コンシーラーの種類
黒くま
(たるみ)
・肌より2トーン
 明るい色
・リキッドタイプ
・ペンタイプ
青くま・オレンジ系
・ベージュ系
・クリームタイプ
・スティックタイプ
茶くま・イエロー系
・肌より少し濃い
 オークル系

・明るめベージュ系
・クリームタイプ
・スティックタイプ

この記事で詳しく解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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目の下のたるみやくまを消すコンシーラーの基本的な塗り方

目の下のたるみやくまを消すコンシーラーの基本的な塗り方

目の下のたるみやくまを消すコンシーラーの塗り方について、先に基本的なポイントをお伝えします。
以下の3つに当てはまらないかどうか、普段のメイクを見直しましょう。

  • 厚塗りしない
  • トントンと叩くようにして乗せる
  • コンシーラーをきれいにぼかす

ポイント①:厚塗りしない

目の下のたるみやくまを隠そうと思えば、コンシーラーを厚塗りしがちですよね。

ですが、コンシーラーを厚塗りすることで「不自然な仕上がり」になります。
不自然な仕上がりになると、あなたの顔を見た人は目の下に注目し、かえってマイナスのイメージを与えかねません。

加えて、厚塗りしすぎるとメイクが崩れやすくなるもの。
たるみやくまを隠したつもりでも、時間の経過とともにだんだん「こんにちは」してきます。

たるみやくまを上手に隠すためには、「コンシーラーは薄く塗る」のがポイントです。
もし、一度で上手く消えない場合は、ごく少量のコンシーラーを重ねて塗りましょう。

ポイント②:トントンと叩くようにしてのせる

コンシーラーを塗るときに、指でコンシーラーを広げるように塗っているかもしれません。

ですが、「指の腹にコンシーラーを取り、目の下の部分をトントンと軽く叩くようにしてのせる」ほうがうまく塗れます。

指を使うと「コンシーラーがうまくのらない」「コンシーラーにムラができてしまう」という場合は、「綿棒や専用のブラシなどを使って軽く叩く」ときれいに仕上がるのでおすすめです。

ポイント③:コンシーラーをきれいにぼかす

目の下のたるみやくまの部分にコンシーラーをのせたら、コンシーラーをぼかして周りの肌との境目がなくしましょう。

このとき、「コンシーラーを塗った部分の中央はぼかさない」のがポイント。
コンシーラーと周りの肌の境目を中心に、ていねいにぼかしましょう。

その結果「くまをきれいに消しつつコンシーラーだけが浮いてしまう」という事態を避け、自然な仕上がりにすることが可能です。

タイプ別!目の下のたるみやくまを消すコンシーラーの塗り方

タイプ別!目の下のたるみやくまを消すコンシーラーの塗り方

目の下のたるみやくまを消すコンシーラーの塗り方について、以下の3タイプ別に紹介します。

  • たるみ(黒くま)
  • 青くま
  • 茶くま

「自分がどのタイプかわからない」という場合は、「タイプごとのくまの原因」についての記事を先にチェックしてくださいね。

タイプ①:たるみ(黒くま)

たるみが原因となる「黒くま」を消すコツは、光を目の下に集めること。
影の部分のみコンシーラーを入れるのではなく、目頭や目尻の「くま」がない部分にもコンシーラーを入れて明るくします。

このとき使うコンシーラーは、「肌より2トーン明るい色を選ぶ」のがおすすめ。
詳しいやり方をこれから紹介しますね。

①両目の目頭からナナメ下に向かってコンシーラーを塗る

下の画像の箇所に、コンシーラーを塗りましょう。

その後、指でベースのファンデーションとなじませます。
このとき、「広範囲に伸ばしすぎず、かつハッキリとトーンの明るさが目立たせる」のがポイントです。

両目の目頭からナナメ下に向かってコンシーラーを塗る

②目尻の3分の1にコンシーラーを入れる

①と同様に軽くなじませましょう。
目尻のくすみが取れ、目のアウトラインがハッキリと際立ちます。

目尻の3分の1にコンシーラーを塗る

③影になっている部分にコンシーラーを入れる

真正面から見て、「目の下の暗くなっている部分のみ」にコンシーラーを入れ、コンシーラーとベースの境目だけをほんの軽くぼかします。
このとき、「目の下のふくらみ部分にコンシーラーを広げない」よう気をつけましょう。

目の下のたるみのすぐ下の影になっている部分にコンシーラーを入れる

そんな、目の下のたるみのコンシーラーですが、以下の画像のように「たるみ全体にコンシーラーを塗る」のは控えましょう。
これだと、たるみによる黒くまが余計に目立ってしまうためです。

間違ったコンシーラーの入れ方

コンシーラーは目の下のたるみの真下の影の部分と、目頭、目尻のみに入れます。
こうすることで、目の下のたるみが目立たなくなりますよ!

一方で、目の下のたるみが原因場合は、コンシーラーを塗る前に「正しいベースメイク」も重要です。

詳しい手順は、「目の下のたるみを目立たなくするメイク術!おきゃんママがノウハウを伝授」の記事にて、画像を交えながら紹介しています。
ぜひチェックしてみてください。

タイプ②:青くま

目の下が青くみえる「青くま」の原因は、主に「血行不良」です。

そんな青くまを隠すには、青い色を自然な肌色に見せる効果がある「オレンジ系の赤みのあるコンシーラー」と「ベージュ系のコンシーラー」の2つを使うのがおすすめです。

①オレンジ系のコンシーラーを塗る

オレンジ系のコンシーラーを、上から指で軽く押さえて定着させます。
このとき、他の範囲にコンシーラーがはみ出さないよう注意しましょう。

①オレンジ系のコンシーラーを塗る

②ベージュ系のコンシーラーを塗る

肌より明るいベージュ系のコンシーラーを、クマの範囲から5ミリ程度外側まで広範囲に塗ります。
境界線を中心に、指で軽くなじませましょう。

②ベージュ系のコンシーラーを塗る

③仕上げ用パウダーを軽く乗せる

最後に、光沢のある仕上げ用パウダーを、目の下全体にブラシを使って軽くのせましょう。
パウダーは「ラメがあまり入っていないもの」を選ぶのがおすすめです。

③仕上げ用パウダーを軽く乗せる

完成!

下の画像で見比べましょう。
目の下の青くまが、ほぼ分からなくなりましたね。

青くま部分にコンシーラーを付ける前後の比較画像

タイプ③:茶くま

茶くまの原因は主に「色素沈着」。
紫外線に当たったり、生まれつきそばかすが多かったりする人に生じやすいです。

茶くまは以下の3種類のコンシーラーを使います。

  • イエロー系
  • 肌より少し濃いオークル系
  • 明るめのベージュ系

※オークルとベージュはファンデーションでも代用可

イエローは、レモンイエローではなく「ハッキリとした黄色」を使うのがポイント。

そんな茶くまですが、シミが密集して濃い部分と薄い部分があります。
濃さに合わせてつける量を調節し、ていねいに塗りつぶしましょう。

①イエロー系のコンシーラーをくまだけに塗る

まずはイエロー系から塗っていきます。
シミが濃い部分は
2度づけしましょう。

①イエロー系のコンシーラーをくまだけに塗る

②指で軽くたたいてなじませる

このとき、くまからコンシーラーが出ないように注意しましょう。

②指で軽くたたいてなじませる

③肌より濃いオークル系のコンシーラーをつける

イエロー系のコンシーラーと同様、くまの部分のみに塗ります。

③肌より濃いオークル系のコンシーラーをつける

④指で軽くたたいてなじませる

②と同じく、くまから出ないように気をつけましょう。

④指で軽くたたいてなじませる

⑤明るめのベージュ系のコンシーラーを塗る

くまから5ミリ程度はみ出し、全体に塗ります。

⑤明るめのベージュ系のコンシーラーを塗る

⑥きれいにぼかす

そばかす状の粒を塗りつぶすようにぼかしましょう。

⑥きれいにぼかす

完成!

下の画像のように、茶くまを自然に消すことができました。

茶くま部分にコンシーラーを付ける前後の比較画像

目の下のたるみ・くまを消すコンシーラーの選び方

目の下のたるみ・くまを消すコンシーラーの選び方

たるみ・くまに限らず、コンシーラーには以下のような種類があります。

  • スティックタイプ
  • ペンシルタイプ
  • クリームタイプ
  • リキッドタイプ

どの種類にするか迷う方向けに、この章にておすすめの選び方を紹介します。

たるみ(黒くま)の場合は「リキッドタイプ」がおすすめ

目の下のたるみによって生じる「黒くま」の場合は、皮膚自体にくまが付いているわけではありません。

そのため、「リキッドタイプのコンシーラー」が塗りやすくておすすめ。
また、最近では「ペンタイプで粘度の高い製品」もたくさん登場していますので、そちらを選んでもいいでしょう。

くま用のコンシーラーは「硬めテクスチャー」がおすすめ

一方で「青くま」「茶くま」には、以下の理由から「リキッドタイプのコンシーラー」をおすすめできません。

  • 時間が経つとコンシーラーがよれ、隠していたくまが出てくる
  • 少量ではくまをうまく隠せず、厚塗りになりやすい

そのため、「硬めのテクスチャーのコンシーラー」を選ぶのをおすすめしたいです。
具体的には「クリームタイプ」か「スティックタイプ」のいずれか。

この2つであれば、薄塗りでもしっかりとくまをカバーできますし、崩れにくいためメイクのもちも良いというメリットがあります。

また、万が一「メイクが崩れてくまが見えてきた」という場合でも、メイクの上からコンシーラーを薄く重ね塗りすればすぐにきれいな仕上がりに戻ります。

ですから、目の下のくまを隠す場合は、「クリームタイプ」か「スティックタイプ」のコンシーラーを選びましょう。

目の下のたるみ・くまを消すときにコンシーラーを使うタイミング

目の下のたるみ・くまを消すときにコンシーラーを使うタイミング

たるみ・くまを消すときにコンシーラーを使うタイミングですが、ファンデーションの種類によって異なります。
以下の2種類について、それぞれのタイミングを紹介します。

  • リキッドファンデーション
  • パウダーファンデーション

リキッドファンデーションのタイミング

リキッドファンデーションのときは、「ファンデーションを塗ったあと」にコンシーラーを使いましょう。
コンシーラーを塗り終えたあと、パウダーで仕上げてください。

※クリームファンデーションの場合も同じタイミングです

パウダーファンデーションのタイミング

パウダーファンデーションを使う場合は、「化粧下地を塗ったあと」にコンシーラーを使いましょう。
コンシーラーを塗り終わったら、パウダーファンデーションで仕上げます。

目の下のたるみやくまを消すうえで大切な「ポイントメイク」

目の下のたるみやくまを消すうえで大切な「ポイントメイク」

目の下のたるみやくまが気になると、「くまを消すこと」ばかりに気をとられがちです。

しかし、ポイントメイクで上手に視線をずらすことにより、たるみやくまを目立たなくすることもできます。
最後に、視線をずらすのに効果的な2つのポイントメイクについて、詳しく紹介します。

  • リップの色を変える
  • 目元を明るくする

メイク①:リップの色を変える

ベージュ系の落ち着いたリップを使っている人も多いですよね。

とはいえ、くま対策のためには「明るい色のリップ」を使うのがおすすめです。
リップの色が明るいと視線が口元に集まるため、顔全体でみるとくまが目立たなくなります。

メイク②:目元を明るくする

目元をはっきりさせ、明るくすることでくまが目立たなくなります。

  • アイラインをしっかりと引く
  • 明るい色のアイシャドウをひく
  • マスカラもしっかり塗る

その結果、明るい印象を持ってもらえ、目の下も気にならなくなるでしょう。

まとめ

まとめ

この記事では、目の下のたるみ・くまを消すコンシーラーの塗り方や製品の選び方について解説しました。

改めて、コンシーラーを塗るときの3つのポイントを振り返りましょう。

  • 厚塗りしない
  • トントンと叩くようにして乗せる
  • コンシーラーをきれいにぼかす

これらのポイントを押さえながら、あなたのくまの種類に合った塗り方を実践するだけで、くまを消して明るく観られるでしょう。

そして、塗り方に加えて「コンシーラーの種類」や「コンシーラーを使うタイミング」も重要です。
以下の表にまとめましたので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

 

種類コンシーラーの色コンシーラーの種類
黒くま
(たるみ)
肌より2トーン
明るい色
・リキッドタイプ
・ペンタイプ
青くま・オレンジ系
・ベージュ系
・クリームタイプ
・スティックタイプ
茶くま・イエロー系
・肌より少し濃いオークル系
・明るめのベージュ系
・クリームタイプ
・スティックタイプ

 

最後になりますが、メイクによる目の下のたるみ消しは、あくまで「応急処置」。
「目の下のたるみの原因はこれだった!スッキリ目元を目指す方へ」の記事で紹介した「目の周りの筋肉を鍛えるトレーニング」も取り入れ、たるみを内側から改善しましょう。

 

YouTubeでも公開しています

 

この記事が、少しでもヒントになれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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●筆者(加藤ひとみ)の実体験ブログ 整形なしで若返るブログ

ABOUTこの記事をかいた人

ハリのある日々で美しく|たるみ改善メソッド「顔ダンス」考案者|日本セルフリフティング協会代表理事|著書▶︎「たるみが消える!顔ダンス」「顔ダンスで即たるみが上がる!若返る!」|メディア紹介▶︎「an・an」「セブンティーン」他|YouTube:チャンネル登録31万人|Instagram:フォロワー3.4万人|Threads:フォロワー7000人|【無料】たるみ改善プログラムはこちら|お仕事の依頼はお問い合わせフォームまで