目の下のたるみ取り手術は失敗しない?手術の種類と費用とリスク

↑「目の下のたるみ」を簡単に改善する方法(YouTube動画でも解説しています)

目の下のたるみに悩み、もう手術しかない!と思っても、失敗したらどうしよう?傷は残る?人前に出られるまでの期間は?など心配で仕方がありませんね。

目の下のたるみは最初は軽くても、何もせず放っておくと、どんどん悪化してしまいます。

目の下のたるみ取りの手術は美容外科で行われますが、美容外科のHPを見ても、手術の悪いことより良いことを強調して書いてあることがほとんどなので、本当のところはよくわからないのが実情です。

結局、実際、受けてみなければ分からない、ということになります。かといって、実際受けて取返しのつかないことになったら大変です。お試しでちょっとやってみよう、というわけにはいきません。

私はたるみ改善コンサルタントとして、今まで多くの目の下のたるみに悩む方と接してきました。 その中には、実際に目の下のたるみ取りの手術を受けて、失敗した方もおられます。
半面、本当に綺麗になった方もおられるのが事実です。

ぜひ皆さんには、目の下のたるみ取りの手術の本当のことを知って頂き、絶対に失敗のないようにして頂きたいです。

この記事には、目の下のたるみ取りの手術の種類と費用とリスクなど、詳細に書きました。

私自身も30代後半のころ、目の下のたるみに悩み、手術を受ける寸前までいきました。実際にカウンセリングも受けました。
ですので、悩み~カウンセリング~手術の予約までの状況もよく分かります。

結局、手術は受けませんでしたが、目の下のたるみ取りで成功した人、失敗した人、たくさん見てきましたので、皆さんの参考になることも多いと思います。
手術を考え始めたら、ぜひ参考になさってください。

↑私が実践している美肌を維持する方法(YouTube動画で解説しています)

1.目の下のたるみの手術は「ハムラ法」がおすすめ

目の下のたるみに悩む女性の画像

目の下のたるみ取りの手術を検討しはじめたら、一番気になるのは、どのくらい目の下のたるみが改善できるのか?ということだと思います。

目の下のたるみの手術は、大きくわけて3つありますが、もっとも仕上がりが綺麗でおすすめなのは「ハムラ法」です。

また、手術はメスを使うので、傷跡は消えるのか?も気になるでしょう。

1-1.目の下の手術の傷跡は基本的にほとんど分からなくなる

目の下のたるみの手術は、その術式によって、結膜の裏側、もしくは目の下のまつげの生え際を切開します。

裏側なら隠れて表からは見えないし、下まつげの生え際は皮膚が薄く治りが早い場所なので、うまく行けばほとんど傷が消えて、美しい仕上がりになります。

それぞれの手術について解説してまいります。

なお、目の下のたるみを解消するためにやるべき3つのセルフケアとしてまとめた『  目の下のたるみを自分で改善する3つの簡単セルフケア 』も参考にしてください。

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2.目の下のたるみ取り手術の種類と費用とダウンタイムとデメリット

目の下のたるみの例の画像
目の下のたるみの例

それでは、目の下のたるみ取りにはどんな手術があるのでしょうか?

目の下のたるみ取りの手術は術法により、次の3つに分けられます。
手術の簡単なものから並べてみます。

●経結膜下脱脂法
下まぶたの裏側から脂肪を取り除く方法です。(傷口が隠れます) 

●下眼瞼除皺術(筋皮弁法)
皮膚と筋肉を剥離し、脂肪を取り除きます。(傷口が表にでます)

●ハムラ法(筋皮弁法の応用)
皮膚と筋肉を剥離し、脂肪を少し取り除くと同時に平らにならします。(傷口が表にでます)

この中でもっともお勧めなのは、3番目のハムラ法です。

理由は、人間の目の下の自然の形状に、もっともかなった方法だからです。詳しくは、次の「ハムラ法」の項目で詳しくご説明します。

この記事を読めば分かる目の下のたるみの手術で気になるポイント

この記事では、目の下のたるみ取りのそれぞれの術法について、一番気になる下記の点について詳しく解説しています。

①どのような手術なのか?

②どれくらい目の下のたるみが改善するのか?

③傷跡はどこにできて、最終的に消える傷なのか、残るとしたらどれくらい残るのか?

④失敗の可能性はないのか?失敗するとしたらどんなふうになってしまうのか?

⑤費用はいくらかかるのか?

⑥人に会えるまでの期間(ダウンタイム)はどれくらいか?

これだけ事前に知っておけば、正しい選択ができますね。

2-3.ハムラ法

ハムラ法は、目の下のまつ毛の生え際を切開し、皮膚と筋肉を剥離、原因となっている眼窩脂肪(がんかしぼう:眼球を保護している脂肪)を少し取り除くと同時に、平らにならします。傷口は表にでます。

3種類の手術の中で、効果、もち、仕上がりの美しさの点から、もっともすぐれた施術と言えます。

目の下のたるみの原因

目の下のたるみの原因の画像

加齢とともに、眼球が下がり、眼球を保護している脂肪が前方に押し出された結果、目の下のたるみ状のふくらみが目立つようになります。これが目の下のたるみの原因です。

①どのような手術なのか?

目の下に飛び出ているすべての脂肪を取り除くのではなく、一部を残して、たるみの下部分の凹んでみえる部分へ均等に脂肪をならすのが最大の特徴です。取りのぞく脂肪は最小限にとどめます。

次に述べる「下眼瞼除皺術(筋皮弁法)」の場合、眼窩脂肪の処置は飛び出ている部分を取り除くだけなので、いずれ上にたまっている脂肪が重力でずり下がり、再発する可能性があります。

また、「経結膜下脱脂法」の場合は、脂肪を取り除くだけで、皮膚と筋肉のゆるみはそのままなので、脂肪が減った分、あとで目の下にシワが出来る場合があります。

そこで、これらの施術のデメリットを無くすため、脂肪の切除は少量にとどめ、残した脂肪を凹んだ部分へ滑らかに伸ばして固定する「ハムラ法」が誕生しました。

ハムラ法は脂肪の先端を骨膜に固定するため、眼窩脂肪のずり下がりによる再発が少なく、仕上がりが美しいのが特徴です。

ハムラ法の手術の詳細
目の下のたるみの施術の説明図2 aaa3

目の下のたるみの施術の説明図3


②どれくらい目の下のたるみが改善するのか?

上図のように、ハムラ法は飛び出た脂肪の先端を下側へ移動して固定するので、目の下に凹みが出来ず、3種類の手術の中では、もっとも綺麗な仕上がりが期待できます。 目の下のたるみ状のふくらみが無くなり、見た目にも目の下がスッキリとします。

③傷跡はどこにできて、最終的に消える傷なのか、残るとしたらどれくらい残るのか?

下まつげの生え際のすぐ下を切開して処置後、縫合します。5日~7日目に抜糸します。傷跡は最初は赤く、次第に白い線のようになります。

傷跡が目立たなくなるまで、3カ月はかかります。特に年齢が高くなるほど、傷は治りにくく、また残りやすくなります。 髪の毛より細い透明な糸を使用して縫合します。

縫合の技術も上がっているので、傷跡は最終的にかなり目立たなくなりますが、切開をした皮膚上の傷は完全に無くなることはありません。

切開場所が下まつげの生え際ということで、アイラインやマスカラなどで誤魔化すことは可能です。 どのくらい傷跡が残るか?ですが、腕の良い医師が縫合した場合は、近くでかなりな至近距離でよくよく見なければ分からないレベルまでにはなります。

④失敗の可能性はないのか?失敗するとしたらどんなふうになってしまうのか?

未熟な医師に皮膚を多く切除された場合は、いわゆる「あかんべ」をした時のように、下まぶたの赤い結膜が見えてしまうようになります。

また、下まぶたの皮膚が足りず、目が完全に閉じなくなるため、ドライアイを引き起こすことがあります。

よって皮膚をどれくらい切開して取り除くか?は大変デリケートな判断が必要です。多く取り除きすぎると「あかんべ」に、また皮膚を残しすぎるとシワになる可能性があります。

⑤費用はいくらかかるのか?

48万円から50万のところが多いです。

⑥人に会えるまでの期間(ダウンタイム)はどれくらいか?

美容クリニックのHPでは、術後2週間くらいで大丈夫、みたいな記載をよくみかけますが、実際には2週間ではバレバレだと思います。

分かっても人は言いませんので、本当に手術したことを気づかれたくなければ、1か月は人に会うことを避けるべきです。

また、腫れは2週間程度で引きますが、内出血の回復に1か月はかかります。特に内出血した部分は最初は赤く、赤→紫→青→緑→茶→黄に変化し、次第に下に降りていきます。

目の下の処置では、ほほの中央くらいに内出血が広がりますので、1か月以内にどうしても出かけなければいけない場合は、マスクで隠すのがお勧めです。

ダウンタイムは年齢にもよりますが、3カ月間と考えてよいでしょう。

ハムラ法のその他の注意点

ハムラ法は他の目の下のたるみの術式に比べ、 比較的新しい方法なので、ハムラ法を習熟した医師が今のところ少ないのが現状です。

また他の方法にくらべ、脂肪の処置が複雑になるため、かなり難しい手術といえます。

ハムラ法が成功するかどうかは医師選びがとても大切なので、どの医師に依頼するかは、その医師が手がけたハムラ法の症例が多いかどうかを確認して、安心できる医師に任せましょう。

ハムラ法ではない簡単な目の裏側からの脱脂(経結膜下脱脂法)をすすめる医師は、ハムラ法の手術が出来ない可能性がありますので、やめた方が良いでしょう。

腕の良い医師選びの方法は、「 美容外科で目の下のたるみ取り|整形の気になる効果と料金・ダウンタイム 」の記事を参考にしてください。

2-2.下眼瞼除皺術(筋皮弁法)

下眼瞼除皺術は、皮膚と筋肉を剥離し、脂肪を取り除きます。上述のハムラ法とは違い、余分な脂肪は取り除くものの、均一にならすことはしません。

①どのような手術なのか?

下まつげの生え際を切開して、余った筋肉と皮膚を取り除くまではハムラ法と同じです。

下眼瞼除皺術(筋皮弁法)の手術の詳細
目の下のたるみの施術の説明図2 目の下のたるみ施術

ハムラ法との違いは、眼窩脂肪の処理の仕方です。余分な脂肪を取り除くだけになります。その後、あまった皮膚と筋肉は切除して縫合します。

②どれくらい目の下のたるみが改善するのか?

下眼瞼除皺術(筋皮弁法)は、出っ張っている余分な脂肪をすべて取り除きます。脂肪をとりすぎると、逆に目の下に凹みが出る場合があります。

しかし、眼窩脂肪は取り除けますので、何が何でも目の下のたるみのふくらみが嫌だ!という人には良いでしょう。

③傷跡はどこにできて、最終的に消える傷なのか、残るとしたらどれくらい残るのか?

傷跡の経過はハムラ法と同じです。

下まつげの生え際のすぐ下を切開して処置後、縫合します。5日~7日目に抜糸します。傷跡は最初は赤く、次第に白い線のようになります。

傷跡が目立たなくなるまで、3カ月はかかります。特に年齢が高くなるほど、傷は治りにくく、また残りやすくなります。

髪の毛より細い透明な糸を使用して縫合します。縫合の技術も上がっているので、傷跡は最終的にかなり目立たなくなりますが、切開をした皮膚上の傷は完全に無くなることはありません。

切開場所が下まつげの生え際ということで、アイラインやマスカラなどで誤魔化すことは可能です。

どのくらい傷跡が残るか?また、傷あとの程度ですが、腕の良い医師が縫合した場合は、近くでかなりな至近距離でよくよく見なければまったく分からないレベルまでにはなります。

④失敗の可能性はないのか?失敗するとしたらどんなふうになってしまうのか?

医師によっては、眼窩内の脂肪まで取ってしまうので、そうなると眼窩脂肪そのものが減って、下まぶただけでなく、上まぶたも凹んでしまうことがあります。

また、ハムラ法と同じで、未熟な医師に皮膚を多く切除された場合は、いわゆる「あかんべ」をした時のように、下まぶたの赤い結膜が見えてしまうようになります。

また、下まぶたの皮膚が足りず、目が完全に閉じなくなるため、ドライアイを引き起こすことがあります。 よって皮膚をどれくらい切開して取り除くか?は大変デリケートな判断が必要です。

多く取り除きすぎると「あかんべ」に、また皮膚を残しすぎるとシワになる可能性があります。 眼窩脂肪はまだ眼窩の中に存在しているので、再発することもあります。

⑤費用はいくらかかるのか?

38万円から40万円のところが多いようです。

⑥人に会えるまでの期間(ダウンタイム)はどれくらいか?

ダウンタイムもハムラ法と同じです。腫れは2週間程度で引きますが、内出血の回復に1か月はかかります。

特に内出血した部分は最初は赤く、赤→紫→青→緑→茶→黄に変化し、次第に下に降りていきます。

目の下の処置では、ほほの中央くらいに内出血が広がりますので、1か月以内にどうしても出かけなければいけない場合は、マスクで隠すのがお勧めです。

術後3か月後にはすでに腫れが引き、コンシーラーやアイシャドウ、アイラインでカバーできるでしょう。

下眼瞼除皺術のその他の注意点

下眼瞼除皺術のその他の注意点としては、やはり、取り除く脂肪を最小限にして、残した脂肪をならすハムラ法との違いで、時間経過とともに、目の下に凹みが生じやすい点です。

もともと、目の下のたるみ取りの手術は、こちらの「下眼瞼除皺術」と、次に述べる、下まぶたの裏側から脂肪だけを取り除く、「経結膜下脱脂法」が主流でした。

しかし、術後、時間経過とともに、目の下に凹みができる例が増えたため、凹みのデメリットが出る危険性を少なくした、「ハムラ法」が登場したわけです。

ただ、ハムラ法であれば、絶対に目の下が凹まないか?といえば、そうとも言い切れません。

目の下にメスを入れて何らかの操作を施すのですから、ほんの少しの加減で、色々気になる点があとあと出てくる可能性は、どんな手術にもあるといえるでしょう。

2-3.経結膜下脱脂法

経結膜下脱脂法は、上記の2つの手術とはまったく違い、下まぶたの裏側から脂肪を取り除く方法です。

①どのような手術なのか?

下まぶたの裏側(結膜)を小さく切開して、下まぶたのふくらみの原因となる脂肪を取り出します。下まぶたの裏側なので、傷は見えません。

結膜から脂肪を取る説明画像

下まぶたを裏返して、結膜を約1cm切開し、目の下のふくらみの原因の眼窩脂肪を取り出します。

デザインから切除まで約30~40分程度です。3種類の手術のうち、一番簡単なものとなります。

②どれくらい目の下のたるみが改善するのか?

目の下の脂肪を取り除くだけで、余分な皮膚や筋肉は取り除かないため、脂肪がなくなった部分の皮膚と筋肉は当然あまることになります。

脂肪のふくらみが無くなった分だけ空洞が出来て、シワっぽ見える可能性があります。

この手術が合うのは、年齢が比較的若くて目の下のたるみの症状が軽く、皮膚にもたるみが無い人に限られます。中程度以上のたるみの場合は、うまく仕上がりません。

③傷跡はどこにできて、最終的に消える傷なのか、残るとしたらどれくらい残るのか?

下まぶたの裏側の結膜部分を小さく切るだけなので、傷は表から全く見えません。ただ、内側は傷がついていますので、しばらくコンタクトレンズの装着は避けてください。

④失敗の可能性はないのか?失敗するとしたらどんなふうになってしまうのか?

脂肪の取りすぎで、目の下が凹む場合があります。またシワが高頻度で発生します。心配な方は、ハムラ法をおすすめします。

⑤費用はいくらかかるのか?

費用はクリニックにより異なりますが、大体25万円から30万円程度です。

⑥人に会えるまでの期間(ダウンタイム)はどれくらいか?

傷跡は表に表れないので、1週間程度の腫れが引いたころから人には会えるところまで回復します。ただし、内出血がひどく出た場合は、2週間ぐらいかかる場合もあります。

経結膜下脱脂法のその他の注意点

目の下のたるみ取りの手術の中では、比較的手軽な手術といえます。皮膚と筋肉を取りのぞかないぶん、腫れや内出血も、上述の2つの手術と比較して、段違いに軽くなります。

しかし、あまった皮膚と筋肉はそのままなので、シワが出来る可能性は高いです。

眼窩脂肪はまだ眼窩の中に存在しているので、一度脂肪を取り除いても、目の下のたるみが再発することがあります。

仕上がりがもっともきれいでオススメなのは「ハムラ法」だけど、「ハムラ法」を習熟した医師が少ないというのが現状です。失敗すると、常に「あかんべ顔」になったり、眼の下にシワが出来ちゃいます。
だけど、「下眼瞼除皺術」「経結膜下脱脂法」も、失敗した時は同様に。
最終的には、「医師選び」が最重要と言えます。

3.手術担当の医師選びですべて決まる

医者のイメージ画像

私たちは、大手の有名美容外科なら安心、大手だったらどの医師も高い技術を持っている、と思いがちです。しかし、大手であっても未熟な医師はたくさんいます。

3-1.頻繁に広告をしている大手やチェーン展開している美容外科が優れた美容外科とは限らない

高い広告料をかけて宣伝したり、全国にチェーン展開しているクリニックの医師は、みんな腕がよいかというとそんなことはありません。

研修が終わったばかりの医師もいます。形成外科専門医としての資格も技術を持ち合わせていなくても、医師の資格さえあれば美容クリニックで勤務することができます。

目の下のたるみ取りに成功するかどうか、その後良い状態を長く維持できるかどうか、傷跡を最小限で抑えられるかどうかは、すべて手術を担当する医師によります。

3-1.腕の確かな医師選びの方法

それでは、目の下のたるみ取りの手術を受けようと思ったとき、どの医師が腕が良く、どの医師が自分の症状にピッタリ合った手術をしてくれるのか、どうやって調べればよいのでしょうか?

これは実際、自分ではなかなか分かりません。ましてや、クリニックが出している情報では分からないことが沢山あります。

患者の年齢や体質ももちろんありますが、事前の検査やカウンセリングでしっかりと患者のことを把握できるかどうかも、医師の技量の一つとなります。

そこで、本当に技術の確かな医者選びの方法や手順を、「美容外科で目の下のたるみ取り|整形の気になる効果と料金・ダウンタイム 」に書きました。
ぜひ医者選びの参考になさってください。

4.手術前から手術当日までの大切な心得と準備しておくとよいこと

カレンダーの画像

こちらの章では、手術前から手術当日までの大切な心得と準備しておくとよいことを書きたいと思います。

3章を参考に、手術を任かせるクリニックや医師の候補が上がったとします。

それからカウンセリングという流れになります。その際は遠慮なく不安に思っていることはすべて聞きましょう。
大切なのは、不明点が解消しないままで手術を決めないことです。

4-1.カウンセリングで不明点をすべてクリアにしておく

家運セリグで医師に聞くことは、手術のメリットデメリット、費用、ダウンタイム、麻酔は何を使うか、また、術後に何かあった時にすぐに連絡できるかどうかや、再診時の費用などです。

その他、仕上がりのイメージなど症例写真があればすべて見せてもらいましょう。

4-2.手術の前日はしっかりと睡眠をとって体調を整えておく

手術が決まって手術当日までは、とにかく体調を整えておきます。特に手術当日は、十分睡眠をとった状態と寝不足の状態と、術後の腫れ具合がかなり変わります。

前日は緊張するでしょうが、早目に床に就き、しっかりと寝ておくことです。

4-3.手術後は安静をこころがけ、患部を出来るだけ冷やす

手術後はとにかく安静にすること。特に家族に内緒で受けた場合は、つい家事など無理をしてしまいがちですが、目の下のまつげ際を切るハムラ法や下眼瞼除皺術は傷口が大きいので、できればホテルに泊まるなど、絶対に無理をしない環境を整えておくことがベストです。

術後は、できるだけ横になり、アイスノンなどでガーゼの上から翌日まで患部を冷やすと、腫れが早く引きます。

4-4.手術の結果を受け入れる覚悟をもつ

また、もう1点大切なことは、手術をする以上、傷跡が残ることと(めだたなくなっても完全には元の皮膚にはもどらない)、どんな結果になっても受け入れられる覚悟を持つこと、です。

安易に手術を受けないことが重要です。そのためにもこの記事の内容をしっかりと参考になさって決めて頂ければと思います。

基本的に、迷っている場合は心の準備が十分出来ていない証拠です。その際は、まだ受ける時期ではないということです。

何度も言いますが、「美容整形」は、最後の砦!失敗したら取り返しがつきません。
迷いがあるうちは、まだ受ける時期ではないと言えます。迷いがあるのに、強引に契約させようとする医師には、くれぐれも、ご注意くださいませ。

5.手術以外の目の下のたるみ改善法

目の下のたるみに悩む女性の画像

これまで、目の下のたるみの手術について詳しくお伝えしてきましたが、ここまで読んで、やっぱり手術は怖いな・・・と迷っている方もいるかもしれません。

正直に申し上げると、迷っている段階では、まだ手術を受けない方が良いと思います。手術は絶対成功するとは限りませんし、皮膚というのは一度メスを入れた部分は完全に傷が消えることはありません。

手術の担当医が形成外科専門医で縫合が上手ければ、かなり目立たなくはなりますが、それでも完璧に消えた!とはならないのです。

傷跡のこともデメリットもすべてわかった、それでも今よりは全然マシ、受けたい!と思える段階になれば大丈夫だとは思いますが、やはり最終的には自己責任になるでしょう。

やっぱり怖い・・・勇気がない、という方は、美容クリニックでできるヒアルロン酸注入や、表情筋トレーニングをおすすめします。

切る手術以外の目の下のたるみ改善法について、次の項目で詳しくご説明しますね。

5-1.ヒアルロン酸の注入で、目の下のたるみ影を目立たなくする

美容クリニックで受けるもので、切る手術以外の目の下のたるみに有効な施術は「ヒアルロン酸注入」があります。

ヒアルロン酸注入の画像

目の下のたるみの真下の影に見える部分に、ヒアルロン酸を注入して膨らませます。

ヒアルロン酸を注入する場所の画像
影に見える部分にヒアルロン酸を注入して、たるみを目立たなくする

目の下のたるみの原因は眼窩脂肪ですので、ヒアルロン酸を目の下の注入したところで、完治にはなりません。ただし、一時的にも目の下のたるみ状のふくらみを目立たなくさせることはできます。

切る手術は怖いという人に向いています。

ただし、ヒアルロン酸はいずれは吸収されますので、良い状態を維持するためには繰り返しの注入が必要となります。平均で6か月、1年程度でほぼ吸収されて無くなります。
期間限定で目の下のたるみを改善したい方に合った施術といえます。

ヒアルロン酸注入の料金は、目の下のたるみの度合いにもよりますが、両目に注入して8万円程度のところが多いようです。

5-2.表情筋を鍛えて目の下のたるみを目立たなくする

表情筋トレーニング、というと、な~んだ筋トレかぁ、そんなので改善するわけはない、と思うかもしれませんね。

しかし、たるみ改善コンサルタントの私は、表情筋だけで目の下のたるみを改善する方法をお伝えし、多くの改善例をみてまいりました。
私自身も以前は目の下に悩んで改善した経験があります。

目の下のたるみ改善トレーニングの画像

ですので、表情筋をどうやって鍛えたら目の下のたるみは改善できるのか、きちとしたメソッドが確立しています。
しかも表情筋を鍛えることは、痛くもないし体に傷もつきません。むしろ、気持ちよいくらいです。お金もかかりません。

手術より、表情筋を鍛えて目の下のたるみを解消しよう!と思う方は、『 目の下のたるみを劇的に解消!最強トレーニング徹底解説 』の記事で詳しく説明していますので、参考になさってください。実際に改善した方の画像も載せています。

6.目の下のたるみ取り手術のまとめ

目の下のたるみ取りの手術について詳しくご説明してまいりました。

私が考えるに、手術を受けるのは、最後の手段だ、ということ。その他にできる方法を試したうえで、それでもだめなら・・・ということです。

悩みが深くて、生活の質が落ちている、でも手術では失敗もあるかもしれない、傷跡も当然だが残る、でも現在の生活の質、例えば、悩み過ぎて夜寝られなくなっている、人前に出られないくらい目の下のたるみが気になる、という場合は、両方を天秤にかけて、答えを出すのが一番だと思います。

この記事が目の下のたるみ取りの手術を考えている方の参考になれば嬉しいです。

なお、目の下のたるみが目立たなくなるメイク法を、『目の下のたるみを隠すメイク術|上級テクニックノウハウ』でご紹介しています。おでかけの際にぜひ参考になさってください。

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●筆者(加藤ひとみ)の実体験ブログ 整形なしで若返るブログ

ABOUTこの記事をかいた人

ハリのある日々で美しく|たるみ改善メソッド「顔ダンス」考案者|日本セルフリフティング協会代表理事|著書▶︎「たるみが消える!顔ダンス」「顔ダンスで即たるみが上がる!若返る!」|メディア紹介▶︎「an・an」「セブンティーン」他|YouTube:チャンネル登録31万人|Instagram:フォロワー3.4万人|Threads:フォロワー7000人|【無料】たるみ改善プログラムはこちら|お仕事の依頼はお問い合わせフォームまで